AID(非配偶者間人工授精)によって生まれた人や研究者らでつくる「第三者の関わる生殖技術について考える会」が、このほど発足した。今後、同会では、AIDや代理懐胎といった第三者がかかわる生殖技術について、社会的議論を喚起するための集会や勉強会などを実施する予定だ。

 同会は、AIDをはじめ卵子や胚の提供、代理懐胎など、第三者がかかわる生殖技術について、その問題点を明らかにすると同時に、実施の是非を問い直すことを目的に設置された。

 3月11日の厚生労働省内での記者会見には、AIDによって生まれた人のほか、慶大の長沖暁子准教授や帝塚山大の才村眞理教授が出席。AIDについて、▽意図しない近親婚の可能性が高まる▽正確な遺伝情報がないため、適切な治療が受けられない可能性がある▽大人になってからAIDによって生まれたことを知り、アイデンティティーを喪失したり、親への信頼感を失う人がいる―などと指摘した上で、「こうした問題を置き去りにしたまま行われ続けているAIDには反対する」(長沖准教授)などと述べた。


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