学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 1 [Blu-ray] 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 1 [Blu-ray]

ジェネオン・ユニバーサル 2010-09-22
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予想どおりといえば予想どおりの、「俺たちの戦いはこれからだEND」でしたね。

 

残り一話で両親探しのエピソードを描いた上で物語を締めることができるのか?という疑問はありましたが、まさかそこに行く前に終わるとは、という点に関してはちょっと予想外ではあったかも? とはいえ、原作が完結していないことを考えれば、ああいう感じの終わり方が一番無難かなーとも思うところで。

 

前回ラストで撃たれた核爆弾。あれらが着弾することで一体どれだけの惨事が……と思っていましたが、そこはちゃんと仕事をしている人もいるということで、そのほとんどは無事撃ち落されて事なきを得ることに。……ただ、迎撃に当たった艦の一つが“奴ら”に乗っ取られてしまったために一発だけ撃ち洩らすこととなり、それが爆発したことで電子機器が使用不能になるという、生き残っている人々にとっては限りなく状況が悪化する事態になってしまいました。

“奴ら”の発生理由はまだ原因不明で何とも言えないですが、この件に関しては完全に人間が起こしてしまったこと。これもまた、現状をきちんと見ることができていない人の起こした愚行かと思うと、変わり果ててしまった世界でも何とか生き抜こうと足掻いている人たちが可哀想になってきてしまうところですが……。

 

この件に関する解説役は、頭脳担当の沙耶。ああいうところを見ると、彼女がパーティーのブレーンとしていてくれるのは何とも心強いと思えるところ。

同時に、合流時にできてしまった沙耶と両親のわだかまりも解決するエピソードともなっていて、これは沙耶にとっては良かったなぁと思ったところでもあります。もともと孝たちは親探しのために一旦高城邸を離れる予定でしたが、電子機器が使用不能になったことで守りにひびが入ってしまい、“奴ら”が大挙して押し寄せてくることとなり(これの理由は、バスの事故の音が周辺の“奴ら”を引き寄せることとなり、その後もじりじりと後退しながら迎撃したことが道案内になってしまった、って感じですかね……)、再合流が難しい事態になってしまいましたからね。そもそも、沙耶の両親たちはあの後生き残ることができたのかも怪しいですし……。

あの世界においては心強そうな人たちなので、その点も含めて生き残っていてくれたらいいなぁとは思いますが……。あと、ハンヴィーの整備をしてくれたおじさんも良い味出していましたし……(でも、この人はかなり厳しい気がする)。

 

冒頭から核関連のシリアスな展開が描かれたと思ったら、出発前の孝たちのシーンがかなりコミカルに描かれていてちょっとびっくりしましたが、さり気なく諍いのあった一部の大人との和解が描かれたり、前述のとおり沙耶と両親との和解が描かれたりしたのは、後半の怒涛の展開に入る前の最後の休息だったのかと思うと、その最後のひとときに何だかしんみりとしてしまうところですが……そんな暇もなく事態は進んでいくことに。

とはいえ、孝たちが高城邸を出て行くまでの迎撃シーンは、やはりこの番組としては最後にこれを見せないと、といった感じで、相変わらずのアクションシーンを見せてもらいましたけどね(笑)。毒島先輩や平野の安心感は勿論のこと、すっかり銃の扱いも様になり始めた孝、しっかりお手伝いしているアリスちゃん、頭脳担当でもちゃんと戦う覚悟を決めた沙耶など、それぞれの活躍をしっかりと見せてもらいました。

 

何とか高城邸を脱出し、まずは孝と麗の両親探しへと繰り出し、そのためにはやっぱり途中で“奴ら”を何とかしなくては――というところでEDとなり、EDを挟んだCパートでは、その後の彼らの様子が。ボロボロになった車と徒歩で歩いていたのを見ると、車は途中で放棄したのか、取り敢えずの目的地に着いたから一旦降りたのかが気になってしまうところですが、何にしても彼らのステージが次に移ったところで終了、ですかね。

 

孝たちがこれからどうなるのか、というのも気になるところですが、この世界の行く末がどうなるのか、そもそも“奴ら”の発生原因は何なのかという辺りも気になるので、可能なら続きを見たい気持ちもありますが……そこはまず原作のストックが溜まらないと無理ですかね。

予想通りの物語途中での終幕ではありましたが、それでも1クール楽しませてもらいました。序盤は“奴ら”の怖さに視聴を続けるかどうか相当悩みましたけど、何とか踏ん張って見続けていたのは正解だった、ですかね(笑)?