2006年03月01日

いぬのうんめい1

私のMAIN HPにバナーを貼っていますLIVING WITH DOGSの記事
小野千穂のドッグエッセイ: 動物孤児院 (30)「クレアの犬特集、見ましたか」  の記事をコチラに載せます。
少し長い記事ですが宜しければお付き合いください。


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「クレアの犬特集、見ましたか」

こないだの「クレア」という雑誌の、犬特集をごらんになりましたか。
私はその雑誌を空の上で見ました。チャイナエアラインです。何と思いがけなくビジネスクラスにアップグレードされたのです。機内食は和食を頼んで、上機嫌でした。そのときマガジンラックに「クレア」という雑誌が見えたのです。しかも、「気絶するほど犬が好き」と題した犬特集。抱きしめたくなるようなゴールデンレトリバーの小犬が見えました。
雑誌を開けようとして、目に入ったのが、「いぬのうんめい」という記事の紹介です。ガーン!そうです、保健所に入れられた犬が7日目にどうなるか、「うんめいの日」までも毎日カメラにおさめて、ルポした記事だったのです。

これで食欲はゼロになりました。白いリネンの上に並べられたごちそうでしたが、胸がいっぱいで食べられませんでした。

それから3日間、毎晩怖い夢を見て、うなされたのです。話には聞いていたけれど、こうして写真で、はっきり見るのは初めてでした。この記事を書いたライターが檻に手をのばすと、犬がぺろぺろと手をなめるのです。最後の日の朝、檻は2メートル四方の鉄の箱にまで狭められ(つまり犬たちはぎゅうぎゅう詰めにされて!)、酸素を抜かれて殺されるわけ。

黒い鉄板が四方から迫ってくるときの犬たちの恐怖を考えると、眠れなくなってしまうのです。

しかも、この鉄の箱の名前は「ドリームボックス」と呼ばれるというではないですか。この名称に、私は絶句・・・です。

他に、もっと親切な、平和な「殺し方」はないのでしょうか。恐怖を味あわせなくて殺す方法はないのでしょうか。

そして、もちろん、人間的な殺し方を考えるよりも、まず、

   殺さずにすむ方法はないのでしょうか。
 
私は今、そのためにはどうしたらいいのだろう、具体的にどうしたらいいのか、何ができるか、そのことを毎日毎日考えています。

そして、このことを私たちは、もっと公にしなければなりません。「見捨てられた犬たち」がどうなるのか、人はあまり考えたくないのだと思う。ああいった
雑誌を見て、「かっわいい!」「ほしい!」と思うだけなんだと思う。

だから、その意味では、あの記事はすごい。何がすごいかというと、「クレア」の犬特集に、ああいう記事を載せたということがすごい。他の記事と、あまりにも対照的だからです。あの雑誌を買った人は、あの記事を避けて通ることはできない。そして、一人でも多くの人が、「こうやって日本では毎日毎日、かつてはかわいい家族の一員だった犬たちが、恐怖のもとで殺されています。一年で何十万頭も!」ということを、「知る」という点では、すばらしい企画だったと思うのです。

私はそのことで、「クレア」の編集部の人たちに礼状を書くつもりです。

ええと、それから、ドイツに帰るときに乗ったチャイナエアラインで、再び「クレア」の次号を見ました。最後の頁の読者欄に、だれかが書いていました
よ!「いぬのうんめい」を読んで泣いた!と。

泣いたのは私だけではなかった、と思いました。

日本からこの忌まわしい「ドリームボックス」が廃止される日が来ますように。犬たちが殺される代わりに孤児院に収容され、犬を飼いたい人は動物孤児院に行って見つけることが「常識化」される日が来ますように。

これをお読みになったみなさま、どうぞ、「いぬたちのうんめい」のことを、なるべく多くの人たちと語ってください!

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以前あこちさんのブログボク達は家族。ヘムちな毎日内の記事
2005年9月 2006年1月
を読んで私のブログにも2度載せました 2005年9月 2006年1月

2月27日から今日までの鳥取保健所管内の犬・猫収容は無しでした。
でも飼い主募集のページは9月30日から更新されていません。
それから今日まで収容はあったはず・・・



rz350tk at 22:57│Comments(3)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by ラッキーママ   2006年03月02日 16:44
本当に考えさせられる記事ですね。
ラッキーはそんな目には絶対に遭わせないと誓います!最後まで愛情持って大切にします。

世の中に不幸な犬が一匹でも減ることを祈っています。私もこの話を誰かにします。

祈ること、話をすることぐらいしかできなくて、殺されていく犬たちにすまなく思います。
2. Posted by 花華   2006年03月02日 23:10
ラッキーママさんへ
主人の実家近くの方も飼い犬に噛まれ、速攻で保健所に連絡してもっていってもらったって話を聞いて凄くビックリした事を忘れません。
飼い犬に手を噛まれた!恩知らずだって。でも命を奪うことはないのにって。きっと知らず知らずに身近にこんな出来事が起こっているのでしょうね・・・
3. Posted by あこち   2006年03月04日 20:35
花華さん、こんばんわ。
最近、自分のブログに引きこもっていたので気付くのが遅れちゃいました。ごめんなさい。汗

クレアの特集の噂は聞いて買おうと思ったのに忘れてしまいました。読者からの反響も大きかったようで、この様な雑誌に取上げてもらえる事のいい面での影響力を実感しています。

地道であっても正しい内容を伝え続けることが大切ですね。自分の言葉で伝えることができるという事は、その知った事実を理解したことにもなるので、自分にとってもプラスになると思います。
沢山の犠牲になった命に対して、それ位の事はしなくちゃね…。

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