November 2007

November 29, 2007

アジア放浪 vol.13 特別編 in マニラ part2

vol.12の続きから。

フィリピンのマニラで衝撃の1日を過ごし、僕は脱マニラを決意し長距離バスターミ

ナルを目指して彷徨った。

しかし、正確な地図がない。

誰一人として信じることのできないマニラの街で僕は人を信じるしかないという

状況に置かれていた。

うさん臭いおっさんに聞き、買い物帰りのおばちゃんに聞く。

横ではストリートチルドレンの子供達がスーパーの袋を売っている。

途中から若干身の危険を感じ、タクシーで移動開始。



それでも見つからない。タクシーの運転手もいろんな人に聞いてくれ、少しばかり

このタクシーの運転手を信じようかと思ったところでバスターミナル発見!!

料金も妥当な金額を提示してくれ、この日もチップ代わりにキャンディーでお礼の

証。

とりあえず田舎の村に行こうと思ったので、そっち方面へ行くバスの時刻を見ると

一日一本。発車時刻は夜10時。

そして現在お昼の12時。

とりあえず席だけは確保しときたかったのでチケット売り場の窓口に並んだ。

ローカルバスのチケットを買おうとしてる外国人が珍しいのか、暇そうなフィリピン

人がものっすごいなまった英語で話しかけてくる。

完全アウェー。


無事チケットを確保し、出発まであと10時間弱・・・どうしようかと考えた。

下手にふらついてバスターミナルの場所を見失ったらいややし、でもこんなとこで

10時間もおったらヤバイやろ。。。とか考えながら周りを見渡す。

さっきまで僕の後ろに並んでた親子を発見し、話しかけてみた。

僕「このチケットで大丈夫だよね??」

親子「yes!!」

こんな会話から始まり、世間話・フィリピンの治安を聞き、いろいろ話した。

そして僕が「ここから歩いて5分くらいの範囲でレストランかデパートない?」

と聞いてみた。

すると「あー、近くにあるし、私ら今日暇やから一緒に行く!?」と、一言。

正直迷った。行きたい。でも信じていいのか!?



彼らは3歳くらいの子と14歳の少年と18歳の少女とお母さんの4人。

拉致られたらどうしよ。。。って考えたけど、いざとなったら相手は子持ちやし、

勝てると判断。第6感も大丈夫と判断。

ちなみに僕は向こうから話しかけてくるローカルの人は信じないようにしてる。

悲しいけど、身を守るため。




タクシーを呼んでくれて乗車。

僕は一番窓際に座り、いつでも飛び降りれる準備をしてた。

しかし難なく5分くらいででっかいデパートに到着。

5人でデパートへ。

例のごとく入り口で荷物チェック。僕のバックパックがでかすぎたのか、警察官は

全然チェックせず笑顔で「go」と一言。


お母さんが「どこでご飯食べたい?」と聞いてきたので、「マクドナルドでいい

よ。」と、無難に答えた。味はもちろん日本と同じで、旅ではよくお世話になってい

る。


支払いはなんと、向こうのお母さん。

何度も払うと言ったが、断固拒否。

「Ryoはフィリピンに遊びに来ている。そして私たちはフィリピン人だ。

ツーリストを歓迎して何が悪いんだ?」



涙が出そうになった。

僕はせめてものお返しに、と思い、

「お母さん、子供達の世話大変やろ??夕方までこの子達とデパートで遊ぶから

ゆっくり買い物してきてー!」と僕は子守を引き受けた。



3歳、14歳、18歳のフィリピン人、そしてバックパックを背負った20歳の

日本人。

昨日の今頃では思いもつかなかったこの光景。

人生と同じように何が起こるかわからない、それが「旅」。




vol.14へ続く。


ryousukengo2 at 22:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 26, 2007

アジア放浪 vol.12 特別編 in マニラ part1

db78a7b8.jpgフィリピンの首都マニラ。

僕はフィリピン初日、この街が大嫌いになった。

空港で偽係員か偽警官かわからないおっさんにパスポートを奪われそうになり、

とりあえず中心部に行くが、かなり混沌としていて汚い。

ユースホステルのアドレスを知ってたので行くものの、閉鎖。

そしてゲストハウスに泊まることになった。

荷物を置いて近くのデパートで買い物をすることに。

入り口にはライフルを持った警察官が2人。そして持ち物チェック、かばんの中身

のチェックも念入りでマニラの治安の悪さを身にしみて感じた。

その帰りに現地のおっさんにからまれ、「金出せ!」の一点張り。

僕はポケットに入っていた日本の100円玉を取り出し、このコインは換金

するとかなりの大金になる。と嘘をついて走って逃げた。

マニラ湾に沈む夕陽を見ようと海へ向かってあるくが、10メートル毎に

ストリートチルドレンや路上で生活をしている大人の人たちに止められる。

僕は「お金ちょうだいー!」って言われても一切与えず、日本の100円均一で

買った30個入りくらいのキャンディーを与えた。

もちろん大人にも。

自然と子供たちは笑顔になり、大人も恥ずかしげにそれを口に含み舐めている。

「キャンディーをあげるかわりに写真撮らせて!」って言って許可をもらって

何枚かリアルな写真を撮らせてもらった。

生きてるのか死んでるのかわからない人もなかにはいた。

でも僕は写真を撮り続けた。

この事実を歴史にしたくなかった。ただリアルな現実として受け止めるべき

だと思ったから。


マニラでの現実を考えながら汚い海に沈む夕陽を拝み、物思いにふける。

周りは子供だらけで、全裸になってかなり汚いマニラ湾で楽しそうに泳いでる。



彼らには帰る家があるんだろうか?

彼らは今日の夜どのようにして過ごすのだろうか?

彼らは今も生きているのだろか?


そして僕に何ができるのだろうか?




夕食を済ませ、部屋に戻ると部屋の中には見たこともないような大きさのゴキブリ

が2〜3匹。この日は一晩中ゴキブリの恐怖と戦いつつ、

「俺は本当は何がしたいんだ?」とか考えながら朝が来るのを寝ずに待った。

そして次の日は出会いに満ちた、実に素敵な1日になった。



vol.13へ

ryousukengo2 at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

November 23, 2007

アジア放浪 vol.11

ade106e2.jpgマレーシアのクアラルンプールでヒンドゥー教の聖地と言われている

バトゥ洞窟へ行った。

バトゥ洞窟の付近にはインド系の人々が多く、バス停でバスを並んでる時は

インドにいてるような雰囲気だった。

男性は鼻の下にちょびヒゲを生やし、女性はサリーを身にまとう。



バトゥ洞窟では一日に何回かお祈りがあって、そのうちの1回を見学させてもらう

ことができた。

異様な音楽が流れ、見たこともないような民族衣装を着たヒンドゥ教徒の人たちが

ひたすらお祈りをする。

洞窟の中なので少し薄暗く、辺りは神聖な空気が漂っている。

いざ、お祈りが終わるとお祈りをしていた人がボクを手招きで呼んでいる。

「なんだ!?あまりに凝視しすぎてやばかった!?」とか思いながら近づいてみた。

その人の手には白い粉が入った器。

次の瞬間額に“ヒンドゥー教徒がつけてる丸い点”をつけられた。

つけられた瞬間、変なパワーの分け与えられたような感覚で軽く鳥肌が立った。

決してネガティブな鳥肌ではなくて、ナチュラルな鳥肌。

どんな想いがこもっているのかわからないけど、少なくとも何か心の奥の方で

繋がった気がした。


洞窟を後にし、迷いながらもクアラルンプール市内のユースホステルに戻ると

知らず知らずの内にその点がなくなってたんだ。

形では消えたけど、心ではまだ繋がってるような気がする。






ヒンドゥー教つながりでちょっと、書きたい。

昨日一足先にA-works発売の「旅学」っていう雑誌のような本を買ったんだ。

最初の50ページくらいには高橋歩さんと池田伸さんのインド・バラナシへの

旅についていろいろ書いてある。

やっぱりガンガーはヤバイ。ナチュラルにヤバイ。「死」が日常の街。

でもそこにもちろん「生」もある。

内容は書けないので是非買ってみてくださいな。

あと、感想としては「裏切られた」の一言。

もちろんいい意味で。

こんなにボリュームあっていいんですか!?って感じ。笑

久しぶりに鳥肌が立つような本です!!

まだ全部読めてないけど、この3連休で好きな音楽をかけながらチャイを飲みながら

ゆっくり堪能したいと思います。



ryousukengo2 at 15:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 18, 2007

アジア放浪 vol.10

073f9677.jpgタイ・バンコクにカオサンストリートという、安宿街がある。

インドのサダルストリートのように、世界中の旅人が集まる場所として有名。

旅にまつわるものはなんでもそろう感じ。

例えば、そこらじゅうに旅行会社、安宿、レストラン、カフェ、

お土産屋、両替、バー、クラブ、カバン屋、旅の道具屋、偽物商品、違法DVD、

偽学生証、偽免許書、麻薬・・・etc..

こんな感じで、まぁ初めて足を踏み入れた時は異国の中の異国という感じがした。

かなり混沌としてる。

そしてとてもゆるーい感じの空気で肩書きも職業も関係ない。

交わされる会話のほとんどが、「今までの旅」と「今後の予定」


ゲストハウスのドミトリー(相部屋)で仲良くなれば、そのまま飲みに行き、

旅について語り合う。


「久しぶりに旅に出たんだけどさー、このままとりあえずトルコまで陸路で

行こうと思ってるんだよねー!アフガニスタン!?横断しちゃうべ!笑」

とか、

「オーストラリアでのワーキングホリデーを終えてさ、帰りにインドネシアのバリに

旅行に行ったんだけど、バリで日本人に東南アジアのガイドブックもらって

むしょうに行きたくなったから来ちゃったよ!旅し始めてからもう4ヶ月。

2年くらい日本には帰ってないよ。」

とか。。。

うん、非常におもしろい。

旅人が出会い、別れる街、バンコク。

今日も出会いが溢れてるんやろうな。


ryousukengo2 at 19:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 14, 2007

あの時の夢

e59fbb2a.jpg注:今日はアジアとは関係ありません。


9年前、僕は小学校6年生。

ありふれた小学生だった。

勉強もサッカーも女の子からの人気もいたってノーマルだった。

ただ小学生ながら、ちょこっと英語がしゃべれる、エレクトーンが弾ける、というの

が唯一のとりえだったかもしれない。



でもボクの心の奥の方ではこのころから何かが騒ぎ始めていたんだろうな。


先日小学校の卒業アルバムを何年かぶりに見た。

「もしも願いが叶うなら?」っていうありきたりな質問コーナーがあってさ、

みんな大体「空を飛んでみたい!」「消防士になりたい!」「サッカー選手に

なりたい」「看護婦さんになりたい」「ドラえもん欲しい!」というような

答えが多かった。


そんな中ボク一人だけ、




「世界一周の旅をしてみたい」

だってさ。

今思えば、すごいことやんな!

12歳の頃の夢を21歳のオレが叶えようとしてる。

ってか、1年以内に叶える!

この話は後々詳細をここに書きます。

まだ何とも言えないんで。



話を戻して・・・


12歳のころにすでに「旅」に興味を持ってたってことになる。

「旅行」じゃなくて「旅」

何か震えるよね。

もし12歳のオレに何か言えるなら、間違いなく

「自分がやりたい!って思ったことは何が何でもやれ!」

って言いたいな。



時間は有限。

とりあえず10年後の理想の自分像を想像してみて、こうなってたい!

っていうのを想像してみて、

今から10年間、いかに近づけるか。いかにそれを超えれるか。

そして10年後、「この10年最高やった!」って言えるか。

今だからできることがある。

この時代・この国に生まれてきたからこそできることがある。

毎日模索し、毎日成長していきたい。



ryousukengo2 at 16:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 12, 2007

アジア放浪 vol.9

さっき、ふとある旅人の言葉を思い出した。

「この島に来るときさ、フェリーから重油(?)が漏れてた。

この綺麗な島にオレが来たことでこの島のビーチは確実に汚染されたんだよね。

何か感慨深いよね。。。」


納得。

考えることから全ては始まる。

僕らに何ができるか?

ryousukengo2 at 11:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

これがバタッド村

e8d63605.jpgバタッド村の写真!!


アジア放浪シリーズまだ続きます!


ryousukengo2 at 11:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 11, 2007

アジア放浪 vol.8

1d17dead.JPG今日はアジア各地で見た夕陽を思い出していろいろ書こうと思う。

夕陽、

それはただの太陽であるがただの太陽ではない。



早朝の太陽は人々に光・すがすがしさを与える。

昼間の太陽は人々に光・熱を与える。

夕方の太陽は人々に感動を与える。


1秒ごとに世界の色が変わり、1秒ごとに違った感動を与える。

普通のビーチでも夕陽に染まれば感動的なビーチになるし、

普通のデートでも夕陽に照らされればロマンチックになる。

酒のあてにもなるから不思議。

料理のスパイス的存在かもしれないね。



今回の旅で見た夕陽で特に感動したのがアンコールワットを見下ろせる

遺跡でもある丘の上から見た地平線に沈む夕陽、世界がピンク色になったピピ島の後

ろに沈んでいく夕陽、マレーシアのマラッカ海峡に沈む大きくて真っ赤な夕陽、

そしてタイ・クラビーのビーチで見た世界が真っ赤になった夕陽。

うん、どれも素晴らしい。


夕陽に包まれたあの瞬間には言葉なんていらない。

世界中の人が同じものを見て、同じ感動を共有する。

世界は確実に繋がっているんだな。




先日学校帰りに電車から大阪の街に沈む夕陽を見た。

意外とキレイでさ、意外と感動してさ、

「なんや大阪も本間はキレイな地球やったんや」って思った。

日本にもまだまだ素晴らしい土地はある。

日本脱出する前にぶらっと日本も放浪してみよう。


ryousukengo2 at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 09, 2007

アジア放浪 vol.7

9db3d159.jpgアジア各国でコーラを飲んだ。

口に合わない飲み物が多い国でもコーラはどこの国も同じ味で、何かと助かった。

フィリピンの山奥でぬるいコーラを飲み、ラオスで雨宿りしながら、ビーチで

ハンモックに揺られながら、そしてバンコクで乾ききった喉を潤すために、

コーラを飲んだ。



どんな環境にいても味は日本のものと同じで、不思議な気分になる。

国によって値段は違うけど、飲むたびの感動は同じ。

これからの旅でもお世話になると思うし、喉が渇けばコーラを手に取るだろう。


日本でコーラを飲む度いろいろ思い出すぜ。

そして今もコーラ片手にこの文章を書いている。

!viva COLA!

ryousukengo2 at 17:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 08, 2007

アジア放浪 vol.6

c6b36cae.JPGある日ボクは現地民をバイクの運転手として雇い、

移動すべくバイクの後ろにのり、

カンボジアの草原を駆け抜けていた。


そしてものすごい爆発音と共にタイヤが破裂した。

最初は地雷か!?と疑ったがただのパンクだった。

「ここで待ってて!」と言い残して彼はどこかいってしまった。

少しの怒りと大きな不安があったが、くよくよしてても仕方がない。

とりあえず辺りを見渡した。

目の前には1件の家。それ以外は特になにもない。

男の子が家の近くで遊んでいたので声をかけてみた。

「Hey! Hello!Do you live in this house??」

全く通じない。

さてどうしよう。



とりあえず紙とペンを取り出し、絵を描いて説明した。

「タイヤがパンクしたので僕はここで待たされている。」と。

何とか理解してくれた。

そして僕はあることに興味を持った。


こんな何もない田舎に住んでる12歳くらいの彼の将来の夢は何なのか?

でも絵では質問できない。

5分くらい理解してもらえるよう頑張ってみたが無理。

するとそこへ運良く英語を話せるおじさんが寄ってきた。

彼に通訳してもらい、少年に絵で表してもらった。


少年は一本の木を書いた。

これ何?とおじさんを通して聞いた。

少年は「大きくなったら木をいっぱい植えたいんだ!」

って答えた。




きっと切り倒されていく森林を日々見ているからだろう。

そしてそのことが良くないこと、っていうことも少年はしっかり理解している。

こんなに小さな村にも地球を救おう、変えようと思ってる少年がいた。


この会話が終わった瞬間とてもアツイ気持ちになったね。

勇者はどこにでもいる。ボクも勇者になりたい。



そうこうしている内にバイクの運転手が新しいタイヤを担いで帰ってきた。



ryousukengo2 at 16:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)