電車の中で、我らが学校を受けようとしているであろうちびっ子達を見かけた。
 こうやって世代は移ろいゆく。僕が彼らの姿を見ることはもうないのだ。こういう風に考えると思い出ずることは多く、木津の川霧もなくなくと、晴れ渡った景色を車窓越しに見渡した。上着を着込んで参考書などをめくる姿に過去の自分が重なる。思わず未来の後輩諸君に向けて、心の中で頑張れよと呟いた。

 我が身を振り返ってみると、レーザーポインターで霧を穿ってみたいと思った六年前も既に遠く、どんな気分だろうと想像していた修学旅行も最後の文化祭も、年明けの僕はもう人間じゃないと嘯いたセンター試験も、あるいは農園なんかも、全て過去のものとなってしまったことに気づかされる。学校までのこの長い長い下り坂を、常識の手綱なんか握りしめずに下ってゆく機会も、もうそれほどは残されていない。

 桜が咲こうが咲くまいが、その内我々は一時の無職タイムを得るわけだが、何にせよ悔いなく終えたいと思う。センター試験の帰り道、おしゃべりをしながら歩いていると、側溝に嵌って怪我をした。足はずきずきと痛んだが、最後の最後(ではまだ無いけれど)まで 笑いに欠くことはなかったなあと思うと、少し愉快だった。泣いても笑っても結果は変わらないのだから、最後まで微笑んでいたいと思うばかりである。
 
【思い出ぼろぼろ】
・最近の友人のブログは、点数が載っていそうで怖いから見られない。すまぬ。
・側溝に落ちたせいで、翌日は朝からさんざん笑われることとなったのでした。
・代々木の「メイト番号」の欄を見て、アニ○イトカードの番号を連想する今日この頃。 
・ ドラクエ5は青年時代序盤にいきなりメタルキングを二三本取ってゲームバランスを崩壊させるプレイスタイルを採用している。レベル上げをしてボスを楽々と倒すか、ぎりぎりの強さで戦略を用いて勝つかはその人の性格が見えるところだが、僕は後者だ。
・スピンスピンスピンアトップ!!