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東京マグニチュード8.0 第2話「壊れた、世界」の感想です。

あらすじ


被災後、離ればなれになってしまった悠貴を探して、未来は半壊した建物へ飛び込んでいく。逃げ惑う人々で入り乱れる中、真理の助けを借りながら探索をすすめるが、余震、火事、液状化と、立て続けに発生していく二次災害がそれを阻む。はたして二人は再会できるのか!?

名言


「あなたまで怪我しちゃ、意味ないでしょう?」
「あなたまでって、悠貴が怪我してるかどうかなんてわかんないじゃないですか!」
下が未来のセリフ。人間の取り乱し方がいい感じです。

「どうして、そんなに親切にしてくれるんですか?」
「なんだろう。人として、なんてね」
日下部真理のセリフ。いざというときに出るのは人としての誇りだったりします。

「あの人、戻ってこないかもしれないね」
未来のセリフ。中学生くらいなら思いそうなことですが、実際は結構そこまで考えが回らなかったりします。

感想


阪神淡路大震災を経験した自分から見ると、未来のように危機一髪でものごとを乗り切れることはほとんどありません。自然は人間に対してそんなに甘くはありませんし、危機一髪で助かるなんて幸運はなかなかありません。

ということで、前半の危機一髪の連続はちょっと過剰演出かなあ、と思ってしまいました。まあ、アニメを盛り上げるためには必要なのはわかりますが。また、壊れた階段を駆け下りたり、なんてのも実際に目の前にしたらできません。やっぱり怖いもん。

でも、意外と人と人が助け合う、というのは事実です。これは日本人の国民性とでも言うのか、本当に意外なほど助け合います。僕自身もいろいろと助けられました。

アニメとしては社会や家族に対して不満を持つ中学生という年代の未来が地震を通じてどのように心境が変化していくかを描いているので、その脚本に口を出すつもりはありません。

しかし、体験から言わせてもらえば、圧倒的な自然現象を体験するとぶっちゃけ命を守る、周りを守ることしか考えられなくなります。反抗なんてしている暇がなかったりします。なので真理のような振る舞いをする人が多分ほとんどだと思います。真理を「やさしすぎる」と思う人もいるかもしれませんが、意外と人間は優しい生き物だったりします。苦情なんか言うようになるのは、生活の安定が見込まれてからです。それまでは自分や家族のことで精一杯です。

演出や絵柄も安定していて、落ち着いて見続けられるクオリティが保たれているので安心して見られますね。小学生で何でも素直に話してしまう悠貴がうまくストーリーを転がしている、という手法はなかなか参考になります。未来が疑ってかかっている分、彼の存在は大きいですね。