あなたが友だちに薦めたい本ってなんですか?
あなたの人生を変えた一冊はありますか?
誰かに本をプレゼントしたこと、プレゼントしたことはありますか?
本を通して人と繋がったことはありますか?
そんないくつもの問いが浮かんでくる企画に、
最近、僕は取り組んでいます。
その企画とは…
読書術・本を読むこと
出会いのタイミングって大事だなと思います。
相性がいいはずの相手でも、タイミングによってはまったく興味を持たず、そのまま一生関わりを持たずに終えることもあるかもしれません。
クリスマスイヴなので、恋愛の話か!?と思うかもしれませんが、
残念ながらそうではありません。
(案外、恋愛にも通ずるのかもしれませんが )
【本との出会い】についてです。
私が大好きな小説に「グレート・ギャツビー」 (スコット フィッツジェラルド ・著、村上春樹・翻訳) という作品があります。
アメリカ人の作家が1925年に出版した小説ですが、「1Q84 」などで知られる村上春樹さんが翻訳したことで、数年前に再び話題になりました。
では、大好きな小説だから、皆さんにオススメするか…と言うと、まったくオススメしません。
12歳でこの小説の素晴らしさは分からない、と思うからです。
僕自身、大学生の頃に読んでいても、きっとこの小説の良さは分からなかっただろうと思います。
そして、そのまま「なんだか退屈な小説」と思って、そのまま一生手に取らなかった可能性すらあります。
三十代になって初めて読んだのは本当に幸運でした。
あまりに好きな小説なので、他の人の翻訳でも読み、英語の原著にもチャレンジして、映画も二本とも観ました。
皆さんも、そんな本との出会いをしてほしいなと思います。
そのためにも、なるべく多くの本に触れることです。
そして、「なんだか合わないな」と思ったら、どんなに「名作」であっても、無理に読まなくていいと思います。
ただし、それは「全然面白くないじゃん。ダメだ」と切り捨てるのではなく、
「今は、この本と出会うタイミングじゃなかったんだ。いつかこの本の素晴らしさに気づく日があるかも。
その日まで読むのはやめておこう」
そんなふうに思えたら、いい出会いはもっと広がると思いますよ。
相性がいいはずの相手でも、タイミングによってはまったく興味を持たず、そのまま一生関わりを持たずに終えることもあるかもしれません。
クリスマスイヴなので、恋愛の話か!?と思うかもしれませんが、
残念ながらそうではありません。
(案外、恋愛にも通ずるのかもしれませんが )
【本との出会い】についてです。
私が大好きな小説に「グレート・ギャツビー」 (スコット フィッツジェラルド ・著、村上春樹・翻訳) という作品があります。
アメリカ人の作家が1925年に出版した小説ですが、「1Q84 」などで知られる村上春樹さんが翻訳したことで、数年前に再び話題になりました。
では、大好きな小説だから、皆さんにオススメするか…と言うと、まったくオススメしません。
12歳でこの小説の素晴らしさは分からない、と思うからです。
僕自身、大学生の頃に読んでいても、きっとこの小説の良さは分からなかっただろうと思います。
そして、そのまま「なんだか退屈な小説」と思って、そのまま一生手に取らなかった可能性すらあります。
三十代になって初めて読んだのは本当に幸運でした。
あまりに好きな小説なので、他の人の翻訳でも読み、英語の原著にもチャレンジして、映画も二本とも観ました。
皆さんも、そんな本との出会いをしてほしいなと思います。
そのためにも、なるべく多くの本に触れることです。
そして、「なんだか合わないな」と思ったら、どんなに「名作」であっても、無理に読まなくていいと思います。
ただし、それは「全然面白くないじゃん。ダメだ」と切り捨てるのではなく、
「今は、この本と出会うタイミングじゃなかったんだ。いつかこの本の素晴らしさに気づく日があるかも。
その日まで読むのはやめておこう」
そんなふうに思えたら、いい出会いはもっと広がると思いますよ。
読書は別にすばらしいことではありません。
つまらないなら止めたほうがいい。
つまらないなら止めたほうがいい。
本を無理に読むことはありません。
読書は健全な精神を育む、すばらしいことだ、
だから、頑張って読書しましょう
みんな黙って、きちっと姿勢良く座って…
読書は健全な精神を育む、すばらしいことだ、
だから、頑張って読書しましょう
みんな黙って、きちっと姿勢良く座って…
…なんてやってるから、
本はどんどん、つまんないものになっていくのかもしれません。
本を読むことって、もっと乱雑で、いい加減なことです。
どこでもいつでもどんな姿勢でもできちゃうことです。
鼻くそほじくって、おならしながら、お菓子をばりばりかじりつつ、すっごくマジメな本を読んでたっていい。
トイレでふんばりながらだってできる。寝転がっててもできちゃう。
ゲームよりテレビより、ずっとずっと自由。
それこそが魅力です。
「本を読むと、賢くて、すばらしい精神を持った人物になれる」そのために「読まなくてはならない」
そんなヘンテコな思い込みを捨ててみる。
大人も子どもも先生も。
そうすると、意外に本のすばらしさが分かってくる、
案外そんなものかもしれませんよ。
プロフィール
水野 隆
日経新聞「旬の人」やNHKニュース、朝日新聞・書評などに登場しました。
編集者。2013〜14年サバティカル休暇で世界各地を巡ったりしてました。
●『西原理恵子の人生一年生』シリーズ/
初の展覧会@パルコや、初のトークショー プロデュース
●12歳の文学賞 (小学生限定の新人公募文学賞)立ち上げ
●ウェブメディアプロデュース、電子書籍編集
●雑誌『小学一年生』編集
※このブログに記された内容はあくまで個人的な見解です。会社等を代表しての意見ではありません。
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