November 23, 2007
アジア放浪 vol.11

バトゥ洞窟へ行った。
バトゥ洞窟の付近にはインド系の人々が多く、バス停でバスを並んでる時は
インドにいてるような雰囲気だった。
男性は鼻の下にちょびヒゲを生やし、女性はサリーを身にまとう。
バトゥ洞窟では一日に何回かお祈りがあって、そのうちの1回を見学させてもらう
ことができた。
異様な音楽が流れ、見たこともないような民族衣装を着たヒンドゥ教徒の人たちが
ひたすらお祈りをする。
洞窟の中なので少し薄暗く、辺りは神聖な空気が漂っている。
いざ、お祈りが終わるとお祈りをしていた人がボクを手招きで呼んでいる。
「なんだ!?あまりに凝視しすぎてやばかった!?」とか思いながら近づいてみた。
その人の手には白い粉が入った器。
次の瞬間額に“ヒンドゥー教徒がつけてる丸い点”をつけられた。
つけられた瞬間、変なパワーの分け与えられたような感覚で軽く鳥肌が立った。
決してネガティブな鳥肌ではなくて、ナチュラルな鳥肌。
どんな想いがこもっているのかわからないけど、少なくとも何か心の奥の方で
繋がった気がした。
洞窟を後にし、迷いながらもクアラルンプール市内のユースホステルに戻ると
知らず知らずの内にその点がなくなってたんだ。
形では消えたけど、心ではまだ繋がってるような気がする。
ヒンドゥー教つながりでちょっと、書きたい。
昨日一足先にA-works発売の「旅学」っていう雑誌のような本を買ったんだ。
最初の50ページくらいには高橋歩さんと池田伸さんのインド・バラナシへの
旅についていろいろ書いてある。
やっぱりガンガーはヤバイ。ナチュラルにヤバイ。「死」が日常の街。
でもそこにもちろん「生」もある。
内容は書けないので是非買ってみてくださいな。
あと、感想としては「裏切られた」の一言。
もちろんいい意味で。
こんなにボリュームあっていいんですか!?って感じ。笑
久しぶりに鳥肌が立つような本です!!
まだ全部読めてないけど、この3連休で好きな音楽をかけながらチャイを飲みながら
ゆっくり堪能したいと思います。
ryousukengo2 at 15:22│Comments(0)│TrackBack(0)