予想される津波の高さが3メートル以上で避難するという人が8割以上を占め、1~2メートルの津波警報レベルでは十数%にとどまることが、海岸線近くの住民を対象とした静岡大の牛山素行准教授らのインターネット調査で分かった。4割前後は10メートル以上と回答し、牛山准教授は「極めて深刻な結果」としている。
 調査は、チリ大地震で2月28日に大津波警報が出た岩手、宮城両県と、津波警報が出た静岡県の2地域で実施。海岸線からおおむね2キロ以内に自宅があると推測される人にメールで依頼し、岩手、宮城229人、静岡260人の回答を集計した。
 警報発令を30分以内に知った人は全体の55.0%。岩手、宮城66.4%、静岡45.0%と差が出た。知ったメディアはテレビの一般放送が6割以上で最多だった。
 発令中の行動で、指定避難場所や高台などへの避難はいずれも数%止まり。何らかの理由で海岸から離れていた人はいるものの、避難に値する行動を一切とらなかった人が3分の2を占めた。 

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