さてさて、前回登場のオールスターキャスト。
お伝えしたかったのは
「人は放っておくと、前かがみになるように出来ている」
ってことなんです。
下の図は、人の骨組みです。






















前から見ると分かりにくいですが、横から見たらどうでしょう。
背骨の位置、背中側にあるでしょ？
（て、「背」の「骨」って言うくらいですから）
だもんで、頭蓋骨と肋骨、肋骨と骨盤を間には背骨以外の骨組みがないんです。

１０階建てのビルで言うと、どうでしょう。
４方を囲む壁のうち５階部分と８階部分だけ
壁が１面しかないビルみたいなものではありませんか？

あごの下には支える骨組みがありません。
みぞおちの下にも支える骨組みがありません。
放っておくとどうですか？
背骨が背骨じゃなくて、身体の中心を通っていれば良かった（？）のですが
実際にはそうじゃないんです。








「人は放っておくと、前かがみになるように出来ている」んです。
（ダルマ落とし人形やだんご三兄弟だったら良かったんですが・・・）

























じゃ、なぜそうならないかと言うと

















この絵の三平や、三平の釣り竿のように「後ろへ後ろへ引っ張る筋肉」
が頑張ってくれているからなんですね。
そう「背筋」です。
代表的な筋肉を「脊柱起立筋」と言います。















脊柱（背骨）を起立させる筋肉。
まさに、そのまんまのネーミングです。










こちらは当院でお渡ししてる資料の一部です（自作なんですよ）













さてさて、初回にお見せしたこの写真。
脊柱起立筋があればこうなるのでしょうか？

いやいや、そうは問屋が卸しちゃくれません。
続きはwebで・・・じゃなく、続きはまた次回に


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