新年のご挨拶景気対策

January 05, 2009

歴史の転換期を担う人材

_SL160_[1]半藤一利著「幕末史」を読了。
「歴史探偵」を自称する著者の寺子屋風の講演録である。
「歴史は勝者の歴史」であるが、勝者側からの歴史観が端的に表れているのは、靖国神社に朝廷側(西軍)の戦死者は祭られているが、幕府側(東軍)のそれは祭られていないことである。
著者は「江戸っ子」と自認しているが、その歴史観を敗者側から見直そうとしている。
その「江戸っ子」の代表としての勝 海舟に親密感を抱き、彼を「勝つぁん」と呼び、彼の創設した「海軍伝習所」の役割を重視すべきであるとしている。その役割として
? そこで学ぶ各藩の青年達に、藩意識を超えた仲間意識を与えた。
? 軍艦の操縦には科学の基礎知識が必要であり、合理主義的な思考方法を学ばせた。
? 封建的な身分制度に関係なく、能力による人材登用への気運を生んだ。  である
これにより、朝廷側や幕府側の立場を超越して日本国としての一体感を抱いた青年達により、歴史の大転換がなされた。とするのである。

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ryosuke_hara at 09:24│Comments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

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