2007年02月18日

a1d11bed.jpg『一勝九敗』

著:柳井正
ファーストリテーリングCEO
(新潮社)

うーん、なかなか。五段階評価で、四点。

ユニクロの経営方針、会社としての姿勢は、良くわかりました。なんやろ、経営者のための本。自分がすぐ役立つ営業の勉強には、直結しませんでした。

しかし、すごいと思ったことは、たくさんあったので、以下に並べてみますと。

・P68直営店二〇〇店を目前に、大躍進をする九十五年、全国紙や週刊誌に「ユニクロの悪口言って一〇〇万円」という広告を出した。自分達の悪いところを集め、目をそらしたくなる部分を見直し、対策を打つ。上り調子になる中で、おごらず、冷静に自社を評価しようとする強さ。逆に、上り調子の社内に冷や水を浴びせるような行動。これ、普通の会社で出来ることではないです。


・常に明確なビジョンが、具体的な社名が何度も出てくる訴求力の強さ。
P98「アメリカのリミテッド、ギャップ、イギリスのネクストに比肩できる、国を代表するファッションSPAに」なる!と、たぶん一冊で十回以上書かれていた気がする。


・P197「歯に衣着せぬ批判は大事である。組織の中で肯定することと批判することが渦を巻いて、組織全体が揺れているような、そんな状態が望ましいと思っている。組織は、安定したらそこで終わりだ。あっちへ揺れ、こっちへ揺れることによって、その次はどこに行くのかというエネルギーを発散したり貯めたりすることが、商売にとって大事なことなのだ。」ごもっとも!だと思います。また、うちの会社も、これをしっかり理解していて、自分の任されたことをしっかりと行ない、会社活性化をするために批判できる人は評価されるので、自分もそうありたいと思います。


・P114「良いアイデアを実行し、世の中を動かし、社会を変革し、社会に貢献する経営」これ、経営理念の二条目。非常によいと、共感を覚えました。仕事って、その為に行なってると思うし。


・P198「スピードがない限り、商売をやって成功することはない。だから、失敗するのであれば、できるだけ早く失敗するほうが良いと思う。早く気づいて、失敗したということの一つ一つを自分自身で実感する。そこが一番大事。その次に、失敗しないようにするには、どうやっていくかを考える。そこで『工夫』というものが生まれる。」
これも、ごもっとも。商売で成功する確率は、誰も変わらないと思う。だからこそ、周りよりも、より成功するためには、
「いかに早く、数をこなし、失敗を洩らすことなく学びを得て、次の成功につなげるか?」だと実感。


・P94「一番いい会社というのは、『社長の言っていることがそのとおり行なわれない会社』ではないかとぼくは思う。社長の言っていることを『すべて』真に受けて実行していたら、会社は間違いなくつぶれる。
表面的に社長の言いたいことの本質を理解すべきなのだ。現場では自分なりにその本質を見極めどう具体化するかを考える。そして、実行する。これができる会社が本当に立派な会社である。」これまた、ごもっともだと思う。そして、うちの会社でも、よく言われている。お客さんの心理を、本当に伝えたい行間や、相手の心を知るようにと。


並べてみると、大切な良いことがたくさん書かれてました。俺は、いつ起業するんだか。。。早く荒波の大海に漕ぎださないと、いかんと思いつつ。

一応、二月の課題、二冊の読書が、これにて、無事完了。


ryouta1104ryouta1104 at 11:12│コメント(0)トラックバック(0)携帯より │

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