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藍井エイル

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サブタイトルどおり、妖精たちの国――世界を映像で観られたのが、期待していたのもあって一番見所だったかなぁという気がする第十六話。

あとは、お久しぶりのユイの再登場ですね。というか、ここでこういう出番があるから、SAO編でもユイのエピソードは絶対にやらなければならなかったんだよなぁと改めて思うところでしょうか。


取り敢えず、エギルの出番がちゃんとあったことに何だかホッとしてしまいましたが(笑)、何にしても、ちゃんと現実世界に帰還している彼の姿が見られたのは嬉しいところです。キリトの他にもちゃんと帰還者がいることが示された瞬間でもありますし、単純に、二人の関係がゲームのときのまま続いているのが嬉しくなるところでもありましたし。ようやくデスゲームから帰還できたばかりでも、キリトなら、あんな手掛かりを見せたらゲーム世界にすっ飛んでいくだろうことが分かっていたからこそ、ソフトを用意しておいたんだろうな、とか、相変わらずの信頼関係が見えるところでもありましたしね(笑)。

この二人だけでもこんなシーンを見せられたら、キリトが提案したオフ会が実現する瞬間も是非見たいと思ってしまったところです。


さて、そんなわけでキリトが新たに飛び込んだのが、「アルヴヘイム・オンライン」という、妖精のアバターとなって飛び回ることができる世界。妖精+飛行可能というだけで、SAOよりもファンタジー色が強いような気もしてしまうところですが、何にしても視覚的にはやっぱり楽しいですね。ユイも早速可愛らしい小妖精の姿を披露してくれましたし。

もっとも、いきなりホームタウンとは全然違う場所に放り出されたり、SAO時代のデータが引き継がれてしまったりと、早速バグっているとも受け取れるような状態になっているキリトには、これはこれで相変わらずだなぁと思ってしまいそうなところですが、この辺に関する説明というか会話は、改めて聞いているとなかなか面白いところでした。特に前者は、原作だと本文でも先に明らかになっていた気がするし、そもそも該当する既刊部分を一気に買った自分としては四巻の口絵ページを見たら思い切りネタバレだったというのもあるのですが、その部分の種明かしがアニメではまだされていないので、余計になるほどそういうことかと面白く思えてしまったところかも?


何にしても、一からALOを楽しみに来たのではなく、アスナの手掛かりを得るためにゲームのメインクエストに一直線……どころか正規手順はすっ飛ばす勢いで挑まなければならないキリトとしては、最強レベルまで育てたSAO時代のデータを流用できるのは、むしろありがたいところでしょうけどね。

エギルにゲームの説明をしてもらって明らかに面白そうと思っていそうだったり、アイテムの消去に躊躇っていたりしたところでは、彼のゲーマー気質が相変わらず見えるところで、可笑しくなってしまったところでもありましたが。


そんなこんなで妖精たちの世界に飛び込んだキリトでしたが、ユイから基本的なレクチャーを受けたところで出くわしたのが、OPを見ればこの新たな世界でのパートナーだと分かる女の子でした。

……これだけ見ると何だか都合良く巻き込まれているような感じもしますが、SAO時代に希少な女の子と沢山知り合っていたことを思うと、そういう意味では違和感ない遭遇だな〜……というか、その点に関してだけは上手い伏線にもなっていたのかも?なんて思うところでしょうか。


ともあれ、今回は取り敢えず窮地を助けに入ったところで終わりだったので、次回は彼女との交流と、おそらく彼女から聞けるだろうより詳しいあの世界の情報などがあると思われるので、その辺も含めて楽しみにしたいところです。


◇次回「囚われの女王」