「偽物語」第一巻/かれんビー(上)【完全生産限定版】 [Blu-ray] 「偽物語」第一巻/かれんビー(上)【完全生産限定版】 [Blu-ray]

アニプレックス 2012-04-25
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ようやく時間軸が一話冒頭に繋がった第三話。

いつ何処でガハラさんと会って拉致監禁されるに至ったかが明らかに。そして、そんなふうに半分くらいはガハラさんとのシーンだったからか、OPは再び一話のものになっておりました。……「かれんビー」の間は、そんな感じでガハラさんメインのときはガハラさんの、火憐(もしくは妹二人?)メインのときは火憐の曲が流れることになるのですかね。

 

原作既読者としては「キター!」と画面の前でわくわくしてしまった、「偽物語」における新キャラ一人目の貝木の登場。公式サイトでキャラデザ見た時点で、下手したら彼のほうこそ吸血鬼に見えてしまいそうなくらい、不吉という形容詞を見事に体現したキャラだなぁというか、むしろちょっと人外レベルにデザインしすぎじゃないかというくらいだったのですが、実際にアニメで動く彼は、血のような夕焼けの中での登場ということもあり、こと「不吉」という点に関してはこの上なかったなぁ、と。そこに至るまでがヒロインズとの楽しい会話劇だったこともあり、余計に際立つものになっていたかと。

今回はちょろっと話しただけで終わりでしたが、前回で武勇伝を期待してろと去っていった火憐、阿良々木姓をつい最近聞いたという貝木、そして最後の月火からの救援要請を見れば、大よそ線が繋がる感じで、次に出てくるときがどうなるのかが楽しみになるところでしょうか。あと、それとは別に、先の展開を知っている者の特権としては、貝木の台詞を聞いていること自体が楽しくて仕方ないところが(笑)。どこまでが騙りでどこまでが本当なのか、深読みしようとすればどこまででもできそうですからね。

 

それはそれとして。今回は何気にヒロインズ同士の関係もなかなか面白いところだったかと。

阿良々木君と神原で語っていた、阿良々木君の嫁と愛人関係の話も面白いところでしたが、そんな神原が何気にヒロイン間の関係を一番把握していそうなのがなかなか興味深いところで。ラスボス(笑)のこともそうだけど、ガハラさんと羽川さんの関係も何か理解しているっぽいのが、ラストの展開を見ると面白いなぁと思ってしまうというか。

恋人としての一番はガハラさんだけど、恩人というある意味別格の位置づけにいるのが羽川さんということで、阿良々木君は「本命は八九寺」なんてことを言っていたけれど、ガハラさん的には最大のライバルとも言えそうに見えるのが羽川さんなわけで(ガハラさんが八九寺と阿良々木君がどんな掛け合いしているか知ったらまたいろいろ違ってくるかもですが(笑))。そんな羽川さんからの電話で、あっさり阿良々木君が帰るのを許しただけでなく、謝罪まで口にするガハラさんを見ると、羽川さんはどんだけ最強キャラなんだと思ってしまうところですが(笑)、この二人の関係もそれはそれで面白そうで、いつかアニメで見られたら嬉しいですかね。一応、「化物語」のキャラコメではその片鱗が見られるわけですけど。

 

さて、ようやく時間軸が冒頭に繋がり、いよいよ話が動き出すかというところで次回。満を持して羽川さん登場か、というのも楽しみですし、阿良々木君が拉致監禁されている間に(笑)妹たちには何が起こっていたのかというのもありますし、次回も楽しみです。