December 2007

December 03, 2007

アジア放浪 vol.14 特別編 in マニラ part3


vol.13の続きより。

ショッピングセンターを歩く3人のフィリピン人の子供たち&少女

そして20歳の日本人。

かなり非日常な光景。僕は入りたい店に3人を連れて入り、電化製品や日本で

買うより安く買えるもの、そしてなぜかスピーカーを買った。まぁこのスピーカーが

後々役に立つのだが。

疲れたらベンチで休み、そんなこんなで彼らを買い物につき合わせてしまったのであ

る。

お母さんと合流し、「RYO、国立公園に連れて行ってあげるよ!」とお母さん。

このころには何の不信感もなくなり、5人で国立公園へ向かった。

このときも入場料を払わせてくれなかった。


思ったより近く、そしてキレイでとても心休まる。

この子たちは英語がほんとに達者で、話していてもいつも僕が先に言葉を

詰まらせる。。。

14歳の少年(オラック)は将来医者になりたいらしく、今も一生懸命勉強してい

る。18歳の少女(カレン)からは今でも毎週のようにメールが来る。。。笑


時計を見れば午後5時前。

お母さんの提案でまたショッピングセンターへ戻り、みんなで「TOKYO」っていう

名前の洋食屋さんに入って夕食をいただいた。

オラックとカレンはメニューを見ながら僕に「これはほんとに日本食なの?」

とか、日本に関する質問をマシンガンの様に投げかけてくる。

そして僕は丁寧にひとつひとつ教えてあげた。

日が沈んでからの移動は危険なのでかなり早めの午後7時ごろにバスターミナルへ

みんなで行った。

最後の最後までお金は一切出させてもらえず、笑顔で「いいよいいよ。」と

お母さんに言われ僕はそれに従うしかなかった。

バスターミナルでは笑顔で見送られ、僕は泣きそうになりながらも我慢し笑顔で

手を振り続けた。






マニラではストリートチルドレン、普通に家があって食べ物がある一般的な家庭

と、両極端な子供たちに直接触れることができ、さまざまな感情が交錯している。

どちらの子供たちも確実に懸命に生きているように思えた。

後者の子供たちは日本では考えられないくらい勉強に対する意識が高いし、

前者の子供たちは「とりあえず生きてないと始まらない」とでも訴えているかの

ように思えたし、何より「生」に対するとてつもないパワーを感じることが

できた。



みんなに別れを告げた後、周りを見渡せば人人人。

人でごった返している。

このバスターミナルは室内ではなく、屋根があってベンチが並べられてるだけの

青空バスターミナルだ。

道路では車を避けながら子供たちが冷めた目でごみを拾い歩いている。時には

ゴミ箱をあさり、ペットボトルやビン・缶など売れそうなものを探している。

何ていう光景なんだ。

気がつけば僕はノートとペンを取り出し、溢れ出る感情を書き留めていた。

そして予定時刻にバスが到着し、危険な臭いがする現地民に揉まれながら次の

街へと旅立った。


みんな生きたいんや。




ryousukengo2 at 12:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)