ご無沙汰しています。

今日は、皆さんにお知らせとお願いがあって久々のUPです。
と言っても、どれだけの方が読んで下さるかわからないのですが。

元々、このブログは私がやっていたバンド、Giant Crazy MandrillのHPの中の
いちコンテンツとしてスタートしました。

元々はWEB日記だったのですが、バンド仲間には好評で
「毎日書けやあ〜!」ってな要求が結構あったもんですから、
元々、ほめられて伸びるってか、調子に乗るタイプですので
「よっしゃ、いっちょやったるわい、どうせなら今流行のブログじゃあー」
ってな感じのスタートでした。

しかしながら、毎日書くとなるとネタ探しも大変で、
そこで目をつけたのが阪神タイガースでした。

で、毎試合ごとに阪神のお笑い試合レビューを書いていくことになり、
また、その内にブログランキングというものを知ることにもなりました。
思いがけず、登録したランキングで上位にランクされることが多くなり、
それとともに、ページを訪れて下さる方も増えていきました。
そんなこんなで、おかげさまで2位から3位という位置をほぼキープ出来ていたのが2005年のことです。

ちなみに、当時不動の1位だったのが、
「自称阪神タイガース評論家」
さん。
先方は現在も継続中で、しかもブログが本にまでなりました。
負け犬の当サイトが、その後放置サイトになったことは見てみぬ方向で。

そんなこのブログも野球のシーズンオフとともにネタ切れとなり
ふと思いつきで「虎の風景」なるシリーズを書いてみました。

「虎の風景」とは阪神タイガースをネタにした、人情物のショートショートです。

その中に「ケンちゃん」という作品がありました。

ケンちゃん
 ケンちゃん(その二)

自分で書きながら、ケンちゃんというキャラクターに惚れ込んでしまい
そして書き上げたのが

「神様がくれた背番号」


という原稿用紙430枚の作品です。
この物語も、このブログで連載しましたが、
ランキングのジャンルを野球から小説に変更したところ、
またしても2位の座を確保することが出来ました。

ちなみに、当時不動の1位だったのが、
かの「ぼくと駐在さんの700日戦争」
さん。
先方はその後、出版化され、コミック化され、市原隼人主演で映画化され、ウィキペディアにまで載っている。
負け犬の当サイトが、その後放置サイトになったことは見てみぬ方向で。

「神様がくれた背番号」は多くの方に支持していただき、
書籍化に向けて動いた時期もありました。
当時は、わざわざ応援のエントリーを組んでくれたブロガーの方がいたり、
本当に多くの方に力づけられました。

私自身、「月刊タイガース」に持ち込んだりもしました。
また、実際の出版社からお話を戴いたりもしました。
しかしながら、最終的に「実名登場」という壁に阻まれ、
結局、この作品が日の目を見ることはありませんでした。

やがて、数多く送られてきていた、自費出版を勧めるメールもだんだんと届かなくなり。
私自身、この物語の出版はあきらめておりました。

そんな中、私に一通のメールが届きます。

そこに書かれていた内容は、俄かには信じがたいものでした。

出版社の起業を目指す、とある青年がその第一作目に
「神様がくれた背番号」を出版したいとのこと。
眉唾な話でしたが、少なくともメールには作品に対する愛情がありました。
少なからず心動かされたのも事実です。

私は彼に「実名使用可なら前向きに検討します」といった旨の返信をしたように記憶しています。

某大手新聞社系の出版社ですら阻まれた壁を、彼が突破出来るとも思えず。
半ば断り文句のつもりだったのかも知れません。

しかしながら、彼は丸腰で阪神タイガース球団に直談判に赴き
プロでもない小説家と、起業したばかりの出版社にとって、もったいないばかりの回答を取り付けてきました。
この球団の温情あふれる対応に、私は心から感動しました。
そして、小説を持ち込み、読んでいただき、訴えた彼の熱意が感じられたことも言うまでもありません。

6月5日、「神様がくれた背番号」が本になります。


神様がくれた背番号 

















私の愛した作品です。
多くの方に力づけていただいて、完成させることが出来た作品です。
現状のタイガースに合わせ、内容を少し変更しましたが、当時の熱が冷めないように気をつけました。

一人の男が、人生の挑戦を賭して世に出すことが出来た作品です。
かなうならば、彼にささやかにでも成功を授けてあげられれば、と思っています。

当時、連載を読んで下さった皆さん。
もしよければ、手にとってみてください。
もしよければ、多くの方に勧めてみてください。

起業したばかりの小さな出版社です。
とても多くの書店の店頭に並び、ましてや平積みしてもらえるようなことは出来ません。
願わくば書店に予約戴ければありがたいです。



【書店予約用データ】

神様がくれた背番号
松浦 儀実
ISBN978-4-901964-18-0 C0093


また、
こちらのサイトから予約も可能です。

ぜひ、よろしくお願いいたします。


2010年春

Ryuheyこと松浦儀実