ロウきゅーぶ! (電撃文庫) ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
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こちらではまだ最終回を迎えていない番組もいくつかありますが、7月に入ったところで、早くも新番組がスタートし始めました。その一発目がこちら。

原作は未読。ただ、原作を読んだ人の感想を見たことがあるので、そのタイトルとかイラストとかヒロイン(?)たちが小学生という設定から誤解されそうですが、実際はけっこうスポ根モノらしいみたいなことくらいは知っている感じでしょうか。ロウきゅーぶ=籠球部=バスケットボール部ですしね。

 

第一話は、キャプテンが小学生に手を出したとかで、所属するバスケ部が休部になってしまった高校生・昴が、ひょんなことから小学生の女子バスケ部のコーチを引き受けることになるもの(ただし、期間は三日間)。

その際の、昴にコーチを引き受けさせるために主人公の叔母の取った行動が、身内ならではのちょっと過激な冗談的なものなんだろうなぁと何とか好意的に解釈しようとしつつも、部活のコーチを引き受けさせるために社会的ダメージを受けさせる脅しをかけるのはアウトだと思うので、個人的にはかなり不愉快なものだったのが唯一引っ掛かったところでしたが、それ以外はなかなか面白そうだと思わせてくれる第一話でした。小学生五人のいきなりメイド服でのお迎えは、昴じゃなくてもドン引きしそうなところですが、媚びてでも昴(というかコーチ)を引き止めなければならないだけの理由がありそうなのが見え隠れしていたので、多少のあざとさは感じつつも許容範囲内なのかな、と思うところでしたし。

 

冒頭での男子との試合、昴への脅迫状、そして実際に昴に直談判(?)しに来たっぽい男子たちの様子を見ると、あの小学校では現在、女子バスケ部と男子バスケ部が対立しており、近いうちに互いの部(あるいは女子バスケ部)の存続を賭けた試合を行うことになっているのかな、と推測できるところでしょうか。制服やらシャワー室やら見ていると、かなり設備の整った学校のようですし(というか、私立って書いてありましたっけ)、そんな学校でわざわざ男子と女子に分かれている部活が対立するのも首を傾げてしまうので、元は男女混合だった部活から何らかの理由で女子バスケ部が独立した……あるいは、あの学校のバスケ部は何故か女子の入部が禁止されていたから新たに立ち上げたかして、それが理由かと更に考えてみるところですが……まあ、この辺は次回明かされますかね。

しかし、理由はともかく、女子バスケ部vs男子バスケ部が成立するのって、小学生だからだよなぁ……と画面を見ながら思ってしまったところかも。女子バスケ部の一人、香椎さんは自分の高い身長がコンプレックスらしいですが、バスケにおいてはむしろそれは強力な武器なわけで、そんなふうに体格差……だけでなく、力の強さやスタミナの面でも女子に比べれば圧倒的に有利な男子とのガチンコ対決なんて、その時点で対等でも何でもないですからね。どうやら彼女たちは六年生らしいので、ぎりぎりオーケーなのか、運良くこの作品の男子たちは(少なくとも見た目は)それほど成長していないのかは分からないところですが。

 

単純に考えるなら、次回は男子たちから事情を知らされることで、昴が本格的に(あるいは少なくともその試合が終わるまでは)女子バスケ部のコーチを引き受ける展開ですかね。それが売り言葉に買い言葉的なものになるのか、純粋に女子バスケ部に肩入れしてになるのかは分かりませんが。

何にしても、今のところはなかなか面白そうな感じなので、次回も楽しみにしたいところです。