August 2012

August 28, 2012

日・中のデモに思う

日中双方でデモ行為が発生している。
我が方は「反原発」、中国側は「反日」が、そのスローガンである。
それについて思うこと、三題。
一つは、デモの主体性の違い、自発性(自然発生的)と他発性(官製管理的)である。
二つは、我が国のマスコミの評価・対応振りであり、日本のそれには否定的無視、中国のそれには肯定的過大的問題視である。「バイアスの掛った目で観るが故に真相を伝えられない日本のマスコミ」との思いを新にさせられのは、私だけではなかろう。

三つは、今回の「反原発再稼動」のデモは、60,年代の安保反対闘争以来のデモとも言われる程の規模である。が、今回のそれは特定のイデオロギーに主導されものとは異質の、現状に対する漠然とした不安・反感が根底にあるから、その持続性は計り知れぬ。
今、議論すべきことは、「原発の是非」ではなく、「将来のエネルギーのあるべき姿と脱原発への道程その具体策」であろう。
その意味で、「反原発デモ」側に、真のオピニオン・リーダーが求められている、と思う。


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ryosuke_hara at 15:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 21, 2012

「得」と「徳」

新聞投稿で見たこの著者の、「望ましくない現実でも、追随せざるをえぬという現実論への反論」に惹かれて、上田紀行著「生きる覚悟」を読了。
現在、「がんばろう」や「絆」というスローガンの洪水である。誰も「異議、反対」はない。ともすれば、それは「現状を天与のものとして追認」するばかりで、「現状を変革せねばならぬ。その為には何をなすべきか」までは、考えないようだ。問題は、「何の為に」「誰の為に」「具体的にどう」「頑張る・絆を結ぶ」のかである。それが不明確なまま、思考停止してしまっていることである。
現代は、同時代人の間では、「損得」の「得」のみを追求する社会となってしまっている。
しかし、未来・将来の人類とでは、現状をより良きものとして引き継ぐ、「徳」でこそ、繋がるべきであり、その為にこそ「がんばろう・絆」であるべきであろう。
「見えないものからの呼びかけを聞く」「見えないものからエネルギーを感ずる」。そして「その呼びかけ・エネルギーを他者に振り向ける」。ここに「絆」がある。
また、「過去からエネルギーを受け取り、未来へと返していく」。ここに人間として「生きる覚悟・がんばる意味がある」というのである


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ryosuke_hara at 14:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 16, 2012

墓参に思う

本年のお盆の墓参りは、15日と遅れてしまった。
その理由は、私自身が歯痛に悩まされたこと以上に、妻とのスケジュール調整が出来なかったからである(最近は、その優先権は先方にあるのが実状である。)
我が家のお墓は、高砂市の一隅にあるが、その墓地の風景は考えさせるものであった。
自治会の管理下にある新しい墓地と、少し離れた所にある昔の墓地の、それぞれのお墓の花供えが対比的であった。お墓の花供えによって、お盆の墓参の有無が推察し得るが、15日のこの日でも、旧来の墓地には花の無いお墓が目立ったのである。跡取り息子の無い我が家のお墓の将来の姿を見るようであった。
オリンピック開催中のロンドンで、歴代ナンバー・ワンのシネマとして小津安次郎の「東京物語」が選考され、その際「あの映画のラスト・シーンは、先祖の死者からの視線である」との評があった、ことを想起させられた。


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ryosuke_hara at 15:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 13, 2012

オリンピックを観終わって

我が国は史上最大数のメダルを獲得した。が、金メダル数に限っていえば、種目別て、男女ともに「柔道」で予想を下回り、「レスリング」では健闘した。
「柔道」、「レスリング」は、世界各地の「地域別格闘技」として同種であり、日本のお家芸は「柔道」であり、「レスリング」は外来であった筈だが、その結果は逆転したしたものであった。
「勝敗の結果は偶然であり、問うべきではない」と言われても、敢えて問うべきは、それぞれの「競技団体の指導部のあり方」ではないか?
「柔道とJUDO」は別種目との見解もあろうが、我が国伝統の「大相撲」の世界でも、そのトップである「横綱・大関」を外国勢に占められており、その一因は「相撲協会の指導部にあり」と考えられる、と同様に、「柔道団体の指導部」のあり方は、問うべきであろう。
「伝統・お家芸」といわれる世界に、安住していた結果ではないのか?


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ryosuke_hara at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 08, 2012

政局

「社会保障と税の一体改革」との美名のもと、政権与党の選挙公約とは真逆の、消費税増税法案の決着時が来るようだ。これだけの約束違反を、三党合意で決定する以上、国民に信を問うべく解散するのが、当然の筋であろうが、政府与党側はその時期をアヤフヤにしたまま、政権を手離したくない、解散は先送りしたいようだ。
「約束を実現できない」ことだけでも、責任を問われるべきことであるが、「約束と真逆のことをする」は、それ以上に責任を取るべきことであろう。
元来、「国民受けする約束」で、国民の支持を得て政権に就いたのである。
「絵に描いた餅」は食えないが、それは餅が悪い訳ではない。それを実現可能なもの、食える餅と判断したのは、国民の側である。国民はその自らの判断が、正しかったか否か、決定する権利を有する。これは民主主義の原則である。
今となっては、この度の三党合意が受け入れ可能か否かを判断してもらうべく、解散するのが筋であろう。


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ryosuke_hara at 15:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)