ラグビーのトップリーグ開幕サラ金地獄

November 06, 2011

サラ金地獄

三泊四日の北海道東部の温泉巡りの旅行企画に参加した。
ゆったりした企画(夕刻四時にはホテル着)で、何より好天に恵まれ、知床の山、オホーツクの海、摩周湖の全容も目にすることが出来、女房慰労の目的は達せられたと思う。ただ一ヶ月に及ぶ入院生活で足腰の衰えを痛感させられた。
その間、読みかかっていた 宮部みゆき著の「火車」を読了した。過去二十年間で最も読まれたミステリー小説が近日テレビ放映されるとの宣伝で読み始めていたものである。
亡き親父から「欲しいものは自分の小遣いを貯めて買え」と教えられた身としては、「カード社会の犠牲者も自己破産すれば何のペナルティもない」という昨今の安易な状況に、嫌悪感を持っていたが、著者が言う「社会人となる前にカード教育をすべき」は正論である。
この著者の「女性の心理の描写の上手さ」は、山本周五郎に通じるものであり、一気に読ませるものであった。



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ryosuke_hara at 14:09│Comments(0)TrackBack(0)

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