いじめなどの問題で子どもの自殺が出ている現状を憂い、
「少年革命家ゆたぼん」を名乗って 悩んでいる子や
親を励ますメッセージを発信している中村逞珂さん(10)を
5日付の本紙で紹介したところ、 インターネット上で
賛否の意見が活発に交わされている。

「宿題をやらずにさぼっているだけ」などの中傷も多く、
専門家は「不登校の理由を周りが納得しないと
許さないという異常さが表れている」と指摘する。
一方、大リーガーのダルビッシュ有さんが
ツイッターで活動に理解を示すなど肯定的な意見も広がっている。

琉球新報引用
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-915794.html



youtube



大の大人が10歳の少年を匿名で叩く日本社会の幼稚さ


ブログ主は、中学二年から三年にかけて不登校を経験した。
その理由は、いじめでも何でもないとにかく学校が嫌だったのだ。
これは不登校になった事がない人には理解できないだろうが、
不登校=深刻なイジメばかりではない。

不登校に明確な理由を求めるのはナンセンスで
それこそ不登校児童を追い詰めるだけだろう。
本人にさえ、どうして学校が嫌なのか分からない事はある。

小麦アレルギーの人に
「なんでパンが食べられないの美味しいのに?」という人は
無神経だと批判されるのに、 不登校の児童には、
「たかだか宿題をやりたくないだけ」という批判が
罷り通るのはオカシイではないか?

学校が好きな人や学校に通うのが何でもない人には苦痛でもあるまいが、
学校に行きたくない児童には、それはどうしても嫌な事である。
それを批判する人だって一つや二つ、
どうしても嫌な事はあるのではないだろうか?



・「学校に行っていた方が幸せになれる確率は高い」
・「我慢や忍耐力も協調性も無くて、身につける努力すら放棄して逃げてる」
・「親のロボット」

ブログ主も多くの批判的な書き込みを見たが、
いずれも一面的か全くの先入観だけで
ほぼ誹謗中傷と言って良い内容ばかりだった。
しかも、こんなカキコミをしている人はほとんど匿名である。
いったい彼らは、10歳の少年の何を知っていると言うのか?
ネットで流れてくる批判的な情報を脊髄反射で拾って
悪罵を投げつける事に 何の生産性があるのだろうか?


中村逞珂に批判的な人々は、肯定的な人に対して
「少年の人生に責任も持てない癖に」と嘲るが、
では彼らは中村逞珂に何が出来るというのだろうか?
現時点でも匿名で批判しているだけではないのか?
なにが気に入らないか知らないが、
10歳の少年をムキになって叩く様は 幼稚以外の何者でもない。


少年革命家ゆたぽんが選んだ道を観客になって見る


中村逞珂の人生にお前は責任を取れるのか?
と言われればブログ主は取れない。
それ以前に彼の人生の責任は究極的には彼にしか取れないのである。
もし、彼が大人になって10歳の不登校だった自分を後悔し
「自分は親や周囲の大人に踊らされた」と嘆いてみても、
責任は周囲にはなく、自分にしかないのである。

また、彼がある時点で考え直し
不登校を辞めて学校に通うようになったら、
それはそれで素晴らしい事でブログ主は賞賛する。
ブログ主に言えるのは、 中村逞珂のアクションに対し
良き観客になれるかどうかという事だ。

彼が全国の不登校児に「不登校は不幸じゃない」と呼びかけても
共鳴する児童も、共鳴しない児童もいるだろう。
ブログ主が今、不登校児だったら、「けっ!」と言って終りかもしれない。
でも、それでいいのである。
ゆたぽんのアクションは、
不登校児の人生には色々な選択肢があり、
必ずしも学校に行く事だけが幸せではないという
一つの道を示しただけの事だ。


批判の中には、ゆたぽんに煽られて
不登校児が増える事を危惧する意見もあったが、
「子供はそんな単純じゃあねえよ、なめるな」と言うだけだ。
当たり前である人には自我があり、それぞれの考えがある
共鳴する人間ばかりではないし、
まだ、ゆたぽんのようになろうと考える不登校児も少数だ。

今後、中村逞珂がどんな人生を辿るかで共鳴する人が増えたり、
反面教師にする人が出るだろうというだけである。





イシハラマサミツのズバッ

石原


ブログ主はこの一連のバッシングで
ゆたぽんがyoutube投稿を止めるかと思ったが、
当人は思った以上にタフで、むしろネットで取り上げられた事で、
600人のチャンネル登録者は16000人まで増加した。
「ホンマに助けが必要な子にメッセージは届いている。
それがめっちゃうれしい」 このコメントを見る限り、
中村逞珂はタフな少年だと思う。

宿題がやりたくないというだけで不登校に逃げたというだけの弱虫が、
こんなコメントが出せるとは思えない。
ゆたぽんは嚢中の錐であり、不登校の形ではなくても、
何らかの形で世の中に出るパワーがある個性なのかも知れない。
ブログ主は、ゆたぽんの人生をジャッジできるような先見性も知性もない。
しかし、少なくとも10歳の少年を匿名でブッ叩いて
日頃のストレスを晴らすような 卑劣なネット民よりは
見上げた根性の持ち主だと思う。



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