自民党島根県連は17日、体調不良のため夏の参院選への出馬を断念した青木幹雄・前参院議員会長(参院島根選挙区)の後継候補として、長男で秘書の一彦氏(49)を擁立することを決めた。

 18日に党本部に申請し、公認が決まる見通しだ。

 一彦氏は、青木氏が官房長官だった時に秘書官を務め、現在は公設第1秘書。県連は「秘書として豊富な経験と人脈があり、支持者の理解を最も得やすい」としている。参院選が迫る中、「早く決まってよかった」と安堵(あんど)の声も漏れている。

 ただ、自民党幹部の一人は「時間をかけると『世襲だ』と雑音が入ってくる」と、世襲批判への警戒感が早期の後継選びの背景にあったとの見方を示した。

 一方、青木氏の引退で、独自の影響力を誇ってきた参院自民党の存在感が一層低下するとの見方がある。

 参院議員は、比例選の議員を中心に、党の支持基盤の各種業界・団体と深いつながりを持っていた。中でも、旧竹下派の流れをくみ、青木氏も所属した小渕―橋本―津島派(現額賀派)が長い間、参院自民党の最大勢力を誇り、そのことが、青木氏の党内での強い力の源泉になってきた。しかし、小泉政権の構造改革により支持基盤の弱体化が進み、昨年の野党転落後は参院側から自民党離党者が続出した。党内には、青木氏が参院議員会長を退いてから時間が経過したこともあり、「過大評価しすぎだ」(谷川秀善参院幹事長)との意見もあるが、役職交代後も業界・団体への配慮を欠かさなかった「精神的支柱」(石破政調会長)がいなくなることの象徴的な意味合いは大きそうだ。

 島根選挙区ではほかに、民主党新人の岩田浩岳(34)、共産党新人の石飛育久(32)、みんなの党新人の桜内朋雄(41)の3氏が出馬を表明している。

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