IMG_6144

今期一番大きかった120kgの猪です


その後12月までは100kg越の猪を数頭獲りましたが、


最近はあまり大きな猪が獲れません


なぜ1月になると捕獲率が下がるのか?


ここ2年ミッチリ犬で遊んだ末に出した結論をまとめてみようと思います








① 獲物の総量が減少



11月に猟期が始まり、


2か月間毎週2頭も3頭も獲ってれば、


当然ですが山から獲物が減って行きます



勿論いなくなった山には別の場所から


「お、ここにはライバルがいないようだ!」


と我先にと猪達が来るのですが、



それでも全体の数は減っていきます



猪の数が減ると、いくら優秀な犬でも


捜索じ時間がかかり、1日に発見する猪の数も減ります



そうこうしてる内に時間が経ち、


勢子の体力もなくなり、夕方になり解散


というケースが増えてきます








②警戒心が強くなる



この時期に存命している猪の大半は


すでに1度は犬に追いかけられたり、


ハンターに撃たれたが運よく逃げられた猪だと思います



また箱罠にも入らず、くくり罠も全て回避してきた猪です



つまり「賢い猪」なんです



犬の気配(足音、鈴音、匂い)にも敏感で、


犬に見つかる前に起きて、


寝屋からサっと逃亡してしまいます




運よく犬が見つけても、


隠れている場所から身体を出してくれるような


そんなヌルい猪はいません


これが本当に獲り辛いのです






③発情期に入る



1月になると多くの猪が発情期に入ります


特に雄はメシも食わずに雌の尻を追いかけまわすので


「いつも寝ている場所」に留まらない可能性が高まり、


丁寧に見切ってもどこか別のルートで違う山に行ってることがあります



また発情期に入ってない雌も


雄から逃げ回りながら暮らしているので


この時期は見切りの難易度がグっと上がります


この山のあそこにいるハズなんだけどなぁ・・・・


そうやって空振りしてきた経験が、この時期は何度もあります



また雄は今まで蓄えてきた脂肪を使い始めるので、


だんだんスリムになって行き、


猟期初めは逃げなかった雄でもサッと逃げるようになります




 


④天候


1月に入ると降雪する日が増えますし、


気温が高い日だと雨が降ります


夜間の間から朝にかけて降ると、


明け方に寝屋に戻る猪の足跡が


キレイサッパリ消えてなくなりますので


どこの山に獲物がいるのかが、


分かりにくくなってきます




勿論雪が降り止んだ後に移動してくれれば見切りは簡単ですが、


そういう日は山の中に雪が積もっていて


とてもじゃないですが勢子は歩けません





以上4つの事柄が、


この時期の猪猟に影響するものだと考えています


なのでこの時期に猪が獲れなくてもそう落胆することはありません


全国どこもこんなものだと思います








この記事が何かしら皆さまのお役に立てれば幸いです


 

少しでも参考になったらクリックしてください
※猟犬育成についてのお問い合わせ等はコチラまでお願いします。
Twitter:@ryoukenhandler