山の上でご飯を食べる。本を読む。雨の音を聞く。―― 高取山

曇り空だが雨が降るとは思っていなかった。
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本当は北アルプスにいた日、
家にいるのは馬鹿らしいので高取山へ。

平日なのか、この天気だからか、
いつもの駐車場に停まっている車の数は少ない。

気温はいつもほど高くないが、
風がないせいか、ウエアは汗だくだ。

山頂の手前で雨がぽつぽつと。
木々が雨を防いでくれるものの、
山頂の手前で良かった。

山頂にある東屋で雨宿り。

それほど降ってないので、
見かけた登山客は雨具も使わず天守閣跡へと登っていく。

その横で一人で東屋。
本を読み、雨音を聴く。

すぐ止むかと思ったが、本降りになってきた。

一人、東屋に入ってきた。
城めぐりをしている人だった。
歴史好きの人だったので、いつもはしない歴史の話をした。

やがて小降りになり、その人は下山し、
雑草刈りの人たちが電動草刈りで東屋の周りの草を刈り始めたので、
自分も天守閣跡へ向かう。

小ぶりの雨を避け、
ちょうど高取山の説明版は屋根がついていたので、
その下でごはん。ビーフシチュー。

たべたら下山。
今日はピストンで同じ道。

途中、国見櫓跡により、ここでも読書。

そして下山。

３時間で登って下りれる山に、５時間ちょい。

人生でいちばんゆっくりの山行だった。

●一番きつい一升坂

●雨宿りした東屋。

●もっと劇的な感じを期待したのだか・・・

●石垣も雨に濡れ。

●この庇の下でビーフシチュー。

●楽して美味しい７１１の金のビーフシチュー＆パン。

●雨で緑は鮮やかになる

●国見櫓から。いつもよりも澄んでいた。

●猿石がひとり佇む。