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石動美緒(竹達彩奈) 石動美緒(竹達彩奈)&結野嵐子(早見沙織)

ランティス 2010-10-27
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二話・三話で大きく嵐子側に傾いた天秤を戻すかのような美緒プッシュ回でした(笑)。

 

前回で嵐子のエピソードは一段落ついたということで、再び太郎のドM克服のためのエピソードに……と見せかけて、これまでは一歩引いた位置にいた美緒の事情に少し踏み込んだエピソード。

愛の力で太郎の性癖を治す、という美緒の思いつきから、太郎と美緒が恋人同士となってデートすることになったわけですが、無理矢理巻き込まれた太郎はともかく、美緒までもがデートに不慣れな様子を見せていたことから、みちる先生の狙いはむしろ美緒のほうにあるのでは……?と思っていたら、案の定そうであることが明かされました。

 

みちる先生曰く、美緒は幼い頃に友人がおらず、そのために人との付き合い方がよく分かっていないとのこと。

とはいえ、それをそのまま鵜呑みにしていいのかはちょっと疑問でもあります。

 

美緒の神様発言や、だから願いを叶えるのだと必死になっている様子からは、彼女も何らかの事情を抱えているのだろうなぁということは窺えますが、そのこととみちる先生の言ったことが繋がるかというと微妙かと。強いていえば、美緒を人と関わらせるために、みちる先生(あるいは美緒の信頼する誰か)が、「おまえは神様だ。だから、みんなの願いを叶えなければいけないよ」と吹き込んで信じ込ませたのなら、繋がらないこともないのかもしれませんが……。

 

あと、人と関わらせたかったのなら、何故太郎を、しかも恋人同士という関係で選んだのかがもっと疑問で。第二ボランティア部に他の部員が太郎しかいなかったのならともかく、実際には嵐子がいるわけで、それなら女の子同士で友達として遊びに行くほうが自然じゃないかなぁ……と。

まあ、太郎のおかげで多少は男性恐怖症が改善したと思われる(今回普通に殴ってたけど(汗))嵐子よりは、未だ改善の兆しが見られない太郎のほうが、口実としては美緒を動かしやすかったというのがあったのかもしれませんが。

 

デート中の美緒は可愛かったので、そこは見ていて楽しいところでしたが、実は美緒は高熱で無理していたというのが最後に明らかになったのは、お粗末に感じてしまったところで。太郎が美緒を抱えて走るところまで計算していたのなら、みちる先生がスパルタ過ぎるだろう……と思っていたら、実は彼女も美緒の不調に気づいていなかったというのは……。

 

デートの内容自体は悪くなかったし、みちる先生の演出があったことで笑えたところもあり、そういう意味では楽しめたのですが、細かいところがちょっと引っ掛かってもやっとしてしまいました。

美緒の事情や、美緒とみちる先生の関係が実際どれほどのものなのかがまだよく分かっていないので、その辺が明らかになれば、また印象が変わってくるのかもしれませんが……。

 

◇次回「天才少女の暴走パニック!」