2006年02月24日
哭声(2)
お年寄りだけではなく,別の機会に痛々しいほど激しく泣く赤ん坊を見たときにも,なにか強いマイナス感情にさいなまれているんだろう,と感じた.そういうことを経験した後,ヒントをくれたのは予防接種に来る子供たちだった.
注射をしてケロッとしてる子も多いが,泣く子はもうスゴイ,まだ針を刺す前から烈火のごとく泣く,暴れる,逃げる.これだけ子供によって差があるのは,単に注射の痛みだけの問題ではなくて,やはりマイナス感情の多さが問題であり,特に恐れが強いのだろうと考えた.
週一回当直に行っている病院で,ある晩,当直室まで聞こえる叫び声が夜中まで続いていた.鬼の哭き声とでも言おうか,そのようなすさまじい叫び方である.ちょうど病棟から呼ばれたので,バッチフラワーを試してみた.