身を引く時・・・その3タイガーマスク

February 16, 2011

葉隠

青木照夫著「いま、なぜ武士道なのか」を読了。
近年、「品格」という言葉が流行語のようになっている。
現代人は「品格」という言葉が醸し出す昔風の静寂で気品のある雰囲気、立ち振る舞い、毅然とした姿勢、気高い名誉心などに憧れている証左であろう。

現代は、生き伸びるか死ぬか、の時代である。中流階級は少数の勝ち組の負け組とに分割され、その格差は時と共に拡大するばかりである。
そういう時代の指南書として「武士道といふは、死ぬ事と見つけたり」(葉隠)があるが、 これは、決して「死」を推奨しているのではない。むしろ、「死」を恐れず、「死」を覚悟して主君をはじめ他者に尽くせ、と諭しているのだ、と著者は言う。
その他者とは、社会や会社や同僚など様々だが、金のためという動機は論外である。(かねてより大相撲の世界では「人情相撲」は許容範囲であったが、今回の「八百長」は、カネのやり取りであった事が問題なのである)
今こそこの「葉隠」精神を掘り起こし、この倫理的乱世を生き抜く必要がある。とするのである。

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ryosuke_hara at 16:00│Comments(0)TrackBack(0) 雑感記〜日々私が思うこと〜 

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