斐太竜覚窯のblog

例年、神戸三ノ宮のさんちかホールでの「掌の会~手からうまれたものたち~」の 展示会を開催します
いつものメンバー 安土(吹きガラス) 荒家(陶芸) 井上(陶芸) 國定(漆木工) 松尾(木工芸)に
ゲストに 「家具は暮らしがもっとう」の関西さん 動物をモチーフにした家具 アニマルランドの中西さんが
参加します。楽しい展示会になります。ぜひ、ご覧ください。IMG_0003IMG_0004

IMG_4179IMG_4187ギャラリーノアの個展が終了した。
 会場の お花を 毎回 草月流の師範 栄波さんに生けて頂いている。ノアの個展の楽しみに 栄波さんが 僕の造った花入れにどんな花を活けてくださるのか、お花を生けたら花入れは良くなるのか、ドキドキしている。 草月流だからか栄波さんの お花は面白い。なんでもタイに行って大きなお花を(彼女の背丈の倍ほど)生けていらしたとか。空間をどう使うのか 演出するのか お話していると作品を創造するという どこか共通するものがあり とても楽しい時間だった。 お客様には工芸高校の先生とか遠州流の懐石をなさるご亭主とか、自分の作品を売り込む若い人とか、さまざまで勉強になった。また、今日の金沢があるのは、奥深い伝統の裏付けがあったからこそであることを 改めて実感した。
 北陸新幹線の開通により、沢山のお客様が金沢に入っている。そのためか、近江町の市場も地元の人たちは 行きにくくなったとか。茶屋街にも 新しいお店ができているとか。                            急に増えた観光客にうまく対応しきれなくて、地元の人たちは戸惑っているようだ。高山市も同じ悩みを抱えていると 思っている。観光客に媚びることなく、普段の当たり前の生活を続けたいものだ。

jpgノアDM2016jpgノアDM宛名面久し振りの個展です。
今、話題の金沢のお隣 白山市のギャラリーノアでの個展です。
金沢は 何といっても「加賀百万石」の前田藩、徳川家についでナンバー2のお家柄、その伝統は京都のように
厚み厚く深いものがあります。ものづくりに取って 文化への造詣の深い場所で 展示会を開けることは とても
有り難いことで、また、緊張もします。
 粉引きの新しい表現の「花入れ」や剥離釉の「花入れ」などの作品も展示いたします。
ぜひ、ご高覧ください。

 金沢のお勧め美術館は 話題の「21世紀美術館」のご近所、「中村記念美術館」です。落ち着いていて良いですよ。

賀正

今年もよろしく おねがいします

昨年 イラボ釉を作りたくて瀬戸市のカジタ絵具店に中国黄土を注文したところ、中国で黄土を生産していた業者が製造を中止してしまい 手に入らない。黄土を合成するか、他の鉄分を使うか レシピを変えるしかないだろうといわれた。中国黄土については 分析表があるので 出来ないことではないが大変である。そこで 黄弁柄を 黄土の代用として使うことにした。黄弁柄の方が黄土よりも鉄分が多い。いくつか 試験したが うまくいかない。黄弁柄をやめて 釉薬に加える土を鉄分の多いものに変えてみた。
 伊羅保釉は 朝鮮半島がそのルーツである。何点かの伝世の伊羅保茶碗を見ている。土を変えた釉薬は 手元のイラボのぐいのみの釉合ともよく似ていた。この方向で 新しい伊羅保釉を作ることにした。
 最近、思うことだが、よく 「ピンチはチャンス」と言われるが まさしくそのようだ。望んで変化させたわけではないが お影で新しい釉ができる。期待してください

 安曇野へは高山から およそ2時間程、R158を通って松本の波田で左折、道なりにリンゴ畑やぶどう畑の中をアルプスの峰々を眺めながら進むと 何となくオシャレなカフェが現れるようになる。空は広く開放感があり飛騨とは違う風景だ。安曇野ジャンセン美術館は ナラの林の中にあった。美術館では学芸員のギャラリートークがあり、作家や作品の背景を教えて頂く、次に訪ねた安曇野碌山美術館でも 学芸員のギャラリートークがあり 碌山の代表作が 先輩の妻への思慕から生まれたことなどを聞いた。作品を見るのに その生まれた時代や交流関係などを知ると またひとつ違って見えてくる。
 さて、今回の目的の「安曇野高橋節郎美術館」は 田んぼの中にある。木工芸の松尾さんから安曇野そば猪口公募展があると教えてもらった。僕と漆工芸の國定さんが応募した。軽い気持ちで応募したので 公募展を見て それぞれの作品の完成度の高さに驚いた。たかがそば猪口 されどそば猪口あなどるなかれ。自分が入選したのが不思議なくらいだ。この「そば猪口アート展」は実行員会が 安曇野市、東京芸大、現代美術家協会などであり第4回を数える きちんとした公募展なのだ、行ってみて良かったと思う。

 安曇野エリアには美術館、博物館が19館もある、それぞれがネットワークで繋がり 統一の企画も行っている、先のギャラリートークもその一つである。

高山では どれだけの美術館というところが 学芸員を置いているだろう?しっかりとした美術館があれば その街の美術、工芸のレベルは高まるだろうし、収蔵作品を見たいというお客様も期待できる。高山に市立美術館が早く出来ることをのぞむ。



11月13、14日
岐阜市 メモリアルセンター
ギフ テクノフェア同時開催  「岐阜県伝統・郷土工芸品・地場産品展」

荒家  國定  松尾(鵜藤)  が参加します
展示販売会です、高山からは 一位一刀彫も参加します。ぜひ お出かけください


秋の文化産業フェスティバルが、先週 終了した
クラフト協会の会員に参加を募り
ライフスタイルの展示に7名、展示販売に4名が参加してくれた。
ライフスタイルの展示には
漆木工 國定  木彫 小坂  吹きガラス 安土(天平)  手描き友禅 下島  染色 宇土
木工芸 松尾  切り絵 義基 そして 陶芸 荒家
で展開した
  

ライフスタイルの展示は 國定さんのイロリを中心に 「和」のイメージに企画した
このイロリは神戸サンチカの展示会で見ていた
イロリがあるだけで それだけで「和」の空間が出来てしまうすぐれもの。これがあったから出来た企画だった

展示会場では 来場者の方々が 興味深げに見てくださった
有難いことだ
何とか 次に繋がればと思う2015_1011秋の文化産業フェアー0012


IMG_3958IMG_3955 お盆の15日に 高校の同窓会があった。還暦同窓会ということで 99人の参加があった。
幹事から還暦記念に何か記念になるものを作れないかと依頼があり、杯を作ることになった
 あまり真面目ではなかった僕としては、高校の仲間に感謝の気持ちを表せる良い機会となった。
杯には 母校の校章の「トンボ」を入れることにした。トンボは古くは アキツ、蜻蛉(読みはセイレイ)だ。
僕の仕事としては やはり粉引で造るのが良いと思い、粉引の盃にトンボを描き落としで表すことにした。
 以前から僕を刺激(ひっぱっている)書家の「茂住 菁屯」に箱書きをお願いしたところ、快諾してくれた。(茂住君は内閣府で仕事をしている同級生で、やはりものづくりである)お互い、同じ仕事をするのなら 良いものを造ろうぜ ということで 仕事に向かった。

 茂住くんは 100の表書きを全て手書きをした、(僕はコピーで良いのではと話したが、彼の気持ち、というか、プライドというか )出来てきたものは 全て手書きをしたと思えないほど、ほとんど同じに見えた。

僕は 杯が同じにならないように 作った。二人で気持ちの良い仕事ができたと自我自賛している。

先日、窯出しをした
横浜の展示会の作品と同窓会の記念品の窯だ
失敗もあり上手くいったものもあり まあ、いつもの窯出しとなった

前回の窯から焼いている剥離釉(アルミナ釉)が面白い
剥離釉の成分の半分はアルミナだから焼成しても 一般の釉薬のようにガラス化しない
焼成後 ワイヤーブラシでゴシゴシこすり落とすと
変化した素地が出てくる
どの程度剥離釉を落とすのか 感覚で作業する
この工程は時間がかかるが 面白い。

写真は窯だししたそのままのもの
少し釉をはがしたもの
完成したものIMG_3912IMG_3911IMG_3910

 先日、いつもやっている夜間の野球のゲームが無かった。(我が家と近くの中学校のグランドとの間には 校舎と川と田んぼだけ)毎夜、聞こえてくる元気な声援も無かった。当然灯光器の明かりも無く、自然の暗さが戻っていた。
 8時過ぎ「ホタルがとんでいる。」と連れ合いが言った。我が家が今のところに移った頃は、道路の側溝はまだ素掘りでホタルはたくさんいたものだ。少し前からホタルブクロが咲いていたので そろそろホタルが見える頃と思っていた。ここに居るのはヘイケボタルでふわ~ふわ~と飛ぶ、優しい感じがする。
 昨日は、ヒグラシが鳴いた。今年初鳴きである。東京ではもうクマゼミが鳴いたとか。少し早いらしい。        そろそろ、夏がやってくる

7月22~27日 横浜高島屋 飛騨高山展
          荒家  岡下(木彫) 川上(彫金)  北川(木工家具)  國定(漆工芸)
           が参加します。新しい粉引も出品します。お出掛けください。

高山は例年よりも多く積もった雪も融けて
融けた後から 昨年の重い雪で倒れたみきや枝が出てきた
高山市は倒木対策費に二億円の補正予算を組んだときくけれど
どの程度まで出来るのだろうか

富山市の大和で アトリエ ムイの鵜藤さんと 3月31日~4月6日まで二人展です
新作の「剥離釉」は筒花入れに効果が出ています
新しい掛け花入れも展示します
ぜひ お出かけください

富山市の街中を流れる松川の川べりの桜は
桜百選に選ばれています
松川の桜を遊覧船から眺めるのは、また趣があるとか
北陸新幹線の開通にともない富山駅も新しくなりました
雪をかぶった立山連峰をながめ
今が旬のホタルイカを食べに来てくださいIMG_3861

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