沖縄大辞典

沖縄人のブログ主が沖縄の立場から、 沖縄の政治、文化、歴史、経済など アラカルトを語ります。 毎日、1記事更新です。

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沖縄大辞典ブログ 全記事目次


 沖縄歴史年表

 






舜天王統(1187年~1259年)とは何?


 英祖王統(1260年~1349年)とは


三山時代(1322~1429年)とは何?

尚思紹王統の滅亡

尚円王統(1469~1879)を開いた金丸

中央集権へ移行する尚円王統

大交易時代の終わり

秀吉の朝鮮出兵と琉球

島津氏の琉球侵略

どうして琉球は島津氏に敗れたのか?

独立を失った琉球

退廃からの回復 琉球の近世(1673年以後)

天変地異と王府の財政破綻

米軍の土地強奪と島ぐるみ闘争



フィリピンと琉球のヤバい関係

あの沈黙(サイレンス)と琉球には関係があった

琉球処分後 沖縄の王族はどうなったのか?

沖縄タイムスと琉球新報はどうやって出来た?

沖縄の県都は那覇じゃなかった!

国際通りはどうして国際通りと言うの?

琉球人には名前が3つあった!

沖縄県知事応接室の屏風には何て書いてある?

組踊ってぶっちゃけどこを見るモノ?

沖縄の家にコンクリートが多い理由

沖縄戦後四天王って誰の事?

黄金の国ジパングは琉球だった

絶滅寸前 沖縄の銭湯

沖縄でエレベーターが導入されたのはいつ?

早すぎた山入端隣次郎

プラセンタの後始末

尚家と共に栄え滅んだ首里の五大門閥

沖縄県は2018年、那覇市の土地の路線価の上昇率が5%と
47都道府県で1位になりました。
路線価は、市街地的形態を形成する地域の路線
(不特定多数が通行する道路)に面する宅地の1m2
当たりの評価額のことで
相続税や贈与税の算定の元になります。
一向に景気の良さを実感できない沖縄で、
どうして路線価が上昇しているのでしょう?
そして、本当に沖縄の景気はよいのでしょうか?


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日銀の異次元の金融緩和が土地バブルを生んでいる



本来、景気が良ければ路線価は上がります。
土地を得ないと商売のしようがないので、必然的に地価は上昇し
路線価も上昇するからです。
しかし、日本は相変わらずのデフレであり、経済は縮小し
伸び悩んでいます、その状態でどうして土地の値があがるのでしょう。
その原因は日銀が行っているインフレ誘導の為の金融緩和です。
つまり、日本の経済を活性化しようと多額の資金を市場に投入し
それで経済のテコ入れをしようというのです。
ですが、実際には日本には、民間企業が投資をしたいと思うような
将来成長が見込まれる有望な産業は存在しません。
そうなると、投入した資金はてっとり早く、儲けが得られる
土地投機へ振り向けられていきます。

発展しそうな土地に目をつけて、その土地を買い上げておき、
値段が上れば転売して儲けを得る
そういう不動産バブルにカネ余りの資金が流れ込んでいます。

例えば、東京都心の路線価は、バブルの時の1㎡の値段、
3650万を超え4432万円を突破しました。
経済が振るわないのに、土地価格だけが上昇する、
それは土地バブルなのです。



沖縄で路線価が高い理由




では、どうして、そんな不動産バブルと無縁そうな沖縄で、
路線価が上昇しているのでしょうか?
そのキーワードは増え続ける観光客と
離島を含み全県で12位(平成25年)という他府県からの転入者の多さ
米軍基地の返還による土地の再開発があります。
沖縄県の路線価は、別にまんべんなく上がっているのではなく
那覇や浦添のような都心に限られています。

その理由は、年間観光客939万人と
ハワイの観光客数を超えた
好調な観光業を見込んで、
ホテル業など観光客相手の商売に参入する為に

県内外の企業が争って58号線などの
主要な土地を買っているからです。


もう一つは、時々返還される沖縄の軍用地です。
まとまって返還される土地は、更地の状態で返還されるので
一から導線を敷いて都市開発をするのが可能です。
これは、旧市街地のように住んでいる住民を立ち退かせながら
チマチマ都市開発をしなくていいので
投機者にとっては、魅力的な物件になります。

沖縄の景気は本当に良いのか?



本来、沖縄県に資本が流れ込むのは歓迎すべき事です。
しかし、沖縄の場合、それは金余りによって行き場を失った
資金の一部が投機目的で流れ込んでいるだけのようです。
ホテルの建設ラッシュも、観光客を実際に呼び込むよりは
ホテルを造って転売し儲けを得る方向に向かいます。
じっくりと沖縄に腰を据えて沖縄県に利益を落とそうというのではなく
バブルに便乗して儲けようという投機目的が大きいのです。


それでも、沖縄の観光客が伸びている間は好景気が続くでしょうが
自然災害やテロのような事が一度起きればどうなるか?

先の北海道地震では、大きな震災は一部に留まったにも関わらず

旅行キャンセルが相次ぎ、現在でも回復せずに観光に大ダメージを
与えています。


沖縄でも、すでに
2001年の9・11同時多発テロで見たように、

アメリカで大規模テロでも起きようものなら
米軍基地を忌避して観光客が激減し、
大量の解雇が発生する事になります。


その時に、実体を越えて加熱した投機熱が吹き飛んで、

不良債権と化した建設途中で放棄されたホテルが、
都心のあちこちで
口をあけているという光景も
起こりかねないのです。

実際に、沖縄開発金融公庫の調べでは、
2017年度に好景気の実感があると回答した中小企業は、
建設業で43%小売業では5%と大きく差があり、
全体では、好景気の実感がない中小企業は41・3%、
どっちとも言えないは27・9パーセントと実感があるの
30・8パーセントを上回っています。
日本の雇用を支えているのは99%中小企業ですから、
中小企業に景気回復の実感がない以上、
庶民に景気の実感がないのは当たり前なのです。



イシハラマサミツのズバッ



また、増え続ける観光客にしても、落としていくお金は、
ハワイの半分で実質上の観光収入はハワイに及びません。
そんな観光客にしても、このまま増加していくと、
那覇空港のキャパシティがオーバーしており、
それに加え、那覇空港周辺の大渋滞や、
観光客が使用する水の多さで、真夏の水不足が深刻化するなど、
すでに多すぎる観光客に由来するトラブルが生じています。

沖縄県は観光とそれに付随する第三次産業が85・9パーセントを占める
単一産業の構造をしています。
ですので、観光にダメージがあれば、好景気など全て吹き飛びます。
観光だのみという経済を脱却する事が、いつどこで何が起きるか分からない
21世紀を生き残る処方箋でしょう。


石原






国と地方自治体の大きな違いは、国は建設国債の名目で
お金を刷る事が出来るのに対して地方自治体は
そういう権限を持っていないという事です。
つまり、地方自治体も庶民の財布も大きさは違っても
原理は同じで歳入で歳出を賄わないといけません。
そこで、ブログ主が住む沖縄市は、どんな財布事情なのか
平成30年の沖縄市の支出を調べてみました。


産業創出の掛け声はフェイク?実は土木費が多い




では、平成30年の沖縄市の支出を円グラフで表示します。
沖縄市の平成30年度の一般会計予算は696億7,000万円です。

※グラフを見やすくする為に金額上無視できる項目は削除しました。



沖縄市の歳出



沖縄市は、もう何十年も前から産業創出を旗頭にしていますが
財政支出上では、商工費は14億円で2%に過ぎません。
農林水産費に関しては、4億円で1%以下です。
逆に土木費は62億円で9%を占めています。

本当に産業が発展しているなら、必然的に維持と拡張で、
商工費は増加している筈なので、沖縄市の現状は
公共工事が大きな産業という事になるでしょう。

もっとも、これは桑江市政だけの傾向ではなく、
復帰後の歴代市政がずーっとそうでした。
沖縄市の公共工事依存は、巨大な基地経済が復帰で消滅し
解雇された軍雇用員に対する応急処置として始まったからです。
基地経済からは脱却したかも知れませんが、
かわりに公共工事経済にハマってしまったわけですね。

民生費が予算の過半数を超過



沖縄市だけの特徴ではありませんが、
グラフでもっとも目を引くのは、民生費の55%です。
医療や、福祉、生活保護のような分野でその性質上、
大幅削減が出来ない自治体の義務的支出です。

沖縄市は、人口の30%が65歳以上の高齢者という老いた自治体で
超高齢化社会を迎えて民生費が増える事はあっても、
減る事はないでしょう。

自治体の財政の弾力を示す財政力指数は、68%で
危険水域とされる80%までは、まだ余裕がありますが、
今後を考えると、民生費の増加は避けられず、
何とかしないといけないでしょう。


イシハラマサミツのズバッ!



沖縄市も、多分に漏れず、市税収入が21%、市債が6%
消費税の3%で自主財源30%の3割自治体です。
残りの70%は、国庫支出金、県支出金、地方交付税などです。
なにより沖縄市は掛け声とは違い、
産業創出が上手い事行っていません。
しかも、そんなに予算も掛けていない点が気になります。
ですので、掛け声で「産業創出、雇用創出」ばかり叫んで
実体を説明しない首長や市議は疑ってかかったほうが
よさそうです。

石原


知っているようでほとんど知らない一番身近な政治家
市議の公約と生態を確認して行こうというこのシリーズ
今回は第三弾です。



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福祉の公明 タカハシ真





タカハシ真

(沖縄市選挙公報より引用)

タカハシ真さんは、今期で3回目の公明党後任の市議です。
スローガンは若さあふれる情熱の人で41歳と若手にあたります。
彼の場合は、最初に達成できた事を列挙しています。


・幼稚園給食を実現、第三子から給食費が無料化に
・子育て世代包括支援センターの設置実現(平成30年10月)
・こども医療費窓口無料化を実現(平成30年10月)
・創業起業を支援する体制を整備し若者の起業を支援、
所得と失業率の改善を実現
・障がい者の在宅就労を見るように国に働きかけ、
就労と生活支援が同時に可能となる環境整備を実現
・胃ガンリスク(ピロリ菌)検査の公費助成を実現(40歳が無料)

ここまでがタカハシ真さんが達成した公約のようです。

次がタカハシ真さんの目指す公約

豊かで活力ある沖縄市へと銘打ち

・こども医療費・給食費の無償化
・沖縄市発達支援センターの設置
・一万人アリーナ建設、新産業創出の拠点に
・バリアフリーのまちづくりを推進


一万人アリーナの建設という部分に
自公連立という言葉がちらつきます。
それから幼稚園の完全給食無償化は、
桑江朝千夫市長の一期目からの公約で
2015年に比屋根幼稚園と泡瀬幼稚園で開始されました。
(木曜日は弁当)
不思議なのは、こういう功績が
沖縄二紙では取り上げられていない事です。
桑江市長が保守だからでしょうか??


実直、市民目線 コタニ良博





コタニ良博

              (沖縄市選挙公報より引用)


コタニ良博さんは、今回で二期目の市議さんです。
登川自治会長を務めてきた方だけあり、
公約は飾り文字もなくシンプルで
半分は挨拶状のような感じです。

スローガンは人・絆・環境 暮らしやすい地域づくり

挨拶については、味わい深いのですが、
公約と関係ないので割愛させて頂きます。

沖縄北インターチェンジの渋滞解消
循環バスの北部、東部地域の拡充
(仮)池原多目的広場の推進
農民研修センター周辺のまちづくり
北美幼稚園の完全給食
池武当インターチェンジの推進
美里中工区の児童館の早期建設

コタニ良博さんは、中部工業土木科を卒業し、
以後東京測量専門学校を卒業、
そこから自治会長、
JA美里支部会会長などを歴任しています。


沖縄北インターというのは、
上りと下りの合流地点とEtc出口のごちゃごちゃしており
出口から一般道までの信号の距離の短さ、
直進と左折が最初は二車線あるのに
一般道付近になるほど狭くなり、
最後は直進と左折が一緒になる渋滞の名所です。

ここは、明らかに効率が悪く危ないのですが、
そこを何とかしようという公約は
よく地域を見ているなという感じがします。

非常に地味な感じの人ですが、
市議らしい人と言えるでしょう。


スポ根市議 新屋マサル



新屋マサル

(沖縄市選挙公報より引用)


新屋マサルさんは、一見してカタギじゃない風貌で
正月の成田山の露店で見た事あるような感じ、
選挙ポスターを見ても角刈りソフトパンチでビビるんですが、
どうもバレーボール協会の理事なども務めた方のようで
いわゆる体育会系の人のようです。
なんだ、どの道、ブログ主の苦手なタイプですね。
公約はこちら

越来グスク資料館建設及び周辺整備
待機児童ゼロへ!放課後児童クラブなどの支援・保育士の処遇改善
東部海浜開発事業の早期実現
児童生徒の各種スポーツ競技を通して、青少年の健全育成
こどもや障がい者、おじいちゃん、おばあちゃんが
安心・安全にくらせる町づくり
青年会のエイサーや各種活動支援
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け
各種選挙団の事前キャンプ誘致活動

そして、最後に
新屋マサルは「くわえビジョン」の実現に向かって
取り組みます
で締められています。

強面の新屋市議ですが、多機能介護ごえく
グループホームごえくの里 相談員
介護支援センター中部、相談員なども行っているそうです。

わかりやすい桑江市長派のようですね。

しかし、東部海浜事業はバブル期に立ち上げされ
あまりに杜撰な収益計画の為に裁判所によって
事業の見直しの判決が出て、
以前より規模縮小したという経緯があります。

沖縄市に人工の砂浜造って、
それで天然の砂浜が沢山ある他市町村に勝てるの?
という至極当然な疑問もありますし、
くわえビジョン実現という事は、
あの一万人アリーナにも賛成なのでしょう。

失敗すれば、そのツケは経済的な弱者である
障がい者やお年寄り子供に
しわ寄せとして向かって行くのですが、
公約との整合性は取れるのでしょうか?
沖縄市の場合、パンとサーカスが両立するような経済状況では
ないと思うのですが・・


よく聞く くわえビジョンとは?


中部の要、元気なまち・沖縄市へ
人材輩出のまち、若者のまち・沖縄市へ
社会的弱者に寄り添う福祉充実のまち・沖縄市へ
女性の社会参加と子育て支援のまち・沖縄市へ
文化、芸能の薫るまち・沖縄市へ
新たな観光資源を創出するまち・沖縄市へ
基地被害のないまち・沖縄市へ
市民が主役の行政・沖縄市へ

この8項目を実現する事であるようです。

イシハラマサミツのズバッ!


引き続き、沖縄市議の皆さんの公約を紹介しつつ
独断と偏見で斬っていきます。


石原

沖縄県は、ニュースなどで見る限り
保革の抗争が激しい土地に見えます。
しかし、調べてみると激烈なのは、
米軍基地を多く抱えている自治体だけで、
北部や離島では、無投票当選もかなり多いです。
では、2018年10月現在、沖縄の保守、革新、
その他の勢力図はどうなっているのか?
ネット検索を元に独断と偏見で色分けしてみました。



革新は赤、保守は紺、不明は黄緑で塗り分け




沖縄県の保革の状況



という事で、沖縄県の全自治体41の色分けをしてみました。
保守は紺、革新は赤、不明は黄緑で塗り分けました。

こうしてみると、沖縄本島は南部が保革拮抗、

中部は革新が多いですが、人口の多い沖縄市とうるま市を
保守系の首長が抑えていて、互角です。

先島は宮古を下地敏彦市長、石垣は中山義隆市長と
保守系の首長が抑えており保守が優勢になっています。


北部に至ると、保革判然としない首長が出てきます。
4期、5期と長期務める首長が多く無投票当選も多くなってきます。



いずれも人口が減少し過疎化に悩む自治体が多く、
イデオロギーどころではないケースが見てとれます。
それは、離島も大体同様で、経済援助が受けられるなら
贅沢は言えないという状況です。



41市町村長を列挙



こちらは、ブログ主が独断と偏見とネット検索で
保守、革新、不明で分類した
沖縄県の41市町村自治体の長の一覧です。



那覇市  城間幹子(革新)
宜野湾市 松川正則(保守)
石垣市  中山義隆(保守)
浦添市  松本哲治(保守)
名護市  渡具知武豊(保守)
糸満市  上原昭(保守)
沖縄市  桑江朝千夫(保守)
豊見城市 宜保晴毅(保守)
うるま市 島袋俊夫(保守)
宮古島市 下地敏彦(保守)
南城市  瑞慶覧朝敏(革新)
国頭村  宮城久和(不明)
大宜見村 宮城功光(不明)
東村   伊集盛久(保守)
今帰仁村 喜屋武治樹(革新)
本部町  平良武康(不明)
恩納村  長浜善巳(革新)
宜野座村 當眞淳(不明)
金武町  仲間一(不明)
伊江村  島袋秀幸(不明)
読谷村  石嶺傳實(革新)
嘉手納町 當山宏(革新)
北谷町  野国昌春(革新)
北中城村 新垣邦男(革新)
中城村  浜田京介(革新)
西原町  上間明(革新)
与那原町 照屋勉(革新)
南風原町 赤嶺正之(保守)
渡嘉敷村 松本好勝(革新)
座間味村 宮里哲(保守)
粟国村  新城静喜(不明)
渡名喜村 桃原優(不明)
南大東村 仲田建匠(不明)
北大東村 宮城光正(不明)
伊平屋村 伊礼幸雄(不明)
伊是名村 前田政義(不明)
久米島町 大田治雄(不明)
八重瀬町 新垣安弘(保守)
多良間村 伊良皆光夫(革新)
竹富町  西大舛髙旬(保守)
与那国町 外間守吉(保守)




実際には、首長はイデオロギーだけではできず、
是々非々で行政を運営しているものですが、
あくまでも思想傾向の目安ですのでご了承下さい。

それによると、現在、革新が13名、保守が15名、
不明が13名という形になっています。


イシハラマサミツのスバッ!



イデオロギー闘争は、沖縄南部と中部でかなり激しく、
北部と離島になると弱まる傾向があります。
実際、離島や北部は中南部に偏った経済の恩恵に預かれず
産業の停滞、過疎、高齢化に悩み、政治闘争どころではない
というのが実情です。

実は、勝った負けたで騒いでいる自治体の住民は、
贅沢な悩みを言っているのかも知れません。


石原







沖縄県の2018年の予算は、7310億円です。
これには、2627億の特別会計予算と、
県が運営する病院、水道、工業用水事業予算
1105億円も含まれません。

さて、沖縄県が最も支出している予算はなんなのでしょうか?
これを見ていくと色々分かる事があります。



支出№1は意外にも教育費



沖縄県支出項目


こちらのグラフは、14項目に及ぶ県の支出カテゴリを示した図です。
最も県が支出しているのは、意外にも教育費で教育行政に関わり
1694億円で全体の23%が支出されています。

全国でも最低ランクの学力の沖縄ですが、教育費は最大の支出です。
ここは費用対効果を考えないといけないでしょう。

次は民生費で1126億円で、社会福祉の充実を図るため、
児童、老人、身体障害者などのための給付費、社会福祉施設の整備、
運営費などに係る経費です。 
こちらは、沖縄県でも進行する高齢化で今後も増加します。

次が土木費で、931億円、道路、河川、住宅、公園などの各種公共施設の建設、
整備を行うとともに、これらの施設の維持管理に係る経費です。 
つまりは公共事業で、第一次産業の建設業を維持する為にも削減は難しい分野

次は総務費で、庁舎や公舎の管理事務に関する経費で640億円
選挙や統計調査も、ここの経費に含まれます。
平たく言うと、公務員の給与と選挙費用が入っています。
辺野古移設賛成反対で県民投票をすると、ここがチャリーンと
5・5億円増加します。

次が県の借金を支払う交際費669億円、農林水産事業費、515億円、
商工費385億円、医療や公衆衛生の費用、衛生費378億円と続きます。


財政の弾力性を示す義務的経費も交際費も健全




沖縄県歳出



地方公共団体の支出の中で、運営の上で支払う事を免れない経費を、
義務的経費と言います。

これは、公務員などの人件費、生活困窮者、障碍者に支出される扶助費、
公債費の3つに分類され、沖縄県の場合には、2993億円、全体の41%が
義務的経費になっています。

義務的経費は削減が不可能なので、こちらが支出の%の多くを占めると
財政に弾力性が失われますが、80%未満は妥当とされているので
まだ優良の部類に入ります。
公債費は、一般会計の18%を超えると公債発行に制限がかかりますが
669億円は、10%内外なので、まだ優良です。


イシハラマサミツのズバッ!



沖縄県の義務的経費は41%は2293億円で、危機的と言われる80%よりは
ずっと低い事が分かりました。
しかし、66%が国庫支出金と地方交付税になっている事を考えると
自力より他力本願頼みに見えます。
また、教育行政にお金が入っている割には、学力が上らなかったり
増加する事が間違いない民生費の対応や、その他の経費に含まれる
市町村への補助費、1965億円など、まだよくわからない部分があります。
それは、今後も調べていきます。


石原











沖縄では、玉城デニー新知事誕生に次ぐ吉報と
もてはやされた東京都小金井市議会の米軍普天間飛行場の
代替施設の必要性を国民的に議論するように求める陳情が
共産党等の反対で12月の定例会に先送りされました。

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米軍普天間飛行場の代替施設の必要性を
国民的に議論するよう求める陳情を
9月末に採択した東京都小金井市議会は
10月5日、陳情に基づく意見書案の提出を見合わせ
12月予定の次期定例会に先送りした。

陳情に賛成した共産党市議団が
「判断が間違っていた。賛成できない」と態度を翻すなど、
意見書可決の見通しが流動的になってきたため。


ブログ主は、共産党の主張には一定頷ける部分があります。
そもそも、異民族の基地を他の都道府県に移転して
災厄を広げるのは、領土主権の立場から考えて極めて非常識です。

共産党の言い分とは



陳情に反対した共産党の意見は以下のようなものです。

「陳情は普天間代替施設について、
沖縄以外の国内全自治体を候補地にするとし、
国内移設を容認する内容。
党の基本的立場と異なり、
国内の基地強化を認めるとの誤解を与える」

国内移設を容認する内容って、共産党の立場では、
沖縄は国内ではないのか?日本ではないのか?と
クビをかしげる部分もありますが

領土主権の回復を党是にあげている共産党としては、
アメリカの基地を本土に移設するのは領土主権回復に逆行し
決して容認できないという事でしょう。
そこは、全くもって立派で評価します。

ナショナリズム漲る共産党綱領



今度は、共産党の綱領を読んでみます。



「日本とアメリカとの関係は、
対等・平等の同盟関係では決してない。
日本の現状は、
発達した資本主義諸国のあいだではもちろん、
植民地支配が過去のものとなった
今日の世界の国際関係のなかで、
きわめて異常な国家的な対米従属の状態にある。

アメリカの対日支配は、
明らかにアメリカの世界戦略と
アメリカ独占資本主義の利益のために、
日本の主権と独立を踏みにじる
帝国主義的な性格のものである」


このようなナショナリズム漲る綱領を
現政権が持ちえないのは不幸ですが、
立派な事を書いています。

この極めて異常な国家的な対米従属の縮図こそ
日本の各地、とりわけ沖縄に集中する米軍基地で
これを許さないという共産党の意見には
全面賛成します。


共産党のダメな所



しかし、そんな共産党は憲法9条堅持で
憲法を改正して自衛隊を国軍として
アメリカ帝国主義の対米従属から抜け出し
自力で国を守るという事は反対です。

つまり批判している対米従属の元凶である
日米安保に依存しているわけで
それでは、綱領にもとるんじゃあないですか?
こんなこったから政権を取れないんです。

ナショナリズムがゼロな沖縄県民



沖縄県民は米軍基地と73年共存した慣れと
偏った反戦平和教育のお陰で軍隊を嫌悪し
軍隊を持つ=侵略するという短絡思考の人が
大半を占めています。

それでも、中国や北朝鮮は怖いので、
意識的にはアメリカ軍の武力に依存していますが
基地が多すぎて犯罪も頻繁という事には不満があり
その負担を減らしたいとは考えています。
そこで、、、

「アメリカの基地を本土でも負担してー」と
極めて非常識な事が平気で言えるのです。
沖縄県民だけが米兵犯罪に巻き込まれるのは嫌、
一部、本土でも犯罪を負担してというわけです。

これは異常です、自分の国を自分で守る事は放棄して
アメリカ軍の占領を容認し、でも、犯罪が多すぎるから
一部の犯罪を本土でも受けれて下さいと言い出す。

ナショナリズムがまるでない
自分の国を自分で守るという気概がない
本気でアメリカ軍が守ると思っている。

玉城デニー新知事は、そんな県民に担がれたのです。

一体、何を期待できるというのでしょうや?

イシハラマサミツのズバッ!



そもそも、沖縄の海兵隊は日本の主権が回復した後に
激烈な基地反対運動が起きた結果として、
沖縄に移転してきたものです。

沖縄はそれを再び、本土に戻そうといのですから、
普通に考えて賛同が得られるわけありません。
「一度追い出した米軍基地を、また受け入れてたまるか」
それが本心というものでしょう。

沖縄と本土が共闘する可能性はただ一つしかありません。
日本中から米軍基地を全面撤去するだけです。
そこに考えがいたらぬ限り、この問題は動きません。

沖縄は、米軍基地から発生する犯罪はウンザリだから
本土と沖縄は協力して、基地を追い出そう、
憲法を改正整備して自分の国は自分で守りましょう

文句のつけようがない正論を述べるべきでしょう。
これ以上、基地被害に泣きたくないならね。


石原









私達の生活に一番身近なのに、
一番よく知らない沖縄市議の皆さん
県知事選挙では燃え上がる有権者も、
市議選では読みもしないで
公報をポイ捨てしていませんか?
でも、市の問題は本来市議と市長が協調して
解決していくものです。
そこで、沖縄市議の皆さんが、どんな事を
主張していたのか紹介します。
今回は第二弾です。


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№4 沖縄市のヒデキ 喜友名ひでき


喜友名ヒデキ
(画像:喜友名ひでき沖縄市選挙公報より引用)


喜友名ひできさんは、今回初当選の新人さんで37歳
個人的には、喜友名のほうが県外からの移住者は読みにくいので
きゅうな秀樹にした方がよかったのではないかと思いました。

スローガンは
「新人候補ひでき37歳、行動力では負けません」です。



公約は、ライカム交差点周辺基地(山里)の早期返還を求め
跡地利用について地域の声を行政へ

産休、育休が取れず、仕事を辞めざるを得ないなどの
問題を抱える非正規労働者の環境整備

小学校入学前に学用品を支給するなどといった家庭の事情に
左右されない平等な教育支援

福祉・保育人材確保の為、従事者の待遇改善を訴え、
待機児童やホーム入居待機者の解消

等々を訴えています。

喜友名ひできさんの経歴を見ると、
沖縄市山里青年会の会長、副会長
山里自治会会長、沖縄市青少年指導員、
沖縄市障がい者自立支援協議会委員、
山内小学校運営委員会の委員
沖縄地区防犯委員会など
山里地区の問題に取り組んでいる方のようです。


公約も、ライカム交差点の激しい渋滞を緩和する為に
ライカム周辺の米軍基地を撤去させようなどは、
地域に密着した公約だと言えます。
基地といえば辺野古だけと違いますよ、皆さん!

あと、どうでもよい疑問ですが、喜友名市議、
選挙期間の初日は、選挙カーから西城秀樹のヤングマンを流して
ヒデキ繋がりを強調し、あまりにベタ過ぎて面白かったのに、
どうして、それを止めてしまったのでしょうか?


№5 福祉の社民 諸見里ひろみ

諸見里ひろみ
(画像:諸見里ひろみ沖縄市選挙公報より引用)


諸見里ひろみさんは、社民党選出の議員さんです。
以前に二期市議を務めていましたが、
今年4月の沖縄市長選では、市議を辞めて立候補
現職の桑江市長に挑んで落選
今回は再び、市議選に立候補して当選しました。

そんな諸見里ひろみさんのスローガンは

「アベ政治を止めよう 弱い立場の声をいまこそ市政へ」



公約は、
●辺野古新基地建設No!憲法9条改悪は許しません
なくそう子どもの貧困

保育所、学童保育の拡充と利用者の負担軽減さらに質の確保
幼児教育、学校給食の無償化、給付型奨学金の創設
子ども医療費の無償化、公立夜間中学の設置

●安心安全と共生の地域づくりの充実

LGBTへの偏見のない職場・社会環境の形成
高齢者、障がい者の福祉の充実
男女共同参画を通じた共助型社会の形成

●働く環境の改善

正規雇用化と正当な賃金への改善
保育士、介護士の待遇改善
公職場における非正規の処遇改善
公契約条例の制定と入札改革

●沖縄市らしい経済戦略

農業、漁業、環境、観光、医療、文化、芸能の連携


さすがは「福祉の社民」の候補者さんらしく、
福祉や労働環境、差別の撤廃は事細かいですが、
経済となるや、たった一行で済ますという分かりやすさ
沖縄市らしい経済戦略となると、○○風に通じる適当さを
どうしても感じてしまいます。

あとしつこいようですが、アベ政治を許さないとか
憲法9条改正反対とかを公約の最初に持ってくるのは
一体どうしてなんでしょう?

もちろん、失業率が高く、65歳以上の高齢者が市の人口の
30%を占める老いた自治体である沖縄市では福祉は重大です。
弱い立場の市民の為に頑張って下さいね。

№6 異色の音楽家市議 モリ山政和


モリ山政和
(画像:モリ山政和沖縄市選挙公報より引用)

モリ山政和さんは、今期で3期目の議員さんです。
平成21年に美東中学校の校長先生を定年退職してから
平成22年に立候補したそうです。

スローガンは
本気・有言実行、音楽、芸術、教育、特色あるまちづくり



公約は、
ミュージックフェスティバルin沖縄市開催
美術館・野外ステージの設置
市内高校に芸術コース、郷土芸能コース、体育コースの誘致
障がい者スポーツの向上、
沖縄こどもの国の整備充実、市内循環バスの拡充

こちらのモリ山さん、武蔵野音楽大学声楽科を卒業した音楽家

現在も、沖縄県音楽教育研究会顧問
混声合唱団(フォレスト)主宰
沖縄ジュニア合唱団団長
沖縄市ジュニアオーケストラ事務局長
こんな風に音楽の専門家であるようです。

こどもの国は沖縄県唯一の大型動物園で、
市外からお客さんを呼べる施設です。
市内循環バスの拡充も大事ですね、沖縄市は、
北部と東部に公共交通の空白地帯があるので
コザには、移動手段がなくて、
何十年も行った事がないという高齢者もいるのです。
公約はシンプルなので、どうか実現できるように
頑張って下さい。

イシハラマサミツのスバッ!



今回も3名様を紹介しました。
皆さん、福祉や雇用には詳しいようですが、
なかなか産業の振興に具体策がある方が少ないようです。
福祉には相応の財源がいるので、一つ、どこからお金を稼ぐかにも
焦点を当てていただけると選ぶ選択肢が増えますけどね。

石原









皆さんは市役所から無料で配布される選挙公報に
目を通した事がありますか?
正直に答えて下さい、
ポストから取ったらゴミ箱にポイですよね?
まあまあ、分からないではないです、
別にファンでもなんでもないオッサン、オバサン候補の
主張なんか興味もないでしょう。


しかし、この選挙公報はなかなか面白いもので、
その内容は市が一切手を触れる事は出来ません。
つまり、候補者が提出した文面そのままが掲載されるのです。
そこで、普段はゴミ箱に入れてしまう市議候補の公約を拾い上げ
どんな事を主張していたのか紹介してみますよ。

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※落選した方については掲載しません。



№1:大城ハヤト



大城ハヤト
(大城ハヤト:写真は選挙公報より引用)




大城ハヤトさんの公約を見ると、

1万人アリーナ(仮称)プロスポーツイベント誘致
音楽産業、コミックマーケットを活かした観光誘致
沖縄こどもの国の整備拡充、にぎわい創造
歴史、景観、自然環境を活かした観光映像を配信
中小企業の育成など、経済と観光振興をリンクさせた
政策が公約のようです。

もうひとつは、沖縄の伝統文化を推進、
スポーツ部活動のサポート、地域コミュニティを活かした
まちづくりを掲げています。

この方、現在36歳で2001年にりんけんバンド加入とあり
その流れでの音楽産業へ力を入れているのかもです。
あと、2015年より、FMコザにおいて
ハヤトラジオを開始していますね。

所属は書いていませんが、アリーナ推進派であるので
桑江市長派という事でしょう。

しかし、ミュージックタウンと言い
音楽の街沖縄市を前面に出した事業は
大体、しくじっているので、
厳しい目線を向けたい所です。


№2 ズケ山良一郎



瑞慶山良一郎
(ズケ山良一郎:画像は選挙公報より引用)




ズケ山良一郎さんのスローガンは、
共に語らい、共に創る、情熱の沖縄市です。

ズケ山さん、今回の市議選ではTOP当選でした。

公約としては、くわえビジョンの早期実現で

福祉:特定不妊治療の助成子作りが出来る環境づくり
待機児童の解消、保育士の処遇改善
児童虐待の防止の3点を挙げています。

もう一点は教育

学力向上キャリア教育、家庭学習の推進
就学援助の強化、経済格差から生まれる学力格差の解消

今回の市議選挙、市長派は無所属銘記が多かったですが、
ズケ山さんは選挙期間中、一貫してくわえビジョンを
強調していましたね。
キャリア教育というのは、詰め込み教育、進学の為の教育ではなく
どうして学ぶのか?何になりたいのか?どんな人生を歩むのかを
絶えず子供と一緒に考えながら進めていく教育のようです。

前回選挙での落選から返り咲いたズケ山さん、
4年後にどの程度、公約が実現されているか楽しみです。



№3 桑江なおや



くわえ直哉
(画像:桑江なおや:選挙公報より引用)

桑江なおやさんは、
泡瀬干潟埋め立て反対を主張して当選した人で
今回で三期目です。

スローガンは、命とくらしを守りたいで目指しているのは、
災害に強いまち、高齢者が安らぎ、障害を持つ人も持たない人も
住みよい安心して子育てできるまちへ
基地被害・環境汚染から市民を守るです。

さらに環境問題では、人と自然が共生する街を掲げ

①泡瀬干潟をラムサール条約に登録する
②漁場と自然の再生、
③エコツーリズムの推進、自然、文化観光都市へ
④再生エネルギー促進、ゴミのリサイクル、循環型社会を推進
⑤平和国際交流できる人づくり

それから平和運動的な公約では

①憲法9条を守り、子供達を戦争に行かせない
②しまくとぅばや外国語を学び、文化交流を通じて尊敬しあえる
平和な未来を創造する人材育成

等々、盛りだくさんな公約を掲げています。

ちょっと総花的な公約なので、こんなにたくさん一度に出来るの?
そんな風にも思いますが、まあ、見てみましょう。

桑江なおやさんの公約で好感が持てるのは、安倍政権へnoとか
そういう市の政治を越えた主張がない点ですね。
革新系の候補は、おおむねこの一文があるので・・


桑江なおや氏は保守の同じく沖縄市議の仲宗根まことさんと
FMコザでホカクトワーズというラジオ番組を持っています。

イシハラマサミツのズバッ!



とりあえず3名様を紹介させて頂きました。
さらに続けていきます。
4年後、実際に公約を実現したか?
市民生活の役に立ったかの参考にして下さい。

石原


薩摩侵略以前の古琉球の時代、
琉球の行政文書は少しの漢字と平仮名で構成されました。
ところが、片仮名はほとんど使われていません。
一体、どうして片仮名は使用されなかったのでしょうか?
そこには、「あーー」と思う理由がありました。


片仮名は漢文の読み下し文として発達した




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平仮名が漢字の略字として発達したのに対して、

片仮名は漢籍の読み下しの記号として発展しました。
中国語は漢字だけで、てにをはのような接続助詞がないので
読みやすいように乎古止点を加えたのです。
元々は仏教の経典を日本人が読みやすくする為に生まれたのですが
その過程で片仮名が発達したと言われています。




琉球人は漢文を漢文として読む方が楽だった。




琉球に漢字が流入したのは、1265年頃、禅鑑という僧侶が
浦添の極楽寺に入ってからです。
その頃から、琉球の支配階級に漢字が普及していくのですが、
当時の琉球人には日本語も外国語なので、
乎古止点を覚えて読み下し文をつける意味がありません。

漢文を日本読みに直して、さらに琉球語として読むのは
必要がない苦労を背負う事になるからです。

それなら中国語を中国語として覚えてしまう方が
ずーっと簡単でした。

※参考文献:古琉球における文字の導入・使用について
シルビア・タルタリーニ



イシハラマサミツの感想



そんなわけで琉球では片仮名が発達しませんでした。
読み下し文が発達した事で日本人は漢籍に親しむ事が容易になった反面
漢文の原書は読めないという人も多く出すようになります。
一方で琉球では、読み下し文を使わずにそのまま白文を読むので
中国語ペラペラのバイリンガルが大勢出現しました。

※白文:読み下し文がついていない漢文の事

しかし、薩摩の侵略後は大和文化が浸透してしまい、
読み下し文まで定着して大和と変わらなくなります。
有名な六諭衍義は、名護聖人寵文が明王朝から持ってきますが
白文だったので、当時の琉球の知識人階層はほとんど読めず
日本で読み下し文が出来てから読み始めるという具合でした。



石原



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