語り継がれる総理大臣無頼化とは?

June 09, 2014

靖国参拝

平山周吉著「昭和天皇・よもの海の謎」を読了。
1941年九月,対米戦争開始が事実上決定された御前会議で、昭和天皇は「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたち騒ぐらむ」と読み上げた。天皇の意思は、対米戦争は回避、平和を交渉せよ」との意図は明確であり、出席者全員にも了解されたはずであった。にもかかわらず、日本軍は戦争へと直進してしまった。
天皇の抵抗で窮地にたたされた陸軍が、巻き返しの一環として、「平和希求を開戦容認」へと「よもの海の歌の読み替え」た。即ち、帝国日本の決定的瞬間に展開されて「歌の解釈」を巡る闘争を解き明かすのである。
あの戦争を悲惨な歴史として伝えるだけではなく、なぜ戦争を始めてしまったのか、なぜいつまでも終戦にすることができなかったのかを、検証する執念の如きものは、半藤一利や鳥居 民に共通するものであり、この著者もその執念を感じさせもものがあった。
著者名の「平山周吉」は、日本映画の代表作の主人公の名の借用であり、雑誌編集の経験者が、その経歴の中で温めていたテーマの成果であろう。
この著作で印象に残るもの。
「八月十五日は終戦記念日 この日は政治家が大挙して参拝、あの戦争が侵略戦争か自存自衛戦争であったかを問い、近隣諸国からその歴史認識を問われ,靖国参拝を非難される日である。靖国神社にとっては大切な日と言うより、迷惑な日であろう。。
この神社にとっては、春と秋の例大祭、この日が国の為に一命を捧げた人への尊崇の念を新たにする大切な日である。この例大祭の日にこそ参拝すべきであり、これなら近隣諸国から文句をつけられる筋合いはない」との見解である。


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ryosuke_hara at 16:08│Comments(0)TrackBack(0)

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