翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

Fate/stay night

Fate/stay night [Realta Nua] 始めました


Fate/stay night [Realta Nua] オープニングテーマ・マキシシングル「黄金の輝き」/NUMBER201 feat.MAKI

 発売日の午前10時前に届くという、ネット通販で買ったものの中では最速では、という時間に我が家に届いた「Fate/stay night[Realta Nua]」ですが、昨夜から早速プレイし始めました。家族が全員リビングからいなくなってから、ということで遅い時間から始めたわけですが、プロローグが終わるまで、という当初の目標までは進めました。……おかげで、寝る時間がかなり遅くなってしまいましたが……まあ、かつてPC版の桜ルートのラストを終わるに終われず一気に駆け抜けたら空が明るくなり始めたことを思えば可愛いものです。もっとも、あのときは翌日は休日でしたが。

 上記したとおりPC版を既にプレイ済みなのですが、改めて始めから読み進めるのはなかなか楽しいものがあります。電源を入れてから流れる映像やスタート画面だけでも「Fate」の世界に戻ってきたんだなぁ、と思えてきますし、時折「お、これは新曲かな?」というBGMが流れるところなどではPS2版になって追加された要素を楽しめますしで、懐かしさと新しさを両方楽しめる感じです。

 BGMもそうですが、何より見ていてわくわくしたのは、新規イラストと、PC版ではなかった(と記憶している)演出でしょう。特に、凛のサーヴァント召喚のシーンはかなり良かったです。新規イラストやその他映像だけでも良いのに、そこに更に声が付いて、効果が相乗されていたかと。冒頭のこのシーンでこれなら、以降もかなり期待ができそうです。又、特に新規イラストはないシーンでも、やはり声はかなり重要なのだなぁと思いました。「ひぐらし祭」をやっていたときも感じていたことですが、声が付くだけでかなり印象が変わります。文章を目で追うだけでもあれこれ頭の中で思い浮かべることはできますが、実際に声付きで読むとより登場人物の感情などが伝わってきますし。それに、男性キャラはかっこよさが、女性キャラは可愛さが倍増しています(笑)。

 まだプロローグだけなので、視点は凛の場合のみ。……というわけで、赤コンビのやりとりを堪能させてもらいました(笑)。アニメだと細かいやりとりなんかはカットされていたので、植田ボイスと諏訪部ボイスでじっくりと聞けたのはかなり嬉しかったです。いやもう、終始頬が緩みっぱなしだったかもしれません。「Fate」で一番好きなコンビなので特に。凛好きを再確認できたのもありますし。……凛ルートをやるのが待ち遠しいなぁ。

 プロローグ終了と同時にOPとなりましたが、一応、以前一度見たことはあったものの、パソコンの画面でなくテレビの画面で見るのではまた違ったものがあって良かったです。PC版とアニメ版1クール目の印象が強いので、「Fate」といえば「THIS ILLUSION」というイメージがあったのですが、新曲もなかなか良いです。今日の帰り、早速CD購入してきてしまいましたし(今も聴きながら記事を書いております。ちなみに、特製カードはしっかり凛を引き当てました(笑))。アニメーションのほうも良い感じでした。サーヴァントが(ほぼ)全員顔を見せていましたが、まああれくらいなら良いのではないかと(……と思うのは、私が既に知っているからかもしれませんが)。又、一部、セイバールートのものではないシーンが混じっていたような気がしましたが、アレが映像で見られるのは嬉しいことなので個人的には問題なしです。PS2版では全ルートに個別にOP映像が用意されているようなので、最初のルートではネタバレのために出番がなかったキャラがそのうち出てくるだろうなのは楽しみです。

 取り敢えず、PS2版をプレイし始めた感想を簡単に書いてみました。こんな感じで、この先も楽しめそうです。今日の夜も勿論先を進みますし、暫くは「Fate」に浸かった日々を楽しみたいと思います。

Fate/stay night 最終話「全て遠き理想郷」感想5


Fate/stay night 4/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「士郎は言峰と、セイバーはギルガメッシュとそれぞれ決着をつける。そして、士郎

は最後の令呪を使い、セイバーに聖杯の破壊を命じる。朝日が昇る中、二人は最後

に言葉を交わし、セイバーは光の中に消えた。

 聖杯戦争が終わり、士郎たちには、かつてとは少しだけ変わった日常が戻ってく

る。そして、自分の本来いるべき場所に戻ったセイバーは臣下に看取られ、永遠の眠りにつくのだった」

 

 先日、本屋で某ゲーム雑誌を立ち読みしていたところ、原作者のインタビューを見つけました。どうやらセイバールート主体で進んでいくことは最初から決まっていたようで(原作者・スタッフともに意見が一致したっぽいです)、凛ルート好きとしては少し残念な気もしますが、原作者が選んだのならそれでいいかな、とも思います。士郎とセイバーの関係を描いていくのは、物語としても凄く綺麗だと思いますしね。ただまあ……どうせなら、もう一クールくらいあって、ラストがそうまとまるとしても、他のルートの要が盛り込まれていたら良かったなぁ、とは思いますが。……そのうち、今度は凛ルート主体で新たにアニメ化、とかなっても私としては大歓迎ですよ(笑)。あ、でもそれなら、「hollow」も見たいですけど。

 

◇決着

 

 OPがないと最終回って感じがしますね。

 それはさておき、冒頭のあの映像と「死ね」という文字の乱舞にはびっくりしました。まさかこれまでアニメで再現されるとは思ってもいませんでしたので。原作知らずに夜中に生で見ていた人は、かなりびびったのではないかと思ったりするのですが。

 

 先週から続いてのラストバトル。正直なところをいえば、少々物足りないような気はします。やはり最終回ということで全編バトルくらいの期待が心のどこかにあったのでしょうか。予告でおそらくは前半で決着、後半はエピローグということは分かっていたのですが。できればもうちょっと溜めて溜めて……それで決着、が良かったですかね。まあ要するに、ちょっと呆気ない気がしないでもなく、という感じなわけで(都合により一回視聴しただけで感想を書いているので、見直したらまた違った感想が出てきそうではありますけどね……一回見ただけでは理解が追いついていないことがあるので)。でも、悪くはなかったですよ。特にセイバーvsギルガメッシュ。最後の、セイバーの鎧が消えて剣に光がまとわりつくところは、鎧を作る分の魔力も攻撃に回したと解釈したので、本当に全力を持って撃破したというように受け取れましたし。その後のギルガメッシュの消えていくところは、本人もホントに満足そうで、又、台詞も最後まで彼らしくて、悪くない決着に思えました。というか、アニメでは絶対に拝めないと思っていた髪下ろしたギルが見られただけでもかなり満足でしたが(笑)。

 士郎vs言峰のほうは……一つだけつっこませていただくなら、最後に言峰がアゾット剣見て驚いていましたけど、既に士郎はそれ持って振り回してましたから……!というのが。それとも、刺されるまで、自分がかつて凛に贈ったものだとは気づいていなかった、ということなのでしょうか。こう言ってはなんですが、やはり士郎はサーヴァント相手に戦っているときのほうが、戦闘シーンは楽しめるかもしれません。本当ならそれは無茶でしかないわけですが、原作にはちゃんとそういうシーンがあるわけですし。セイバールートでの終わりは悪くないと思うのですが、ラストバトルだけは士郎vsギルガメッシュが良かったかな、やっぱり。

 

 聖杯破壊前のシーンでは、イリヤを受け止めるために布を投影した士郎を見て、こういう使い方もあるんだよなぁとちょっと納得。というか、人のために役立つ魔術としては、こっちのほうが良い使い方なのかも。

 最後の令呪を使うための覚悟を決めるところでは、いきなりパソコンで打ったような文字でモノローグを入れたので驚きましたが、考えてみれば士郎はデータ的に物事を捉えている部分があるような気がするので、そう考えるとそれほど違和感もないのかな、と。

 

◇別れ

 

 ラストバトルに関しては少々不満も書いてしまいましたが……やはり今回の見所はこっちでしょう。士郎とセイバーの別れの場面。ここは文句なしで良かったですよ。セイバーのあの台詞がいつくるかとドキドキしながら見ていましたが、やはりこのシーンは良いです。朝日を背に最後の告白をして消えていくセイバー。士郎が朝日に目が眩んでしまったため、アーチャーのときのように徐々に消えるのではなく一気にその姿が消えてしまいましたが、その潔さが逆にセイバーらしいかもしれません。

 

◇エピローグ

 

 初っ端から藤ねえがやってくれました(笑)。これぞ日常、ホント、「Fate」の日常は藤ねえあってこそ、って感じです。更には、無事生き残ったイリヤも加わって、士郎の周りはますます賑やかになりました。見ていて改めて思いましたけど、私はやっぱりこの藤ねえとイリヤのコンビ大好きです。DVD特典でもう一回くらいタイガー道場付けてくれないですかね。……しかし、こうしてイリヤが元気なのを見ると、セイバールートをやることになったのは、味方になる主要人物(というかイリヤ)が生き残る大団円エンドだからじゃないかと邪推しそうになります(笑)。慎二とか葛木先生は死んでますけどね……。仲良くなった間桐兄妹で締めるのもそれはそれでありだとは思いますが。ああでもホント、元気に藤ねえとじゃれてるイリヤを見ると心が和みます。

 

 士郎と凛はそのままって感じですが、この二人はこうでないと、って気もするのでOKかと。今後もこんな感じで仲良くやっていって欲しいものです。そういえば、さり気に三人娘の出番があった気がしたのですが、だとしたらけっこう嬉しいですね。逆に一成の出番がなかった気がするのは残念ですけど。士郎が学校サボってなかったらありそうだったんだけどな……。

 

 一方、セイバーのほうは死ぬ直前の場面へと戻ってきておりました。……ところで、アニメ版ではセイバーのこの辺りの事情って説明されていましたかね? そうでないと、アニメが初見の人には何が何やらさっぱりになってしまうような気がするのですけど。その辺りを知っている身としては、セイバーが眠りにつくまでの流れは良いと思いますが。ただ、ベディヴィエール(で良かったかな?)の声優は普通に男で良かった気がします。モードレットはそれほど違和感なかったのですが、彼は見てくれが良いだけに、もっと低い声のほうがしっくりきたかもです。それこそ、言峰くらい低くても……いや、言峰はさすがに低すぎるか。アーチャーやアサシンくらいの感じで。……って、エンドロールに詳しいキャストがなかったので声から女の声優さんと判断してましたけど、実は男の人だったとかないですよね?

 

 OPがなかったのでEDで曲が流れるのかな、と思っていましたが、何とEDも最終回仕様で映像も曲も違っていました。今までの流れをさらうような映像は良いと思うのですが、スタッフロールは、いつもどおりとは言わないまでも、誰が何を担当していたのかくらいは示して欲しかったかも。特にED曲は誰が歌うどんな曲なのかが気になりましたし。それとも、私が見逃しただけでそれくらいは示されていたのでしょうか。

 

 

 そんなわけで、とうとう「Fate/stay night」も最終回を迎えてしまいました。何といっても最終回、録画したテープを見るのには妙な躊躇いがありました。早く見たい、でも見たら終わってしまう。もうすぐ終了する「ハルヒ」でも同じことになりそうですが、楽しみにしている番組ほど、最終回を見るのはいつもそんな感じです。

 再来週から新番組。私の住んでいるところでは、「Fate」の後番は「ゼロの使い魔」だそうで、原作は知らないのですが、漏れ聞く分には面白そ〜な気配があるので楽しみです(番組途中に新番組のテロップ流すのはやめて欲しいですが)。「Fate」が最終回を迎えたことで、感想を書いている番組が一つなくなってしまいましたし、面白ければそれの感想を書くことになるのでしょうか。今のところは、最近特に面白くなってきた「うたわれるもの」が第一の候補だったりするのですが……まあ、そのときまでゆっくり考えることにしましょう。

Fate/stay night 23話「聖杯」感想5


Fate/stay night 4/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「言峰の襲撃を受け、凛は負傷し、イリヤは聖杯召喚のために連れ去られる。その

ことを凛から知らされた士郎たちは、士郎の中にあった聖剣の鞘をセイバーに返還

した後、柳洞寺へと向かう。そこで待ち構えていたギルガメッシュとセイバー、そして、

磔のイリヤのもとへ辿り着いた士郎と言峰の戦いが始まった」

 

 先日、ちょこちょこと進めていた「hollow」もクライマックスを迎えました(※どうやら見落としたイベントがあったらしく、完全クリアとはいっていないのですが)。「stay night」では見られなかったサーヴァントたちの日常も楽しかったですが、最後のinterludeには大いに燃えさせてもらいました。待ちに待った赤いコンビの復活だけでも熱いのに、それこそ「stay night」では拝めない夢の競演が次から次へと続き、そのある意味王道な展開に、ファンディスクならではの期待に応えてもらったようで、夜中でなければ快哉を叫んでいたかもしれません。

 ……そんな素晴らしく燃える展開を見てしまったからこそ、この二十三話を見るのが実は不安でした。どちらもラスト直前の盛り上がるところなわけで、ゲームが素晴らしかったからこそ、アニメでは肩透かしを食ってしまわないかというのが。原作を知っているだけに、「hollow」のような形の燃え展開にはならないと分かっていましたから。

 とはいえ、結果から言えばそれは杞憂に終わりましたが。おそらく原作どおりの流れなので、知っている人にとっては新鮮味のないものだった可能性もあるのかもしれませんが、私としては最終回直前としては十分な出来でした。……単に、既にこの辺りの細かな流れが忘却され始めているからかもしれませんが。

 

◇言峰来襲

 

 先週のラストに来るのではと危惧したシーン、予想通りに今回の冒頭にきました。チャイムの音に士郎が帰ってきたのかと思って出迎えに行く凛については、どこかでつっこまれているのを見てしまったわけですが、見ながらちょっと納得でした。自宅に帰ってきたのにチャイム鳴らす人はまずいませんからね。仮にセイバーが負傷して急いで凛を呼びたいのだとしても、士郎なら玄関先で叫びそうですし。……まあここは、例の凛の「肝心なときにポカをやらかす」スキルが発動したとでも思っておきましょう。

 さて、この件に関連して、凛が最後の戦いに参加するのか戦線離脱するのか気になっていたわけですが、やはり原作どおりで離脱のようです。アーチャーを失っている以上、既に彼女に戦闘手段がないことは分かっていたわけですが……ううむ、やはり残念といえば残念です。最後まで彼女らしくキメてくれたのは良かったのですが。ついでに、このときの彼女の映像がまんまゲームのイラストを持ってきたのは、やはりこういうところは外さないよなこのアニメ、と妙に感心でした。これは再現しておかないと、という一枚絵が多いですからね。

 

◇騎士王vs英雄王

 

 エクスカリバーの鞘の返還イベントは起こったわけですが、今週はまだセイバーが劣勢のまま、二人の戦いは続きとなりました。というわけで、今回の目玉は、二人の戦いよりも二人のやりとりでしょう。特に、ギルガメッシュの例の台詞が聞けたのは嬉しかったです。

「あの程度の呪いを飲み干せなくて何が英雄か。

この世の全ての悪? 我を染めたければその三倍は持って来い!

英雄とは己が視界に入る全ての人間を背負う者。

この世の全てなど、とうの昔に背負っている!」

 まさに英雄王である彼にしか言えない台詞です。とにかく小憎らしい彼ですが、それでも完全に憎めないというか嫌えないのは、彼ならではのかっこよさがあるからなのだろうなぁ、と改めて思いました(同時に間抜けさもあるのですが(笑))。敵役にもちゃんと魅力がある物語というのは凄いです。

 もう一つ、この台詞に続いての、「……(前略)……そんなことだからアーサー王、おまえは国によって滅ぼされたのだ」というギルガメッシュの台詞と、それに返す形のセイバーの「……(前略)……そんなことだから貴様は国を滅ぼしたのだ!」も良かったです。二人の王としての在り方を如実に表しているようでもありますし。それに何より、そう言ってギルガメッシュを蹴り飛ばすセイバーがかっこ良かったです。

 

◇士郎vs言峰

 

 言峰節炸裂、といった感じの二人の対峙でした。この二人も、本格的な戦いは次週ですかね。今回は主に、言峰による聖杯の解説と彼の目的の説明といった感じで、その間に挿入された戦いは、終始士郎の劣勢といったところでした。まあセイバーにしても士郎にしてもまだ切り札は隠している状態なので、どう転ぶかはまだ分からないといったところなのですが。切嗣関連の話は、こうして改めて聞くときっついです……。実際のところ彼がどう思っていたのかは、彼自身にしか分からないことではありますが。

しかし、さり気に言峰の口から「アンリ・マユ」とか出てきましたね……(笑)。原作ではここでその名が出てきたかどうかは覚えていないのですが、出てきてない場合、桜やキャスターのことと同様、とにかく出せるものは出してしまえというサービスかな、なんて。……サービスといえば、OPの士郎vsアーチャーは、今となっては完全なサービスカットでしたね……。

 ともかく、士郎の絶体絶命な感じで今回は終わった二人の戦い。次週でどうなるのかが楽しみです。

 

◇最終回「全て遠き理想郷」

 

 最終回タイトルは「夢の続き」あたりが妥当かなぁと考えていたのですが、まさかここでこのタイトルを持ってくるとは思っていなかったのでびっくりでした。最後の最後で宝具の名前というのはどうなのだろうとも思いますが、これはこれでぴったりなのかもしれません。今回の流れから見ても十中八九関わってくるでしょうし、言葉だけ見ても何だか当てはまりそうです。

 予告映像では、ハッピーエンドを思わせるような日常のシーンも入っておりました。ネタバレといえばネタバレでもありますが、まさか主人公が負けて終わるわけはないので、ちゃんとエピローグもやってくれると考えるとこれはこれでという感じです。セイバーとのあのシーンも見られそうですし、となると、ラストはそのままセイバールートのラストですかね。もう終わってしまうと思うと淋しいですが(というか、次回予告の「最終回」と直後のイリヤの笑顔が尚更切ないのですが)、それでも最後を楽しみに待ちたいと思います。

 


TVアニメ「Fate/stay night」オリジナルサウンドトラック/アニメサントラ (音楽: 川井憲次)

Fate/stay night 22話「願いの果て」感想5


TVアニメ「Fate/stay night」オリジナルサウンドトラック/アニメサントラ (音楽: 川井憲次)

<今回のあらすじ>

 

 「聖杯戦争も終結が近づき、イリヤの容態が急変する。又、凛は不明だったランサ

ーのマスターを突き止めるも、その人物が既に殺されていたことを知る。そんな中、

士郎の危機を察知したセイバーは教会へと向かい、ランサーと対決し、そして彼の

マスターが言峰であったことを知り、聖杯を与えることを持ちかけられる。しかし、聖

杯などいらないという士郎の言葉を聞き、自分が間違っていたことを悟る。

 聖杯を否定する二人に興の醒めた言峰は、前回の聖杯戦争時のサーヴァント・ギ

ルガメッシュとランサーに二人の始末を命じる。だが、ランサーが反旗を翻し、二人は

逃げ延び、そして、聖杯を破壊することを決意する」

 

 そういえば、「Fate」は全何話になるのでしょうか。話数を見ながらふと、全二十四話だった場合、もう間もなく最終回を迎えることになってしまうのだと気づいたのですが。その場合、一週遅れで放送しているこっちはともかく、通常放送しているところでは六月の半ばには終わってしまうので、それは早いのではないかと思うのですが、次回予告などを見ていると、あと二回で終わってもおかしくない雰囲気です。楽しみにしているアニメなので、まだまだ終わって欲しくはないのですが……。

 

◇第八のマスター

 

 冒頭から、自分の言うとおりの恋する少女状態のセイバーが何だかとても可愛いです。

 それはさておき、凛の口からいろいろと重要な情報が語られました。セイバーには分からぬようにぼかしつつも、イリヤがどんな存在なのか……とは言っても、あれだけで全てを把握できる人などほとんどいないでしょうけど。その辺りは、次回を見れば分かりますかね。

もう一つ、ランサーのマスターについても出てきました。既に殺され、令呪を奪われたマスター。最近「hollow」をやっているのは前回もちらっと書いたわけですが、ちょうどこの回を見る前の日に、その辺りのことを○○○○が思い出すところを見ていたので、何てタイムリーなとか思ってしまいました。まあこうして、第八のマスターの存在が提示されたわけですが、視聴者にとっては、前回のラストでそれが誰なのかは既に分かっていることですね。考えてみれば、最初からこれほど怪しいラスボスもいないわけで、某同人ゲームといい、最近はこの手の、「あからさまに怪しいからこそ容疑者リストから外す」という人の心理を利用した(?)ひっかけが台頭していきているのでしょうか。いや、面白いですけど。

 

◇願いの果て

 

 さて、前回の次回予告のところで書きましたが、個人的な燃えシーンがやって来ました。やり直しができることを囁かれながらも、士郎がきっぱりと「聖杯なんていらない」と言うシーンです。

 

 言峰の問いかけから、士郎が十年前のことを回想するところですが、原作ゲームをやったとき、これはけっこう衝撃でした。これまで語られた十年前のことといえば、士郎が切嗣に助けられたことなど、何ていうか、綺麗な記憶なのですよね。そこへ、実は多くの人を見捨てて歩いたなど、積極的に語りたくないような記憶もまた士郎は持っていて、だからこそ切嗣に憧れたような、今までの「正義の味方を目指す」という、それだけを聞けば純粋に思える願いとはどこかズレを感じさせるようなものが出てきて驚いたのを覚えています。でも、これがあったからこそ、その後が更に衝撃でした。こんなことを語れば、聖杯を手に入れてやり直したい、という流れになってもちっともおかしくないのに、士郎はそれをきっぱりと否定し、たとえ苦しくてもどれだけ辛くても乗り越えてきたものやそんな自分たちを支えてきたものを肯定する。もうこれにはかなり驚いて、だからこそ、宝具の初披露などのような戦闘シーンにも劣らない燃えるシーンとして、私の中には残っているわけなのですが。

 ……ただ、アニメという映像の力により迫力の増すその他のシーンと違い、一度目に見たときはかなり静かな印象も受けましたけどね。それでもやはりこの流れと、そして、そのことにより、セイバーがようやく心を動かすところは素晴らしいと思うのですが。

 

 あ、そういえば、前回懸念していた鞘の説明、ちゃんと今回されていました。

 

◇終戦に向かって

 

 ようやく再登場したかと思えば、あっけなく退場となったランサー。やっぱり不憫だなぁと思いつつも、それでも、こうやって自分の信念に基づいて生きる彼がかっこいいのだよなぁとも思います。自分の身を案じるセイバーに返す台詞なんかも含めて。最初の印象が最悪なだけに(何せ、いきなり主人公殺すし)、知れば知るほど味を増すキャラです、彼は。言峰がマスターじゃなかったら、もっといい扱いを受けていたのでしょうか……というか、確実にそうなのではという気がします。どう見ても一番悪いところにいるように思えますし。アーチャーほどの優遇はされませんでしたが、ギルガメッシュとの戦闘も描かれました(原作ではどうだったかというのはいまいち覚えてませんが)。あっさりと思えてしまうほど程なくして決着はつき、最後までギルガメッシュを睨みつけながら光となって消えていったランサー。そんなあっけなさも彼の不遇っぷりを表しているように思いつつも、それはそれで彼らしいような気もするのですが。

 でも正直なところ、この戦闘で一番「おぉ!」と思ったのはギルガメッシュの使った鎖だったりしますけどね(笑)。あれってアレですよね、おそらく。

 

 さて、前回・前々回も書きましたが、原作を知っている身にとっての「流れが変わらないならこの後の展開は……!」というのが今回もあったわけですが、今回はそこまではいかず(ホント、毎回ドキドキさせてくれます)。士郎とセイバーが聖杯破壊を決意するところまででした。ということは、次回の冒頭であのシーンがくる可能性が高いわけですね……。というか、その場合、凛がどうなるのかが気になるのですけど。ラストバトル、戦線離脱するのか、それとも参加するのか。個人的には参加して欲しいのですけどね。セイバー主体の物語としてラストを迎えそうとはいえ、彼女もここまであれこれと関わってきたわけですし。そういう意味では、物語の終結に彼女も立ち会って欲しいです。

 

◇次回「聖杯」

 

 予告映像を見る限り、セイバールートのとおりのラストバトルへと行きそうな感じです。やはりマスター同士、サーヴァント同士の戦いになってしまうのでしょうか。……まあ、アーチャーとのイベントをこなしていない以上、士郎がギルガメッシュと戦うのはちょっと無理があるような気はしますけどね(いきなりアレが使えてもおかしいですし)。しかし、この流れでいくと、ホントにあと二回くらいで終わりそうですね……というか、放送早いところでは、既に次回予告が「最終話」だったりとかするのでしょうかね……。

Fate/stay night 21話「天地乖離す開闢の星」感想4


Fate/stay night 4/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「現れたのは、最古の英雄王ギルガメッシュ。セイバーでは敵わないと特攻した士

郎はあっさり返り討ちに遭い、彼を守るために戦ったセイバーも、宝具という切り札

を使ったにも関わらず、ギルガメッシュの宝具の前に敗れる。絶体絶命の状況に陥

るも士郎はセイバーを守ろうと立ち上がり、エクスカリバーの鞘を投影し、何とかギ

ルガメッシュを退ける。

 正体の判明した黄金のサーヴァントのことを聞くため、再び教会を訪れた士郎。言

峰を探すうちに地下への道を見つけた士郎は、そこにあった秘密を知ってしまう。そ

して、再び姿を現したランサーによってその胸を貫かれた」

 

 今回もほぼセイバールートの話でした(そしておそらくこれからも)。といっても、対ギルガメッシュ(ようやく名前解禁)戦の細かい流れは覚えていないので、差異があっても分からないのですが。

 

 本筋とはあまり関係ありませんが、何だかランサーを見ていると哀れでなりません(涙)。久々の出番これかよ、みたいな。しかも本人いたく不満そうですし。長い間不遇だったわけですし、彼の今後の活躍シーンでは思いっきりかっこよくしてやって下さい、とか思ってしまいます。……個人的には、凛ルートの彼が一番かっこいいとか思うので、それが拝めないのは残念なのですが。

 

◇vsギルガメッシュ

 

 前回の次回予告からの予想通りの血みどろ展開でした。散々止められていたマスター対サーヴァントの戦いに持ち込もうとする士郎なわけですが、原作知っていると、対ギルガメッシュ戦においてのみはあんまり違和感とかない気がします(というか、まだ最終戦をこの二人でやってくれないか期待しているのですけど)。それに、セイバーのことが好きだから、というのが一つ加わるだけで、今までの士郎よりもその行動に納得がいくような気がしてしまいます。好きな女の子を守るために強敵に立ち向かうのは王道展開ですからね。セイバーがやられた後は尚更です。

 しかし、ギルガメッシュ、こうして見ると圧倒的です。彼の偉そうな態度がさも当然に見えます。もう今回は、彼の行動一つ一つが、「ああうん、これがギルガメッシュだよなぁ」という感じで。最近、「hollow」でちっさい彼ばかり見ているので、余計にそんな感慨が(笑)。

 ゲート・オブ・バビロンは、対キャスター戦でもちょっと出てきたわけですが、こうして改めて見ると良い感じです。何より、エアを映像で見られたのは嬉しかったですね。特にあの回転が(笑)。

 

 この戦いの幕を引いたのは、士郎の投影でした。あの曲がかかると、士郎が何かやらかしてくれるぞ、みたいな期待が出てきてちょっと楽しいです。全てに光が走りバチバチと燃える(この表現の仕方が正しいのかは分かりませんが)魔術回路も十分にそれを盛り上げてくれますし。で、そんな士郎が今回投影したもの。直接名称が口にされることはありませんでしたが、セイバーの台詞と行動から、それが鞘であったことは分かるかと。原作ではどうだったか覚えていないのですが、鞘がその力を発揮するために剣を収めるというのは面白いなーと思いました。以前の凛の話を覚えている人は、それが何で、どのようなものかも分かったことでしょう。

 とはいえ、何故士郎がそんなものを投影できたのか、そして目覚めた士郎に重なったあの映像は何を意味するのか、その辺りの説明がちょっと欲しかった気もします。……それとも、この後にありましたっけ?

 

 余談ですが、戦闘中に一瞬挟まれた言峰のカットには、シリアスなシーンだというのに妙に笑いがこみ上げてきてしまいました。

 

◇戦いの後で

 

 おそらく今回唯一のアニメオリジナルだったと思うのですが、料理に挑戦するセイバーなんてものが見られたのは面白かったです。あの豪快に包丁を振り下ろすところとか(笑)。まず両手であんな持ち方している時点で間違っているから、みたいな。というか、セイバーはあの材料で一体何を作るつもりだったのでしょう?

 

 そんな中続けられていたのは、前回もあった、セイバーの願いに関する話。頑なに考えを変えないセイバーと、それを何とか変えさせようとする士郎。溜めてるなぁ、と見ているこっちはわくわくしています。おそらくこのことに関わってくるだろう来週の展開が楽しみですよ。

 

 どうでもいいことですが、「魔力は回復した」などと言っているセイバーを見ながら、ぼかされているだけで、実は魔力供給の方法って原作と一緒だったりするのだろうか、なんてことをふと思いました。

 

◇教会

 

 前回もそうでしたが、今回も、教会へ向かう士郎を見ながらかなりドキドキしていました。流れが変わらないならこの後の展開は……!ってやつです。そうして、とうとう教会に足を踏み入れてしまった士郎。警告を発する心の声の演出はうまいなーと個人的には思ったのですが、どうでしょう? で、ついにはそこに隠されていた秘密を見つけてしまうわけで。あまりはっきりとは描かれませんでしたが、凄惨な光景が広がっていただろうことだけは十分に伝わってきたと思います。そして、その瞬間に背後から降る声と肩に乗る手というのは、体験したら無茶苦茶怖いような気がするのですが、それで終わらないのが士郎なわけで、ランサーに再びぐっさりとやられてしまったのでした。こうして見ると、士郎ってよく生きてるなぁ、って気がしますね……。

 そんなわけで次回に続く、な今回。毎度毎度、いいところで話を切ってくれます。

 

◇次回「願いの果て」

 

 原作どおりの流れを辿るなら、次回は、セイバーの宝具初披露や、士郎のカリバーン投影とは違った意味での燃えシーンがきそうです(あくまで私にとっては、ですが)。ひょっとしたら、ランサーに日の目が当たるところもくるでしょうか。

Fate/stay night 20話「遠い夢跡」感想4


Fate/stay night 3/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「教会からの帰り道、セイバーへの恋心を自覚する士郎。翌日、セイバーを誘い

新都へデートに出かけるが、その成果は芳しくなく、ついにはケンカ別れしてしまう。

そのままいつまでも帰ってこないセイバーを探しに出た士郎は、別れた場所でずっ

と佇んでいた彼女を見つけ、二人は一応仲直りする。しかし、その帰り道。二人の

前に、再びあの黄金のサーヴァントが現れた」

 

 今回はまんまセイバールートの話でした。少なくとも、私の記憶に残っているものとの差異は見つけ出せませんでした。冒頭では、アニメ版での士郎の想う相手がセイバーに確定。個人的には凛とくっついて欲しい気がしないでもないですが、誰と恋仲になるにせよ、士郎の中でセイバーは常に別格の位置にいるような気がするので、妥当な流れではあるように思います。アニメ版の流れだと、それが一番しっくりくるようにも思いますし。

 

 そういえば、OP映像が少し変わっていたのに気づいてびっくりしました。やっと本編で本格的に登場となったからか、ずっとシルエットになっていたあの人の顔がはっきりと見えるようになっていました。細かいところではありますが、こういうのは楽しくて好きです。

 

◇デート

 

 士郎のデート発言を聞いて笑い転げている凛を見ながら、こっちも何だか楽しい気持ちになってきました。何だかんだでお膳立てしてあげている凛のその心中がどうなのかは知りませんが、面白がっている部分も確かにあるんだろうなぁ、とあっさり「逢引」とか言っちゃう彼女を見ながら思ったり。デートの説明を聞いて飛び出てきたイリヤは、どうかなったんじゃないかというこっちの懸念などお構いなしですこぶる元気そうでした。というか、チョップをかました後の凛の発言は何気にひどい(笑)。それでも本当にそうなりそうな気がしますけど。……二人が出かけた後、やはり凛がイリヤを宥めたのでしょうか?

 

 士郎とセイバーのデートは、端で見ている身としては楽しいものでした。特に、士郎のから回りっぷりが(笑)。手を握ろうとしたらあっさりと(それも意図せず)避けられたりとか。ライオンのぬいぐるみを挟んだやりとりも、セイバーのむくれた顔なんかを見ているのはかなり楽しかったです。出会ったばかりの彼女なら考えられない表情ですしね。きりっとしたセイバーもいいですが、ああいう彼女も可愛いです。

 

 デートとは関係ないですが、アーチャーのことにもちらっと触れられていました。十四話を見た我々には、凛の言っていた推測が的外れであることは分かっているのですが(ある意味正しいとも言えますが)、英霊になったことを後悔している、みたいなことは、何気に重要な気がしたり。もしこのことがセイバーだけに関わることでないのなら、ひょっとするとひょっとして彼の再登場が……なんてまだちょっと期待している自分が(笑)。このまま原作どおりのストーリーを辿るなら無理だし、それはむしろ蛇足になるかもしれませんが、オリジナルへ進むなら可能性はあるかな、と、もしも本当にそうなったら嬉しいなーくらいの軽い気持ちで期待してます。……まあ、後悔云々は覚えていないのですが、アーチャーがセイバー縁の人物だったのでは、みたいな話は原作でもあったと思いますがね。

 

◇帰り道

 

 セイバーと士郎のケンカは、今まで二人のどこか歪な願いや生き方を見てきた身としては、待ちに待った展開ではあります。こうして互いが互いに抱いていた不満というか矛盾というかを指摘することで、自分では気づいていなかったことに気づかされ、そしてそれとどう向き合っていくのか。ラストへ向けてその辺りの答えを彼らがどう出していくのかが楽しみです。特に士郎がどうなるのかが気になりますかね。セイバールートどおりの展開でも燃えるのですが、せっかくの三ルートごちゃ混ぜ+アニメオリジナルのアニメ版なので、凛ルートの要素も加えて欲しい気がします。……あれ? そうなると結局アーチャー復活があるのかどうかって話になってしまうような……。んー……でも、個人的に、彼の未来が経験した聖杯戦争はセイバールートの話だったんじゃないかな、とか思っていたりするので、セイバー・士郎の両方ともが救われるようにするなら、両方の要素が入っていたほうがいいような気がするのですけど。

 

 冒頭にも書いたように、今回は原作どおりの流れを辿っていたわけですが、それだけに、手を繋いで夜の中、衛宮邸へ帰ろうとする二人を見たときは、「……うわ、この後の展開って……!」と急にその後の展開を思い出して焦りました。何とか仲直り(と解釈してOKですよね?)した二人に和んでいただけに、この後の凄まじい展開が……。ここでいきなりストーリーが変わることはなく、案の定金ピカ君が再登場でしたし、予告映像を見れば、この後どうなるのかは押して知るべし、ですよね……。

 

◇次回「天地乖離す開闢の星」

 

 前述したように、予告映像から次回がどんな展開を辿るのかはおおよそ分かるわけですが……これだけでも凄まじいです。金ピカ君にずたぼろにやられるセイバーと士郎しか浮かばないような光景です。これはもう、余計な予測とかは抜きでただ次週を待ちたいところです。タイトルからすると、あれも出てくるのでしょうかね……。

Fate/stay night 19話「黄金の王」感想4


Fate/stay night 3/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「絶体絶命の状況に陥った士郎と凛。それは、アサシンを破ったセイバーが合流

しても変わらない。しかしそこへ黄金のサーヴァントが現れ、あっさりとキャスター

と葛木を殺し、悠然と去っていった。ひとまず衛宮邸に戻ったところで、セイバーは

彼が前回の聖杯戦争にアーチャーとして参加していたサーヴァントだと語る。彼が

未だ存在していることを、凛は聖杯の恩恵と考えるが、セイバーは否定する。何故

なら、10年前の聖杯は、自分がかつてのマスター・衛宮切嗣の命により破壊した

のだからと。セイバーのこと、切嗣のこと、それらのことを知るために、士郎は言峰

を訪ねるのだった」

 

 今回の後半から、再びセイバールートに戻った感じです。とうとう金ピカの彼(真名はまだ明かされていないので今回はこの呼称で)が出てきましたしね。あの人が本格的に出てくると、何となく終わりが近い気がします。しかし、このままの流れでいくと、やはりラストバトルは金ピカvsセイバーということになりそうで……前にもちらりと書きましたが、彼との戦いは士郎がいいなと個人的には思っているので、ちょっと心中複雑なところです。

 

 そういえば、葛木戦での士郎、アーチャーっぽい攻撃(というか体勢?)をしているカットがあって、何だかにやりとしてしまいました。葛木とそれなりの戦いを繰り広げていたところといい、彼も成長しているということでしょうか?

 

◇魔術師と暗殺者の最期

 

 アサシンは最期までかっこいいキャラでした。残りの魔力で存在し続けるのは夜が明けるまでが限界と最初に語られ、そしてそのとおり、朝日と共に消えていく。その消えていく演出が何かやたらとかっこよく見えました。戦闘の様子も良かったですし。そんなわけで、セイバーvsアサシン戦は個人的には非常に満足です。何故セイバーがツバメ返しを破ることができたのか、は、単純にセイバーの技量のほうが上回ったと解釈してもいいでしょうし、戦闘途中でアサシンが口にした言葉から、ツバメ返しが不完全なものであったと推測するのもありでしょうし(まあそれだけではないのですが)。このアニメ版で、アーチャーとともに、アサシンは自分の中の評価が上がったサーヴァントの一人ですね。

 

 そして、キャスターと葛木も今回で退場となりました。予想通り、ひょっこりやって来た(というか、あれは影から様子を窺っていたのでしょうか?)金ピカ君が一掃していってくれました。無数の宝具が浮かぶ様はさすがに「おぉ〜」とか思いながら見ていたわけですが、まさかここまで予想通りの展開を辿るとは思いませんでした。

ただ、何というか……予想通りの展開を辿ったとしても、それで終わらないものってのがたまにあるんだよな、というのが今回の話で。金ピカ君の攻撃方法も、そしておそらくマスターを庇ったキャスターが倒れることも、そうなった場合、おそらくは原作と同じあのシーンに繋がるのではないかということも、ほとんど頭に思い描いていたとおりに進んだわけですが、それでも、キャスターが葛木に語りかけるシーンは涙が滲みました。まあこれは、頭の中に原作ゲームの記憶が残っているから補完されたのでは、とつっこまれたら、きっぱりと反論することはできないことではあるのですが……。でも実際、予想通りの展開に進んで白けることがあるように、予想通りでありながら感動してしまうこともあるわけで。昨年放送していた「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」の最終回もそんな感じで、タイトル予告や今までの話の流れから主役二人の最後がほぼ予想通りの展開になったにも関わらずぼろ泣きして見てましたからね。私はあれでいいと思いますよ。

 葛木の最期も何だかしんみりとするものでした。キャスターの問いに無事であるように答え、おまえの望みは自分が叶えると言った葛木でしたけど、その時点でおそらく既にその背中には致命傷があったわけで、それを最後まで彼女には見せないまま逝ったのが何とも……。やはりどこか悲惨な最期を迎えた二人でしたけど、それでも何となく幸せそうにも見えてしまうのをせめてもの救いと取るべきか……。……けどまあ、考えてみれば、この二人の一番幸せな……というかマシな死に方は、原作準拠でいくならこれしかないわけで、こんなものなのかもしれませんね。

 

◇黄金の王

 

 さて、今回とうとう登場した金ピカ君ですが、ちらっと他の感想を見ていたところ、声が合っていないのでは、という意見をちょろっと見かけました。やはり彼は王なので、もっと威厳のある声のほうが……みたいな意見だったように記憶していますが、私の個人的な意見としては、今のところは特に問題はないと思います。というか……最近、「Fate」のDVDを購入して視聴したことは以前書いたとおりですが、その際の一話を見たときに、自分でも何故だか分かりませんが、この金ピカ君の声は誰だろうと思いつつも、関智一さんの名前が頭の中をぐるぐるしていたのですよね。なので、「当たった!?」という喜びのほうが大きかった部分が(笑)。ひょっとしたら、どこかでネタバレを見てそれを頭の片隅で記憶していた、という可能性もありますが。けどまあ、それを抜きにしても、やっぱり私はそれほど違和感はないというか……むしろイメージどおりというか。王様としての威厳のある声、というのもそれはそれでアリだと思いますが、私の中の彼は「わがまま小僧」のイメージがあるので、やっぱりそれほど違和感ないのですよね……。うーむ、アンソロとか読んでいる影響でしょうか。しかし、登場時の第一声……だけじゃないな、その後の台詞も、実に彼らしくて笑ってしまいました。うん、こういう奴だよな、みたいな。あとはこいつのジャージ姿が拝めれば、かなり満足なのですが(笑)。ビジュアル的にはあっちのほうが好きなので。

 

 そういえば、二回目を見返していてふと思いましたが、登場した金ピカ君を見たときに、セイバーに「アーチャー!?」という台詞を入れても良かったのではないかな、と。どのみちその後すぐにセイバーから説明が入るわけですが、何となく、そのほうが面白かったんじゃないかな、と。具体的にどうしてかという説明はできないのですけど。

 ふと思ったといえばもう一つ。十年間待っていたみたいなことを言っていた金ピカ君ですが、考えてみれば気の長い話ですよね。十年後に聖杯戦争が起こるどころか、そのときにセイバーが再び召喚されるかどうかなんて分からない……というより、奇跡に近いことだと思うのですが。セイバーが召喚されなかったとしたら、彼はどうするつもりだったのでしょう? それはそれで、思うとおりにやっていたような気はしますが。

 

10年前の終結

 

 後半はいろいろと説明パートな感じでしたが、見ながらふと、ゲーム未プレイ者はついてこれたのかな、なんて疑問がよぎりました。いろいろ端折って話していたというか、アニメ内では語っていないことを(あくまで明言していないだけで、夢の中で示唆されていた部分はあるようにも思いますが)話していたようにも思えまして。

とはいえ、ある程度ならばそれもアリかな、と最近の自分は思ったりもするのですが。というのも、「うたわれるもの」の原作知っている人の感想(ネタバレ含む)を見ながら、端折られている部分があったんだぞ、というのを知ることで、ゲーム買いたくなってきている自分がいるもので(笑)。いやまあ、これはもともとアニメ化する前からゲーム自体に多少なりとも興味を抱いていたせいもあるのですが。……って、これって、製作者たちの思惑にはまっているのでしょうか(笑)? けど、どうしても尺の都合で短くする必要のあるアニメで全てを語ることなんて初めからできるとは思っていませんし、アニメを見て原作に興味を持つのは悪いこととは思いませんしね。まあ、それを差し引いても、今回の「Fate」はちょっと唐突過ぎる気がしないでもなかったのですが(セイバーの望みはともかく、言峰との最初の会話が何となく)、しかし、いろいろな伏線を見落としていたり忘れていたりする自分なので、断言はできないのですけど。

 

 セイバーの語る十年前の聖杯戦争の幕引きは、真相を知っている身としては楽しいですね。「何故」切嗣がそれを命じたのか、聖杯を目前にして手に入れられなかった憎しみからか、それ以上を考えようとしていないセイバーがね……彼が死んでいる以上、聞きたくても聞けないというのもありますが。楽しいといえば、士郎と言峰の会話も楽しいです。言峰の語ることの裏(というか真実?)を知っているだけに、彼の言葉の本当のところが同時に聞こえてくるようで、もうにやにやしっぱなしです。「ひぐらし」の鬼隠し編の圭一と大石の会話もそんな感じで見ていますが、まさかネタバレを知っている上でのこうしたシーンがここまで楽しいとは思いませんでした(笑)。言峰が士郎に「セイバーもつけずに一人で出歩いて……」みたいなことを言っていたのも、何も知らなければ実にそのとおりなのですが、いろいろと裏を知っていると、誰が襲ってくるっていうんだ、って感じですし。……まあ、約一名危ないのがいるのは本当ですが、士郎を殺す=セイバーが現界できなくなる、なのであの人は今はまだ手は出さないはずですし。

 

◇次回「遠い夢跡」

 

士郎とセイバーのデートイベントが来そうな気配です。もう分かってはいることですが、これが来ると本当にセイバールート確定だなぁ、と駄目押しな感じです。先週・今週とあまり触れられなかったことから、実はキャスターはイリヤにも何かしていないか、という疑念があったのですが、予告を見る限りそれはなさそうで(というかキャスター退場してしまったし)、こうなるとやはり、ここからは原作どおりに進むことになるのでしょうかね。せっかくのアニメなので、ラストにもう一度、オリジナル要素を入れて欲しいようにも思うのですが……。


TVアニメ「Fate/stay night」新オープニングテーマ: きらめく涙は星に/タイナカサチ

 そろそろ発売が近づいてきたわけですが、買おうかどうか迷っていたりする……。

Fate/stay night 18話「決戦」感想5


Fate/stay night 2/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「キャスターに捕らわれた桜を取り戻すため、柳桐寺へと向かう士郎たち。行く

手を阻む雑魚を蹴散らし、セイバーはアサシンと、士郎は葛木と、そして凛はキャ

スター・操られた桜と対峙することになる。それぞれの戦いを繰り広げる中、凛は

暴走した桜を止めようと渾身の一撃を放とうとするができず、逆に桜の持つ短剣

に刺されてしまう。しかし、凛の気持ちは桜に届き、桜は正気を取り戻し、眠りに

つくのだった」

 

 何だかやたらと忙しかった気がする一週間でした。単純にスケジュールをカレンダーで眺めてみればそんなことはないのですが、何と言うかその密度が全然違う感じで。思えば、日曜日からして体調不良を押してバイトに行っていたわけで、更には母の日が近いということで何だか仕事量がいつもより多く、その上新商品が加わるという……まだ慣れていない持ち場でこれはきついです(汗)。そして極めつけは金曜日。月曜日にシフト表を見たときは休みになっていたのに、木曜日になったらシフトが入っていたという……いや、正確には、休みを示す×印と出勤を示すものが両方書かれていたわけで、しかもそのとき店長が会議でいなくてどっちか分からないから電話連絡してもらうことになったのに一向に掛かってこず、仕方なく翌朝こっちから掛けたという……。電話がないってことは休みでいいんだよね、と私が開き直っていたらどうするつもりだったのでしょう……。しかも店長も、「来てもらってもいい?」みたいな微妙に選択の余地を残しているようなそれでいて強制としか思えない聞き方だし……私の神経がもうちょっと太かったら断ってますよ、これは。

 

 一度休みだと思い、「よーし、これで久々に(というか初めて?)感想が金曜日に更新できるー」とか喜んでいただけに、ダメージがでかかったです。おまけに、上記の電話の件のせいで、いつもならバイトがある金曜日の朝は少し早く起きて「Fate」を見てから行くというのにそれも時間がなくてできず、かなりのローテンションで疲れも倍増でした。せめて見てから行けてれば、今日に残った疲れも半減していたのでは、と今回の「Fate」を見てつくづく思いましたよ……。

 

◇雨

 

 キャスター退場に合わせて、キャスターの過去や葛木との出会いが描かれるのかな、と思っていたのですが、そもそも今回退場はなかったこともあり、思っていたほど沢山はありませんでした。過去のほうは映像の羅列だけで直接的な何かが語られたわけではありませんでしたし。とはいえ、葛木との関係は、少なくとも最低限必要なことはちゃんと描かれていたのかな、と。短い時間の中で掘り下げるものとしては、あれで十分なようにも思いますし。ただまあ、個人的にはキャスターの過去話をもうちょっと詳しくやって欲しかったなぁ、とか思うわけですが。

 

 サーヴァントの背景としては、アサシンについても今回語られました。自分は本当は佐々木小次郎ではなく、佐々木小次郎という架空の英雄に当てはめられた名も無き剣士だと。まさかこの話がアニメで見られるとは思ってなかったのでびっくりでした。同時に、何だかんだでそれぞれのサーヴァントの見せ場やら背景やらがちゃんと描かれているよなぁ、としみじみ思いつつ、そうするとライダーだけ冷遇されてる気がするなぁ、なんてことも思っていたわけですが。ひょっとしたら、何らかの理由でライダー復活がありえたりするのかなぁ、なんてこれで逆に思ってしまったわけですが……でも、戦いにおいての見せ場は既にあったようにも思うので、この辺りは黙って見ているしかないですね。

 

◇凛と桜

 

 今回の話を最後まで見ていて、「18話の主役は遠坂凛」だ、と思いました(笑)。特に後半、もう完全に凛が主役の扱いかと。捕らわれのお姫様を助けに行く役目なんて、まさにそのポジションですよ。しかも、そのお姫様との因縁もばっちりあるわけですし。更には、お姫様役の桜のほうにも、凛に対する強い感情があったわけで、その思いが暴走して相手を刺してしまい、抱擁で正気を取り戻して眠る、って……いやもう、ホント18話はこの二人の物語でした。冒頭はキャスターの物語でしたけど。

 そんなわけで、新OPにも何だか関係があることを匂わすような映像が入っていたこの二人の話だったわけで、アーチャーの正体のようにはっきりと語られたわけではありませんが、分かった人は分かったでしょうね。凛と桜が○○だということは。凛の脳裏に過ぎった記憶と、ライダー退場のときと同様の、声にはならない桜の呟きで。あれはちゃんと聞きたかったなと個人的には思うわけですが。しかし、アサシンのことといい、この二人のこと(二人の対決とか桜が操っていた(?)黒いのとか)といい、原作のおいしいとこどりな感じですね。先週の葛木奇襲もそうですが。アサシンがあの場所にいるのはありなのかな、なんて疑問はそれらの前には小さいことです。そういえば、凛の回想の中で、ちゃっかりちょっとだけ“おじいさま”が登場しているのには笑ってしまいました。あと、桜のあの格好は、キャスターの趣味なのかな、とか(笑)。

 

 ところで、桜は最後にはああなったわけですが、今回で再び退場となるのでしょうか。せっかくもう一度出番があり、凛との関係も描かれたわけですから、もう少し何か関わって欲しい気もするのですが……とはいえ、じゃあどんなふうに関わるのだと聞かれたら答えようがないのですけど。

 

◇二つの戦い

 

 凛が桜と戦っている間、士郎は葛木と、セイバーはアサシンと戦っていたわけですが、この二組の戦いは何だか面白かったです。というのも、異変を察知して気を逸らした隙を突かれて攻撃されるとか、何のために戦うのかという話題になったりとか、何だかシンクロした演出がされているように思えましたので。こうなると、どのような決着がつくのかは楽しみなのですが……次回予告を見ると、中途半端で終わってしまいそうな気がしないでもなく……。士郎とセイバーの二人の関係の結末ということなら、いずれ見られるのかもしれませんが、葛木絡みは此処だけと思うので、その辺りはちゃんと見たいようにも思うのですが、さてどうなるのでしょう。

 

◇次回「黄金の王」

 

 結局今回のラストは、キャスターの狙いは、桜を囮にして凛を聖杯の生贄にする、ということだったのでしょうか? どっちでも生贄になるのなら良かった、とも考えられますが(そもそももう儀式は終わっているのかもしれませんが)。

そんなわけで、今回で凛は戦線離脱かと思われたので、残った二人で果たしてどうキャスターたちを攻略するのか、と思っていたのですが……どうやら、「あの人」がとうとう出てくるようです。どう攻略するかとかではなく、全てを一掃していってしまいそうな嫌な予感が……。キャスターと葛木、凄く悲惨な最期を遂げそうな気がして仕方がないです。ついでに、予告映像を見ると、切嗣に関する話も出てきそうな感じです。そういえば、彼についての話って、士郎の記憶の中にあるもの以外はまだ出てきていませんからね。更についでの話をすると、こうして様々なサーヴァントたちのことが語られたということで、そろそろランサーの出番が来ないかと期待しているのですが……そのあたりも含めつつ、来週も楽しみに待ちたいと思います。

Fate/stay night 17話「魔女の烙印」感想4


Fate/stay night 2/アニメ

<今回のあらすじ>

 

 「バーサーカーを倒し、束の間の日常に戻ってきた士郎たち。しかし、最大の敵

がいなくなったことでキャスターが行動を開始し、それを止めるべく作戦会議とな

る。そんな士郎たちに、イリヤはキャスターとそのマスター、そしてアサシンの関

係を語る。又、衛宮家を訪ねた一成の言葉から、キャスターのマスターが葛木先

生ではないかと睨んだ士郎たちは、それを確かめるべく行動に移す。

 果たして、葛木はキャスターのマスターであることが判明し、士郎たちは攻撃を

仕掛ける。セイバーとキャスターでは勝負にならないはずだったが、何と葛木が

セイバーを圧倒する。そして、キャスターは士郎たちに手を組むことを持ちかける

が断られると、その場を去り、聖杯を召喚するための生贄として、桜を連れ去って

いったのだった」

 

 いきなり余談ですが、原作ゲームの桜ルートをクリアし、これで全ルートクリアとなりました。続いていた夜が満開の桜に変わりましたよ。基本的に寝る前にやっているのでついつい夜更かししてしまうのですが、昨日の夜は、桜ルートクリア間近と今日はバイトが休みということで、エピローグ直前まで一気に駆け抜けてしまいました。本当ならEDまでいきたいところでしたが、カーテン越しの外の様子が何だか明るくなってきたような……というやばい状況になってきたので、慌てて寝たわけですが……そのことよりも、三時間くらいしか寝てないのに、いつもに比べたらすっと起きられた自分に驚きました。聖杯戦争の裏側のストーリーということで、なかなか苦しいものがありましたが、ハッピーエンドを迎えられてやれやれです。そういえば、VSバーサーカー戦のアーチャーの使った技はこのルートに出てくる、という話をどこかで見たので期待していたのですが、クリアしても見当たらず、「あれ?」と思っていたら、バッドエンドのほうで出てきました。これにはちょっと驚きましたが、悪くない感じでしたね。というか、これはこれで一つの終わり方、なんて思えるバッドエンドなんて、そうそうありませんし(笑)。でもまあ、こうして全て終わって改めて思うのは、やはり自分は凛ルートが一番好きだな、ってことなのですが(笑)。

 

 余談ついでにもう一つ。先日、「Fate」のDVDを購入し、久々に最初のほうの話を見たわけですが、自分の記憶力の悪さにちょっと愕然としました。まあ、この辺りはアニメを先に見ていたので、細かいところを理解できていなくても仕方なくはあるのですが……冒頭の十年前の聖杯戦争とか、全っ然覚えていませんでした(汗)。それに、ちょっと前の感想でカリバーンを思い浮かべる描写が少なくて唐突なのでは、みたいなことを書きましたが、この頃からもう伏線張られてたんですね……。他の話も改めて見返してみたら、いろいろ見落としていたことや忘れていることが出てきそうです。

 

◇日常

 

 藤ねえと桜という、日常の象徴ともいえる二人が再登場でした。いきなり二人が出てきたのでちょっと驚きましたが、最大の敵を倒したことで出入りしてもOKということになったのかな、と勝手に解釈してみました。それはそれで油断しすぎじゃないか、という気がしないでもないですが、藤ねえが出てくると何だかほっとしますし、桜はこれから関わってきそうだから、こうして出てこないと不自然になるかもしれませんしね(特に同じ家にいないと、今回のラストの展開が……)。とはいえ、そこに影がないわけではなくて、事故のニュースに暗い顔を見せる桜がちょっと気になりました。誰も言及していませんでしたが、彼女の脳裏には慎二のことが過ぎったのかな、なんて勝手に想像してみましたが……どうでしょうね。全く違うことを考えていたかもしれませんし。……ん? ところで、慎二って今はどういう扱いなのでしょうね? 死亡? それとも、行方不明?

 それはそれとして、今日まで桜ルートをプレイしていた身としては、凛と桜とイリヤが同じ部屋にいて楽しく食事をしている様子というのは、何だか薄ら寒いものがありました(笑)。いや、何か裏があるんじゃないかと……。まあ、アニメ版ではお互いの素性などをどこまで把握しているのかは不明なのですけど。

 

◇キャスター

 

 前回の次回予告で、キャスターの正体が早々に明かされるのかな、とちらっと思ったわけですが、本当にあっさりと明かされました。しかも、イリヤが語ってくれました。それも、キャスターの正体だけでなく、アサシンとの関係なども一緒に。この辺りはラストに向けて物語が加速しているような気もしつつ、これはこれでいいかな、とも思いますが。ただ、たまたま立ち寄った一成の話から、キャスターのマスター=葛木?という流れは若干違和感を覚えないこともなく。原作知らないで見ていたら、何で一成は疑わないんだ、と思ってしまいそうかな、と。どうせなら、玄関先でそれを確かめるイベントを入れておけば良かったのでは、なんて(原作では爆笑してたからなぁ、あのシーンは)。個人的に一成は好きなキャラなので、こうして再登場してくれたのは素直に嬉しいですが。

 

 そんなわけで、葛木がマスターかどうか確かめよう、なシーンですが、ここ最近はセイバールート主体で進んできていたため、ここで凛ルートのエピソードがきたのにはちょっと驚きました。アニメオリジナルの展開でくるかな、と思っていたので。しかし、今まで散々言われてきた、サーヴァント前衛・マスター後衛の大前提が逆転したこの二人との戦闘は楽しいですね。というか、セイバーと互角に戦っている葛木先生が凄いのですが。この人がいかに人間離れした強さを持っているかがよく分かるような……。士郎と違い、前衛を任せられる安心感があります。とはいえ、士郎のほうもだんだん成長してきているわけで、最初の頃に比べれば危なっかしさは減っていると思うのですが。特に今回の干将・莫耶(この字でよかったかな?)を投影しての戦闘は、彼が一人で戦うものでは初めてまともに見えたような(笑)。前回のバーサーカー戦では、カリバーンを投影するまでの突撃はやはり無謀に見えてしまう部分がありましたからね。ま、アーチャーの言葉を脳裏に浮かべての投影は、やはりそれだけで燃えるのですが(いや、アーチャーの言葉がなくても、十分燃えますが)。

 

捕らわれの桜

 

 前回の水晶玉に映った桜というのもあって、キャスターのもう一人の魔術師との言葉に、士郎と凛が共にイリヤを真っ先に思い浮かべたのにちょっと首を傾げましたが、よく考えてみれば自然な流れでしたね。何せ、あのバーサーカーを従えていたマスターなのですから。しかも桜は、今までは戦いの蚊帳の外にいたわけですし。とはいえ、そうなると逆にイリヤを完全無視なのが気になりますが、凛と同じで扱い辛そうということで除外されたのかな、なんて(笑)。そうすると、桜が襲われていた瞬間、イリヤはどうしていたのかと思うわけですが、それは次回語られますかね。

それはともかく、キャスターの奸計により、セイバーは宝具を封じられることに。前回の戦いを見る限り、そんなことしなくても使えなかったんじゃないか、という気がしないでもないですが、そこをどう補ってくるのかは楽しみです。ちらっと他のところでの感想で、ルールブレイカーにそんな力はないのでは、なんて意見も見ましたが、そこら辺の細かい設定はよく覚えていませんし、アニメオリジナルならそれはそれでと思うので、このことをうまく回収してくれるのならそれでいいように思います。

 

◇次回「決戦」

 

 次回でVSキャスター戦は終了ですかね(もしくはせいぜいもう一回)。物語もそろそろ佳境でしょうから、あまりのんびりと進めるわけにもいかないでしょうし。桜・イリヤがどうなるかあたりが気になるところなのですが。それ以上に、キャスターと葛木がどのような結末を迎えるかも気になりますが。

 気になるといえば、予告映像でちらっと映ったトンガリ耳の女の子、最初見た瞬間は誰か分からなくて「?」となりましたが、何度か見ているうちにあの人かな、というのが出てきました。とすると、彼女の過去が語られたりするのでしょうか?

Fate/stay night 16話「約束された勝利の剣」感想5


TVアニメ「Fate/stay night」新オープニングテーマ: きらめく涙は星に/タイナカサチ

<今回のあらすじ>

 

 「凛は捕らえられ、今の自分たちの力だけではどうにもならない。そんな状況を

見かねたセイバーは、禁じられていた宝具の使用を決意する。しかし、士郎は令

呪を使ってまでそれを止め、代わりになる剣を投影する。そうして二人力を合わ

せ、とうとうバーサーカーを倒すことに成功する。

 サーヴァントを倒され行き場を失ったイリヤを、士郎は匿うことにする。セイバ

ーは快く思わないものの、凛もOKを出してしまったこともあり、渋々承諾する。

そうして士郎たちが束の間の平和を手に入れた頃、事態を監視していたキャス

ターがようやく動きを見せ始めるのだった」

 

 

◇投影

 

前半でタメにタメて後半でカリバーンの投影がくるのかな、と思っていたのですが、意外にあっさりと前半にそのシーンが来ました。そういう意味では、ちょっと拍子抜けな部分もあったのですが……実際そのシーンが来たら、やはりそんなものは吹き飛びますね。音楽の効果も相まって、士郎がカリバーンの投影に成功し、そしてセイバーと二人で剣を振り下ろすシーンは、もうそれだけで星5つの評価出すくらいに燃えました。これだけでも今回の話は満足ですよ。

とはいえ、気になる部分もないわけではなく、バーサーカーがたった一撃で七回も殺すとは、みたいなことを言っていましたが、それじゃあ今の一撃は七回分の威力しかなかったように聞こえてしまうのですが……(笑)。あの一撃、もっと威力ありますよね? と原作知ってる身としては思ってしまうのですが。あと、凛に投影魔術のことを言われて「投影?」とか返していた士郎……あなた、カリバーンを投影したときに、思い切り「投影、開始」と言ってましたけど……なんて、野暮は承知の上でつっこませていただきました(笑)。

 

 そういえば、前回の感想を書き終えた後、他の感想サイトを見ていて「約束された勝利の剣というタイトルはおかしくないか」というようなものをちらほら見かけました。実は私もちらっと思ったのですが、自分の記憶にいまいち自信がなかったので、スルーしたのですよね。が、今回の放送を見る限り、やはりタイトルに誤りありのような気がしないでもなく。士郎が投影したのは、エクスカリバーではなくカリバーンだったわけで、約束された勝利の剣はエクスカリバーのことですからね。とはいえ、エクスカリバーが今回全く関係なかったかというとそんなことはなくて、後半で凛がちらっと語っていたことと関わってくるのだとすれば、完全に間違いとも言えないわけで。もっとも、凛が多く語っていたのはその鞘のほうなのですが。些か強引な話の持っていき方のような気がしないでもないですが、これはまあ、次回以降の重要な伏線ですよね。二人の会話ではそれほど重要視されずに終わってしまいましたが、何の意味も無くこんなものが挿入されるわけはないですから。

 

◇変化

 

 前回も、腕をつかまれて頬を赤くするセイバー、なんてものがあったわけですが、今回もいろいろと楽しませてもらいました。イリヤが士郎の布団に潜り込んでいるのを見てムッとしたり、風呂場で士郎と遭遇して赤くなったり……初めて会った頃には考えられなかったことです。特に風呂に関しては、最初は裸を見られても平然としていましたからね。この二人が最後にはどうなるのか、気になるところです。しかし、士郎もセイバーのことはそれなりに意識しているのでしょうが、相手の変化には……というか、変化の内に潜む気持ちには全く気づかないのは鈍感すぎですね。まあ、そうでなくては士郎じゃないですけど。

 

◇危惧

 

 以前、ライダーを探して新都をうろついていたときにも一度ありましたが、セイバーが士郎の生き方に忠告をするシーンが再びきました。士郎がセイバーのことを夢で垣間見ているように、セイバーもまた士郎の過去を見ていて、そしてこのままではいけないと告げるセイバー。何も知らずに見ていても伏線だと思われるシーンなので、こういうのを見ると、今後の展開がどうなるのかわくわくしてきます。前回のときは単純に士郎とセイバーの今後についてでしたけど今回はOPのこともあって、ふっとアーチャーのことが頭をよぎってしまいましたよ。あれが実現することを期待しそうになります。……って、どれだけアーチャー好きなのでしょう、自分は(苦笑)。

 

◇次回「魔女の烙印」

 

 今までほとんど動きを見せなかったキャスターが本格的に動き出すようです。しかし、エンドロールや次回予告の映像で、キャスターのマスターが誰かはバレバレだったよなぁと思いつつも、そもそもアニメが初見の人は彼のことを覚えていただろうか、なんてことも思ってみたり。タイトルから、次回でキャスターの正体が明らかになるのか、なんてことも考えましたが、どうなのでしょう?

 それはともかく、次回からはアニメオリジナルの展開になりそうな雰囲気です。このままフェードアウトかと思っていた桜が再び関わってきそうですし。こうなると、次回以降がどうなってくるのかは読めなくなりますね。特に桜が絡むとなると、今現在、桜ルートをちまちま進めている最中なので余計に分かりません。……しかし、キャスターですか……。話の展開上、キャスターが勝利を収めて終わる、なんて可能性はまずないと思いますが、それでもせめてアニメ版では、幸せな結末を迎えて欲しいなぁ、なんて思ってしまいます。

 

 来週からは、ようやくこっちでも「ひぐらしのなく頃に」の放送が始まります。「Fate」と同じ曜日ということで、「Fate」ともども放送を楽しみにしたいと思います。

Fate/stay night 15話「十二の試練」感想4


Fate/stay night 1 [初回限定版]/アニメ

◇今回のあらすじ

 

 「アーチャーの犠牲を無駄にするまいと逃げ続ける士郎たち。しかし、セイバ

ーは既に限界であり、士郎もまた危うい。そこで三人は廃屋に一時身を潜める

ことにし、同時にセイバーの魔力回復を試み、無事成功する。

 作戦会議を終了し、バーサーカーと対峙するべく動き始めた士郎たちのとこ

へ、イリヤが到着する。セイバーと士郎でバーサーカーを引きつけ、凛が止め

を刺す。その作戦は成功した……はずだった。しかし、バーサーカーは尚健在

し、呆然とする三人に、イリヤは十二回死なないと倒せないというバーサーカー

の宝具の正体を明かすのだった。」

 

前回のEDを見ながら、これは新EDだろうか、それともアーチャー追悼記念(?)の特別EDだろうか、と考えていたのですが、どうやら後者だったようです。けっこう良い感じの曲だったのでちょっと残念ですが、OPも変わったことだし、EDもそのうち変わるのでしょうか? というか、どうせだから変わって欲しいなぁ、なんて思いつつ……。

余談ですが、今週は何故かビデオデッキが作動していなくて「涼宮ハルヒの憂鬱」等水曜深夜のアニメのいくつかを録画し損ねるorz、ということがあったので、「Fate」がちゃんと録画されているか、かなりドキドキしながら観ていました。なので、ちゃんと録画されているのを見たときは、もう心の底から安堵でした。

 

◇新OP

 

 「disillusion」がかなり好きだったので、OP変更はちょっと残念な気もしますが、少なくとも映像に関しては良い感じかなぁと思いました。歌のほうも、今はまだ聞き慣れていないので違和感がありますが、何週も聞いていればたぶん好きになるのではないかと思います。今の自分の中でそれほど評価が高くないのは、あくまで前OPとの比較ですからね。新OP単体で見れば悪くないと思いますし。

 で、その映像のほうですが、何だかネタバレのオンパレードだったような気がしないでもなく(笑)。前OPでロクに出番のなかった人とか出てきたら、今後関わってくると言っているようなものですし(それでいったら、出番の消えた慎二は本当に退場ってことなのでしょうが……笑)。藤ねえとセイバーのおかわり合戦のような場面は和んだというか笑ったというか。シルエットになっていましたが、今後出てくるであろうラスボス(?)もセイバーと戦っていましたし(割と最初のほうに出てきた女の人(?)はよく分からなかったのですが……いや、一つだけあの人かな、というのはあるのですが、既に退場した人なのでやっぱりよく分からないというか……←(追記)あとで何回か見てみたところ、どうやら凛みたいですね、これ)。セイバーが一人立つ場面の後ろの映像は、毎回変わるのかがちょっと気になるところです。今回の話の内容が流れていたように思うので。

そして、何より一番気になったのが、アーチャー対士郎なわけですが……あの場面は、どう解釈するのがよいのでしょう。単なるファンへのサービスカットか、それとも士郎がその場所に到達するという暗示なのか、はたまたアーチャー復活があるということなのか……!? あれだけかっこよく消えておいて復活する可能性があるのか、ってなりそうですけど、それはそれで嬉しい気もするのですよね。もしもラストバトルが凛ルート仕様だった場合、これまたかっこよく決めてくれるアーチャーがいるので(ついでに言うと、ラストに来るであろう対○○○○○○○戦は個人的には士郎にやって欲しいので)。でも……もしもアーチャーが消えてなかった場合、凛が気づくと思うのですよね。令呪が消えたってのもありますし。うーむ……ここはあまり期待しすぎるのはよくない、ということで、前者二つのどちらかと考えておくほうが良いような気がします。

 

◇心象風景

 

 前回の感想に書きましたが、セイバーの魔力回復の方法は気になっていたことの一つでした。一体どうなるのかどきどきしながら観ていたわけですが、凛の士郎やセイバーに対する行動に、まさか本当に原作どおりやっちゃうのか……!?とひやひやしていましたが、さすがにそれはありませんでした。いやまあ、士郎がセイバーの内面世界に意識を飛ばしていた間、現実世界ではどんなことが起こっていたのかは分からないのですけど(汗)。

内面世界といえば、士郎が潜っていった先にいたのが巨大なドラゴンだった、というのには、ちょっと驚きましたが、同時に納得もしました。何となく、アーサー王=ドラゴンというイメージがあるので。逆にちょっと気になったのは、セイバーが立っていた場所。よく士郎が魔術を使うときに出てくる回路の映像に似ていたわけですが、あれが意味するものが何なのか、というのが。セイバーの魔力とかそういったものや、もしくはただの演出という可能性もありますが、もしもあれが士郎の魔術回路を表していたのだとしたら、何だかひどく意味ありげな感じです。いや、ここは新たな伏線(?)といったほうがいいのでしょうか。そろそろ後半戦に入ってきて、前半で張られた伏線が回収され始めていると思うのですが、同時にまだ少しずつ伏線が出されている気がしてなりません。

 

◇vsバーサーカー

 

 伏線といえばもう一つ。士郎が今回、魔術で弓矢を作ったわけですが、あれも気になるところです。アーチャーが前回似たようなことをやっていて、そして今回は士郎……というのもありますし、もう一つ、それを見た凛の表情も気になるところで。こうなると、新OPのことも絡んで、士郎の今後の戦いに期待してしまうのですよねぇ。いや、それがなくても、今回の引きで、十分次回には期待しているのですけど。

 矢が当たってもびくともしないバーサーカーに、何かできることはないのかと考える士郎。その脳裏に浮かんだのは、アーチャーの助言……いい演出だなぁ、と思いました(笑)。こういう流れ、個人的には凄く好きです。ましてそれが好きなキャラが絡んでのことなら尚更。というか、この二人だから余計に、かな? その言葉に触発されて士郎が脳裏に浮かべたのが、以前にも出てきた剣。私の記憶だと一回くらいしかなかった気がするのですが、どうだったでしょうか? いや、もしも私の記憶どおりだったら、ここで出てきてもちょっと唐突な感じがしないかな、と心配になっただけなのですけどね。でもまあ、次回で燃える展開を見せてくれればそれでOKです。

 

◇次回「約束された勝利の剣」

 

 今回はタメの回だったかなぁ、というのが観終えたときの正直な感想でした。理由は言うまでもなく、今回の話があんないい場面で終わったことです。このままの流れでいくなら、というか確実に、来週はセイバーの宝具初披露の次の燃えシーンが来ますね。タイトルからして期待大ですし。またまた一週間、他の人の感想を見ないように気をつけなければいけない日々が続きそうです。

Fate/stay night 14話「理想の果て」感想5


Fate/stay night 1 [初回限定版]/アニメ

◇今回のあらすじ

 

 「イリヤが城を留守にしたのを見計らい、セイバーたち三人は城に侵入し、無

事士郎を見つけ出す。しかし、城から出ようとしたところで、実は隠れていただ

けのイリヤが姿を現し、バーサーカーもまたその巨体を現す。絶体絶命の状況

に、凛はアーチャーに足止めを命じ、残りの三人はその場から逃げ出す。

 誰とも分からぬ英霊如きすぐに倒して士郎たちを追う……はずだったが、イ

リヤの予想に反し、バーサーカーはアーチャー相手に苦戦する。何度やられて

も立ち上がり、奇怪な攻撃を繰り出すアーチャー。その得体の知れなさにイリ

ヤは微かに戦慄を覚えるが、それでも何とかバーサーカーは勝利を収め、彼

女は士郎たちの追撃を命じる。そしてその場には、一つのペンダントだけが残

されたのだった」

 

何でlivedoorの評価は5までしかないんだ、と見終えた瞬間思った今回の「Fate」。アーチャー対バーサーカー戦だけで星5つの見応えだったというのに、ラストのアレで評価が二倍に跳ね上がりました。というか、あれは反則だろうスタッフさん、とED最後の映像を見ながら思ってしまいましたよ。早起きしてバイト行く前に観ていたので涙ぐむのに止めましたが、そうでなければ滂沱の涙でしたよ、あれは。前々回のセイバーの宝具解放も十分に燃えましたが、今回の話はそれすらあっさりと抜き去ってしまいました。

余談ですが、戒めを解いて逃げ出そうとしたものの人の気配を感じて武器を手にした士郎を見て、やっぱ普通はそうなるのか、とちょっと苦笑でした。いや、ゲームプレイ時、別の選択肢を選んで呆れられた自分がいたので……(笑)。

 

◇アーチャーvs.バーサーカー

 

 セイバールートが濃厚で、そして、士郎がイリヤに捕らわれるイベントが発生したことで、アーチャーがここで散るだろうことは予想済みでした。しかしそれだけに、このアーチャー対バーサーカー戦がどうなるかには注目していました。何せ、原作ゲームではそのほとんどが語られないシーンです。分かるのは、凛がアーチャーの消滅を感じ取ったため彼が敗北したことと、戦闘後のイリヤの呟きから、アーチャーがどうやら只者ではない得体の知れないサーヴァントであること、それだけです。これは無論、その時点ではネタバレになってしまうからでしょうが、それを気にする必要のないのがアニメ版「Fate」ということで、是非ともやって欲しいと思っていたシーンでした。なので、それが実現しただけでもかなり嬉しかったというのに、その内容の濃さにはもう感動でした。終始押されているように見えながらも倒れず、実戦では初披露の弓の使用があり(“アーチャー”なのにほとんど使いませんからね……)、何度もその手に現れる二振りの剣や戦闘の最中に脳裏をよぎる記憶、そして何より、まさかアニメで拝めるとは思っていなかった固有結界。戦闘開始前、ぐずぐずしている士郎を追いやるためか天井を壊して両者の間を隔てたとき、まさかあの崩落に士郎が巻き込まれて死んでもそれはそれでよしとか思ってなかったよなアーチャー、なんてつっこみがよぎったことなんて吹っ飛びましたよ(笑)。固有結界発動の呪文(でいいんですよね?)がこうして聞けたのも感動でしたが、欲を言えば、特にアニメが初見という人には何を言っているのかさっぱりだったんじゃないかな、と思うので、あの台詞と同時に字幕が入っても良かったのではと思いました。下手な入れ方すると邪魔になってしまいそうですが、そこはスタッフの腕の見せ所ということで。

 

◇理想の果て

 

 ライダーがけっこうあっさりと退場したため、アーチャーはどうなるのだろうと思っていましたが、一応彼の正体は暗示されましたね。これまでの士郎に対する皮肉とも取れそうな助言、脳裏を過ぎった記憶の中の凛と士郎とそれらに対して呟かれた台詞、「イリヤ」という親しげな呼びかけと彼女を知っているような言動、そして、彼が消えた後に残されたペンダント……(あと、当初から個人的に気になっていたこととして、アーチャーと○○って眉の形がそっくりなんだよな、ということがあるのですが)。ヒントは至るところに散りばめられていたので、原作を知らない人でも、彼の正体に察しがついたことでしょう。「え、それってありなの?」と思う人もいるかもしれませんが、英霊とはそういうもの(らしい)なので。

 

 前回、次回予告のタイトルを見てネガティブなものを感じてしまったわけですが……アーチャー退場、という意味では確かに悲しいところがありましたが、アーチャーが意外と満足そうに消えていったのは良かったかな、と思いました(悲観的な感じは受けなかったので、そう取っても良いですよね?)。アーチャーが本当のところどんな気持ちでいたのかは分かりませんが、彼なりにこの聖杯戦争に何かを見出すことができたのなら、少なくとも何か満足できることがあったのなら、それならそれで良かったと思うのです。

 

 例のペンダントに関しては、物語の冒頭で凛に返されることがなかったのは(原作ではそんなシーンがあるのですが)、そのシーンを入れたところで物語の展開的に意味がないからかな、と考えていましたが、それと同時に、今回のEDのような演出を狙っていたからか、と観ていて思いました。上のほうでも書きましたが、あの見せ方はもう反則です。あの激闘の果てにアーチャーが消えて、ED曲が流れて、個人的にはその中の凛のイラストに嬉しくなったりしていたと思ったら……最後に、光となって消えた後に残るペンダント、なんて見せられたら、もう泣くしかない、といった感じで。凛とアーチャーのコンビが一番好きなだけに、もう本当に「やられた」と思いました。それでなくても、今回はこの二人のやりとりというか関係の深さなんかがお腹一杯になるくらい散りばめられていましたのに。

 

◇次回「十二の試練」

 

 対バーサーカー戦になることは必至と思われますが、そうなると不可欠となるセイバーの魔力回復はどうなるのか、今回の話とは別の意味で気になっていた点なのですが……本当にどうなるのでしょう? 何か、予告映像を見る限りでは、原作どおりの流れになってもおかしくないようなものがありましたが……さすがにそれはまずいと思われるので(そのとおりにやったらそれはそれで凄いのですが)、何か別の方法が提示される……はず……ですよね? 今回の話は特に楽しみだっただけに、他の方の感想を見ないように注意していたのですが、来週までの一週間も引き続き注意が必要になりそうです。

Fate/stay night 13話「冬の城」感想5


Fate/stay night 2/アニメ

◇今回のあらすじ

 

 「対ライダー戦の消耗により眠り続けるセイバー。このままでは消えてしまう彼女を

救う方法は、ライダーがやったように無関係の人間の力を奪って与えるしかないこと

を凛に告げられ、士郎は葛藤する。そうして、心を決められないままいつかの公園に

来た士郎はイリヤと再会するが、彼女によって捕らわれの身となってしまった。

 一方、目を覚ましたセイバーは士郎の不在を知り、彼が敵に捕らわれたことを察知

する。そして、凛に協力を仰ぎ、乗り気でないアーチャーも含めた三人で士郎の救出

に向かう。その頃、イリヤの部屋で目を覚ました士郎は、イリヤに自分のサーヴァン

トにならないかと言われるが、それを拒絶する。するとイリヤは、ならばセイバーたち

を殺すと告げ、部屋を出て行ってしまった」

 

今期開始のアニメも、そろそろ半分が出揃った感じです。どこかの地域では火曜日の夜が大変だという話を目にした気がしますが、私の住んでいるところでは水曜日の夜が大変です。しかも、今週の時点でさえ何かを切らねばと考えているというのに、来週更に二本加わるという……(←あくまで私が見る番組が、ということですが)。そのくせ、アニメが一切やってない曜日があるので、もうちょっとバランスを考えて配置して欲しかったですよ……。

 

それはさておき、今週の「Fate」。先週と違って一切戦闘はなかったわけですが、その静かに進行していく事態が、個人的には嵐の前の静けさのようで、妙にドキドキしながら見ていました。

 

◇夢の中の少女

 

 前回の宝具解放で察した人もいるでしょうが、今回は本格的にセイバーの正体が明かされました。日本人でもよく知っているブリテンの英雄、アーサー王。何故女であるセイバーが男として伝説に残る彼の王なのかという説明は、彼女の後ろに控えた兵士たちの、自分たちの王を賛美する(?)台詞で何となく察しはつくといったところでしょうか。そもそも彼ら、自分たちの王様を人間とは考えていないようなこと言っていましたしね。それだけ神性が高いということなのでしょうが。

 まあでも、原作プレイ済みの人間としては注目すべきところはそこではなく、セイバーが実際にその剣を抜いたときの光景が再現されたところのほうなのですが(笑)。突き刺さった剣と静かに相対する少女と、それを見守る人物。本当にいいのかと尋ねるその声に、躊躇いなく剣を引き抜く少女。……実に絵になります。やはりこういうシーンは、映像で見たほうが迫力あるし、感動もひとしおです。そして、そんな経緯を経て、軍勢の先頭に立つ王の姿を見た士郎。彼はそれに何を感じたのか、又、士郎が妙に気にしているセイバーの剣はこれからどう関わってくるのか(あの思考の流れは、後で絶対に絡んでくることを示唆していますよね?)、無論その先を知ってはいるものの、いざ映像として目にする瞬間が今から楽しみです。

 

◇士郎救出部隊出撃

 

何だか久々に出番な気がするアーチャー(いや、そうでもないのかな……?)。セイバールート確定かな、と思うだけに、余計に彼の台詞に注目してしまいます。士郎との会話にしても、セイバーに対する台詞にしても。……考えてみれば、今の自分は、ネタバレを見た後で改めて台詞を見返しているような状態なのですよね。そりゃあ、気になるし、その意味するところを考えてにやりとしてしまうわけだ、と妙に納得。

 セイバーと凛の二人が、士郎の辿った道を再び辿ることで彼の行く先を見つけ、森の中を進み、目的地が少しずつ近づく中でアーチャーも姿を現し……なシーンは、次回、おそらく対バーサーカー戦が繰り広げられることが予想されることもあり、何だか期待が高まるところでした。

 

◇イリヤ

 

 イリヤが士郎を動けなくするシーンは、緊張感がうまく出ていた気がします。というか、彼女のあの目だけで、彼女の雰囲気がいつも(というか前回?)と違うこと、その目がその場で何らかの効果を発揮していること、士郎もそれに何かを感じていること、などがうまく表現されていたように思うのですが、どうでしょう?

 しかし、今回イリヤはいろいろと喋ってくれました。「十年間待った」なんて台詞はかなり意味深な気がしたのですが、これはそのうち語られるのでしょうか。それから、前回は逃げただけで終わった慎二の末路も語られました。原作どおりに考えるなら、又、原作を知らなくても、前回あのビルの中にイリヤが潜んでいたことに気づいていた人なら、おそらくそうであろうと考えていた彼の結末ですが……何にしてもこれで、彼のリタイアが確定ですね。アニメ版ではひょっとして生きていて何か別の結末が、なんてこともちらりと考えましたが、そんなことはなかったようです。

 

◇次回「理想の果て」

 

 何だこの意味深なタイトルは、と見た瞬間に思ってしまいました(笑)。理想の果て、って、何だかネガティブなものを感じてしまうのですが、どうなのでしょう? そして、その「理想」とは誰のものを指すのか。士郎、セイバー、アーチャーあたりを連想しますが(士郎は最初から理想を語っている主人公だし、後者二人はかつて理想のために駆けたであろう英霊なので)、もしも士郎やアーチャー関係だった場合、凛ルートの話も絡んでくるのか、という期待をしてしまうのですが(笑)。

Fate/stay night 12話「空を裂く」感想5


Fate/stay night 1 [初回限定版]/アニメ

◇今回のあらすじ

 「ライダーの宝具の力により慎二を逃がしてしまった士郎たちは、慎二の性格を考えればこのまま収まるはずがない、とこれ以上の被害が出る前に不調を押して探索に出る。しかし探索ははかどらず、士郎の限界を見て取ったセイバーは無理矢理にでも彼を休ませる。だが、そこは士郎にとっては因縁のある場所。彼は過去を夢に見、そして十年前をセイバーに語る。それを聞き、セイバーは士郎という人間の在り方に危惧を覚え、それを指摘する。

 探索を再開し、やがて二人はライダーに辿り着く。戦闘を開始するサーヴァント二人だが、セイバーは足場の悪さから本来の力を発揮できず、ついにはライダーに宝具を使わせてしまう。それは生半可な魔術には絶対無敵を誇るセイバーにとって最も相性の悪いもの。それでも策を練るセイバーだが、士郎がその場に駆けつけたことで目論見は狂い、慎二の命令により止めを刺すべくライダーの宝具の力が解放される。それに対抗するため、セイバーも自身の宝具を解き放つ。圧倒的なその力でライダーを倒したセイバー。しかし、全てが終わった後、彼女は力尽きて倒れてしまったのだった。」

 

 というわけで、今回から「Fate/stay night」の感想を書くことにしました。実を言うと、「Fate」は以前感想を書いていた「リリカルなのはA’s」の後釜として感想を書こうかと思っていた作品だったりします。ただ、放送開始当時、卒論で忙しくて一月の新番組チェックまでする余裕がなく、その後も何だかんだで録り溜めた分を視聴するのを先延ばしにしていたため、断念していた作品でもありました。が、一度一話目を観てしまえば、あとはもう雪崩のように録り溜めた分を時間の許す限り視聴し、その後、アニメが先に始まってしまったのでアニメが終了してからやろうかな、と思っていた原作ゲームを睡眠時間削ってまでやっていたりなんかしたわけで……そして、今回のセイバーの宝具初披露に最高潮に燃えたため、勢いで感想を書くことを決定しました(笑)。とはいえ、これから新番組が続々と始まっていくわけで、「Fate」以上に感想を書きたくもあり書きやすくもあり、な作品が出てきた場合、どうなるか分からないのですが……。 

尚、今回から感想を書く形式を一部変更し、最初にあらすじを加えてみました。

 

◇ゲームとアニメ

 

 病室でお代わりを要求する藤ねえ、夜の街を彷徨う慎二、闇の中に佇む二つの影、セイバーとライダーの戦いを見つめる凛と桜。アニメになったことで楽しいと思うのは、こうした原作ゲームでは一人称視点のために見られない場面を見られることだったりします。ゲームでもそうしたシーンがないわけではないですが、やはりこういうものとは別物なので。

 

 原作ゲームは現在凛ルートまでクリア済みなのですが、今のところ、アニメ版「Fate」も特に大きな不満はなく、楽しんで見ています。戦闘シーンに関して言われているのを見たことはありますが、私は特に気になったところはありませんし。少し引っ掛かるところがあるとすれば、士郎の声を聞いていて時折「BLEACH」の石田君を思い出すことと(笑)、ゲームと違って選択肢が存在しないため、自分がプレイしたときより士郎の行動に葛藤やら何やらがないように感じてしまうことでしょうか? まあ、このあたりは大したことじゃありませんけどね。アニメ化の最大の利点は動く彼らが見られることだと思っているので、多少モノローグが少なくて心情が分かりづらくなってもそれは仕方のないことだと思いますし(というか、文章ほどの詳細さを求めるのがそもそも無理)。ただ、どうもアニメはセイバールートっぽいなぁ、というのが、複雑なところではありますが、凛ルートTRUE ENDが今のところ一番好きな凛&アーチャー好きな人間の戯言なので、それこそどうでもいいことなのですが。考えてみれば、セイバールートって、アニメでやるのにはもってこいの見せ場、沢山ありますからね。前回の初の令呪使用とか、今回のセイバーの宝具解放とか……そして予告から見るに今後はあのシーンも……。

 ……と、前置きが長くなってしまいました。そろそろ本編の感想にいきますね。

 

◇衛宮士郎の原点

 

 十年前の大火事の現場である公園を訪れたことをきっかけに、士郎がセイバーに自分の過去を語りました。あのとき一人だけ助けられたこと、その後衛宮切嗣の養子となったこと。あの大火事は前回の聖杯戦争が原因で、そんな自分が今回の聖杯戦争の参加者になったことを皮肉る士郎に、セイバーが士郎という人間の本質をズバリと指摘しました。みんなを救うことを目指す士郎だけど、その中に彼自身は勘定に入っていないことを。

個人的には、静かに熱い場面でした。主人公が掲げるものの、その欠点というか隙間というか、そうしたものを突くというのは、その後それがどう影響されていくのかが楽しみになるものです。まして、それが実際にどうなっていくのか、それを言ったセイバー自身はどうなのか、原作を脳裏に浮かべつつ聞いていると、余計に楽しくなります。

 

◇約束された勝利の剣

 

 今回の最大の見せ場は、やはりセイバーvsライダー戦でしょう。ライダーがその宝具の全容を見せた瞬間も凄まじかったですが、やはりセイバーの宝具解放の瞬間は燃えました。派手な宝具のため人目のつかない場所を選んだ、というライダーに、それはこちらも同じと、今までは見えなかった剣の力を解放し、その場に溢れる黄金の光。その剣が姿を現すまでの時間、じれったくもあったけど、それ以上にドキドキしながら画面を見つめていました。その後の展開が分かっていても燃える、というのは素晴らしいです。これだけで感想を書きたくなり、これだけで星五つの評価をあげてもいいと思うくらい、燃えに燃えた場面でした。つくづく、折り返し地点を飾るには相応しいものがきたものと思います。

 しかし、これで原作を知らない人にも、ほぼセイバーの正体は分かりましたね。おそらく大半の人は女性の英雄を予想しており、実際私も、女性ということとセイバーの雰囲気から、その正体を知るまではジャンヌ・ダルクとかを思い浮かべていたので、非常に驚いたのではないかと思います。まさかエクスカリバーを知らないという人は、ほとんどいないと思いますし。初めてその正体を知ったときは、その斬新な解釈に驚いたものですが、これはこれで面白いと思います。

 

 一つだけ気になったのは、間桐の屋敷を見上げる凛と、新都に走った光を見つめて何かを呟いていた桜。桜ルートは未プレイなので、彼女がどう関わってくるのかは知らないのですが……アニメではそもそも彼女は関わってくるのでしょうか? あのシーンは、予備知識なしでも、「あれ? 実は桜ってライダーと何か関係あり?」とか思ってしまうところですが、はてさて。というか、ライダーが正体不明のままリタイアしてしまいましたが、アニメとしてはその辺は明かさない方向なのですかね。実は原作プレイ済みの方の感想を見てしまったので、それについては何となく分かってしまったのですが……(ライダーの正体が分かる瞬間を楽しみにしていたので、それに関しては失敗でした……)。どうでもいいですが、隠れていた目が露になったライダーは、予想どおりの美人さんでした(笑)。

 

◇次回「冬の城」

 

 次回予告を見るに、やっぱりセイバールートで確定かなぁ、と思いつつ、次回は久々にイリヤの出番のようです。今回でライダーのマスターを倒したわけで、そうなると今度はバーサーカーのマスターか、という展開ですが、この最強の敵をどうやって倒すのか。それ以前に、今回倒れてしまったセイバーを回復させるための手段が個人的には気になるのですが、どうなるのでしょう。そして、最近セイバーと出番の比率が逆転しつつある凛がどうなるのか(笑)。次回も楽しみに待ちたいと思います。

Archives
Categories
最新トラックバック
プロフィール

祥雲

Amazon
Recommend


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume04

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume05

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume06

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume07

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume08


感想

Blu-ray版はこちら→
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume04 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume05 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume06 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume07 (Blu-ray Disc)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume08 (Blu-ray Disc)




ef - a tale of melodies. 1

ef - a tale of melodies. 1(初回限定版)

ef - a tale of melodies. 2

ef - a tale of melodies. 3

ef - a tale of melodies. 4

ef - a tale of melodies. 5

ef - a tale of melodies. 6


感想

Blu-ray版はこちら→
ef -a tale of melodies.Blu-Ray 1

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 1(初回限定版)

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 2

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 3

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 4

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 5

ef -a tale of melodies.Blu-Ray 6


主題歌・OST→
「ebullient future」ELISA
「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
ef - a tale of melodies.ORIGINAL SOUNDTRACK ~elegia~



ef a tale of memories. Blu-ray BOX (初回限定生産)
  • ライブドアブログ