「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」のピッコロさんにお誘いいただきまして、「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?10」に参加させていただくことになりました。

 

……新番組ラッシュに追われて「けいおん!!」の最終回(番外編だけど)の視聴を後回しにしていたらあっという間に一ヶ月過ぎてしまい、それをようやく視聴できたと思ったら今度は仕事が忙しくなったりしてこっちにまで手が回らなくなり……と何だかんだでかなり遅くなってしまいましたが、ようやく書き上げました。

ピッコロさん、こんなに遅くなって申し訳ありませんでした(汗)。

 

 当ブログでは、「けいおん!!」「戦国BASARA弐」「黒執事Ⅱ」「学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD」「世紀末オカルト学院」「オオカミさんと七人の仲間たち」「祝福のカンパネラ」「生徒会役員共」の8作品の評価をしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

けいおん!!

ストーリー:5点

キャラクター性:4点

画:5点

演出:5点

音楽:5点

総合的な評価:5点

総合点:29点

 

既に卒業してから何年も経ち、且つ学生時代に唯たちのようなきらきらした学生生活を送っていたわけではない身としては、そんな軽音部の――唯たち五人+αの輝いた日常を見ているだけでも楽しめた作品。

そんな中で、それぞれのちょっとした成長が見られたり、変わらない絆が見られたり……特に唯たち三年生の卒業に対する梓の問題はじっくり描かれていたこともあり、番外編も含めて(というか番外編があったからこそ)綺麗にまとまったのは良かったと思えたところです。

 

終盤の展開は原作でも読んでいたこともあり、原作とアニメでのエピソードの違いも楽しめたところ。同時に、原作を読んでいたからこそ普通に受け入れていた唯たちの進路問題に苦言を呈している記事を見つけて、妙に考えてしまったところも。

要約すると、「この手の青春物語は最後に別離(←離れ離れになっても築いた絆は揺らがないことを示すため)を描いてこそ完成する」みたいな記事で、確かにそれがこれまでのテンプレートで、そういう物語に感動してきたけど、じゃあ「けいおん!!」は同じ進路に選んだから駄目なのか、唯たちの絆は離れ離れになったら壊れてしまうものなのかな?と。

 

唯たちのその選択に好意的な考察記事を先に読んでいたせいもあるかもしれないけど、特に番外編まで観た後だととてもそうは思えなくて。

むしろ、新しい世界へそれぞれ踏み出したとしても彼女たちの関係は普通に続いていく、でも、それくらい大切な仲間だからこそ、可能な限り同じ時間を共有していきたいと思ったからこその選択なんじゃないかな、と。梓や憂、何より和との関係を見れば、別離を選択したとしても結果は変わらないのだろうと思えますし。

 

そういう意味では、「けいおん!!」は新しい選択肢を描いた物語でもあったんじゃないかな、とふと思いました。

(最終回時に)同時期に、同じように別離だけではなく一緒にいることも選んだ漫画を読んだので余計にそう思ったけど、別れることで絆を示すのではなく、それくらい大切だからこそまだまだ一緒にいたいんだ!と、だからそのために(自分の進路を蔑ろにするとかではなく)努力するのも選択肢の一つなんじゃない?みたいな。

……そう考えると、劇場版ではその先に何を見せてくれるのかが楽しみになるところでしょうか。

 

戦国BASARA

ストーリー:3点

キャラクター性:3点

画:4点

演出:4点

音楽:4点

総合的な評価:4点

総合点:22点

 

中盤の鬱展開がちょっと長かったり、ド派手なバトルが最初と最後でしか見られなかったりしたのは残念だったところ。ただ、その分それらが解消されたときは大いに盛り上がりましたけど(笑)。

個人的には、半兵衛や毛利さんのような力任せばかりではない駆け引きが見られたのが楽しかったところでしょうか。そういう意味では、片倉さんが終盤まで幽閉の身だったのは残念だったかもしれません。最初にその部分の凄さを見せてくれたのは彼でしたからね……。

 

<黒執事Ⅱ>

ストーリー:5点

キャラクター性:3点

画:4点

演出:3点

音楽:4点

総合的な評価:4点

総合点:26点

 

謎を追っかけていくようなストーリーは大好きなので、その点ではとても楽しませてもらいました。これに関しては一期よりも楽しんでいたと思います。

一度は悪魔たちに弄ばれただけで不遇の最期を迎えたように見えたアロイスが、最後に盤面をひっくり返したのも個人的には良かったところですし(笑)。

 

ラストは(特に原作ファンにとっては)賛否両論が激しそうな結末でしたが、二期は完全にアニメオリジナルストーリーでしたし、一期のラストに戻るだけになるよりは、最後までアニメオリジナルストーリーで描き切ってくれたことで一つの(IFの)物語としては面白くなったと思います。

 

<学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD

ストーリー:4点

キャラクター性:5点

画:5点

演出:5点

音楽:5点

総合的な評価:4点

総合点:28点

 

日常と地続きな感じのホラーはどうにも怖いので、序盤は怖さと面白さの天秤にぐらぐらしていたのですが、面白さのほうが勝って正解だった作品。“奴ら”の脅威が徐々に薄れていったのも、個人的には助かったところでした(笑)。

 

極限状態に置かれた人間心理を見ているのも楽しかったところではありますが、一番見ていて楽しかったのはやっぱりアクションシーンでしょうか。高校生たちが脅威を打ち払っていくこと自体にも爽快感はあるわけですけど、その見せ方もうまくて、それだけでも十分見応えがありました。

 

一クールということで予想はしていたものの、“奴ら”発生の原因が何だったのかは不明なまま終わってしまったので、その辺が明らかになる続編を出来れば見たいところです。

 

<世紀末オカルト学院>

ストーリー:5点

キャラクター性:5点

画:4点

演出:5点

音楽:4点

総合的な評価:5点

総合点:28点

 

“オカルト”を扱った作品ということでホラー方向を想像していたら、ギャグで笑わせてくれた作品(笑)。それでいてしんみりとするようなエピソードもあり、全体を通したストーリーもうまくまとめてくれて、いろいろな面で楽しませてくれたかと。

 

そして何より、そんな物語を彩るキャラクターたちが強烈だったのが、より面白くしてくれたところかと思います。特にこずえとかJKとか(笑)。

主人公のマヤも意外と表情豊かで見ていて楽しいキャラでしたし、ずっとヘタレだった文明が最後の最後にかっこいいところを見せてくれたのも良くて、キャラクターの成長物語としても面白いところを見せてくれたと思います。

 

<オオカミさんと七人の仲間たち>

ストーリー:4点

キャラクター性:4点

画:5点

演出:4点

音楽:4点

総合的な評価:4点

総合点:25点

 

亮士と涼子の関係性を主軸にして、御伽銀行への依頼話やメンバーの問題解決を織り交ぜつつ進んでいったストーリーは、まさにその主軸の部分を一番の目当てとして観ていた自分としては大変楽しめました。特に最近、どうも自分が一番見ていて楽しいラブコメは、相手固定のカップルが少しずつ関係を縮めていくものっぽいのが分かってきましたし(笑)。

ただ逆に、その部分に比重を置いていない人にとっては微妙だったのかなぁ……と思ってしまったところではありますが。

 

羊飼関連が未解決だったり、担当回がないまま終わってしまった御伽銀行メンバーがいたりと、微妙に消化不良の部分もありましたが(特に羊飼が絡んでくると、シナリオに妙にもやっとするところがありましたし)、一番のメインは前述のとおり楽しんでいましたし、二期があるなら見たいと思うところでしょうか。

 

<祝福のカンパネラ>

ストーリー:4点

キャラクター性:4点

画:4点

演出:4点

音楽:5点

総合的な評価:4点

総合点:25点

 

世界観だったり、アニエス&タンゴというお気に入りキャラだったり、個人的に好みな魔法バトルだったりと、ちょこちょことツボな要素が集まっていた作品。途中からはトルティア姉妹の漫才も楽しみの一つになりつつ、作品の持つ独特の世界観を終始貫きながら楽しませてくれました。

 

<生徒会役員共>

ストーリー:3点

キャラクター性:4点

画:4点

演出:4点

音楽:4点

総合的な評価:4点

総合点:23点

 

下ネタ中心のギャグなので、そこに飽きたら微妙かなぁと思っていたら、津田君(時にスズ)のつっこみがうまい具合に入っていたことで最後まで楽しめた作品でした。

下ネタに拒否反応さえなければ気軽に楽しめる作品なので、そういう意味でも毎週楽しみにできた作品でもありました。

 

<ベストキャラクター賞>

成瀬こずえ(「世紀末オカルト学院」)

 

作品の中核を担っていたキャラだと「けいおん!!」の梓なども外せないとは思うものの、自分の中に最も強烈な印象を残していったのは彼女なので(笑)。

 

<ベストOP賞>
Uatuyo!! MIRACLE」(放課後ティータイム/「けいおん!!」)

 

自分でも何故かはよく分からないのですが、「けいおん!!」の後期OP&EDに妙にハマっていた時期がありました。特に、面接の前日に気を落ち着かせるために延々と聞きまくっていたのは、今でも不思議でしょうがない思い出です。

 

<ベストED賞>
NO, Thank you!」(放課後ティータイム/「けいおん!!」)

 

同上。

 

<ベスト声優賞・男性>

浅沼晋太郎(「生徒会役員共」津田タカトシ役)

 

彼のつっこみがあったからこそアニメ「生徒会役員共」を最後まで楽しめたと思いますので。

 

<ベスト声優賞・女性>

花澤香菜(「世紀末オカルト学院」 成瀬こずえ役)

 

DARKER THAN BLACK-流星の双子-」での蘇芳役も、それまでの花澤さんのイメージとは違った役で驚きましたが、「世紀末オカルト学院」のこずえ役は、そのときとはまた別の意味で(というか別の方向で?(笑))こんな役もできるんだなぁというところを見せてもらいました。