2010年12月

2010年12月31日

行く年来る年 龍馬伝とともに

DSCN1254   龍馬伝、総集編も終わりました

 今年は一年間、休むこともなく大河ドラマ「龍馬伝」を楽しませてもらいました

 また当ブログにも良き思い出として、これも一回も休むことなく刻むことが出来、万感の思いの2010龍馬伝でした


 総集編3,4部では僕が強いて選ぶとすると、後藤象二郎との清風亭会談

 昨日も書いたように、象二郎役の青木崇高さんの天性ともいえる感情量の豊かさで、この会談の凄みがリアルな程に表現されていたと思います

 後藤象二郎、岩崎弥太郎、武市半平太、高杉晋作…

 役者さんの人間力というものが、これでもかこれでもかと伝わってくるこのドラマ、本当に素晴らしかったと思います


 また現在の国家観に喩しても、大いに考えさせられるものがあり、とくに今年は妙にタイムリーな一年間であったと思っている


 余談になりますが、京都霊山にある多くの志士の墓

 この秋歩いてきました

 桂小五郎、高杉晋作、吉村寅太郎…といった、壮士の名が連ねられています

 でも高杉さんは故郷の方で埋葬された筈だし。。

 坂本龍馬、中岡慎太郎に関しても、その辺がどうなのかよく知らなかったのですが、尊敬する京都通の御仁の話によると、15日に暗殺された龍馬は17日に海援隊隊士の手で、あの霊山に土葬されたのだそうです

 ということは今でもあの下に遺骨が眠っているということになるんですね

 今更にして無量の感がしてきます


 「世の人は 我を何とも 言わば言え 我がなす事は 我のみぞ知る」

 ドラマの中から、もっとも感慨深い言葉を選ってみました

 気概のある生き方であることを願って


 今年も大変お世話になりました

 来年も宜しくお願い致します

 良いお年をお迎え下さい

s261218 at 11:08|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 大河ドラマ 

2010年12月30日

今年は何と言っても「龍馬伝」だった。。総集編から

 龍馬伝「総集編」

 総集編ともなると、感動は薄いかなと思って見ていたものだが、これがなかなかどうして

 単純な総集編ではなくて、感動シーンの選りすぐりによるドラマ総集となっているから、毎回見ていた時とはまた違う感動を覚えさせられることになった

 「ごめんちゃ、ごめんちゃ」 涙させられるシーンも数度はあったか

 総集編で泣かされるとは思ってもみなかったな。。。


 後藤象二郎役の青木崇高さんが巡る、高知の龍馬ゆかりの地

 これがまた素晴らしくて


 折々に話す青木さんの思いには共感を抱いた

 若者の「錯覚」ともいえるエネルギーが、巨大な古い法則を越えていく

 圧巻でしたね 

 凄いことです

 あの時代が永遠に人々の記憶から離れない「わけ」なのかもしれません


 青木崇高さんという人物、武市半平太の墓前までやってきて思わず感涙

 思いが伝わってきたのか、こっちまで涙を誘われてしまった

 ボクが最初に龍馬の墓前に行った時、同様に何故か涙がこみ上げてきてどうしようもなかった

 その時のことが思い出されて

 何故だかわからない涙なのです


 青木崇高さん、ええ俳優さんです

 後藤象二郎の迫真の演技はこんなところから生まれてきていたのかもしれませんね

 
 感涙、そして結びは「志」

 そうですね

 龍馬墓前で手を合わせた時、何故かわからないけどボクもその一字が強く頭に浮かんできたことを覚えています
  

 龍馬伝

 とても考えさせられる大河ドラマとなりました

 今夜は香川弥太郎さん

 もちろん見ます

s261218 at 11:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 大河ドラマ 

2010年12月26日

石段復旧へ、気力復活馬路越え

26 006   イノシシに破壊された石段

 やっぱり阿呆になって石工で復旧することにした

 壊されても壊されても。。。

 秋山好古ではないけど「男子は単純明快」

 いや、乃木希典の撃たれても撃たれても前へ

 と言った方が正解か


 戦国期には武士団・野盗に村を何度と焼かれ、または破壊されても歯をくしばって村人は生きてきた

 そのことを思うと、これしき。。。


 ところで猪の仕業というのは、体にくっついたダニを落とすために地面に体をこすりつけ、暴れているんだそうな

 餌を探して掘り起こしているんではないらしい

 ふ〜む、じゃぁダニをこの世から抹殺すればいいわけだ

 一斉に薬剤の空中散布

 ダニにだけ効くような、そんな薬剤はないものなのか


26 005   逞しい桜の根っこ

 厳窟王になって生きている










26 007   ガンバレー、と応援していてくれてるかのような、杉木立たち

s261218 at 19:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月25日

グチってみるもんだべ、福(服)の神さま

24   一年前ぐらいに買った「○○クロ」の上着

 二回ほど着ただけでファスナが壊れ、放(ほか)すのももったいから、そのまんまにしてほってあった

 
 こないだお店に行って、ちと独り言のように愚痴っていたら、あらら、取り替えてくれるってことになって…



 えっ、レシートも既にないというのに。。。

 なんと良心的な「○○クロ」さんなんでしょう!


 う〜ん、ふところが深いね

 業績が伸びる一つのわけかもしれません

 
 まさに、「○○クロ」さんの「クロ」はサンタクロースさんの「クロ」


 グチってみるもんだべ、福(服)の神さま〜

 ありがたいことです 

s261218 at 19:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0) その他 

2010年12月24日

イヴ

18b 006   今日はイヴ

 忘年会を兼ねたイヴということで、甘党中心にあまっぽくおこないました


 今年の反省会、来年のプログラム




 でもまぁ、何とか無事に一年が過ごせたことが、何よりの至福といったところでしょうか


 それにしても至福の源は「人」ですね

 「人」なくして今宵の至福はなかったことでしょう

 御礼申し上げます


 アルコールもほどほどに

 甘党のイヴは 白い京都の如く 甘ったるく過ぎていきます

 今夜はこの辺で

s261218 at 19:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 美味しんぼ 

2010年12月23日

一山こえて

23 003   今年の仕事も最大の山場を何とか無事に超えることができました
 
 できることなら、このまま平穏に新年を迎えたいものです

 

 今日はホッと一息の馬路越えウォーキング

 ちょっとお疲れウォークでもあったか、気力がもう一つ




 心なしか貫之の風景も、ひなびて見える



 山あり、谷あり

 さてさて生きている間に、人間は何ぼの山を越えんといかんのだろうね


 
 越えても越えても

 フッとため息の出る、今日は「イヴイヴ」

s261218 at 19:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月21日

再来年の大河ドラマ「平清盛」

 来年のことを言うと鬼が笑うというが、さてそれなら再来年のこととなると、いったいどういうことになるのやら

 大河ドラマのことである

 再来年は「平清盛」だとか


 この大河ドラマ、現代に置き換えて見比べてみると、とても面白くて一つの楽しみ方でもある

 龍馬伝でもそうであったように、この国の舵取りについて何かと考えさせられることが多々ある


 そういう目でみると、平の清盛という人

 農業だけが国の基盤であったあの時代に、海に目をつけ、対外貿易をやろうという構想を持っていたということにおいては、日本史上では希な政治家といってよいのではないか

 つまり、この国をどういう風に道づけ、発展させるかという構想をもった政治家というのは、この国には希(まれ)と思われるからである


 数合わせ的な発想しかできない今の時代に、「平清盛」

 この辺りをとくとやってもらいたいものであるが、再来年のこと

 やっぱり鬼は笑うのやらどうやら

s261218 at 20:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 大河ドラマ 

2010年12月20日

進まない「道しるべ」

20 002   年末恒例の「道しるべ」が捗らない

 板を削ったままで、そのまんま


 今年は何かと手を広げ過ぎたので、そのしわ寄せがやってきたみたいだ



 それに、馬路越えの道も猪に荒らされたまま年を越すことになる

 
 課題をたくさん抱えた年でもあった

 最大の課題はやっぱりイノシシ対策

 これは何か工夫を凝らさんといかん

 
 ごんべぇが種蒔きゃ、カラスがほじくる

 わっちは、ゴンベェか


 これではほんまにいかん

 丸太階段工とか、石積みに変わる何かを工夫せんとね


 年の瀬に 積み木崩しの 馬路越え
 
 鉄砲隊の響きも虚しい、峠の雲よ

s261218 at 19:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月19日

季節は秋、それとも冬 馬路越

19 003   倒木の取り除きに行ってきた

 やっぱり桜の木は堅くて、今日はこれ一本でくたびれた

 夕べ、あんまり眠ってないしで、力がない

 まぁ電池切れやね






19 004   もう一本はこの櫨(はぜ)の木

 これもなかなか堅い

 
 今年は兵糧攻めという安楽な方法を覚えたので、ちょっと手強いとノコギリで苦労をする気にならない








19 005   で、ちょっと時期は悪いが皮を剥いで枯渇作戦に

 相手はハゼなので、できることなら水揚げのしていないこの時期に、勝負をつけておきたいところ

 それにしても人間、楽なことを覚えると真身(しんみ)さがなくなるようです

 
 汗水や 何処へ行ったか 汗水や


18 007   師走も押し迫って、というのにまだまだ名残の紅葉が楽しめます










18 002   今、季節は秋?それとも冬?

 よく分からない今時の季節感です











19 007   これは梨の葉の紅葉

 温暖なこの辺りでは、ハゼと並んでもっとも綺麗に染まる紅葉樹かもしれません

s261218 at 20:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月18日

馬路越え「番傘」ができました

18 003   今年の1218記念日に合わせ、馬路越「番傘」を作ってもらいました












18 004   和傘の由来というと結構古く、古墳時代の552年に仏教の儀式用の道具として、朝鮮半島(百済王)から貢物として日本に献上され、「きぬがさ」と呼ばれたそうな












18 005   その後、幾多の変遷過程があり、江戸時代に広く普及したことはテレビドラマでもお馴染みのことだ


 しかしながら、明治時代以後の洋傘の普及により、和傘は急速に利用されなくなっていく

 そうです、まるで土佐街道の栄枯盛衰の歴史をそのまんまに見るかのようですね


 土佐街道、馬路越えの峠のこのお茶屋跡でも、こんな番傘の風景がしきりと見えたに違いない

 それにしても、やっぱり絵になってる

 この製作者は江戸時代の頃からの番傘技術をずっと受け継いできたのに違いない

 たいした匠の技です



 秋の陽に 番傘背負て 馬路越え


 この番傘記念日をもって、ペンネームの1218から「ウマジン」に本格変更したいと思います

 今後とも宜しくお願い致します

s261218 at 19:05|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月17日

久しぶりの大学芋だ

DSCN1310   大学芋(だいがくいも)をもらった

 最近はあんまりサツマイモを間食に食べる人も少なくなってしまったけど、優しい味がして、砂糖も絡みついてこれがなかなか美味いのである


 戦後の食糧難の時代には、この辺りでも山を開墾した段々畑でサツマイモをじょうさん作っていたと云われている

 今でも山に登るとほんな面影の畑はいっぱいお目にかかる

 非常食どころか当時の主食でもあったわけだ


 名前のとおり鹿児島が本場なのだろうが、朝鮮か中国辺りからはいってきたというようなことを何かで読んだような気もする

 薩摩芋(さつまいも)と書いて薩摩の国ではカライモとよんでいたとか


 このカライモ、食料の乏しかった古い時代にたいそうな記録を残している資料がある

 伝来してきた江戸時代(1700年頃)の20年ぐらいの間に、36万人ぐらいの薩摩藩の人口が、10万人ほど増えて46万人になったのだとか

 カライモの普及効果であったそうな

 

 今でも加工すれば何かとバラエティにとんだクッキー類に化けることができるし、これからの不測の時代には有望な産物であるかもしれませんね

 けんぴ、大学芋、かんば、焼き芋、天ぷら、蒸かし芋、芋餡、芋ケーキ…

 本当に美味しい大学芋でした



 さつまいも ヘリヘリ腹も ヘリコブタ

s261218 at 19:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 美味しんぼ 

2010年12月16日

最後の最後の秋、お松権現

16 002   すっかり仲良しになった猫神様こと、お松権現さま

 今日は今年最後のお参りとなるかな


 心願成就、合格祈願、当病平癒、交通安全、商売繁盛、家内安全



 祈願ロウソクなるものがあるようだ


 右手上げの招き猫、左手上げの招き猫

 何か意味があるんでしょうかね、わっちにはわからない


16 011   名残惜しい、今年最後の紅葉を見ることができました

 山に上がってみると、ここの紅葉はなかなかのもの


 みなみなが イロハもみじの いろはのは(葉)


 

 心願成就 今年は本当にありがとうございました

 また来年お参りにきますね
 

s261218 at 19:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 探索・みちくさ 

2010年12月15日

「江」 来年の大河ドラマの予習です

15 002    来年の大河ドラマの原作「江」

 「こう」ではなくて「ごう」と読む


 大河ドラマの予習をしておこうと、図書館で借りてきた

 上下二巻


 年末も押し迫って読書の時間もないのに、読み切れるかどうかちょっと心配ではある

 図書館とは便利なもので、もう何年来になるか本を買ったことがない

 ありがたいことだ


 この本、今年4月に購入したそうな

 貸し出し票を見てみると、さすがに人気ドラマのせいか4月から始まって今日、わっちで12人目となる

 予約を入れておかんと順番が回ってこないほどの人気ぶり

 まぁいうたら行列のできる「江」なのである

 こんなのは初めてだ

 大河ドラマ人気は相当なもんです


 パラパラとめくって

 「人間五十年〜下天の内をくらぶれば〜夢幻の如くなり…」

 信長が謡う、敦盛(あつもり)やね


 「…思うておるより時は早い…」

 「おのれの信じる道をゆけ… 人生は短いぞ、お江」


 好きな言葉が色々目に入る

 そうさな、思うておるより時は早い

 
 こんな緊張感に誘われる大河ドラマに、またまたはまりそうな、2011「江」なのである

s261218 at 19:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 大河ドラマ 

2010年12月14日

ふたたびジパングか、東方見聞録より

 神戸にお出かけしていた人のお話だ

 ルミナリシーズンなので、凄い人混みだったそうな

 それはそうと、ここでも中国人旅行客が大挙押し寄せてきていたらしい

 シティホテルなどは占拠されてしまったのかと思うほど、もの凄かったんだそうだ

 まさに蒙古襲来



 こんなお話を聞いていて、ふとマルコポーロの「東方見聞録」とやらを思い出した

 ジパングでは宮殿の屋根も床も黄金…

 こんな情報を当時フビライが入手、全島が金山であるジパングを征服したくなったとする史実があったのかどうか。。

 そういう何かの強烈な価値観でもなかったら、海洋の危険を冒してまで騎馬民族が、こんなちっぽけな島国に大挙襲来するやなんて、とても考えられないことである



 ジパング 東方見聞録


 さてここ数年来の中国人ご一行様、ジパングに来て何をか思わんや

 彼の国からして、ジパングの「水」と「資源」と「感性」が、どのように映っていることやら

 生水の飲めない国、中国。

 京都のお寺参りをしてふんだんに湧き出る美味しい地下水を、如何に捉えたか

 ジパングの領域に無限に眠る資源エネルギーを、如何に思っているのか


 
 黄金に匹敵する宝物と考えても不思議はないと思うが。。。

 欲しいモノは手に入れる

 ならば、フビライのようにジパングを征服するのがもっとも手っ取り早いと考えても、何等可笑しくはない



 当のこの国はというと、その価値観が未だによく解ってないように思えるほど呑気である

 振り返ってみると黄金にしたって価値観に目覚めるのは、外国勢にええように操られてからのことであったのは、歴史が証明しているところだ



  ジパング 東方見聞録は彼の国では、今花盛りなのかもしれない



s261218 at 18:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マイコラム 

2010年12月13日

暖簾(のれん)は、仮免許ではやっていけんぜよ

13 001   今日は雨の中のお出かけ

 お出かけの際のお昼はというと、弁当・コンビニ・ラーメン店・うどん店の順番となる


 最近はまっているのがこの得得うどん

 少し寒くなってくると暖かい麺類が一番だ

 今日は、ぶっかけ揚げ餅うどんにした

 麺は二玉までサービス

 揚げ餅がメッチャ美味い!

 麺スープによく合うんだな

 餅やから腹持ちもええ

 麺二玉でほんまに、お得な気分にもなる

 贅沢な気分でもある


 ふと新聞を見ると、「…これまでは仮免許だった…」の記事が目に入る

 総理のお言葉やね


 そうですか、仮免でしたか。。。

 仮免でも総理がやれたら結構なことです


 一般人は暖簾を出した時から本免許やないと生きていけない

 この得得さんかて、まだ仮免やけんどやいうて暖簾出したら、寄ってくるお客さんもいませんやろ


 政治家に当選したときから本免許ですぞ

 見習い期間なんてありません


 まぁ、ちょっとプロ意識を持って発言、行動をしてもらいたいもんです

 これ以上世界からなめられんように

s261218 at 18:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 美味しんぼ | 雑感

2010年12月12日

馬路越え往診日記、ガンバレ鉄砲隊

12 004   久々となる馬路越え往診日記

 いいお天気だった

 お茶屋跡、今日は逆光なので反対側の絵になる枯れ松を撮ってみました

 やっぱり真っ青に撮れてる



 いっぺんの曇りもない我が心、いつもこんな青空の如くでありたいもんだなぁ



12 001   久しぶりの倒木だ

 桜の枯れ木です

 これは堅そう 

 今日は鋸を持ってないので、正月のメニューにおいておこう






 12 006   イノシシの砲撃が止まらない

 今年苦労して積いた石段は、半分ぐらい壊滅した

 狩猟解禁になってからこの馬路で、大物の猪を獲ったという話は聞いたけど、いっこうに被害が減らない

 相当な頭数がいるのに違いない


 頑張って欲しい鉄砲隊です



12 003   さてこれを見て何と閃くことでしょう

 ひら仮名の「し」、 では面白くない「し」

 釣り針に見立てて、いのし「し」を吊り上げてやれとの天の教示ととっておきましょう

 猪対策、ほんまに何か懲らさんといけません


12 007   里の秋

 ずいぶんと葉っぱはふるってしまいましたが、ケヤキのこの感じは大好きな風景です

 今年の秋も明日の雨で、これが見納めになるのかも知れませんね


 

s261218 at 19:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 馬路越え 

2010年12月11日

ご無沙汰していました、里の秋、

11 006   今年の秋は、ちぎっては投げちぎっては投げの多忙な毎日

 いつしか秋という季節も忘れられそうになるころの今日、久しぶりに里の秋のチェックに行ってきた

 数年前に栗畑に植えたフウの木が、本格化してきています



11 008 






  





11 013   期待に応えるかのように秋色に色づいていました

 さぁ、この木はまだまだここから成長して、20mの高さまで伸びていくという

 ぐんぐんと 伸びるや伸びる おらくのフウ




11 012   背景はこの栗畑

 栗の木は収穫を楽しむだけでなく、落葉した今時分の枯れ風景もサビがあってなかなかのお気に入り


 ところで栗というと、兵庫に丹波栗という有名な人気栗がある



 かの明智光秀は丹波を平定したあと、農民に栗を植えさせて飢饉に備えさせたという

 これが丹波栗の始まりらしい

 そして今にいたるまで、丹波人から光秀は治者としての業績を評価されているのだとか


 いい話である

 
 九里久里へ まだある栗々 庫裡の中

 季節遅れの、お粗末過ぎる、おらくの秋からでした

s261218 at 18:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 季節風景 

2010年12月10日

この版画、八坂の塔やね

10 004   お昼にはいった、とあるラーメン店でこんな作品が目にとまった

 右側はある中学生の作品で、モノクロ版画

 うむ、八坂の塔やね

 写真がブレてしまって版画のモノクロ味がぼけてしまったけど、中学生にしては見事な作品です


 ふと思うんだけど、寺社建築物というのはモノクロ作品が本当によく似合うと思います

 この八坂の塔、写真で見るよりも京の情緒がたっぷり。。

 大人びた京都の味がする、モノクロ八坂の塔


 
 左側は、はい、ビールはアサヒやね

 ラーメンの方も大人びた「薄味しょうゆ・白」


 セピアな日本の古風な「うすあじ」

 味もさることながら、感性もニッポン

 やっぱり日本のアジは、これですね

s261218 at 20:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 探索・みちくさ 

2010年12月09日

歴史本に学ぶ財政再建

 歴史本を読んでると、今を生きるためのヒントになるようなことにちょこちょこ出くわすことがある

 とくに政治・経済というところに、感心をもって読んでいるわけであるが、さて今日の「三人の二代目」から

 国をあげての財政再建策で、ちまなこになっている我が日本国

 本を読んでいても、自然と過去の財政建て直しの歴史には興味を惹かれるこの頃だ


 今日の「三人の二代目」 

 またまた、お福さんの登場である

 「…朝鮮出兵ではえろう銭を費(つか)ったさかいに、検地が大事や…」


 検地で税収を増やそうというわけであるが、今でいえば国土調査というわけでしょうか

 太閤検地もそうであるが、明治の地租改正も10年単位の比較的短期間で成果をあげていることに気が付く

 まぁ、精度の程はともかく。。


 なのに、現代はといえばハイレベルの測量機器と優秀なコンピュータをもちながら、遅々と進まない平成検地

 山林部にいたっては殆どが漫画のような図面しか備わっていないのが、この国の実情である

 でも現場はというとサボっているわけでもなく、少ない予算で安い賃で牛馬のように立ち働いているのも実情なのだ

 働けど働けど、このままでは100年かかってもゴールが見えるのかどうか、坂の上に雲さえ見えないのが現実である


 太閤検地、伊能忠敬、地租改正…

 これらの歴史的な地図作りと、何がどう違うのかというと。。
足りないのは「信念」「やる気」…さぁ何なんでしょうね

 ワンマン時代は良かったといえるかもしれないが、何かにつけ遅々と進まないのは、民主主義時代の弊害であるのかもしれませんね


s261218 at 21:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マイコラム 

2010年12月08日

変わる世の中、我が家の裏の価値ある社会資本

8   遅れてやってきた、家の裏の社会資本整備

 この度、我が家の裏の農道を舗装してくれたのです

 それまでは草が生えて生えて、草刈り作業が大変な奉仕活動になっていましたが、これで苦労が一つ減ることになります


 10年も昔なら、この辺りでも社会資本の整備は地方の基幹産業的事業であったけど、今では今昔物語の感になってしまったこの風景


 しかしながら世の中というのは本当に変わるものです

 あの頃には想像も付かなかった出来事だ

 当時はこんな眺めなんか、価値ある風景ではなかった

 古くなったら又やり直せばええといった調子で、天から降ってくる公共事業のような感覚でいたもんです



 それから思えば、お金のない中で整備してくれたこの道路

 価値観を感じるとともに、大切にせないかんと愛着さえ感じてしまいます


 お金のない世の中

 でも、価値観を思い知るということができる貧乏時代というのも、悪いことではないような気がします


 ものを大切に、人を大切に

 変わる世の中、人の心も色づきます

s261218 at 19:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感 

2010年12月07日

「坂の上の雲」 日英同盟から

 龍馬伝が終わり、スペシャルドラマ「坂の上の雲」第二部がスタートした。

 第一部よりも技術的にもスケール的にも一段と深みを増した感じのオープニングとなった。

 ロシアン風景と流れるメロディには、テレビドラマの域を超えるかのような情景が感じられ、思わずうっとり。。

 ロシア語もロマンチックなものですねぇ。。。


 さて、日英同盟がとてもタイムリーに飛び出してきました。

  現在の「日韓米同盟?」と照らし合わせて、これには思わず力が入りましたね。


 状況という点でもどうでしょう。。

 「盗人(ぬすっと)に頭を下げて詫びを乞うのか」

 と、言ってましたっけ。。


 まるで尖閣漁船衝突事件と瓜二つのような状況発生に思わず思わず。。。

 盗人(ぬすっと)に頭を下げて…


 こんな国家にはなりたくないもんです


 列強が虎視眈々と機を窺っているというのは、何時の時代でも同じこと

 なめられたら国は滅ぶということを、早く肝に命じてもらいたいもんです

 小村寿太郎のような人物はこの国におらんのでしょうか


 伊藤、井上、陸奥 

 龍馬の時代を超えて彼らが日本の頂点にいる

 とても複雑な気分になる坂の上の雲です

 

s261218 at 19:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 大河ドラマ 

2010年12月05日

一笑懸命 笑う門には

DSCN1286   お出かけモードが続いている

 この方面に向かうと、必ず「猫神様」にお参りに寄ってくることにしている


 開運、勝負の神様もよくよく見てみると、ええことが書いてある

 一生懸命ではなくて。。

 「一笑懸命 笑う門には 福来たる」


 そうなのだ

 「一笑懸命」 

 ついつい疲れてくると忘れてしまいがちになる「笑う門」

 
 ところで日曜日の今日は、詣で客でたいそう賑わっていました

 関西ナンバーの車が結構いたから、人気は凄いのだ


 ほうやね、師走ともなるとそろそろ受験シーズンも近づいて、落ち着かないご父兄の方々は、全国受験の神々行脚に勤しんでいるのかもしれませんね


 ん、でも皆さん

 よう見てくださいね

 福来たるは「一笑懸命」と書いてある


 今日は一笑いで一日を終わることにしましょう

 また明日です

s261218 at 19:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 探索・みちくさ 

2010年12月04日

囚われの身の猪とご対面

3 006   師走の声とともに、所用で野山をずっと駆けめぐっていた


 写真は囚われのイノシシ


 追い山に参加していたのではないんですけどね

 とある山の麓で、囚われの身になった猪とご対面しました


 生きた猪を間近に見るのは久しぶりのこと

 そわそわしていて、やっぱり迫力があります!

 こんなのと山で遭遇したらやっぱり恐いやろね
 
 三十六計逃げるが勝ち
 木に登るのが一番か。。。

 鉈で対決するやいうのは、やめにした


 イノシシの牙は皆、内側にわん曲しとんでよかったんかな

 それなら牙で突かれることはないということになるが


 まぁ、イノシシとは偉そうになった豚の姿というところなんでしょうか


 イノシシ君、山に餌がなくて困っとんやったら、家畜の道を選択するというのも一つの楽な選択肢ですよ

 イノシシ君、歓迎しますので、ひとつ真剣に考えてもらいたいもんです

s261218 at 18:04|PermalinkComments(4)TrackBack(0) その他 
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