翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

灼眼のシャナ/灼眼のシャナ

灼眼のシャナ #4「憂いの少女たち」 #5「家族の食卓」感想3


劇場版『灼眼のシャナ』-ディレクターズカット- スペシャルコレクション [初回限定生産]/アニメ

 アニメ版「CLANNAD」を見ていると、原作ゲームをやりたい気持ちが高まってきて悩みます。「リトルバスターズ」をクリアしたので新たなゲームを始めることが可能にはなったものの、「リトバス」クリア後にと置いてあった「うみねこ」があるし、アニメを見終えてからと途中ではどっちのほうが楽しめるかというのもありますし。又、やるにしてもPC版とPS2版のどっちをというのもありますし。……今日の帰り道で中古ゲーム屋を覗いたのとamazonを見た感じでは、PS2版は入手が困難そうな気配があるのも難点なのですが。

 ……とまあ、余談はここまでにしておいて、先週は「リトバス」がクライマックスに来たためお休みした「シャナ供廚隆響曄二週分なので今回は簡単にいきます。

 

 「#4 憂いの少女たち」

 タイトルや次回予告から予想はしていましたが、史菜に構う悠二にシャナと吉田さんがもやもやし始めるという、あまり快いとは言えない展開となっておりました。特に、今までの話を見てきたことで、ぽっと出の史菜に比べればシャナや吉田さんのほうに感情移入している身としては。本人たちもそうでしょうが、見ている側としてももどかしい話でした。世話係という名目があり、特定の誰かと付き合っているわけでもないので、悠二が史菜の面倒を見ていることに文句を言う権利は誰も持っていないわけですが、それでももう少し配慮しろと言いたくなってしまうような。ふらりと姿を消した史菜に対するシャナの台詞も、シャナの嫉妬心やおそらく史菜=ヘカテーだろうというこちら側の予想を差し引いても正しい気がするので、史菜を庇う悠二を見ていると妙にいらいらしてくるというか。……うーむ、戦闘時の悠二はけっこう好きなのだけど、恋愛面での悠二はいまいち好きになれないのかもなぁ、と今更ながら思ってしまいました。まあそれを言えば、気持ちに応える気がないまま女の子の手作り弁当を当たり前のように食べている時点で何となく腹は立つのですけど。そして、そのお弁当をあっさりと欲しがる史菜にあげてしまう無神経さには何となくどころでなく腹が立つのですけど。

 

 悠二が史菜=ヘカテーを再び疑うようなシーンが一瞬挟まりましたが、この辺は早く解決して欲しいような気がしてきました。曖昧な(といっても限りなくグレーですが)の状態でこの微妙な関係を続けられると、見ているこっちがいらいらしてくるような気がするので……主に悠二と史菜の無神経さに。

 

 「#5 家族の食卓」

 池君っていい奴だよなぁ、としみじみ。中途半端な忠告になってしまったのは、おそらく自身の吉田さんへの想いが押しとどめたからかと思いますが、それでも吉田さんのために悠二に周りを見ろと言ってくれるわけで。……吉田さん、池君とくっついたほうが幸せになれるんじゃあ……。悠二を始め、先生にしろ緒方さんにしろ、今回は鈍い人たちに振り回されていたようなもので、吉田さんが可哀想すぎる……。というか、緒方さんは友達なんだから、吉田さんの想いに気づいてあげようよ、とか思ってしまったのですが。緒方さんって、吉田さんが悠二を好きなのって知らないんだったかなぁ……吉田さんとシャナの好意はお弁当という明確な形で現れているので、特に女の子なら気づいていてもおかしくなさそうなのですけど。

 

 相変わらず悠二の周囲は暗雲が立ち込めているわけですが、ヴィルヘルミナと田中は奮闘していて、見ていてこっちは笑みがこぼれそうに。特にシャナのために千草に料理を習うヴィルヘルミナは、その成果はまだまだのようですが、少なくともその想いはシャナにちゃんと届いたようで、久しぶりにシャナの笑顔が見られたのは嬉しいところです。

 

 史菜と執事の両方の手首に巻かれていた鎖っぽいブレスレットは、いかにも意味ありげに演出されていたところを見ると、事態を動かすきっかけになるアイテムなのかも。鎖というとベルペオルを思い出すので、単純に考えるならそれを使って操っているとか思うところですが、相手が相手だけにそんな単純かというのも怪しいところ。……ここはやはり、前回・今回と株が下がりっぱなしの悠二に名誉挽回してもらうためにも何かを見抜いて欲しいところでしょうか。

 

◇次回「試練の前夜」

 どうやらマージョリーさんが女の子たちに今の閉塞した状況を打ち破るきっかけを与えてくれそうな気配です。……まあ、この妙な四角関係を延々続けられても困るので、そろそろどうにかして欲しいということでは歓迎する事態ですが、何をどう示唆するかによっては不安にもなりそうなのが困るところ。とはいえ、原作での似たような展開では良い方向に進んでいたような気がするので、そろそろ浮上パートに入ると思っても良いのかな。というか、是非とも入ってくれ、ってな感じなのですが。さすがにこれ以上続くと鬱陶しいですし。

灼眼のシャナ供 遙魁峙刃任療捷酸検彜響4


劇場版「灼眼のシャナ」オリジナルサウンドトラック

<今回のあらすじ>

 「悠二たちのクラスに来た転校生―“頂の座”ヘカテーに瓜二つの少女、近衛史菜。そ

の姿を目にした瞬間、シャナはとっさに封絶を張る。しかし、史菜は他のクラスメイトたち

と同じように動きを止め、シャナが刀を突きつけても何の反応も見せなかった。

 

 疑惑の晴れぬまま様子見を決めた悠二たちだが、どこか浮世離れしつつもそれ以外は

普通の少女でしかない史菜に、他人の空似で彼女は普通の人間ではないかとの思いを

強めていく。マージョリーに自在法で確かめてもらうもやはり結果はシロで、その思いは

更に強くなる。

 放課後、シャナは最後の手段として、自身の存在を派手に知らせながら、史菜が人目

のつかないところで一人になるのを待つ。そして、格好の場所へと辿り着いたところで再

び封絶を展開する。そこへ、御崎市をうろついていた徒が現れる。自信満々で向かって

くる徒をあっという間に瀕死に追い込んだシャナは、力を回復するためにその徒が史菜

に近づくのを見守る。その途中、事態を察知した悠二が駆けつけ、シャナは史菜に駆け

寄ろうとする悠二を制して狙いを語る。わざと弱い徒をおびき寄せて窮地に追い込み、

徒が封絶に巻き込まれた史菜の“存在の力”を喰おうとしたときどうなるのか―もしも彼

女が本当にヘカテーならそれをみすみす許すはずがない―、それをよって彼女の正体

を確かめるのだと。

 その結果は―やはりシロだった。史菜が喰われる前に徒を倒したシャナは、彼女は

普通の人間であると結論づける。

 

 ……………………。

 その頃、星黎殿にて部下の報告を受けたベルペオルは、その経過に満足げな笑

みを浮かべていた。

 …………………………。

 

翌日、悠二は史菜が人間であることを吉田に知らせ、悠二を心配しつつも史菜は

人間ではないかと感じていた吉田は安堵する。一段落し、平穏な生活が戻ってくる

……はずだったが、悠二に対する史菜の態度に、シャナと吉田は不穏なものを感じ

取るのだった」

 

 近衛史菜は人間か徒か――それを見極める一話でした。シャナは最終的には「人間である」との結論を出しましたが……視聴者から見れば、限りなくクロなわけで(笑)。あのタイミングでベルペオルのシーンを入れたら、うまくヘカテーを人間と思い込ませたぞ、と言われているようなものですから。

 

 海外生活が長かったから日本の常識には疎い、ということが教師から説明されたわけですが、海外というよりもお金持ちのお嬢様という設定のほうがしっくりきたのでは、というほど浮世離れしたところを見せ付けてくれた史菜。その、誰かが何でもやってくれるのが当然という態度は、思いっきりヘカテーを思い出させてくれたりするのですが……シュドナイがそれこそヘカテーのためなら何でもやってそうだし。というか、彼女の言う「爺や」が誰なのかはちょっと気になるかも。前の話であったベルペオルとシュドナイの会話からすると彼ではないのでしょうが、だとすると一体誰が……今回ベルペオルに報告していた徒辺りが怪しいでしょうか。

 しかし、ヘカテーでほぼ確定だとは思うものの、史菜自身はそういったことは何も知らないようではあります。そうした記憶も何もなく、史菜は普通に自分のことを普通の人間と思っているような。まあ、だからこそそれが余計に厄介なことになりそうではあるのですが。

 

 たまたま御崎市に現れた弱い徒を利用してのシャナの作戦は面白いものでした。人間か徒かの確証がない以上、試しに自分で切ってみるわけにもいかないわけで、そこで考えたのが徒を窮地に追い込んでそいつに襲わせて様子を見る、というもの。自分の存在が喰われるとなれば、史菜がヘカテーであるなら何らかのアクションを起こすだろうと。もし本当に喰われそうになっても寸前で助けることができるという自信もあったからできた作戦でしょうが。その際、その場にいたら邪魔になりそうな(笑)悠二を予め遠ざけておくのも良い判断……だったのですが、封絶を展開すれば悠二が気づかないわけもなく、何だかんだで彼が横槍を入れることになってしまったわけですが、もしもあのとき悠二が来なかったらどうなっていたかも気になるところ。悠二が史菜を助けに走らなければシャナはもっとぎりぎりまで様子を見たのでは……、そうしたら、史菜は何かの反応を見せた可能性もあるのでは……、と考えてしまいますので。もっとも、その後のベルペオルの様子を見ると、仮に悠二が来なくても同じ結果になったような気はしますけどね。ヘカテーそっくりの少女が悠二のいるクラスに転校してきて隣の席を選ぶ、それを偶然と片付けるには怪しすぎるとしていましたが、そんな怪しい少女が現れたときに、利用するのにちょうどいい弱い徒が現れたというのも、十分に怪しいもので。今回シャナが取った行動は妙手のように見えて、その実、ベルペオルの筋書き通りだったのでは、という気がします。あのぎりぎりの綱渡りをさせることで、史菜を人間として警戒を解かせることが目的だったのでは、と。

 ……そういう意味では、史菜の行動には一つだけ問題点があることになりますけどね。「徒なのではないか」という疑いこそ解いたものの、シャナと吉田さんに、別の意味での警戒心を抱かせてしまったのですから(笑)。

 

◇次回「憂いの少女達」

 次回は女の子たちの恋心がメインとなってきそうです。平たくいえば、仲の良い悠二と史菜を見てやきもきするシャナと吉田さん、ということになりますが。史菜という第三勢力が加わることにより、シャナと吉田さんがどうなるのか、特にこの二人の関係がどうなるのかは楽しみです。

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劇場版『灼眼のシャナ』-ディレクターズカット- スペシャルコレクション [初回限定生産]/アニメ

<今回のあらすじ>

 「悠二が吉田一美の作ったお弁当を食べているのが何となく面白くないシャナは、千草

にお弁当作りを教わることにする。しかし、初めての料理がうまくいくはずもなく、シャナは

結局メロンパンを大量に詰めたお弁当を悠二に渡す。二人の気持ちは嬉しく思うものの、

二人分のお弁当はさすがに多すぎ、二人を気遣って完食した悠二は授業中に倒れて保

健室に運び込まれてしまう。眠る悠二を見舞いながら、シャナと一美はお弁当のことで口

論になるが、その途中で封絶が張られたことにシャナが気づき、シャナは悠二を叩き起こ

して保健室を出て行く。

 

 二人は現場に駆けつけるが、徒の姿は見当たらない。そのとき、悠二は違和感に気づ

く。今このときに在るはずのないものが自分の記憶のとおりにそこにある――そのことか

ら、悠二は先日の徒との戦いを思い出す。忘れていた夢のことを思い出し、悠二はシャナ

にそれを告げ、二人はあの徒がまだ滅びていなかったことを知る。

 

 再び徒の姿を探しながら、悠二はこの場にいる二人が夢に気づいたにも関わらず、未だ

夢の中にいる不自然に思いを巡らせる。そして、記憶に合致しない行動を取っていた一美

を思い出し、保健室にいた時点で既に封絶に取り込まれており、脱出するためには一美も

夢に気づく必要があることに思い至る。急いで学校に戻る二人だが、そこで見たのは、捕

らわれの身となった一美の姿だった。

 

 辿り着いた二人の前に、徒・メアが姿を現す。そして、先日の自分が偽物だったことを明

かすと、ベルペオルの幻影を呼び出す。シャナがベルペオルの相手をし、悠二がその間

に一美を起こすことになるが、夢の世界では自分の思い通りになると、メアはそれを許さ

ない。しかし、あまりにもメアに都合の良すぎる世界に、悠二は目の前にいるメアもまた

偽物であり、本体は自分の中にいることを悟る。

メアの狙いは始めから、悠二の中にある宝具・零時迷子だった。気づいたときには時

既に遅く、メアは零時迷子に到達する。だが、零時迷子に触れた瞬間、メアは弾き飛ば

される。零時迷子に掛けられた戒禁―宝具を守るための自在法―が発動したためであ

る。このことによって致命傷を負ったメアは、中にいる悠二たちも道連れにしようとする

が、悠二の呼びかけで一美が目を覚ましたことにより、三人は元の世界へと戻ってくる。

 

 零時迷子に過剰とも思える戒禁が掛けられていたことに、事情を聞いたアラストール

やヴィルヘルミナもシャナと共に眉を寄せる。だが、その答えが出る間もなく、事態は更

に動き出す。

悠二たちのクラスに来た転校生――その顔は、“頂の座”ヘカテーそっくりだった」

 

 アニメオリジナルで進むストーリーは、原作から進む方向こそ何となく想像はつくものの、そこに至る過程は分からないため、先が見えなくて面白いです。

 

 シャナのお弁当作りは原作にもあった展開ですが、これに関するあれこれは見ていて楽しかったです。自分の気持ちを把握し切れないままながらも頑張るシャナも、料理下手の自業自得とはいえシャナに頼りにされずに無意識に悠二に八つ当たりしているヴィルヘルミナも、結局お弁当作りには失敗してメロンパンを弁当箱に詰めて渡したシャナも。でも一番は、保健室でのシャナと吉田さんのやりとりでしょうか。最初こそ吉田さんに一方的に弁当作りを禁じたシャナが、戦いを経てちょっとだけ吉田さんのことを認める流れは……そういえば自分はこの二人のこういう関係が好きだったんだよなぁ、と再確認でした。

 

オリジナル展開を利用して、第一期では素っ飛ばした伏線を回収していたのはお見事と思いました。零時迷子に掛けられた戒禁と、外から取り込んだ“存在の力”を取り込んで自分のものにしてしまい、内包する“存在の力”を増した悠二。どちらも本来ならシュドナイ戦で発生していたはずのイベントですが、ここでうまく回収してくれました。第一話での、第一期でのストーリーを再確認しつつの流れといい、メアという徒の能力をうまく使って導入の物語を活かしたなぁという気がします。

 

 ラストの謎の転校生はかなり意外なところからパンチが飛んできたような印象が。ベルペオルがまた何か企んでいそうだったのはこれだったのですかね。というか、シュドナイがこのことを知っているのかどうかがちょっと気になります。そして、知らなかったとしたら、これを知ったときにどんな反応を示すのか(笑)。彼女が本当にヘカテーなのかどうなのかは分かりませんが、これでどう物語が動くのかは楽しみです。

 

◇次回「疑惑の転校生」

 タイトルどおり、ヘカテー似の転校生は何者なのか、がメインのエピソードになりそうですかね。次回もまた悠二・シャナ・吉田さんの三人パーティーで動きそうな気配です。……吉田さん、ちゃっかり加わってるなぁ(笑)。更には新キャラも登場するようで、どちらも何を目的に現れた者たちなのかは気になるところ。特に転校生は、予告では少なくとも普通の人間のようではありますが……そこら辺のからくりがどうなっているのか、次回でどこまで明かされるかは分かりませんが、これからどうなっていくか楽しみです。

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<今回のあらすじ>

 「仮装舞踏会との戦いを終えた悠二たちは、平穏を取り戻した御崎市で再び変わらぬ

生活を送っていた。様々な出来事を経て少しずつ成長し、変化した友人たちに囲まれて

送る日々―しかし、そんな日々の中で、悠二はふと違和感を覚える。9月なのに舞う桜、

再び姿を現す死んだはずの徒、かつてと同じ行動を繰り返す友人たち。そして、悠二が

ある行動を起こすたびに生じる、まるで悠二の直前の行動などなかったかのような反応。

みんなに何が起こったのかと考えるうちに、悠二は気づく。何かが起こっているのはみん

なではなく自分なのではないかと。その仮説はすぐに裏付けられる。自分の行動がなか

ったものとして扱われるとき―それは必ず、自分の知らないことを知ろうとしたときである

のだから。

 

 もういないはずの徒に切られたとき、悠二は唐突に我に返る。そこへすぐさま飛んで

きたのはシャナの叱責。目の前には一人の徒と、炎髪灼眼の姿になったシャナがいる。

悠二は現実に還ってきたのだ、一瞬の夢の世界から。それを仕掛けたのは、目の前の

徒。弱い徒とシャナは切って捨てるが、徒はそれを自覚しつつも余裕を失わない。それ

は、シャナに滅ぼされるまで変わらなかった。

 

 夢から覚め、ようやく日常が戻ってくる。再び日々を過ごし始める悠二たち。だが、

それを嘲笑うかのように、滅ぼされたはずの徒・メアの嗤い声が響き渡っていた」

 

 第二期が始まるということで、未読の既刊(新しいほうから二冊)を早く読まないとなぁと思っていたら、途中のCMで11月に最新巻発売のお知らせが……ホントに早く読まないとヤバイかも。とはいえ、アニメのほうはどうもオリジナル展開のようなので、そういう意味ではちょっと安心です。原作を知っていると比較感想になりがちなので、オリジナルだと感想を書きやすい、というのもありますが。

 

 実際に番組を見るまでは、「第一期は感想書いていたけど、今回はどうするかなぁ」と悩んでいたのですが、見てしまえばもう杞憂に終わりました。少なくとも第一話の出来は、何の迷いもなく「感想書くの決定!」と思えるものでした。これは一期の第一話にも負けないほど良いスタートです。作画は相変わらず良好な上、ストーリーのほうもばっちり引き込んでくれましたから。

 

 引き込まれた理由の一つは、アニメオリジナルでのスタートでしょう。どこかで見たようなやりとりに「ひょっとして第一話は一期のおさらいなのか?」と思ってしまったところで、悠二もその違和感に気づき、実は徒が仕掛けた何かであることが明かされる。一体何が起こっているのか、画面の前で悠二と一緒に考え込んでしまいました。……まあ、悠二のように真相に辿り着くことはありませんでしたけど(笑)。

そして、引き込まれたもう一つの理由が、この悠二による真相解明と思われます。第一期のアニメも楽しんで見ていましたが、一つだけ不満な点があったと記憶していて、それがずばり悠二の扱い。原作を読んでいると悠二はけっこう切れ者というか、シャナたちが気づかないことに気づくキャラであるのに、アニメではその要素が少なくなっていたような印象がありましたので。劇場版の「シャナ」を観に行ったとき、アニメでも一度はやった第一巻のストーリーであったにも関わらず楽しめたのは、そこが再現されていたからだと思いますし(そういう意味では、以前どこかで第二期の悠二は劇場版と同じで原作に近くなる、という情報を見て少し期待が高まった覚えがあります)。一見解決したように見えた徒・メアとの戦い、視聴者には彼女がまだ何か仕掛けていることを示されたわけで、そうなると、今回と同じように悠二が見事看破して何か解決策を提示してくれることを期待したいところです。

 

 ストーリーも面白かったですが、出てくるキャラクターたちが以前のとおりだったのも嬉しいところでした。特に、相変わらずいいライバルのシャナと吉田さんと、悠二への想いを自覚していても戦闘中なら平気で蹴っ飛ばすシャナ(笑)。悠二の朴念仁っぷりに閉口しているアラストールもなかなかのものでしたが。マージョリーさんとマルコシアスのやりとりも相変わらずで、こうしたキャラ同士のやりとりだけでも楽しめそうです。

 

◇次回「全ての序章」

 次回から早速新たな戦いに突入のようです。タイトルどおり、第二期の物語における序章になるのか。まずは、悠二・シャナ・吉田さんの、何て狙い済ましたような組み合わせなんだと思ってしまいそうな三人が巻き込まれるようですが(笑)。予告映像を見る限りは次回も期待が持てそうですので、楽しみに待ちたいと思います。

灼眼のシャナ #24「紅蓮の想い」感想5


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 とうとう最終回を迎えました。何かもう、最初のシャナの姿を見たときから、スタッフの気合の入り方が違うように感じていました。その、第一話を彷彿とさせるような作画の綺麗さに。とはいえ、作画の綺麗さは同じでも、その中を動く登場人物たちはあの頃に比べれば格段に成長しているわけで、それが更に画面を美しいものに見せてくれているようにも思えました。

 

 さて、本編では、最終回だけあって、いろいろなことがありました。知略だけでなく戦闘力でも圧倒的な強さを見せ付けてくれたベルペオルさんとか(対戦相手が違えば、また違う結果が出るのでしょうが)、ヘカテー視線で見たらまた別の物語が生まれそうなヘカテーの心の動きとか(彼女の一旦は出した答えとかそれが崩壊した瞬間とかはそんな感じです)、最後にちゃっかり役得なシュドナイとか、最初から最後まで笑わせてくれた教授とドミノとか、最後に最高にかっこ良かったマージョリーさんとか、アニメ版でのへたれ度何割増しを最後に払拭した悠二とか、凛々しくかっこ良く、そして何より可愛かったシャナとか。あ、あと、最後の最後に日の目を見れた池君とか(笑)。

 

 そういえば、最後のアイキャッチは何だろうな、とちょっと期待していたのですが、残念ながら今回はありませんでした。まあ、最終回ですからね……とは思いつつも、どうせだから最後にシャナと悠二、あるいは全員集合とか見てみたかった気も……。

 

◇内と外の戦い

 

 三つ同時に繰り広げられていた戦い。上記したように、ヴィルヘルミナ対ベルペオルさんは、ベルペオルさんの圧勝という感じでした。彼女の力がどのようなものなのかは、あれだけではその全容をつかむことはできませんが、それでも仮装舞踏会の一柱を担うだけの強さを持っていることだけは分かりました。善戦とまではいかなくとも、互角の戦いを繰り広げるかと思っていたヴィルヘルミナがかなり一方的にやられていたのは、やはり相手との相性が悪かったということでしょうか。両方とも間合いの長い武器なわけで、どちらも搦め手を狙うというような、似たようなタイプにも思えましたが。

一方、マージョリーさん対シュドナイは、かなり互角な感じで。というか、エネルギーとなる存在の力が溢れているため、やりたい放題やっても力が有り余っているという、別の意味で不毛な戦いに。二人とも楽しんでいそうではありましたけどね。この二人の戦いは、生き生きと戦うマージョリーさんを見られただけでも満足かもです。

 

 さて、本命のシャナ対ヘカテー。とはいっても、こちらはシャナが一方的に攻めているという感じで。零時迷子と繋がっているヘカテーを切り崩すことは至難であり、その繋がりを絶つのはもっと無理、というかなり厄介な状況です。そんな事態を打開する方法が何かといえば、外が駄目なら内から攻めろ、ということで、現在ヘカテーと真っ向から向き合っている悠二の仕事となりました。本人はそんなことは考えてないでしょうが。しかし、ヘカテーを論破する悠二は良かったですね。今までの物語がきちんと作用しているのが特に。ヘカテーと繋がり思い出を再び眺めることで再確認した思いと答え。炎髪灼眼のフレイムヘイズと出会い、自分が何者かを知った。そのときから、坂井悠二の残り滓ではなく、ミステスとなった少年。自分が何者かを知り、自分で悩み考え生きてきた。だからこそ、今の自分は確かに自分なのだと。それは、ただのフレイムヘイズでしかなかった少女が「シャナ」となり、そうして今自分の心のままに立っているのと同じ。こうした外と内の同時進行の戦いはよく見かける気はしますが、それでも熱いものは熱い。先週のシーンもそうですが、こうしたものは、どれだけ使い古されたものであっても、やはり何度でも感動を与えてくれるものです。

 

 そういえば、先週、佐藤・田中両名から託されたブルートザオガー。これはただ思いを託すだけのアイテムなのか、それとも実際に戦闘に使われるのか、というのが少し気になっていたのですが、ちゃんと使われていました。シャナがぶん投げて悠二救出に使っただけでも既にその役割を果たしたようにも思いましたが、最後に悠二が仕掛けを壊すのに使用。あっさりと持ち上げてみせた悠二に、佐藤君たちのことがちらりと頭をよぎりました。これは、悠二は既に、これを持ち上げられるだけのものを持っている、ということなのでしょうね。そして、それを使って仕掛けを破壊し、核であったヘカテーをも言葉で切り捨てる悠二を見ながら、やっと活躍してくれたように思いました(笑)。いや、アニメ版では、上にも書いたように、悠二のへたれ度が上がっていたような、というか、原作での活躍部分がことごとく削られていた気がしたので。

 

◇魔神の顕現

 

 過去編の中では出てきた“天破壌砕”、まさか本編で実際にやるとは思ってもいませんでした。それを使った瞬間、それは同時に器たるフレイムヘイズの死を意味するという最後の手段、それはつまり、シャナが死ぬということになってしまうのですから。そんな禁じ手をここで持ってくるとは……まさかそのうち原作でもやるのでしょうか。それはさておき、他に手はないとシャナは「フレイムヘイズとして」決意。ただ、一つ気がかりなのは、それに悠二をも巻き込んでしまうこと……だったのですが、その悠二が自分から一緒に行こうと言ってくれたことで、その迷いも吹き飛び、そして魔神の召喚へ。最後にごく自然に悠二を見て「好き」というシャナは可愛かったです。シャナの告白が入るかどうかは疑問だったのですが(何せ、原作ではまだそれを果たせていないような……)、この流れならそれもおかしくないと思えたので、良かったのではないでしょうか。……ただ、一つ気になるのは、こんな状況での告白だったため、果たして悠二は覚えていたのかな、と(笑)。何せ、この直後にアラストールが顕現したわけで、その衝撃で直前の記憶が吹っ飛んでいてもおかしくない(笑)。エンディングの何事もなかったような悠二を見て、ホントにそんな気がしてきましたよ。おそらくは、返事は保留にしているだけなのだと思いますが。

 

 まあ、そんな感じで“天破壌砕”が発動したわけですが、そこは物語のお約束として、シャナは無事生き残りました。ご都合主義、といってしまえばそれまでですが、じゃあ砕け散るシャナが見たかったかといえばそんなことは全然ないので、これでOKです。いいじゃないですか、シャナがアラストールもびっくりするほどの凄い奴だった、でも。……というか、それ以上に驚いたのが、アズュールの性能なのですが。アラストールの顕現の威力からも守る、って……愛染兄妹戦のときの心配は全然必要なかったことになるじゃないですか。いや、そもそも、フリアグネ様、どれだけすんごい宝具持ってたんですか……。つくづく、掘り出し物を拾ったものです。もう掘り出し物どころじゃない価値があるような気がしますが。

 

 彼らの、というかシャナの無事を知り、いつもの様子を装いつつも、それをかなぐり捨てるように抱きしめたヴィルヘルミナは良かったです。顕現前の絶望を見ていたからこそ、シャナの無事を喜ぶ彼女のそんな行動は嬉しいですね。と、同時に、個人的に嬉しかったのは、その前のシャナと悠二のやりとりだったりもしますが。シャナの久しぶりの「うるさい×3」が聞けたのもそうですが、アニメでは尺の都合かカットされた、あの「見た?」「見てない」というような二人のやりとりが(笑)。

 

◇続いていく日常

 

 エンディングスタッフロールが流れると同時に流れた「緋色の空」は素直に嬉しかったです。やはり最終回のED曲は重要ですからね。自分の中で、最終回のED曲は初代OPかEDしかないだろう、と思っていたのですが、個人的には更にその二つのうちでもOPが良いなぁと思っていたので。

そして、語られた物語は、みんな御崎市に残るエンドでした。ちらりとカムシンやラミーのカットインもありましたが、基本的には御崎市でのみんなの日常。再び飲んだくれに戻ったマージョリーさんに振り回される子分二人ですが、心とは正反対の態度を取る佐藤君が可愛いなぁと思いつつ、それでも幸せそうな三人に良かったなぁと思いました。坂井家に場所を移せば、そこにはいつものように悠二とシャナを見送る千草さんと、わだかまりは消えないもののちゃっかりといるヴィルヘルミナ。そして、更に学校に舞台が移れば、そこにはミサゴ祭以来かと思われる田中君と緒方さんの、微妙に気まずい朝の挨拶。どうやら佐藤君は、緒方さんの告白は聞かされていないようです。昇降口では、ようやく最後に出番をもらえたね、と涙ながらにお祝いを述べたくなる(笑)池君が。お、どうやら恋の三角関係に参戦してきそうなことを言っていますよ。正直、それはかなり難しいと思いますがね。吉田さんも既に紅世に片足突っ込みかけているわけで……でも、最初はその位置にいた吉田さんが今の場所まで登ってきているのだから、全く望みがないわけでもないのかな? 何にしても、悠二と池君の友情が変わらず続いている様子は和みます。で、個人的に一番良かったのは、シャナと吉田さん。吉田さんの呼び方が「ゆかりちゃん」から「シャナちゃん」に変わっただけでにやにやしてしまう自分がいますよ。これで本当に二人の立ち位置は対等になり、そしてその先の二人に築かれる関係が好きなのです。それが見られないのは残念ですが。

 

 大団円、といっても良いような終わりを迎えた「灼眼のシャナ」。スタッフのみなさん、半年間お疲れ様でした。ラスト前数話のシャナにはやきもきさせられましたが、それでも最後まで楽しんで見られたと思います。できれば原作が進んでから二期目の制作とかあると個人的には嬉しかったりもしますが、それはさておき。

 最後の最後に告知された映画化が、微妙に気になるところです。嬉しいといえば嬉しいですが、不安もないわけではなく。それは無論、内容がどうなるか、というのもあるのですが、それ以上に不安なのは、果たして私の住んでいる場所では見られるのか、ということだったり……。何か微妙に冷遇されていますからね……四月からの新番組、「ひぐらしのなく頃に」は一ヶ月遅れで放送だし(まあ、放送してくれるだけでもありがたいのですが)、「西の善き魔女」は放送局が多そうな割にはすっ飛ばされているしで。しかも近所の映画館、田舎だけあって回転が早いので、見られたとしても、上映期間中に見に行く時間が作れるかというのが……。……とまあ、懸念をいくつか挙げてみましたが、今はあれこれ言っても仕方ないですね。取り敢えずは動向を見守りたいと思います。

 何はともあれ、半年間見続けた「灼眼のシャナ」。来週からはもう見られないと思うと淋しい気もしますが、満足できる最終回だったので、それで良しとしたいと思います。

 さて、来週からはまた新しい番組が始まるわけですが……今度は何の感想を書くか迷うところです。一応、一本は感想書くのを続けたいと思っているので。


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灼眼のシャナ original sound track/アニメサントラ

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灼眼のシャナ I/アニメ

灼眼のシャナ 2 [初回限定版]/アニメ

灼眼のシャナ 3/アニメ

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灼眼のシャナ #23「星黎殿の戦い」感想5


灼眼のシャナ original sound track/アニメサントラ

 最終回の一回前、というこの局面において、シャナとヴィルヘルミナの衣装取替えっ子なアイキャッチを用意するスタッフは凄いなぁとか思ってしまいました(笑)。制服姿のヴィルヘルミナも何だか可愛かったけど、メイド服姿のシャナはかなりの破壊力があったように思います。こんなシャナが目の前に現れたら、男女問わず見惚れてしまいそうですよ(笑)。

 

◇突入

 

 シャナとヴィルヘルミナが星黎殿に突入し、その静けさを不気味に思いつつも他に手立ても時間もないため、罠と知りつつも突破を試みる。が、しかし、そこに教授の仕掛けた自在式が発動、シャナたちは苦境に立たされる。……うむ、期待したとおり、教授がやってくれました。しかも、量産型ドミノの行進と、相変わらず見ていて楽しい仕掛けです。「がしゃーん」とか言いながら歩いているドミノ量産型も面白いですし。ドミノの声が加藤奈々絵さんというのは凄くハマリ役だったのではと改めて思いました。しかし教授、仕掛けが見事に発動して悦に入りながら笑っているのも楽しいですが、それが破られて叫んでいるのも見ていて楽しいです。何か、アニメで原作のときより教授が好きになったかもしれません。

 

 教授の自在式により、存在の力を駆使した戦闘が不能になったシャナたち。ヴィルヘルミナは何とかリボンで応戦していますが、シャナは贄殿遮那を振るうことすら困難に。でも、ここにきてのシャナの体術による戦闘はちょっと楽しいです。かつて、それのみを鍛えて、それしか使えなかったからこそ、天目一個を撃破した過去があり、それがあってのシャナの肉弾戦。技を使うのも良いですが、こうしたところにシャナの本領発揮という気がしないわけでもなくて。たぶん、そうした過去があったからこそ、余計に今回のこのシーンが映えて見えたのだろうな、と思います。

 

 シャナたちが星黎殿の中を駆け抜ける一方では、悠二とヘカテーのシーンが。感覚を共有しているような状態のためか、ヘカテーが鏡のようになっていて、自問自答しながら答えを探す悠二という状態はけっこう好きですね。たとえ相手が自分でも、こうして改めて言葉にして問いかけることで見えてくるものってありますし。しかし、その果てに辿り着いた答えが「自分が一番、シャナをフレイムヘイズとしてしか見ていなかった」ことに気づいた、って……。悠二の呆れるくらいの鈍さはそれが原因だったのでしょうか。というか、その「フレイムヘイズ」でしかなかった少女に「シャナ」という個を与えた存在がその体たらくというのはちょっとひどいような。ここは、シャナと再会したときに、気づいたことによって新たな関係性を展開してもらいましょうか。…………とはいえ、悠二はまだシャナの恋心にまでは気づいていないようですが。

 

 後半では、先週に参戦フラグの立っていたマージョリーさんも、満を持しての登場でした。すんなりといつもの関係に戻る姐さんと子分たちも良かったですが、外にいたからこそ、シャナたちにはできないことをあっさりとやったのけたマージョリーさんはかっこいいです。外には存在の力が溢れている、ということで、迎撃に出てきたシュドナイともやる気満々。来週はこの二人のバトルも見られるのでしょうか。取り敢えず、ド派手なバトルになることだけは確定してそうですが。

 

◇告げられた決意

 

 マージョリーさんによって教授の仕掛けが破られたことにより、シュドナイ、ベルペオルの二人も参戦。一人でも零時迷子のところに辿り着くことが大事、とヴィルヘルミナはシャナを先に行かせることに。この場で、待ちに待ったシャナ復活がやってきました! 脳裏をよぎるのは、自分に「シャナ」という個を与えてくれた悠二の言葉とそのときの情景。繰り返し思い出されるそのときを受けての、「世界のバランスを崩すことはさせないし、悠二も助ける」との力強い言葉。その選択は、こうした主人公にはありふれたものではあるけれど、だからといってそこに感動がないなんてことはなく、迷いを振り払い、まっすぐにヴィルヘルミナを見据え、凛と立つ彼女の言葉には胸が震えました。そう、こうしたシャナこそを、私は何週も待っていたのですから。

あとは、悠二のところに辿り着き、彼を助けて、仮装舞踏会の目的を打破するだけです。マージョリーさんはシュドナイと火花を散らし、ヴィルヘルミナはベルペオルさんと対峙し、シャナは悠二とヘカテーのところへと辿り着く。最高潮に盛り上がったところで、以下は最終回を待て、です。

 

◇次回「紅蓮の想い」

 

最終回のタイトルを見ながら、ふと「想い」とつくサブタイトルが多かったな、なんてことを思いました。実際にはせいぜい片手の数ほどもないとは思いますが、それでもそれ関連のものは多いように感じてしまいます。その言葉がこの物語のキーワードの一つだったということだったのでしょうか。

 

 それはさておき、次回はいよいよ最終回です。マージョリーさん対シュドナイ、ヴィルヘルミナ対ベルペオルさん、というのは何となく想像が付くのですが、シャナ対ヘカテーはどんな戦いになるのか見当も付きません。悠二と同調したことにより、仲間になったりしたら面白いなぁとか思っていましたが、シャナが乱入してきたときの不快げな様子からしてそれはなさそうなので。やはり最後は悠二が鍵を握るのか、それとも……?

 そして、戦いが終わったとき、彼ら彼女らはどうなるのか。一番ありそうなのは、みんな御崎市に残って物語は続いていく、というようなラストですが、大穴で、悠二とシャナの旅立ちなんてのもあるかもしれません。でもまあ、取り敢えずは残る可能性のほうが高いですかね。マージョリーさんにしても、こうして戻ってきた以上、子分二人との決着をもう少しきちんとつけていくべきとも思いますし。それに、残ってもらったほうが、もし次回作があるならやりやすいですし(笑)。

 それでは、泣いても笑っても来週が最終回。楽しみに待ちたいと思います。

灼眼のシャナ #22「揺らぐ炎」感想4


灼眼のシャナ original sound track/アニメサントラ

 そろそろ終わりを感じさせ始めた「灼眼のシャナ」、ここにきてラストへ向けて大いに盛り上がってきたような感じです。溜めに溜めたシャナ復活、その兆しも見えてきて、この物語がどう収束していくのか、目が離せなくなってきました。

 そんな「灼眼のシャナ」、数日遅れになりましたが、それでは感想にいきたいと思います。

 

◇決戦の前に

 

 前半部分は、それぞれの(心の)準備パートな感じで、ヴィルヘルミナはアラストールから事の次第を聞き、シャナは眠って傷を癒し、佐藤君と田中君は悠二を助けるための策を練り、吉田さんは自分にできることはないと街を彷徨っておりました。

 

 一方、星黎殿では、目的のものを手中に収め、とうとう彼らの狙いが明かされ始め、そのための行動が開始されます。アラストールが零時迷子について少し説明してくれていましたが、それによればミステスの存在の力を回復させるだけなので微々たる量、ということでしたが、彼らはそれを更に拡大することを考えていたという。ヘカテーと一つになることで器を広げ、教授がその器を満たされる側からこぼしていく仕掛けを施したので、零時迷子の機能は働き続け、結果、存在の力は無限に溢れ出す。さすが、ベルペオルさん、といった感じで、よくもこんなことを思いついたものです。

 

◇託された想い

 

 前半部分のそれぞれの悩みや足掻きを受けての、シャナに全てを託す流れは良かったです。佐藤君・田中君の、「『フレイムヘイズ』としてではなく、『平井ゆかり』としての」シャナに悠二の救出を託す、というのも無論良かったのですが、それ以上に満足したのが、吉田さんとのやりとり。少し前の感想から書いていた、吉田さんの言葉を受けてのシャナ復活が期待できそうです。吉田さんの、人を好きになる気持ちは同じで、なおかつその相手が同じ人だから信じられる、という流れは、いやもう、ホントに期待に応えてもらった感じですよ。シャナと吉田さんの、ただの人間とフレイムヘイズでありながら、坂井悠二という同じ人を好きなことによって互いを認め合っている関係、大好きなのです。もう1クールくらいあれば、この二人の関係がもっと昇華されて描かれたかもしれないと思うと、それは少し残念かもしれません。でも、何はともあれ、これでシャナ復活のための準備は全て整いました。あとは、シャナが自分の気持ちを固めるだけです。これは次回に期待ですね。

 

◇次回「星黎殿の戦い」

 

取り敢えず、予告にちらっと出てきた教授に期待が(笑)。今度は何をやらかしてくれるのでしょうか。以前と変わらぬ調子で事態を引っ掻き回して欲しいなぁ、なんて。

それはさておき、シャナとヴィルヘルミナは星黎殿へと突入し、戦闘開始です。OPのようなシャナvsシュドナイなんてのも見られるのでしょうか。又、ヘカテーと対峙している悠二がどう動くのかも気になるところです。現在はヘカテーと繋がっている状態なわけで、それを利用してヘカテーを自陣に引き込めたら、それはそれで楽しいのですが(笑)。あ、もしそうなったら、シュドナイはどう出るのでしょう? そして、本編ラストに出てきたマージョリーさん。彼女の参戦も期待です。

 

最近はラスト一話前で大方の決着がついて、最終回は後日談なんて番組も多いので、ひょっとしたら次回で仮装舞踏会との決着がついてしまう可能性もないわけではありませんが……それはさすがにちょっと無茶でしょうかね。そこまでハイスピードで進めると消化不良を起こしそうですし。……と、書いていて思い出しましたが、ラミーなんかの出番があったりなんて可能性はどうなのでしょうね。「銀」に関しては、このままアニメではスルーされそうですが。どう終わるのかは分かりませんが、原作が終わった後くらいに、再びアニメ化でそっちの話を消化なんてのは……今言っても仕方ないですね。そして、個人的に気になるのは、最早その存在が忘れられかけている池君に最終回までに出番はあるのか、だったりしますが(笑)……それも最終回がどうなるか次第ですかね。

灼眼のシャナ #21「遠ざかる想い」感想4


灼眼のシャナ Assorted Shana Vol.1/ドラマCD (釘宮理恵、日野聡、川澄綾子、他)

 「遠ざかる想い」というタイトルから不吉な予感はしていましたが、今週も鬱な展開が続いておりました。というか今回のラストは、かなり衝撃的です。未だ迷いから抜け出せないシャナのために、まさかあんな展開になろうとは……。

 

◇真夜中の公園で

 

 ミステス破壊を実行しようとするヴィルヘルミナを止めるのは誰か、みたいなことを先週の感想で予想してみましたが、当たってたような当たってないような……。シャナが部屋で膝抱えてたことから、シャナが助けにくるのは時間的に無理だろうと思っていたのですが、意外と間に合ってしまいました。まあ、その前に悠二が多少は扱えるようになっていた存在の力を使って拘束を逃れることに成功した、というのもあるのですが。

 とはいえ、助けに来たシャナも迷いを振り切ったというわけではなく、ただ居ても立ってもいられずに来てしまった、という感じで、これでは一時凌ぎにしかならないわけで……挙句の果てが、街を出て行く決意をしたことを告げた悠二との口論です。うぅ、シャナはまだまだ絶不調です……。原作ではこの辺りのシャナはもう復活していたので、余計にもどかしく思えてしまいます。だからこそ、アニメでのシャナにはそれを上回るくらいのかっこよさで復活して欲しいものですが。

 

 しかし、そんなシャナを取り巻く人々にも複雑な思いを抱く今日この頃。シャナが何考えてるか分からない、と言い捨てた悠二ですが、端から見ていると言いたくなってしまいます。そこに、シャナが悠二に恋愛感情を抱いている、というたった一つのピースを当てはめるだけで、あっという間にそれは解消されてしまうのだと(それでも分からない、という可能性がないわけではないですが)。

 又、シャナに決断を迫るヴィルヘルミナとアラストール。今のシャナがこんなふうになっているのは、あなた方の偏った教育の結果だと。二人が恋愛面についてもちゃんと教えていたら、もっと違った結果になったはずなのですよね。

 

 ところで、前回の次回予告でちらりと出てきていた吉田さん。ヴィルヘルミナが悠二を、というかミステスを壊そうとしている段階では出てきて欲しくないなぁ、と思っていたのですが(彼女が来てもどうにもならないし、今の彼女に来られるとシャナの立場がまた微妙になってしまうので)、いざその場が過ぎてしまえば、シャナ復活に一役買ってくれないかなぁ、と密かに期待している自分が……って、勝手すぎだ、自分(汗)。それはさておき、そんなわけなので、二人の話を立ち聞きした後まっすぐに悠二を追った吉田さんにちょっとがっかりしたり。いやまあ、先週までの流れを考えるとそれが自然なのですが、吉田さん復活にシャナがあったように、その逆もやって欲しいなぁと思ったわけで。

 

◇現れる星黎殿

 

 先週提示された新たな謎、というか手掛かり、というか不吉な予感(笑)。残された、使われなかった仕掛けが発動しました。シャナと悠二の関係がしっかりしていた頃なら、もっと早くに調べて対処していたかもしれませんが、やはりスルーされてしまっていました。一応、関係者全員が様子見には来ていましたが、安堵した矢先に発動と、何とも嫌な展開です。いや、敵の本拠地が現れ、ベルペオル様自らが足を運んで姿を現した時点でかなり危ないのですが。しかし、そこはやはりヴィルヘルミナ。御大自ら出てきたことの意味を瞬時に察知し、ミステス破壊へ……って、そこは守って下さい、ヴィルヘルミナさん。いや、無理なのは分かっていますが。

しかし、そんな彼女の行動が最悪の事態を生んだのも確かで……。迷いを振り切れなかったシャナは悠二を守るために刃に貫かれ、悠二はまたも囚われのお姫様です。もう悠二はさらわれのお姫様役が板についている気さえしますよ。いや、それはともかく。ベルペオルが現れて、それを囮にシュドナイが現れた時点で、零時迷子を巡って何か起こるだろうとは思ってましたが、シャナのことは予想外で驚きました。間に入るとしても、最初と同じように贄殿遮那で弾くとかするのかと思っていましたが、まさか身体で受け止めることになるなんて。万全な状態のシャナなら予想したとおりになりそうですが、やはりここまで重症ということでしょうかね……。

 

星黎殿の中では、三柱臣のやりとりが見られました。ヘカテーが今までにないくらい喋ってくれたのは満足ですよ。特に、シュドナイ相手に「わたしはあなたのものではありません」の台詞が聞けましたし。

 

◇次回「揺らぐ炎」

 

予告ナレーションを聞くと、いいかげんシャナ復活がくるのか、と思いたくなりますが、タイトルがまたも不吉な感じです。この「揺らぐ」がどういう意味を持つのかで変わってきそうですが、どうなることでしょう。というか、見ている側としては、ホントに早いところ復活して欲しいのですけど。

それはそれとして、星黎殿へと連れ去られた悠二も気になるところです。どうやらヘカテーと何やらやっているような様子がありましたけど……あれは一体何なのか。仮装舞踏会がラスボスなのは確定っぽいですが、ラストに向けてどうなっていくのか。来週を楽しみに待ちたいと思います。

灼眼のシャナ #20「非情のヴィルヘルミナ」感想4


灼眼のシャナ Assorted Shana Vol.1/ドラマCD (釘宮理恵、日野聡、川澄綾子、他)

 先週は「ノエイン」の録画に失敗し(録れてはいるのですが音声が飛び飛びだった……)、今週は某番組の延長のため(延長があるならそうとでかでかと書いておいてくれ(涙))「シャナ」が途中のCM明け少しまでしか録れていなかったと、何だか呪われてないかと勘繰ってみたくなりますが……「シャナ」のほうは、ネットの無料配信で何とか最後まで見ることができました(やれやれです)。このときばかりは、放送日が遅くて良かったと思いましたよ(←すぐに最新話が見られたので)。「ノエイン」のほうは何故かうまく見られないままなのですがね……。

 

 今週もやはり原作をベースにしつつもオリジナル展開の片鱗がちらほらと見え、先の展開が読めなくなってきました。そして、何だか暫くは鬱な展開が続きそうな……残り六話ほどだと思いますが、これ、ちゃんと終わりますよね?

 

◇祭終わって

 

教授の起こした事件も、その目的が不明なことを除けば解決し、御崎市に再び平穏が戻ってきました。とはいえ、各人の関係には微妙に変化が見られ、偶然ばったりと出会った悠二と吉田さんが何だかいい感じです。吉田さんは悠二のことを多く知った上に告白もできてそれなりに満足でしょうし(これでOKもらえたら最高なのでしょうが)、悠二も女の子に告白されて悪い気がするわけもなく、和やか〜な雰囲気です。といっても、悠二はミステスである以上、嬉しくはあってもその気持ちに応えることも容易にはできず、そのあたりの悩みはあるわけですが。しかも、何だか怪しげなものまで発見してしまって……。シャナに確認してもらおうとしていますが、視聴者にはそれすら容易でなさそうなことは分かりきっているので、こういうものを出されると怖いです。これがスルーされた結果、どんな災厄を引き起こすかを考えると……。

 

 佐藤君と田中君は、ソラトの残した剣を使って修行中です。メジャー使って何センチ持ち上がったと測っているわけですが……微笑ましい反面、そんなことではマージョリーさんについていくなんて夢のまた夢といった感じで、妙に不安を誘います。マージョリーさんのほうも、意味ありげに口紅見つめていますし(そして本当に出て行っちゃいましたし)。

 

◇ヴィルヘルミナ再来

 

 一方、シャナのほうはヴィルヘルミナと再会。しかし、この再会、今回のシャナには凶と出てしまっているような……。馴染みの顔を見つけてほっとしたのも束の間、今のシャナの体たらくに、ヴィルヘルミナは厳しい目を向けること然りです。

 とはいえ、千草さんとのやりとりは、やはり面白かったです。千草さん最強説がまた補強されていましたよ(笑)。

 

 とまあ、千草さんにはさすがのヴィルヘルミナもたじたじだったわけですが……それでも彼女は事態をおおよそ把握し、行動へ。シャナを自分の育て上げたフレイムヘイズに戻すためにも、フレイムヘイズとして仮装舞踏会の企みを阻止するためにも、ミステスの破壊による無作為転移を提案、そして実行。悠二がふらふらと出歩いている間、いつヴィルヘルミナが現れるかと戦々恐々していましたよ。そして、いざ現れた後はいつシャナが止めにきてくれるかと期待したのですが……どうやら、言いくるめられてしまったようです。

まあ、今のシャナならそれも仕方のないことなのかもしれません……せめて、先週の時点でもう少し復活していてくれたのなら、その望みもあったのかもしれませんが。

しかしそうなると、悠二がこの事態をどうやって切り抜けるのかが気になるところです。考えられるのは、,笋辰僂螢轡礇覆止めにきた、▲沺璽献腑蝓爾気鵑止めにきてくれた、2晋里まだいたカムシンが止めた、ね二(というか零時迷子)に秘められた力が発動してヴィルヘルミナを撃退した、くらいでしょうか? ……ありそうなのは、,い任垢ね。でも、シャナは部屋で膝を抱えていたので,呂舛腓辰般詰そうですし、そうなるとい、それ以外の展開ですかね。まさかマージョリーさんを探していた佐藤君・田中君が発見し……なんて展開はないとは思いますが。

 

 悠二といえば、先週の吉田さんとのやりとりで、やはり残るほうを選びそうだ、みたいな感想もちらほらと見かけましたが……どうやら、郷愁が高まったことにより、出て行く踏ん切りがついた模様。この街が好きだと気づいたからこそ、これ以上巻き込まないために出て行く。なるほどそうきたか、という感じではありますが、ヴィルヘルミナが破壊を決めた以上、それも怪しくなってきてしまいました。

 

◇次回「遠ざかる想い」

 

上で、悠二はいかにしてこの事態を切り抜けるのか、の予想めいたものをちらっと書きましたが、予告から見ると吉田さんが関わってきそうな気配がしないこともありません。それはそれでどうなのかと思いますが……というより、吉田さんが来たところで何ができるのか、というのがあるので、そういう展開にはなりませんかね? 何にしても、悠二とシャナのすれ違いがまだまだ続くのは確実そうです。そろそろ、いつものシャナに戻って欲しいのですが……。

灼眼のシャナ #19「戦いの中で」感想5


灼眼のシャナ original sound track/アニメサントラ

 原作をベースにしつつもアニメオリジナル展開が確定してきた感じの「シャナ」です。というか、教授は早々に退場し、ヴィルヘルミナが再登場する今回の展開の早さには驚きました。教授の話、もう一話くらいは引っ張るのかと思っていたのですが……(まあ、ロクに戦闘ありませんでしたからね)。

 

 今回のアイキャッチは三柱臣の浴衣姿でした。……ヘカテーの浴衣姿はかなり可愛かったです。

 

◇戦いの中で

 

シャナと吉田さん、悠二と佐藤君で、正体バレイベントが続行していたわけですが、予想通り、吉田さんのほうは、フレイムヘイズとしてのシャナと出会うことで落ち着きを取り戻しました。悠二の正体を知っていながら好きでいるシャナを見て、自分の気持ちを再確認する吉田さん、という流れはけっこう好きです。ライバルだから普段は反発しているんだけど、ライバルであるが故に与えられる影響とか分かり合える気持ちとか、そういうところはホント見ていてうまいなぁと思います。ただ、今回は吉田さんのみで、とうとう最後までシャナの復活がなかったのは残念でした。というか、シャナは更に泥沼に足を踏み込んでいっているような気がしないでもなく……シャナ復活は次回以降に持ち越しのようです。

 

一方、悠二と佐藤君のほうも互いの正体を確認。「坂井悠二はもう死んでいる」と告げる悠二は、初期の頃に比べると随分と図太くなった感じです。シャナと出会ったばかりの頃だったら、こんなふうには決して言えなかったでしょうしね。それには、トーチ(ミステス)としての自分の役割を見出しつつあるからなのかもしれませんが……。

 

◇反撃開始

 

 ある程度の顔ぶれが揃ったところで、教授の企みを阻止するための共同戦線を開始。結局、この時点で田中君とシャナは相手陣営の正体を知らない状態のままなのですが、これは後で悠二や佐藤君あたりから説明されるのでしょうか? それはさておき、とっとと調律してしまって終わらせよう、という目論見が外れたため、まずは元凶を潰しに行くことに。悠二が一緒に来てくれないことを気にするシャナが可愛いというか可哀相というか……。

 

 しかし、この辺りはストーリーが原作とは変わっているため、悠二の活躍が削られていたのがちょっと残念かも。教授は飛行船の中にいるんだ、とそのひらめきの一端を見せてはくれましたが、どうしても原作の悠二と比べるとインパクトに劣る気がしてしまいます。というか、そう感じるために比べてしまう、と言ったほうが正しいのですが。

 何はともあれ、そんな悠二の助言により反撃を開始するフレイムヘイズたち。カムシンは、こうして改めて映像で見ると凄いですね。カムシンが持っていたときは巨大だった棒が、瓦礫の巨人の手に掛かればあんなにちっこくなってしまうのもそうですが、弔詞の詠み手すらすたこらさっさと逃げ出すあの威力。うーむ、フレイムヘイズってやっぱり凄い。

 

 そんなカムシンの攻撃による余波が悠二と吉田さんを襲い、それにより、吉田さんがかねてから決意していた告白イベントが発生しました。悠二の正体を知っても「坂井君は人間です」と言い、「そんな坂井君が好きです」という吉田さん。改めて考えてみると凄いことです、ここまで言い切れるというのは。吉田さん、初期の頃から随分と成長しました。そして、そんな吉田さんの告白は、悠二にもちゃんと届いたことでしょう。悠二は随分図太くなった、と上記しましたが、それでもやはり完全に人間としての自分を切り捨てることはできていなくて、吉田さんの「人間だ」との言葉に涙する悠二。シャナの存在がなかったら、一も二もなくこの二人を祝福したいくらいです。

ただ、現実としてシャナはそこにいるわけで、となるとこの二人のこの場面が良かっただけに、シャナがせつないです……。ラストの、調律を行う吉田さんとそれを見守る悠二を見ての、「悠二はわたしと一緒には来ない」という確信。実際のところ悠二がどうするのかは分からないわけですが、そう思ってしまったシャナが可哀相で…………早くシャナにも復活して欲しいです。そのためのきっかけが、最後の最後で再登場したヴィルヘルミナになってくるのでしょうが。

 

◇変形・合体・退場

 

 教授とドミノ、ひたすら楽しいキャラでした。あの意味があるのかないのか分からない、櫓から不恰好なロボットへの変形、そして飛行船との合体。意味がなかろうとも、視覚的には十分楽しかったのでOKです。ついでに、映像はなく音声のみでしたが、一番見たかった教授とドミノのやりとりも見られたので満足です(カムシンにやられた後の場面です)。しかも、退場とはいっても、討滅されたわけではない二人、まだまだ出番を期待してもよいのでしょうか? というか、できれば再登場して欲しいです。

 

◇次回「非情のヴィルヘルミナ」

 

予告ナレーションやタイトルから、彼女の下す決断は、おそらく原作でもあった「あのこと」でしょう。今回は悠二と吉田さんにスポットが当たっていた感じだったので、次回はシャナが中心になりそうですかね。坂井家にいる様子が見えたので、個人的にはヴィルヘルミナと千草さんの会話も楽しみだったり。それと、悠二父が出てくるかどうかが気になるところです。

 

灼眼のシャナ #18「砕ける願い」感想4


灼眼のシャナ I / アニメ

 とうとう、互いの立場がばれるという展開へとやって来ました。今回の話は、アニメ用に再構成されたようで、原作とは少し違った流れでしたが、それが良かったのかどうかは、次回以降に期待でしょうか。

 

◇ミサゴ祭の始まり

 

ミサゴ祭前夜は、吉田さん、悠二、シャナと、てんでバラバラなことを考えながら布団に入っておりました。吉田さんは悠二がトーチでないかどうか、悠二はいつかこの街を出ることについて、シャナは明日のお祭に悠二と行くぞ、と。そして、佐藤君と田中君はいつかマージョリーさんについていくために特訓中。何だかシャナだけ一人考えていることがずれているのが妙に可笑しい気もしますが、既に悠二が吉田さんと約束していることを知っている身としては、この後のシャナの落胆が目に浮かぶようで複雑な気持ちになります。

 

そして、案の定、悠二は吉田さんと祭へ行き、シャナは待ちぼうけになってしまったわけですが……これ、原作では確か、悠二に面と向かって吉田さんと祭に行くことを告げられていたはずなのですよね。うーむ、これはどっちがマシなのでしょう? 面と向かって「フレイムヘイズは祭とか興味ないよね?」とか言われつつ別の女の子と行くことを告げられるのと、待ちぼうけを食わされた後に一縷の望みを繋いで祭に行ったら別の女の子といるところを目撃してしまいました、というのは。どっちも嫌ですが……期待が膨らみすぎる前に知らされたほうが、まだマシ、なのかな……? 難しいところです。

 

余談ですが、みんなの注目浴びまくりだったマージョリーさん、あの浴衣の着方は反則です……。というか、佐藤君と田中君、ちゃんとした浴衣の着方を教えてあげたほうが……それとも、着られなかったのでしょうか。

 

◇胸の中の灯

 

 悠二と一緒に祭に行くことには成功した吉田さんでしたが、その顔は浮かないままです。カムシンに貸してもらった片眼鏡を握り締めながら、悠二がトーチかどうか確かめるのを躊躇っていました。早く確かめて安心してしまいたい気持ちと、でももしトーチだったらという恐れが、最後の一歩を踏み出せずにいる。確かめたい、だけど確かめるのが怖い。吉田さんじゃなくても、きっとこうなるのでしょうね。人間であるか人間でないか、それだけでも確かめるのは怖いでしょうが、更にトーチにはいつか消えてしまうというオプションまで付いてくる。自分の好きな人が人間じゃなかった、というのも十分恐怖ですが、更にその人が遠くない未来に消えてしまうというのは、もっと怖いことのようにも思います。ただ人間でないだけなら、ひょっとしたら、時間を掛ければ受け入れていける可能性だってあるかもしれないけれど、トーチはそれすら許されない。仮にその存在を受け入れたとしても、その人がトーチである現実を受け止めたとしても、それはやがて消え去ってしまう。……自分で書いていて、何だか怖くなってきます。

 

 以前、悠二の視点から、つまりは自分がトーチの場合の視点から、トーチという存在について考えてみたことがありましたが、逆の視点から考えてみると、全く違う感想が出てきます。自分がトーチの場合は、消えたいと思っているならそれでもいいか、消えたくないなら怖い、という感じなのですが、自分の好きな人がトーチだったというのは、もう怖さしかない気がします。

 

◇露見

 

 シャナと吉田さんが、悠二と佐藤君が、混乱の中で接触しました。

 

 二人とも、危機に陥った友人を助ける形での接触だったわけですが(シャナのほうはちょっと違うかもですが)、悠二の場合、佐藤君を助けるために飛び出して力を使った、というのは、きっかけとしては良いと思うのですが、その力の行使は少々唐突な印象が。こうなると、シュドナイとの戒禁のエピソードがなくなっていたのが痛いです。あれがあるだけで、悠二のパワーアップの伏線になったのではと思うのですよね。でないと、他に何もなくて、何故悠二はいきなりあんなことができたのか、という話になってしまうので。

(※追記 他の人の感想見てて気づきましたが、前回に悠二のパワーアップがあるかもしれないエピソードがちらっと挟まれてましたね(汗)。すっかり忘れてました。でも、やっぱり省かれたエピソードあったほうがより良くなったような気はするのですが……

 

 シャナのほうは、シャナ自身がどうこうより、吉田さんのほうが大変でしょう。今回は、突然現れたシャナ(しかも炎髪灼眼の討ち手の名のとおりの姿で)に驚くばかりでしたでしょうが、やがて彼女がフレイムヘイズであることには気づくでしょうから。ついつい忘れがちになりますが、今の時点での吉田さんの中では、シャナはまだ平井ゆかりのままなので。……む、こうなると、吉田さんは二重の混乱の中に叩き落とされることになるのでしょうか……。

 

◇次回「戦いの中で」

 

今回の話の流れからすると、真実を知って動揺した吉田さんをなだめる役はシャナになりそうです(吉田さんに落ち着いてもらわないと、調律とかできませんからね……)。悠二は佐藤君とお互いの立場の説明でしょうか。こうなると、田中君もマージョリーさんも、残った人たちも顔を合わせることになりそうです。

その後は反撃開始……まではいかなくとも、そのための準備段階には入りますかね。

灼眼のシャナ #17「新たなる序章」感想4


紅(あか)の静寂 (灼眼のシャナ2ndクールED) / 石田燿子

 OPも変わり、物語の舞台も現代に戻って新たに進み始めました。だんだん原作に追いついてきたわけで、おそらくラストはオリジナルだろうと踏んでいるのですが、さてどうなることでしょう。

 

◇新たな来訪者

 

 フリアグネ様、(ラミー)、愛染兄妹(+シュドナイ)と、立て続けに徒がやって来ては荒らしていった御崎市。そこへやって来た新たな来訪者は、フレイムヘイズのカムシンです。旧OPから登場していた彼が、ようやくの出番です。というか、タイトル前の彼が怪しすぎて(何故にあそこでにやりと笑う必要が……)、原作知ってなかったら、絶対敵だと思っていただろうと思いました。ということは、そんな感想を抱いた人は、吉田さんとの接触をはらはらしながら見ていたってことになるのでしょうか。何だかどう転んでも心に穏やかでない人です(本人は淡々としてますが)。吉田さんにこの世の真実を明かすときも、情け容赦一切ありませんでしたしね。

 

思えば、最初のシャナと悠二もこんな感じだったわけですが……トーチだった悠二と違い、本当に全然関係なかったのに無理矢理巻き込まれて知らされた吉田さんは何だか可哀相な気が……。たまたま彼女がシャナや悠二と親交があるため、こうして真実を知っても、それも一つの可能性のようにも思えますが(主人公の友達や何かが、主人公の置かれている立場を知る、というイベントは起こりうるものなので)、そうでなければ、必要も無いのに余計なことを知ってしまったようで、彼女を選んだカムシンを恨みたくなりそうです。まあ、彼の台詞から、だからこそ選んだ、という可能性も否定はできませんが。彼女の近くに何らかのフレイムヘイズがいることには気づいていたようですので。でも、隠れて住んでいることが分かっているなら、それはやっぱりおかしいので、やはり不運としか言いようがないような……。それなりの理由があって選ばれてはいるわけですが。……しかし、考えてみれば、カムシンが訪れた他の街では、紅世関係のことなど何も知らないのに強制的に知らされて泣いた人が大勢いそうな気がしますな……。

 

◇この世の真実を知った少女

 

 そんなわけで、カムシンに選ばれてしまったがために、吉田さんがトーチや徒の存在を知りました。これで、彼女も紅世関係者の一人となったわけですね。何も知らない一般人であったがために、その分ではシャナにアドバンテージがあったわけですが、これでほぼ同じ土俵に上がったようなものです。真実を知っている、という意味では。

 

 とはいえ、今の吉田さんは、本当のことを知ったショックでいっぱいのようです。そりゃまあ、トーチだった悠二ですらあれほど驚いたのですから……って、あれ? 自分もトーチだった、というほうがショックは大きいですかね? トーチという存在があることを知っても、自分がそうでないなら、対岸の火事みたいな部分がないともいえませんし。実際にトーチが消える瞬間を見たら、それはまあショックですけど、同時に自分がそうでないことに安心しそうな気もしますし……。

 

 でも、自分がトーチでない故の恐怖もあるのですけどね。家族はどうなんだ、と真っ先に心配した吉田さんのように、自分の周りにいる人たちがどうなのか、というのは大事なところ。さすがにカムシンも、家族の中にトーチがいますよ、なんていうショッキングな状態の人には頼まないということで、それには胸を撫で下ろすことができてやれやれですが(というか、そんな人に頼んだら残酷すぎますよね……)、そうなると吉田さんが気になるのは悠二のこと。他の友達のことも少しは心配してやれよ、とつっこみたくなるくらい、悠二のことしか頭にないっぽいです。そしてその彼女の懸念が最悪の形で存在していることは、我々視聴者は既に知っているわけですが。

 

◇三柱臣

 

 今のところ限りなくラスボスの可能性の高い、仮装舞踏会の三人が出てきました。シュドナイはおなじみ、ベルペオルさんは前回ちらっと出てきていたわけですが、今回はヘカテーも一緒です。悠二の零時迷子に狂喜乱舞していたシュドナイですが、早速それを含めて何やら企みが進行している模様。といっても、実行係は彼らではありませんが。それが一体何なのかは、次回以降を待て、といったところでしょうか。

 

◇千草さんの料理教室

 

 仮装舞踏会が何やら企んでいたり、カムシンがやって来たり、吉田さんがこの世の本当のことを知ってしまったり、佐藤君と田中君が「いつかマージョリーさんが出て行くときは自分たちも」なんて密かな決意をしていたりする裏で、シャナは料理を初挑戦していました。ヴィルヘルミナが、料理が得意でないだろうことは、先週までの放送を見れば分かることで、そうなると当然シャナも教えてもらっているはずもなく……となれば、頼る相手はただ一人。この手のことには絶対の信頼を寄せられる千草さんです。料理初心者がいきなりお弁当は難しいのでは、と考える千草さんでしたが、シャナの意を汲んで、玉子焼きからスタート。相手が何故そうしたいのかなども聞きながら、最善であろう方策を示してくれる千草さん、ホントいい母親です。

 

 料理のことはアラストールにも内緒のようで、悠二と共に追い出されていたわけですが、これはやはり、彼に知られたら「余計なことをするな」とでも言われそうだからですかね。何だかんだでアラストールもフレイムヘイズの使命第一という人ですし。まあ、そんな彼も、そしてシャナも、少しずつ変化してきてはいるわけですが……。あの鍛錬のとき、アラストールがシャナと一緒に祭に行ってもいいというゴーサインを出していたら、きっとこの後の流れは変わったのでしょうね。悠二がシャナを誘わず吉田さんの誘いを受けたのには、フレイムヘイズであるシャナは祭なんか行かないだろう、というのがあったでしょうから。でも、もしそれがなかったら、果たして悠二はどちらと行くことを選んだのでしょうね。

 

◇次回「砕ける願い」

 

 この願いは、おそらくシャナと吉田さんのでしょうね。シャナの場合は、悠二と祭に行きたかったのに吉田さんに先を越されてしまった。吉田さんの場合は、悠二がトーチでないことを祈っていたが、彼がそうであることを知ってしまった、というところでしょうか。今回の吉田さんを見ている限り、その瞬間はそう遠くないように思えますし。

そして、今回はまだその全容がほんの一握りしか見えなかった仮装舞踏会の企みも、少しずつ見えていくのでしょうか。取り敢えず、教授の出番が声だけでなく、ついでにドミノも出てきて二人のやりとりが見れることを期待してますが(笑)。

 

灼眼のシャナ #16「炎髪灼眼の討ち手」感想4


灼眼のシャナ 3

 今回こそ本当に、シャナ誕生編が終了しました。やはり駆け足な感じが強くて、戦闘シーンがかなり省略されてしまっていた気がするのが残念ですが、まあこれはこれで。

 一つ話が終わったということで、新OPは次回からですかね。

 

◇万条の仕手、千征令、そして……

 

 最初の、ヴィルヘルミナ対オルゴンは、ヴィルヘルミナ圧勝、という感じでした。宙を舞うリボンが、時に絡め取り、時に貫き通していく様は、万条の仕手の呼び名の示すとおりに、彼女の力を見せ付けてくれました。今回の戦闘は、正直これが一番良かったかな。ヴィルヘルミナの強さがしっかりと分かった気がしますし。

 

 とはいえ、彼にとどめを刺したのは彼女ではなく、ようやく姿を見せたあの人です。水柱と共に姿を現した白骨が、見る間に青年へと姿を変えていく。“虹の翼”メリヒムの、満を持しての復活です。どうやら凄い人っぽいぞ、というのはオルゴンの様子を見ていれば分かるわけですが、そこら辺をもうちょっと出して欲しかった気もしたり。まあ、動く彼を見られただけでも満足ですけど(笑)。

 

◇炎髪灼眼の討ち手vs天目一個

 

 今回のメインバトルだろう、と思っていたのですが……ううむ、ちょっとあっさり終わりすぎたような気も。でもまあ、実際にフレイムヘイズとしての一歩を踏み出し、その力を少しずつ理解していくシャナとか、天目一個がどういう目的で動いていたのかを知り、毅然と「おまえの求める者はここにいる」と言い切ってしまうかっこいいシャナとかを見られたので、重要なところは押さえられていたのかな? ただ、シャナが何故天目一個に勝てたのか、という理由があまりはっきりとは示されていなかったので、その辺をもうちょっと入れて欲しかったとは思います。後でメリヒムがちょこっと語ってくれてはいましたけど。

 

 ウィネの持っていた鍵のことは、微妙に流されたような気がしないでもないですね。ベルペオルさんが、それを通して配下の動きをつかんでいたことは何となく伝わったでしょうが、それでも謎が残るような……。ウィネに追い討ちをかけるようなシーンがカットされていたのは、彼にとってだけは良かったのかもですが(笑)。

 

◇炎髪灼眼の討ち手vs虹の翼

 

 要所要所で入る、ヴィルヘルミナ、アラストール、そしてメリヒムの回想が良い感じでした。先代の炎髪灼眼の討ち手とはどんな人物だったのか、そして彼らは何故此処でシャナを育てていたのか。その答えがそこにはありました。そして、彼らが抱いていた思いも。

 

 最後の二人の戦いは、メリヒム(シロ)の最後の授業、という感じがちゃんとあったのは良かったですね。虹の翼の名を示す彼の力も見られましたし。ただ、前二つの戦い以上に消化不良気味でした。まあ、一回に三つも戦闘を入れたら、その一つ一つに細かい時間が割けないのは分かるのですが、もうちょっとじっくりやって欲しかったような……。何かこれじゃあ、メリヒムが手加減していたようにも、人によっては見えてしまうかもしれませんよ? もしくは、実はあまり強くない徒と思われてしまうとか。オルゴンが相当驚いていたように、本当はかなり凄い人なんですけど……。

 

 しかし、何より残念だったのが、彼の最期のシーンが丸々カットされていたこと……(涙)。シャナとの戦闘のとどめを刺される間際にちょっと微笑む、というのになってました。あれじゃあ、「こいつもここまで強くなったな」程度にしか見えないような……。うぅ、シャナ、もっと凄いことやってるんだけどなぁ……一旦彼を失望させかけたかと思いきや、予想を超えることをやってくれた、みたいな。ちゃんとそれらの動きがあったのかもしれないけど、その辺りは映像だけじゃつかみにくいのでよく分からないし。

 でもそれよりも、彼を倒した後のシーンが一切ないというのが……。個人的にあのシーンかなり好きだっただけに、ちょっとショックです。というか、メリヒムが微妙に報われてない……。メリヒムの回想で誓いのシーンを出したんだから、こっちも是非やって欲しかった……。

 

◇旅立ち

 

 全てが終わり、そして残った二人も新たな道へ……となるわけですが、天道宮で過ごした日々の回想が入ったのが感慨深かったですね。今までの楽しかったあの日々が終わりを告げて、新しい日々が始まる。ヴィルヘルミナにとっては、育てた我が子の巣立ちですから、余計にジーンとしていたのかも。

 メロンパンの話は、結局最後までシャナが明言することはなかったけど、ヴィルヘルミナが渡したシーンがあったから、原作知らない人にも多少は伝わりましたかね。どうせだから、モノローグで語って欲しかったとも思いますが。

 

◇次回「新たなる序章」

 というわけで、シャナ誕生編も終わり、次回からは現代に戻ってのお話です。OPや新EDに出てきてたカムシンがとうとう出てきますよ。でも何より、どうやら原作どおりに進むようなので、ということは教授が出てくる!というほうが私は嬉しかったりするのですけどね(笑)。教授とドミノのやりとり好きなので。旧OPに出番なかったため、どうなのだろうとずっと心配していたのですよ。そして、タイトルの「新たなる序章」の示すとおり、新しい展開が。吉田さんのことがちらっと予告で出てきていたので……次回もけっこうハイペースで進みますかね? そろそろ折り返し時点も過ぎ、だんだん終わりも近づいてきていると思うので、ラストに向けてどう収束していくのか、その辺りがそろそろ出てくるのかなぁ、というのがちょっと楽しみです。

 

灼眼のシャナ #15「炎の生まれた日」感想4


灼眼のシャナ original sound track / アニメサントラ

 今回でシャナ誕生編終わりかと思っていましたけど、どうやらもう一回あるようです。やはり少し駆け足な感じが否めませんが、それでも炎髪灼眼の討ち手誕生のシーンは震えました。

 

◇万条の仕手と夢幻の冠帯

 

 前回は有能なメイドさんだったヴィルヘルミナ、地上でのオルゴン戦は逃げの一手でしたが、それは全て一刻も早くシャナのところへ駆けつけるため。ということで、その制約がなくなったときには、その力を見せ付けてくれました。宙を走る無数の白いリボンが華麗に舞う様は、映像で見るとやはり迫力があります。まだウィネと戦ったのみですが、それでも彼女が強力なフレイムヘイズであろうことは伝わってきますね。次回はオルゴン戦が再びありそうなので、今回以上にその戦いぶりを見せてくれることを楽しみにしています。

 しかし、ティアマトーをシャナに紹介したときに無愛想とか言ってましたけど、それは人のことを言えないような……。シャナとアラストール、マージョリーとマルコシアス、そして、ヴィルヘルミナとティアマトー……契約者と王というのは似てくるものなのでしょうか?

 

◇天目一個

 

 今回ようやく何者かがちゃんと作中で言及されました。私は原作既読組なのでこいつの存在は知っていましたが、そうでない人にとってはちょっと急な登場ではなかったかというのが心配です。いきなり史上最悪のミステスとか言われても、ほとんど伏線がなかった気がするので。しかも、オルゴンやウィネにとっては恐怖の対象でしたが、シャナにとっては便利な下僕状態でしたよ、今回は。というか、展開を知っていたとはいえ、こうしてうまいこと天目一個を使っているシャナを見ると、改めて凄いなぁと思います。その冷静に状況を見極める目もそうですが、その上でああして自分の良いように物事を動かせるというのが。この時点ではシャナはまだ人間なわけですが、既にウィネより貫禄ある気がしますよ。

 

◇契約

 

  「これ以上があるものか。何度でもこれを選んでやる」

 

 最初のほうでウィネに返したこの台詞、何だかすごく好きですね。というか、こんなふうに言える人生送ってみたいです。

 そしてこのシーンは、シャナがフレイムヘイズになることを本当の意味で決意したシーンでもあります。上の台詞を確認するためにそのシーンをもう一度見たのですが、そのことによって、アラストールとの契約のシーンでシャナが言った、自分がどうするかは自分の目で見て決める、みたいなことがより引き立つように思いました。実際に紅世の徒を目にして、彼らがどんな存在なのかを肌で感じて……そして、フレイムヘイズとして生きることを決めた。冒頭でも書きましたが、そうして決意した末に、とうとうアラストールと契約し、フレイムヘイズとなった瞬間は震えました。契約時の言葉も良かったです。それと、神器誕生の瞬間の言葉も。

……ちょっと思ったのですが、神器がこうしてフレイムヘイズの望む形で作られるのだとしたら……マージョリーさんやヴィルヘルミナのも、彼女らの趣味でああいう形となったのでしょうか?

 

 そういえば、アラストールの回想でちらっと前の炎髪灼眼の討ち手が出てきました。まさかないだろうとは思っていたのですが、ひょっとして更に過去編やったりするのでしょうか? だとしたら、その辺りの話を読んでおかないとな、と……。一応シャナは全巻持ってますが、その話の巻だけ読み途中で放っておいているので……。

 

 

 シャナだけ見ているならば、冒頭に書いたように少し駆け足感はありましたが、これはこれで良かったと思います。……ただ、ヴィルヘルミナとシロの心情があまり伝わってこなかったのが残念かも。ヴィルヘルミナはまだ喋ってくれるので分かるのですが、シロの場合は一言も喋らないので、シャナが謝ってるシーンとかに考えてたことが……原作だと地の文で語られてたことがカットされた形になっていたようで、それが少し残念です。シャナを見守り育ててきた三人の思いも、それぞれ良いものですので。

 

◇新ED

 

 今回から新しいEDになりました。シャナ誕生編の真ん中という、それだけ見ればどこか中途半端なところではありますが、炎髪灼眼の討ち手誕生と同時に新EDというのはなかなか良いです。イラストは、今回は書き下ろしですかね。取り敢えず私は見たことないので。しかし、佐藤君と田中君がいないのに、ちゃっかり吉田さんだけいるのが何とも……。いやまあ、悠二をめぐる三角関係とか、他のフレイムヘイズとの組み合わせとか考えると、いてもおかしくないのですが、ならばせめてあの二人をマージョリーさんとセットで入れてあげても良いような……。曲自体も良かったと思います。まだ歌詞はよく分かってないですけど。

 

◇次回「炎髪灼眼の討ち手」

 

 炎髪灼眼の討ち手が誕生したということで、シャナ対天目一個、ヴィルヘルミナ対オルゴンは確定ですね。どんな戦いが繰り広げられるのかは楽しみなところですが、個人的に一番楽しみなのは、ようやく本当の姿が予告映像でちらっと出てきたメリヒムさんだったりします。OPにいなかったことから出番ないかと思っていたので、こうして出てきてくれて嬉しいですよ。

 次回こそ本当に、シャナ誕生編は終わりそうです。

灼眼のシャナ #14「偉大なる者」感想4


灼眼のシャナ 2

 何だか次回あたりでシャナ誕生編終わりそうです。愛染兄妹編以上にかっ飛ばして話が進んでいる気がしますよ。説明が最小限になり、シーンも必要最小限なものだけ抜き出しているためでしょうが、そのため、原作既読組はともかく、アニメが初見の人はちゃんと話が理解できたのかが心配です。

 

◇水面下の策謀

 

 前回はほとんどスルーされたようなシュドナイvs悠二。それでも零時迷子の情報だけはちゃっかり持ち帰っておりました。OPの敵三人が、顔がシルエットになっていたとはいえ登場です。ベルペオルさんに関しては、過去編にもちらっと登場です。まあとにかくこれで、悠二の零時迷子が最重要アイテムであることは、視聴者の目には明らかになりました。ラストはアニメオリジナル展開になる気配が濃厚な気がしますが、どちらにしてもそれは変わらないようで。

 

◇天道宮

 

 取り敢えず、喋るヴィルヘルミナと動くシロに感激。ヴィルヘルミナのあの変な口調と淡々とした喋り方、そしてティアマトーとのやりとり。まさかこうして聞ける日がくるとは。シロのほうは、動く骸骨をこうして映像で見ると迫力あります。文章だけで見ていたときは、もっとデフォルメされた骨を想像していたので、こうして改めて見てみると、シャナはよくあんなのと暮らしていられたな、と。シャナの独白なんかを聞いていると、シャナが世の中のことをあまり知らなそうなのは窺えるので、彼女にとっては特におかしなことでも何でもないのでしょうが。レトルトのごはんも普通に食べていましたし。しかし、成長期の子供にレトルトとは、あまり良くない気はします。ヴィルヘルミナが料理下手なんて、これだけ見ても分かりませんし。

 

◇接敵

 

 一話かけて平和な天道宮の様子を描いても良かったと個人的には思ったりするわけですが、ウィネの登場からそれはあっけなく潰えます。取り敢えず、彼の独白から、彼がどんな立ち位置なのか、背後に何者がいるのかは、ぼんやりと見えてきます。せっかく見つけた手柄を横取りされないため、フレイムヘイズとオルゴンをぶつけて漁夫の利を狙うなど、頭も回りそうな感じですな。オルゴンはああして見ると何か可愛い気がします。声は渋いですけど(笑)。

 巨大な荷物を背負ったメイド……視覚的インパクトは十分で、案の定周囲の注目浴びまくりです。が、シャナやマージョリーを見れば分かるように、紅世の関係者はそんなものは少しも気にせず、むしろ気がかりなのは同じ世界に生きる敵の存在と徹底しています。でも、こうして映像で見ると、やっぱり笑えますけどね。シャナのためにメロンパンを選ぶヴィルヘルミナは、「甘やかしてはいけない」との言葉とは裏腹に、その愛情の深さが垣間見える気もしたり。ここで、潰れたメロンパンを見たシャナの顔を回想してたりしたら、もう決定的でしたでしょうけど。しかし、それに決着がつく前に、オルゴン登場。ホント展開速いです。シャナも打倒シロの秘策を思いついて実行していますし。

 そして、ヴィルヘルミナがオルゴンを前にさてどうするかと考える間に、シャナの策にはまったシロが豹変。彼の暴走により、天道宮が空に姿を現しました。……うーん、ホントに展開速いなぁ。やっぱり次回で終わりそうですよ。

 

◇最強のミステス

 

 最後の最後で、天目一個も登場です。やたらと引っ張られた登場だった気がします。そもそも、まだ名前も出てないような……。どうせなら、もっと前からいろいろ語られていたほうが、もっとこの登場にインパクトがあったと思うのですが。

 

◇次回「炎の生まれた日」

 

 タイトルからするに、炎髪灼眼の討ち手の誕生が拝めそうです。他にも、戦うヴィルヘルミナとか、その他諸々……シャナが契約したのなら、“あの人”の登場もあるでしょうし。今回が駆け足で進んでしまったため、次週のシャナがどのようにしてフレイムヘイズとなったのか、紅世の徒と、あるいは天目一個との戦いはどうなるのか、それらがどう描かれるのかが非常に楽しみです。次回で終わらせるなら、そちらも駆け足で進んでしまう可能性は高いですけどね(笑)。

灼眼のシャナ #13「校舎裏の宣戦布告」感想4


灼眼のシャナ 1

 お正月の一回休みを経て、「灼眼のシャナ」愛染兄妹編の最後の話が放送されました。アイキャッチ、前回は愛染兄妹に呆れていたシュドナイさんが、最後を飾っております。隅っこに小さく二人もいましたが。

 

◇ティリエルの恋愛講座 上級編(?)

 

 前回に引き続きピンチのままのシャナ。気持ちは負けてはいないけれど、贄殿遮那を奪われてしまいました。そして目の前で繰り広げられる、ティリエルのごほうびと称した愛染兄妹のキスシーン。そんな二人の様子を見ながら、千草の言葉を思い出し、これは違うと確信するシャナ。そのままそれを叫べば、ティリエルには彼女の恋愛観を説かれます。当然、それを聞いても相容れるはずのないシャナとティリエル。しかし、自分の身を犠牲にしてでもソラトを庇うティリエルに、最後にはたぶん少しはシャナも何か感じるところがあったのではないかなぁ、と思ってみたり。それがソラトを斬ったときの「ごめん」だったのではないかと。そんな一連の流れを見ながら、兄妹との戦いはシャナにとっては恋愛に関する成長話の一端を担っていたのではないかと改めて思いました。

 

◇もう一つの決着

 

 悠二の肩を叩いたのは、予想どおりのマージョリーさんでした。そのまま二人は協力してクレイドル・ガーデンを壊すことに。悠二と佐藤君たちが互いの正体に気づかないのは、電話での声が少し違って聞こえるように、術を介してでは分からなかったのか、それともあれは傍目にはマージョリーさんが一人で喋っているようにしか見えないのか。こういうニアミスは、顔を鉢合わせる瞬間が楽しみです。

 それはさておき、悠二が感知し、マージョリーさんが潰すという方法で次々とピニオン(だったかな?)とかいう力の供給装置を壊して回っていたわけですが、それを見過ごすままというわけには当然いかないと、シュドナイさんが(ティリエルに言われて)動き始めました。しかも、早々にマージョリーさんをぶっ飛ばして悠二に接近。更にこの人、悠二の中にある宝具が何かも気づいたっぽいです。(ネタバレ注意→ここでちょっと気になるのは、天目一個と戒禁の話がカットされていたこと。天目一個に関しては、まだそれに関する説明が出てきていないためかと思いましたが、次回以降で過去編をやるなら出てきても問題ないような。戒禁のほうも、けっこう重要なエピソードと思っていたのですが省いて良かったのでしょうか。あと、シュドナイさんの狂喜乱舞がなかったのも……これでは彼らにとって悠二(というか零時迷子)が重要らしいというのが分からないのでは……。それとも、アニメ版はその辺りはオリジナルエピソードになるのでしょうか?)とはいえ、悠二のピンチはマージョリーさんが助けてくれました。そして、愛染兄妹を追い詰めたシャナと合流し、シャナが二人を倒して(ここの戦闘シーンはけっこう良かったのではないかと個人的には思ったり)一件落着。さあこれであとは元の場所に戻るだけ……と思いきや、シャナからごほうびをあげるとの言葉が。今回のエピソードから容易にいきつくごほうびの内容に胸を躍らせる悠二でしたが……シャナが悠二に与えたものは、シャナお墨付きのメロンパン。うん、お約束だ(笑)。個人的には、シャナがおいしいと言い切るほどのメロンパンは是非食べてみたいところですが。

 

 悠二の活躍というか才能の開花というか……もいいですが、マージョリーさんの復活も今回は欠かせないことですね。マルコシアスに騙されてとはいえ、これで弔詞の詠み手の完全復活です。憎しみでなくても戦えるのね、みたいなマージョリーさんの台詞が良いです。これで、名実共に佐藤・田中は子分になりました。しかし、悠二が呟いていたように、アラストールとマルコシアス、同じ紅世の王でありながら己のフレイムヘイズとの関係が全然違いますが、どっちもそれぞれのコンビらしい良い関係ではないかと思います。

 

◇校舎裏の宣戦布告

 

 今回のタイトルにも関わらず、何だかちょっとだけで終わってしまった気もしますが……。何かシャナがもっとずばっと吉田さんに言うのかと思いきや、どこか口ゲンカの延長のようなやりとり。とにかく互いに言いたいことは、「あんたには負けない!」ということでしょうか。互いの意志の確認はこれでばっちりです。

 

◇次回「偉大なる者」

 

 過去編キターーーーーー!!(←予告見た第一声)

 というわけで、次回はシャナの過去話ですよ。炎髪灼眼の討ち手がいかにして生まれたかというお話。OPでのみ出てきていたヴィルヘルミナも出てきますよ。OPには出てきてなかったけどメリヒムも出てきますよ。正直、過去編なんてすっ飛ばされるだろうと思っていたので(重要なエピソードには違いないだろうけど、現在の話の尺が足らない場合はまず切り捨てられるかな、と)、これはかなり嬉しい。来週の放送を楽しみに待ちたいと思います。

 

灼眼のシャナ #12「ゆりかごに花は咲いて」感想4


灼眼のシャナ

 何だかとんでもないところでぶった切ってくれました。くそぅ、こんな終わり方をされたら、次回が気になってしょうがないじゃないか! しかも、一週間空いちゃうわけだし。「うえきの法則」は正月にも時間変更してやるっぽいんだけどなぁ……。「シャナ」も三が日とか気にせず放送してくれても全然構わないのですけど。

 

 それはさておき、今回のアイキャッチも面白かったです。愛染兄妹編はこの二人でいくみたいですが、だんだんエスカレートしていく二人を見て呆れてるシュドナイさんが何か面白かったです。

 

◇動き出す心

 

 前半(と後半ちょっと)は恋愛パートな感じでした。吉田さん、シャナ、池君とそれぞれに変化が(……あれ? 張本人の悠二が動いてない……(笑))。偶然シャナと悠二が一緒にいるところを見てしまったことから、吉田さんの不安が広がり、それを聞いた池君が気を回したら回しすぎて余計なお世話になってしまい、走り去った吉田さんを追ったシャナに吉田さんが宣戦布告! 一気に吉田さんの自立話がきたみたいです。ここからだんだん吉田さんが強くなっていく、ということになるのでしょうねぇ。

 

 一方、シャナのほうは、今まで自覚していなかった気持ちを指摘され、だけどそれでもはっきりとそれが何かはまだ分からなくて、でも絶対に譲れない部分だけは分かっている、そんな感じでしょうか。そして、だからこそ、吉田さんに自分も宣戦布告し返そうとするわけですが……その直前に邪魔が。シャナの戦闘力に怒りがプラスされました(笑)。これが吉と出るのか凶と出るのか。

 

 さて、残された池君。視聴者には既にばればれだった彼の気持ちに、悠二も気づきました。とはいえ、あの後彼がどう答えたのかは分からないままですが(ひょっとしたらこっちも直前で時間が止まったのかもしれないですが)。けど、落ち込みモードの池君ですが、彼がいたからこそ、吉田さんの自立へと繋がったわけで……でも、本人は今は辛いだけですね。

 

◇クレイドル・ガーデン始動

 

 愛染兄妹が動き出したことで、戦闘パートに移行です。シャナは徒のところへ、悠二は仕掛けを探しに、マージョリーさんは子分に発破を掛けられて取り敢えず玻璃壇へ。というか、佐藤君はバットと思しきもので、一体何をするつもりだったのか……。

 

 怖々ながらも静止した時間の中を進んで行く悠二。確かに、この光景はちょっと怖いかも……。上で悠二の心は動いてないとか書きましたけど、こういう戦闘パートに関してはちょっとずつ動いているようにも思えます。シャナのために何かしたい、何でもいいから役に立ちたい。これは前々からあったものでもあるかもしれないけれど、でもその気持ちが少しずつ成長していっているような感じ。……あれ、吉田さんをフラッシュバックさせる隙がないなぁ(笑)。そんな悠二でしたが、ある程度進んだところで、何者かが肩をポン。残る一人の敵に見つかってしまったのか、それとも……。マージョリーさんではないかなぁ、ってのに一票なのですが(←原作読んでるくせに覚えてない)。この正体は次回に持ち越しです。

 

 シャナのほうは、愛染兄妹相手に苦戦中。ソラトの持つブルートザオガーは接近戦に持ち込むと危ないけれど、かといって遠距離で戦おうとすれば蔓が襲ってくる。なかなか手強い相手です。というか、ソラトがあの外見に関わらず何か強いですよ。むしろ、笑ったまま大剣を振り回し、消滅させても蘇ってくるなど、不気味さのほうが強いかも。ティリエルとの会話も噛み合ってないし(←関係ない)。

 

 そんな状態ではありますが、何とか突破口を見つけてシャナが飛んでいったわけですが……実はこれが罠でした。ティリエル、なかなかの策士です。シャナが罠に掛かる直前まで、そんな素振りは少しも見せず、それどころかシャナの読みが当たりと思わせるような演技まで。囚われてしまったシャナ。……うう、やっぱ次回が気になりますよ。

 

◇次回「校舎裏の宣戦布告」

 

 どうやら、愛染兄妹編、次回で終わりそうです(だったら今年中に終わらせてくれれば……はっ、他地域ではそうなのかもっ。こっちは放送されるの少し遅いし)。悠二の肩を叩いた相手、予告映像を見る限りでは、マージョリーさんで正解っぽいかもです。これでマージョリーさんが参戦することになれば、彼女の復活劇も来ますね〜。とはいえ、それよりも気になるのはシャナのほう。どうやって事態を解決するかもそうですが、それよりも愛染兄妹との戦いで彼女が何を得るのか。予告のナレーションでは絶対何かありそうな感じでしたし、思えば今までの戦いでもシャナは少しずつ成長しているわけですから。タイトルは……今回できなかった吉田さんへの宣戦布告、ですかね。

 

 次回の放送は年が明けてから。二週間、長いですが楽しみに待ちたいと思います。

 


 

灼眼のシャナ #11「悠二とシャナとキス」感想4


灼眼のシャナ (11)

 前回の感想で、予告タイトルからの不安をちょろっと書いたわけですが、杞憂に終わりました。……ま、ここで悠二とシャナがどうこうなったら、いくら何でも展開早すぎで収拾が付かなくなるか、物語の方向が大きく変わってしまうかになるわけですが。

◇真夜中の鍛錬

 前回の重苦しさは見る影もなく、すっかり仲直りした様子の悠二とシャナは、坂井家の屋根の上で鍛錬です。主にシャナの、ですが。悠二の存在の力が零時になると回復することを利用しての、シャナの炎を操る修行ですね。対マージョリー戦で使えるようになった炎の翼も、すっかり自在に使えるようになっています。この地道な鍛錬が、次回にも勃発しそうな対愛染兄妹戦で発揮されるのでしょうか。

◇千草さんの恋愛講座 初級編

 タイトルの「キス」は、シャナの情緒面の成長の材料の一つでしょうか。偶然見たテレビからその話題になったのには「そう来たか」という感じですが、そこから発展して、悠二の台詞、シャワー室での女子生徒の会話、そして千草さんの助言へとなっていくわけです。最初の時点で、シャナがキスの意味が分かっていないだろうなぁ、というのは察せられたわけですが、やはりあまり分かっていませんでした。シャナの知識というのは基本的に本から得たもので、実体験が伴わない感じなのですかね。図書館で大量の本の山に囲まれながら調べるなど、論理的に物事を考えようとするシャナらしいといえばシャナらしいやり方ですが、千草さんの言うとおり、それではシャナの求める答えは得られませんでした。

 こういう二人を見ていると、まるで母親と娘みたいに思えます。そして、ペンダントとしてそこにいる以上、自然と二人の話が耳に入ってしまうアラストールは、母と娘の恋バナを偶然聞いてしまって慌てつつもそのまま聞いてしまったお父さん。話の合間にちらちらと映るコキュートスの燃える炎を見ていると、彼の動揺を表しているようで、本当にお父さんのように……というか、お父さんにしか見えませんでした(笑)。

◇保護者会談

 千草さんのアドバイスを聞いて、アラストールが直接話をすることに。保護者として、シャナに余計なことを言わないよう忠告をすることが目的だったわけですが……結果は、千草さんの圧勝。いや、勝ち負けの問題ではないですが、やはり女の子のこういった問題に関しては、女親のほうが強いですかね? アラストールも千草さんも、シャナを心配する気持ちは同じ。それ故に、アラストールはそういった話題からは極力遠ざけようとし、千草さんは必要なときに必要な知識&助言を与えようとした。千草さんの危惧は飛躍しすぎなようにも思えますが、シャナの可愛さを考えると絶対ないとは言い切れず、いくらシャナが強いとはいっても、理解の外にある出来事ならば対処が遅れることもあるかもしれなくて……うーん、やっぱりこの二人、シャナのお父さんとお母さんだなぁ。このお母さんの息子である悠二は、今はまだ頼りないわけですが、成長すればこんな感じになるのでしょうか。

◇池君と吉田さん

 とうとう吉田さん弁当が登場です。お弁当を渡すなんてのは、女の子が示すあからさまな好意の一つと思うのですが、悠二は全く気づいてなさそう……。シャナも対抗してメロンパンを渡しますが、たぶんこのお弁当の意味も分かっていないんだろうな……。

 池君はちょこちょこと吉田さんの手助けをしております。お弁当に誘ったり、悠二とシャナの関係をさり気なく聞いてみたり。でも、こういう場合の「何でもない」ほど当てにならないものはないわけで(だって、悠二自身、自分のシャナに対する気持ちがどんなものか気づいてないだろうし……)、こういう池君は見ていてハラハラします。行き過ぎたお節介は、やがて自分に跳ね返ってくるかもしれないわけで……。その一つがたぶん、視聴者には「池君て吉田さんのこと好きだよね」としか見えない二人の関係で……。こちらに関しても、池君は自分の吉田さんに対する気持ちがどんなものか気づいていないのでしょうが。

◇一方、その頃……

 愛染兄妹とそのお付きの方は、堂々と御崎市内を闊歩中。シュドナイさんだけなら人ごみに溶け込むこともできそうですが、ソラトとティリエルの場合、その格好もそうですが、何よりその行動が目立ちまくっています。というか、隠れる気は全くないようですし。ソラトが獲物の気配を感じたとき、すっと視線を外して周囲を見回したシュドナイさんが、二人の痴態に辟易して視線を外し、また注目されていないか気にしたように見えてしまいました……(あながちはずれてなかったりして)。

 ソラトが気づいたことで、少し早いけど行動に移そう、と動き始めた三人ですが、出会ったのは弔詞の詠み手でした。そういえば、今はこの街には二人のフレイムヘイズがいるんですよね。酒には飽きたとか言い出したマージョリーさんがどうするのかと思いきや、今度はショッピングに走っているのには笑ってしまいましたが、まさかこうくるとはびっくりです。しかも、マージョリーさんとシュドナイさんは顔見知りですか。

 とはいえ、目的の相手ではないということで、あっさりとすれ違って終わりに。シャナに敗れる前のマージョリーさんならすぐさま牙を剥いていそうですが、手出しはせずに黙って見送りました。まだ落ち込んでいる最中というのもあるかもしれませんが、彼女が言うには「見逃してもらった」とのことで、戦うには手強い相手というのもありそうです。ソラトの最後の言葉から、シャナのぶつかることは必至。少しずつ学んで成長しているシャナとどんな戦いを繰り広げるのか楽しみです。


◇次回「ゆりかごに花は咲いて」

 タイトルだけを見るなら、ティリエルの張り巡らせていた自在式が発動しそうな気配ですが、ナレーションを聞くと、シャナと吉田さんの間にも大きな動きがありそうです。

 

 余談ですが、冒頭の画像を探しているときに、↓のようなものを見つけました。どうやら、2クール目からED曲が変わるみたいです。


紅(あか)の静寂 (灼眼のシャナ2ndクールED) / 石田燿子

灼眼のシャナ #10「絡まる思い」感想3


灼眼のシャナ〈10〉

 今回は、悠二とシャナのすれ違い→和解と、新キャラ登場、な話でしょうか。

 CM明けのアイキャッチが、早速愛染兄妹になってました。フリアグネ様のときは消える間際だったというのに……。こうなると、来週辺りはシュドナイでもくるのでしょうか……あ、でも、ラミーのはなかった気がするから、案外一定年齢以上の人のはナシだったりして……なんて。

 

◇すれ違い

 

 悠二が池君の「放課後吉田さんと一緒に図書委員会の仕事をしてあげなよ」という提案をほいほい引き受けたのを見たとき、「あれ?」と思ったのですが、決してわたしの記憶違いではなく、やっぱりシャナと約束してました。……ということで、あれはシャナの言い分のが理があるように思います。約束は優先順だとわたしは思うので。無論、その後にどうしても優先したい用事ができる場合もあるので、それは仕方がないとは思いますが、悠二の場合は先約を忘れていたので弁護の余地はありません。自分から頼んで鍛錬してもらっている以上、シャナの個人的な「悠二と一緒にいたい」とか「吉田一美と一緒というのが気に食わない」とかそういった気持ちを置いておいたとしても、素で忘れられていたら腹が立つ気がします。こっちは真剣に鍛えようとしているのに、おまえの気持ちはその程度かよ、みたいな。これがもし、今のシャナと悠二のような関係ではなく、フレイムヘイズとその弟子みたいな感じだったら、見限られる可能性もありそうな……。

 

 ……話が逸れてきたので戻します。

 で、悠二のほうに非があるとは思うわけですが、シャナのほうもちょっと言い過ぎな部分はあるわけで。これは、いいかげんな悠二に腹が立っていたのと、自分の気持ちをどう表現したらいいのか分からない……というか自分の気持ちすらよく分からない、というのがあるのでしょうが。吉田さんと千草さんの作ったプリンの味の違いなどがその最たるものですね。

 

 で、そんな二人ですが、互いの行動というか言動にひっかかりを持ったままなので、千草さんがさり気なくとりなしてくれたにも関わらず、やっぱりすれ違ったままです。仕切りなおし、というようにシャナから鍛錬の誘いがありますが、悠二はそれを断ってしまうわけで。……まあ、口が滑ったようなものとはいえ、足手まといとかはっきり言われちゃった辛さは分からないでもないですが…………吉田さん絡みの件に関してはシャナの側に立って見ているので、悠二のほうを非難したくなってしまいます。ちょっとはシャナの気持ちに気づいてやれよー、と。

 

◇新たな燐子と最強母さん

 

 「徒でもフレイムヘイズでも何でもいいから来てくれれば……」なんてシャナが呟いていたら、本当に来てしまいました(ああ、なんてちょうどいい八つ当たり相手……)。戦闘になれば一緒にいられる、というのも何か悲しい気はしますが、すれ違い続行中なため、それすらも叶わず。シャナは一人で戦闘です。

 

 ところで、今回の燐子は一体何だったのかが、ちょっと気になるところなのですが……。主を失くしたばっかりで、細切れになるまで切り刻まないと駄目な厄介な奴って、普通に考えると何かの伏線になっていそうな気もしますが、シャナと悠二の仲直りのためだけの敵とも考えられますし。新たな敵なら、最後に別のが出てくるわけですし。でも、この『灼眼のシャナ』という作品、後から振り返ってみると、無意味な敵って一人もいないんですよねぇ……。いや、仲直りさせるため、ってことを考えると無意味じゃないですけど、雑魚にしては厄介な部分を持っていたというところが妙に引っかかるというか。……これだけ書いても何もないかもしれませんけどね。そのときは笑うだけですが。

 

 さて、孤軍奮闘なシャナのところへ悠二を送り出したのは、おそらくこの作品中最強の人であろう千草さんでした。この人の凄いところは、細かい事情は何も知らないはずなのに、ずばりとした助言をくれるところです。「役に立つから側にいて欲しいわけじゃない。側にいるだけで力になれるということもある」というのは、シャナの気持ちそのものでしょうね。本人はここまではっきりと自覚しているかどうかは分かりませんが。そして、その言葉に背中を押されるように悠二がシャナのところへ駆けつけ、二人は何とか和解です。とはいえ、この調子だとまだまだこの先何度もすれ違いそうですが。

 

◇その頃の弔詞の詠み手

 

 外見をばっちり整えられるくらいには復活したらしいマージョリー姐さんですが、飲んだくれは変わらずです。シャナとの出会い、そして子分二人との出会いで少し変わった(と思われる)彼女がどう復活していくのかは楽しみの一つですね。炎をばふっと吐き出しているマルコシアスはちょっと可愛かったかも。

 

◇愛染兄妹とそのお付き

 

 アイキャッチにも出てきたくらいだから出番はあるだろうと思っていましたが、最後の最後に出てきました。田村さんのティリエル役ははまり役のような気がしますね。早速見せつけてくれました(笑)。「まったく……兄妹でよくやる…………愛染自ソラト、愛染他ティリエル」……シュドナイさん、新キャラ紹介ご苦労様です。あなたの正体は謎のままですが。

 

◇次回「悠二とシャナとキス」

 

 見た瞬間、何だか嫌な予感のするタイトルです。ええと……まさか、しないですよね? このキスって、ソラトとティリエルのことですよね? とか聞きたいところです。いくら何でも早すぎるだろ……というより、シャナって意味分かってないだろうし(じゃんけんを知ったのも最近らしいですし)。

 

 とまあ、タイトルにつっこんでみましたが、一番の見所はアラストールと千草さんの保護者対決というか頂上決戦というか。偉大な紅世の王「天壌の劫火」アラストールとただの主婦の千草さん。千草さんが一筋縄ではいかない人なのは今回の話を見れば分かることで、どうなるかが楽しみです。

 

灼眼のシャナ #9「恋と欲望のプールサイド」感想4


灼眼のシャナ (9)

 前回の次回予告では、内容(&タイトル)と口調が合っていないことに大笑いしていたわけですが、そんな今回の話。まさかもう悠二らと佐藤らがクラスメートとしてでなく顔を合わせてしまうのかな、と危惧していましたが、マージョリーさん込みで顔を合わせることはなかったため、お互いの立場についてはまだ知らないままで終わりました。

 しかし、今回はアイキャッチが可愛かったなぁ……。

◇プールのチケット

 冒頭で悠二が言っていた「シャナの新たな戦い」というのは、「吉田さんとの恋の戦い」を意味していたようです。まだシャナ本人はほとんど自覚していませんが。

 手に入れたチケットをどうするか、三者三様の女の子たちが可愛かったです。悠二に対して「たるんでる!」と言いつつも興味津々なシャナ。池君に協力してもらって悠二を誘おうとするもなかなか切り出せない吉田さん。そして、大勢でという名目でちゃっかり本当に誘いたい人も誘う緒方さん。緒方さんの提案は、シャナと吉田さんにとっては渡りに船でしたが、本人の希望のみは叶わず……。何だかんだで結局は一緒に遊べたので、最終的には叶ったと言えますが。

◇水着試着会

 吉田さんの水着姿を見て顔を輝かせる緒方さんはともかく、後ろの店員(あるいは客?)は「何覗き見してんだ!」とつっこみたくなるなぁ。たぶんこのときの吉田さんは今着ている水着のことで頭いっぱいなんだろうけど、彼に気づいたらそれこそ真っ赤になって試着室に籠ってしまいそうです。

 対するシャナは、千草さんの選んでくれたものを試着です。コキュートスは受け取ったもののそのまま座っていた悠二は早々に叩き出されて(正確には蹴り出されて?)おりました。本人としては、シャナが別室に行って着替えると思ったんだろうなぁ。シャナの後ろで静かに佇む千草さんは、ちょっと笑顔が怖かったかも。

 どっちにしても、水着の似合う人って羨ましいですなぁ……。

◇御崎ウォーターランド

 騎馬戦の商品に眼を輝かせつつも、その狙うものが全く違うシャナと吉田さん。シャナはまだ色気より食い気ですね……(笑)。満面の笑顔でメロンパンを頬張るシャナを見た後だけに、予想通りといえば予想通りですけど。

 女の子たちの水着姿のお披露目では、悠二と池君がその姿に一喜一憂しておりました。シャナの水着姿を見てがっくりきていたのには、君たちは一体何を期待していたんだ、とか思ったり。まさかシャナが笑顔でポーズ取ってくれるとでも? マージョリーさんのようなプロポーションを期待できないことは、悠二は特に分かっていることでしょうに。でも私はシャナの水着のほうがデザイン的には好きですけどね。

 マージョリーさんが眼を付けたことで、誘いを断った佐藤・田中組もウォーターランドへ。緒方さんたちとばったり会っちゃったらどうしよう、と不安がる田中君に、大丈夫だろうと言う佐藤君。まだまだ甘いです。その前の緒方さんの「売店行ってくる」という台詞がなくとも、鉢合わせることは規定事項です。女の子の好きな人を見分ける眼を馬鹿にしてはいけません。そこだけ色つきでくっきり見えてしまうというのは、漫画などでは常識なくらいです。そして、予定調和とばかりに顔を合わせた三人。緒方さんの追及が始まります。その激しさは、二人のフレイムヘイズを意図せず引き合わせてしまうくらいです。しかし、マージョリーさんはともかくとして、悠二は後ろ姿で気づかなかったのでしょうか。あんな存在感ありそうな美女、そうそういないと思うのですが。落ち込みモードらしいので、存在感が三割減でもしていたのでしょうか? 一方、佐藤・田中の二人は、内緒で来てびっくりさせようとした、ということで誤魔化しました。どこか苦しい言い訳ですが、緒方さんは何とか納得してくれた模様。代わりに、騎馬戦への参加が強制的に決定してしまいましたが。仕方なく承諾しつつも、マージョリーさんが気になる二人。大丈夫、彼女は全然気にしてません。

◇騎馬戦

 くじ引きでペアを決めた場合、一人の男を取り合う女二人のうち一人が良い思いをするのはよくある展開ですが、ここは意外性をとって悠二と緒方さんという展開のが個人的には良かったかも。アニメの今の時点では、シャナにアドバンテージがあるので吉田さんが当たりを引くのも分からなくはないけど、原作最新刊でも吉田さんが当たりを引き当てていたのが頭にあるので、吉田さんばかりが優遇されてるように思えてしまいますそれとも、シャナはかなりくじ運悪いのでしょうか?

 さて、何はともあれ騎馬戦が始まるわけですが、あの肩車は凄まじいですね……。水着であんなの……よっぽど好きな相手じゃないと恥ずかしくてできないような……。シャナは全然気にしてないですが(笑)。しかし、(吉田さんが)動いた拍子に胸が揺れたりとか、はちまきを取りに来た相手の手が水着に引っかかって脱がされそうになったりとか、スタッフは狙っているとしか……。驚いて突き飛ばしてどさくさに紛れてはちまきゲットは吉田さんらしい感じがしますけど。

 緒方・田中組は、二人の運動神経の良さを活かして着実にはちまきの数を増やしてします。そして、シャナ・佐藤組。普通に戦えば参加者の中では最強であろうシャナ、囲まれようが何だろうが、あっさり蹴散らしてはちまきを手に入れています。けど、田中君の言うように、むしろそのシャナの動きについていっている佐藤君のが凄い気がします……。今回の話は佐藤君を見てるだけでもかなり楽しかったです。最後には土左衛門になりかけてたし、潰れて田中君に背負われてたりもしたし(笑)。

 優勝者は結局、シャナと吉田さんが(結果的に)潰し合ってしまったため、ちゃっかり参加していた先生たちの手に。しかし、密着している悠二と吉田さんにムッとなるシャナは可愛いですよ。二人の仲の良さに瞳を揺らす吉田さんも可愛いですけど。ともかくこれで、恋のバトルに関しては、吉田さんも本格的に参戦してきた感じです。

 騎馬戦の開始ですっかり忘れていましたが、開始前に行方知れずになっていた池君は、酔っ払い……もとい、マージョリーさんに摑まっておりました。どうでもいいですが、マージョリーさん、変なものを枕にしてたから首が痛い、とはひどいですよ。

◇次回「絡まる想い」

 今回は日常サイドのみの話だったので、次回から非日常サイドの物語も進行しそうです。順当にいくなら愛染兄妹+αの登場でしょうが、燐子がどうのと言っていたので、実際どうなるかは見てみないと分からないですね。でもタイトルからすると、シャナと吉田さんのバトルのほうも進展をみせるかもです。

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主題歌・OST→
「ebullient future」ELISA
「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
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