2007年04月12日
オレ授業
理学療法士,つまりリハビリ専門家になる学生たちの授業を週一回している.なるべく教科書を読むだけの授業をしたくなかったのだが,どうしても8割ぐらいの時間は教科書を読んでいて,退屈になってしまう.
というわけで,今年から思い切って,もういちいち教科書を読むような授業はしない!,と誓った.世界で俺だけが出来る授業をしよう,ってなもんでいろいろ,考えたわけだ.
俺だけが教えられること,,,
リハビリを職業にする人たち,,,
形態としては授業,,,
などなどをマルチプルに,実際には非言語的に考えていた.そうして,近年のリハビリ学の進歩に思いをはせた,脳は再生しないと以前は言われていたが,適切な刺激やtaskを与えることで,どうも脳は再学習するようなのだ.
今後確実に神経が再学習するという学問や理学療法が発展していくし,その上,学生たちは俺より15歳も年下なので,彼らの今後40年ぐらいのキャリアのうちに,私が経験する以上の素敵な未来を,神経がもっともっと再生するということを職業として経験できるということなのだ.
そういうことを考えていたらテーマが浮かび上がってきた,テーマは”学ぶ”
学生にとっては”学ぶこと”を学ぶ
俺にとっては”学ぶこと”を教える
で,決まりだ.
という感じで,初日の授業が始まる15分ぐらい前にテーマが決まったのでした.