東京都江戸川区で1月、区立小1年の岡本海渡(かいと)君(7)が虐待された後に死亡した事件で、東京地検は25日、傷害罪で起訴した継父の電気工、岡本健二(31)と母の無職、千草(23)両被告について、傷害致死罪への訴因変更を東京地裁に請求した。

 地検は2月12日に「暴行と死に因果関係があるとは言えない」と起訴したが、死因究明の捜査を継続。医師の見解などを基に、海渡君が暴行を受けて意識を失った後、嘔吐(おうと)物を誤ってのみ込み肺炎を起こして死亡したと判断し、暴行と死亡に因果関係があったと結論づけた。地裁が訴因変更を許可すれば、裁判員裁判で審理される。

 訴因変更請求書などによると、両被告は共謀して1月23日夜、海渡君の両ほおを何度も平手打ちし両腕と両足を殴るけるなどして意識を失わせ、死なせたとされる。【伊藤直孝】

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