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なぜ Debian で sbcl なのか? それは Debian で sbcl をインストールするのはとても簡単だからです。apt-get  や Synaptic を使って初心者でも簡単に sbcl をインストールできます。他の Linux ではなかなかそうはいきません。以下は 私のメモ用と同時に、Debian と sbcl に関する初心者向けガイドです。熟練者にはいらない話ですが、むしろアドバイスをもらえればうれしい。

最初にDebianについてちょっと一般的な一言アドバイス。ダウンロードにEpiphanyを使う人は、事前にダウンロードフォルダの設定をしておいてください。さもないとどこにダウンロードされたかなかなか見つけるのが難しい。そのやり方は、「虚ろなるパソコン技術ノート for Debian」を参照の事。ここには google-chrome のインストールの仕方も書いてある。事前にこのとおりにしておいたほうが、あとあといいですよ。

ついでにあとで使うので、Synaptic で curl もインストールしておいてください。

さて、Synaptic を使って sbcl をインストールした場合には、そのバージョンはこのブログ執筆時点では1.0.40.0.debian です。私はこれで全然不便を感じませんが、最新版を入れたい人は本家のサイトからどうぞダウンロードしてインストールしてください。

sbcl のような非IDE環境の場合には、今では lispbox ではなくて quicklisp を入れるのが常識のようです。そこで quicklisp と slime をインストールすることにします。

quicklisp のインストールはこちらの記述のとおりにすれば、問題なくできるはずです。ただし、curl のコマンド行ではオプションは「-O」大文字アルファベットのOですから、念のため。

quicklisp は 各種Lisp ライブラリのリポジトリを管理していて、(ql:quickload "システム名称") で自動的にそのリポジトリからダウンロード+コンパイル+ロードをしてくれますから、大変便利なのですが、その管理からはずれたものや、実は古いものになっていた場合には、問題が生じます。自分がインストールしたいモジュールがあるかどうかは (ql:system-apropos "システム名称の一部分") で調べることができます。それを説明しているのが (ql:system-apropos "vecto") と (ql:quickload "vecto") で、これはまあ、やらなくてもいいです。最後に sbcl を起動したときにいつも quicklisp が使えるように .sbclrc の初期化ファイルに一文を付け加えておきます。それを実行するのが (ql:add-to-init-file) で、これは sbcl と quicklisp のインストール後に一回だけ実行してください。

これらの操作は、sbcl を起動したときのカレントのディレクトリ中で行われますが、それは通常は各自のホームページでしょう。それ以外の変則的な構成にしたいときには、どうしたらよいか私には不明です。

slime を使いたい方は、Synaptic を使ってインストールします。

最後に、Debian を普通にインストールすればデフォールトの文字 encode は unicode(utf-8) になっているはずです。それを確認するには root から dpkg-reconfigure locales で ja_JP.UTF-8 UTF-8 に星印がついていることを確認します。