作文、読書感想文でほめられたことのないあなた、
どうか「僕は文章を書くのが苦手なんだ」とは絶対に思わないでください。



ほとんどの小学生は、自分の「文章力」を知る機会が、作文と読書感想文しかありません。

もちろん、作文と読書感想文も「文章力」をはかる「一つの指針」ではありますが、そこで判定できる能力は極めて限られていると思います。

「作文・読書感想文が得意ではない」と「文章力がない」は、決してつながらないのです。

にもかかわらず、
作文・読書感想文が苦手だったことで、
文章を書くこと自体に苦手意識を植え付けられてしまった人は少なくないように思います。

しかも、その意識はとても根強く、大人になってもこじらせてしまっている人もいます。

このことは国語教育において非常に大きな問題だと思っていますが、
僕の立場だからこそ今できることは、「そうじゃないんだよ」とメッセージを送ることです。


作文・読書感想文が苦手なあなたも、
もしかしたら、すごい文章力の持ち主かもしれないよ

そして、
文章を書くことって、みんなが思ってるより、はるかに面白いことなんだよ
そんなメッセージを送り続けていこうと思っています。


それはまた、「12歳の文学賞」立ち上げの目的の一つでもあります。

実際、これまでの受賞者の中には「作文・読書感想文は大っきらい。ほめられたことなんて一度もない」と言う子もいました。

僕たちが目指していることが少しは実現している証でもあり、嬉しくもある一方で、
「こんなにすごい文章を書けてしまう子を評価できない作文教育って一体なんなんだ」と憤りを感じてしまいます。

「犠牲者」を一人でも少なくするためにも、
僕たちはこれからも「12歳の文学賞」をもっともっと魅力的なものにしていきます。

時には「良識的な大人」が、まゆをひそめるくらい面白いものにしていきますよ!