翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

ARIA The ORIGINATION

ARIA The ORIGINATION #2「その 笑顔のお客さまは…」 感想4


ARIA The ANIMATION Navigation.1

<今回のあらすじ>

 「ある日、灯里は久しぶりに観光案内の指名を受ける。何故プリマであるアリシアでな

くシングルの自分が、という疑問を抱きながらも、灯里は最高の時間を提供するために

夜遅くまで掛かって準備する。

 

 当日、予約客であるアマランタがARIAカンパニーを訪れ、アリシアも同乗した上で灯

里は観光案内を開始する。案内場所は任せるというアマランタの言葉に、灯里は自分の

知っている、普通の観光名所とは違った素敵な場所を案内するが、その先々でアマラン

タは既にその場所を知っている様子を見せる。最後のとっておきの場所さえもアマランタ

は灯里以上の素敵な場所を知っており、そんな彼女に灯里は、今日案内した場所は彼

女が既に知っている場所ばかりであり、それ故に楽しめなかったのではないかと問いか

ける。しかし、アマランタは首を横に振り、自分の中には今日一日の楽しい思い出が沢山

詰まっていると答える。

 

 灯里のことが心配でこっそり後をつけていた藍華とアリスと合流し、帰路を辿りながら、

アマランタは三人に語る。自分のようにシングルのゴンドラに乗るのが好きな人は他にも

いること、シングルのゴンドラも条件付きで乗れるのは理由があること。それは、未来の

プリマをみんなで育てるためのものだった。アリシアたち三大妖精もまたシングル時代に

アマランタを乗せたことがあり、そのどれもが楽しい思い出だと語る彼女に、灯里は自分

がいつかプリマになったとき、再び案内させてもらえないかと申し出るのだった」

 

 シングルの灯里を指名、という時点で何かありそうだな〜、とは思うわけですが、この時点ではまだ「今まで灯里と接した誰かの知り合いかな」と思う程度でした。つまりは、誰それから話を聞いて自分も灯里に会ってみたいと思った人かな、と。しかし、どうもアリシアさんと顔見知りっぽいのが分かったところで、そういう類の人ではないなと思い、灯里の案内した場所を既に知っていたことで、やはり何か理由があっての指名と確信。アリシアさんとの様子を見ていると、過去にアリシアさんのお客さんだった人という可能性が浮かびましたが、それ以上は分からないまま。アマランタを知っているらしいアリシアさんがにこにこしているし、何より「ARIA」という物語を考えれば、藍華の言うような嫌がらせの客や、アリスの言うような抜き打ち監査ではないと思いましたが、では何を目的としているのかは分からないまま。そこに悪意がないであろうことだけは確信していましたが……。

 

 案内した先々で、灯里が紹介した以上の素敵なものを紹介してくれるアマランタには、当然灯里も彼女が既にそこを知っていることに気づいていて、それはつまり、彼女は灯里が想定していたほど楽しめていないのではないか、という疑問に繋がり、遂に灯里はそれを本人に尋ねてみることに。ここの答えは灯里だけでなく、見ていた私としても気になっていたものですが、アマランタの返した答え……というか、答えと、それに続く種明かしは、聞いていてこちらも温かい気持ちになるものでした。“シングルのゴンドラにプリマより安い値段で乗れる制度ができたのは、街のみんなで次代を担うプリマを育てるため”。要するに、未熟なウンディーネのタマゴたちを、その先輩たちだけでなく、地域全体でその成長を助け、同時に見守って行く、ということですよね。観光案内という地域の人とも関係のある仕事だから、というのもあるかもしれませんが、こんなふうにみんなで見守り一人前になる日まで育てていこうというのはいいなぁと思ってしまいました。アリシアさんたちのような素敵なプリマがいるのも、そうした環境にいたからこそと思うと納得です。現実でもこんなふうだったらいいのかなぁ、なんてことを思ったりもするものの、ネオ・ヴェネチアのようにゆったりとした時間が流れる場所だからこそという気もしますし、何より、灯里たちのように見守られる側の者たちがそれに応えるだけのものを、きちんと努力してその成果を出すからこそ続いているのだとも思います。

 

 今までは主に灯里を通して見えていたネオ・ヴェネチアの魅力は、灯里だからこそ見えるものだけではなく、そこに住む人たちもまた同じようにその素敵なものを作っているからこそ生まれるものだと再確認できたエピソードでした。

新番組感想 ARIA The ORIGINATION」#1 その やがて訪れる春の風に… 感想5


ARIA (1) (BLADE COMICS)

 関東地方なんかでは既にいろいろ放送が始まっているようですが、東海地方でも今日から新番組の放送が始まりました。というわけで、その新番組感想第一弾は「ARIA The ORIGINATION」です。

 既に第一期・第二期の実績があり、10〜12月のハルフィルムメーカー作のアニメの出来がかなり良かったこともあって、この一月から始まるアニメの中では一番楽しみ&安心していた作品です。勿論、私が原作ファンであるのもありますけど。

 

 そんな感じで視聴した第一話は、その期待を裏切らないものでした。むしろ、再びこの世界に帰ってきたんだなぁと懐かしく思えてしまうくらいです。更に今回は、こういうアニメだと分かっていながら、今までで一番見ていて癒されてしまったかもしれません。何せ今年のお正月は、年末からずっと連続出勤&残業で、世間的な仕事始めが今年初の休日でそもそも今年お正月なんてあったっけ?とか思ってしまうくらい感覚がマヒしていたもので(正直なところ、今でも年が明けた実感はカケラもないです)。しかもそれを乗り越えられたのは、連続出勤明け…はさすがに体力的にも精神的にもきついので、その翌週の休みに名古屋に行って冬コミの新刊とか見てくるぞ〜、と思っていたからこそだというのに、一月のシフトを見たら、自分の健康を考えるとそれは中止あるいは順延にしたほうが良いのでは?という日程になっていて、支えの一つであった楽しみが無理かもしれない、とヘコんでいたところだったので、尚更あの空間に癒されました。おかげでそこそこ気持ちが浮上してきましたよ。……って、何か新年早々愚痴になってるか、もしかして……(汗)?

 

 内容に関しては、この三期はオリジナルが増えるようなことをどこかで見たような気がしますし、実際この第一話はオリジナルだったと思うのですが、それでも違和感を覚えさせないのはさすがです。一期・二期があったからこそ、アニメはアニメで一つの「ARIA」の世界を構築しているのだろうなぁ、と。実を言うと、アリシアさんとアリスちゃんの声に若干違和感はあったのですが(何だか二人とも記憶に残っているものよりちょっと高くなっていたような気がしたので)、話が進んでいくにつれてそれもなくなってきたので、第一話のラストではもう完全に「ARIA」の世界に戻った感じです。第一話ということで、主要キャラクターもそのほとんどが顔を見せ、特に先輩・後輩の間で交わされた会話は、多少厳しいものも混じりながらも、灯里たちと一緒に先輩方に励まされたような気もしたものでした。

 あと、少し気になったのは、プリマに関することがちらほらと語られていたこと。原作もそろそろ最終回を迎えそうな雰囲気ですし、この三期はそれに合わせてくるのかなぁ、と。ウンディーネの卵として奮闘してきた物語の終着点としては、そうなることはとても綺麗なものと思いますし。

とはいえ、実際のところどうなるかは終わってみるまで分からないので、取り敢えずはそんなことは気にせず、まずはこの世界を楽しみつつ癒されていようと思います。

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主題歌・OST→
「ebullient future」ELISA
「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
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