翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

11eyes

11eyes #12(終)「闇夜の暁」感想4

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「DTB」を始め、こちらではCBCで週後半に放送しているアニメが23日(水曜深夜)から軒並み放送休止であることを他の感想で書きましたが、半ば以上予想していたとおり、テレビ欄を見たら再放送(ドラマ&バラエティ)で潰してくれていました。目線をちょっとずらせば、当たり前のようにアニメを放送してくれるテレビ愛知、メ〜テレ、中京テレビが目に入るわけで(しかもテレビ愛知は30日も放送するっぽい!?)、CBCの番組編成考えている奴にちょっとは見習えと言いたくなるところです。本放送より再放送のほうが需要があるのだとしたら、その時点で問題ありまくなり気もしますけど。

 

そんなわけで、中京テレビにて最終回が放送された「11eyes」。クリスマス・イヴだからか久々に遅くまで仕事していたためにすっかり遅くなりましたが、最終回感想です。

 

 

まさかの夢オチならぬ未来視オチ(?)とは……前回のバッドエンドからどうひっくり返してくるのかと思いましたが、これには驚きました。確かにこれなら前回で生じた、どう足掻いてもすっきりとしたハッピーエンドにはならなくなってしまった諸々の問題がなかったことになりますが、まさかこんな手で来るとは。

しかも、場合によってはそういうオチは興醒めになってしまうものの、前回であんなバッドエンドを見せられたためか、その比較で最終回がそこそこ良い展開で進んでいったように見えてしまったのは不覚なのか制作陣にとっては狙い通りなのかと思ってしまうところです。

 

前回の感想で長々と書いていたように、駆がゆかを裏切って美鈴と関係を持ったのが個人的には最大の問題点だったのですが(その行為自体も、そのことでぐっと下がった私個人のキャラへの好感度も)、他の人の感想を読んでいたら、あれは要は「ゆかではなく世界を選んだ」のだというのを見かけて、何となく納得し、ますますゆかを含めてのハッピーエンドという展開が思い浮かばなくなったものでした。しかし、今回リーゼロッテ復活直後に時間が巻き戻り、選択のやり直しが行われたことで、ハッピーエンドを迎えるためには何が必要だったのかが逆に浮き彫りになっていたような気がします。

 

ゆかを切り捨てた場合に訪れたのは世界の滅亡だった。

では逆に、“虚無の欠片”の足りない今、奈落堕としに不可欠なアイオンの眼を消滅させる、即ち駆自身を殺すという選択肢はと言えば(眼を潰すだけじゃ駄目なのか?というツッコミはあるのですが)、実現すればおそらく世界は救われただろうけれど、残された人々にとっては何の意味もない結果になったと思われる。

 

だからこそ、選ぶのは、駆自身もゆかも切り捨てない、二人でこれからも生きていく世界の未来という選択肢。

 

……まあ、それでも犠牲が全くないなんてことはなく、駆・ゆか・美鈴の三人だけのハッピーエンドという気はしなくもないけど(一応、操も精神的には救われたのかな、という気はしますが)、世界は終わらず、彼らだけでも彼らなりの幸せな未来を摑み取れたのなら、十話までの展開から得られるものの中では一番良い結末だったのかな、とは思います。

 

個人的には、一応ある程度の種明かしはされつつも詳しいことはうやむやだった、第一話冒頭の駆の姉の死の真相が明かされただけでもちょっと満足ですかね。実際にはアブラクサスとはいえ、最終回でようやく菊理が長々と喋っているのが聞けたのも嬉しかったですし。

操やヴェラードの変心も、途中経過がすっ飛ばされた感があるので唐突感を感じないでもないですが(特にヴェラード)、最後の最後に操と美鈴の共闘が見られたのも良かったかな、と思いますし。駆が走馬灯(?)で過去の自分とゆかを思い出したことにより、駆にとってのゆか、ゆかにとっての駆がどんな存在だったのかが見えてきて、互いを想い合い、寄り添う二人の姿をわだかまりなく見られたのも、個人的には一安心なところでしたしね(笑)。

EDでキャスト表記があったので、雪子と賢久をどう復活させてくるのかと思ったら、操が帰してくれたのはゆかの世界ではない別の平行世界だったということで、そういうことならまあアリなのかなぁ……と。いろいろ複雑に思うところはあるものの、二人が楽しそうにしている姿を見られたのは嬉しかったですからね。さすがに菊理と栞まで復活ということはなかったことで、ご都合主義感は薄かったですし。

 

そんな感じで、途中いろいろとツッコミどころはあったものの、一応謎関連は明かされ、そこそこ良い感じの最終回となったのかなぁ、と思います。

途中の感想でも何度か書いていたとおり、テンポが良すぎて端折られていることが分かってしまう展開ではあったので、そこがもっとじっくり描かれていたらなぁと思うところもありますが、1クールだと仕方ないですかね。そういう意味では、ゲームのほうに手を出すかどうかを悩むところというか、別主人公の物語が気になっているのもあるので、PSPということもあってかなり買うほうに気持ちが傾きつつはあるのですが、財布と相談すると微妙になってくるという(笑)。

まあ、ともかく。好きなキャラが退場し始めてからは微妙に視聴モチベーションが下がり始めたりなんかもしましたが、最終回はまあ良かったかなーと思いますし、何だかんだで楽しめたかと思います。

 

 

11eyes #11「滅亡という選択」感想3

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展開的には面白いと思える部分もいろいろあるのですが、駆と美鈴のことがどうにも足を引っ張ってもやもやとしてしまった十一話でした。

 

えー……取り敢えず、駆の姉の自殺は、真実を知った彼女が「虚無の欠片」を消すためにやった、ということでいいのですかね。平行世界云々とか駆が生き残っていることとか考えると、微妙に疑問点も出てくるのですが(それでも回収してくれただけマシなのかな?)。そして、いきなり守護天使とか言われてもさっぱりだったのですが……まあ、賢久の炎や雪子の不死のようなものと思っておけばいいのですかね。

 

実はリーゼロッテと似た者同士だった操とか、仲間を巻き込んでも目的を遂行するアワリティアとか(でもやっぱり敵わなくて返り討ちに遭ったとか)、本体が死んでも力を貸してくれた菊理とか、敢えて“赤い夜”に踏み止まって戦うことを選んだ栞とか、(掘り下げが少ないから感情移入できるかといえば微妙なところではあるものの)、ラスト前バトルとして見るならそれぞれ見せ場が用意されていたわけで、そういうところはベタながらも……というかベタだからこそ面白いとも思えたわけなのですが、その間に反撃を用意している残り二人のその方法が冷や汗ものなのが本当に困ったところでした。XBOXで出ていたりPSPで発売予定があったりするので原作が18禁ゲームだとは思っていなかったのですけど、実はPC版ってそうなのですかね(汗)?

 

まあ、そんなのはどうでもいいとしても。そこに至るまでの二人の会話を聞いていて、もうこれ全滅エンドでもいいような気がしてきてしまいました。今回ラストのゆかの「そして二人は幸せに暮らしました」で終わっていても、それはそれで綺麗なエンディングだったんじゃない?という感じで。最初からバッドエンドの物語だったと思えば、あれはあれで問題ない気がしますし。

だってねぇ……美鈴の言い分は完全に寝取る側の女のものでしかないし、それに流される駆はどうなの……と。いくら好きな女の子を助けるためと言っても、それは踏み越えちゃいけない一線というか、手段のために目的を見失っているというか……こっちとしては、それでゆかを助けられたとしてもどうなのよ、と思ってしまうわけで。ゆかを助けるためにゆかを裏切るって訳分かんないですよ。リーゼロッテに乗っ取られたゆかが駆を刺したとき、それがゆか自身の意志であったとしても正当なものに思えてしまいましたからね。

 

リーゼロッテがいきなりゆかを攻撃したのは、愛する人がいればそれだけでいいという世界を求める願いが同じだったから、それを叶えるためにゆかの欠片の力が必要だったからそれだけ貰ってゆか自身の意識(?)は残しておいて、そのためにゆかを使って駆を刺すことはしたけれども、それ以外は言葉通り願いを叶えた、といったところでしょうか。駆を刺すそのときこそゆかは拒絶の意志を示したけれど、最終的には彼女の願いは叶えられた感じでしたし。

そんなこんなで、二人の裏切りが全く意味を成さないまま、リーゼロッテがアイオンの眼を手に入れて世界滅亡へとまっしぐらに物語が進むことになってしまったわけですが、今回ラストの展開を見ると、駆がゆかを説得してリーゼロッテを倒して終わる感じですかねぇ。ここまで来た以上、そうなったとしても駆とゆかのみが生存するエンドしか浮かばないわけですが(安易に他のメンバー復活したらご都合主義過ぎますし)、それすらもよっぽどうまく見せてくれないと興醒めしそうなのが怖いところです。今更駆が正論でゆかを説得したところで白々しく聞こえるだけでしょうし……。

 

◇次回「闇夜の暁」

展開的にもサブタイトル的にも、次回が最終回ですかね。この物語を一体どういう形で畳んでくれるのか、ある意味楽しみではあります。

 

 

11eyes #10「魔女覚醒」感想3

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好きなキャラ……というか、もっとエピソードを見たいと思っていたキャラから脱落していってしまうのはどうなんだろうなぁ……と思ってしまった第十話。

前回で賢久、今回は雪子と菊理と、次々と退場するキャラが出てきております。そのあまりにあっさりとした退場っぷりには、使い捨てにされているようにさえ思えてしまいそうになって困るところです(汗)。しかも、ストーリー自体のテンポも速いので、何だか尺が足りなくなって慌ててまとめ始めたような印象を受けてしまう瞬間もありますし……。

 

今回は冒頭から、栞による”赤い夜“と”欠片“たちの種明かしが。これまで少しずつ語られてきたヴェラードとリーゼロッテの物語、それが全ての元凶で。ヴェラード亡き後、彼の望みを叶えようと奈落堕としで世界を滅ぼそうとしたリーゼロッテを封じたのが”赤い夜“の世界であり、その封印を成したのが黒騎士たちであり、封じられた魔女がリゼット。

そして、魔女が力を取り戻すために必要なのが七つの”欠片“。その”欠片“は封印の際に七つの平行世界に分散されていたものが、あるとき一つの世界に集まってしまった、と。……第一話の冒頭で描かれた駆の姉の行動が、その辺に関わりがあるんですかねぇ。というか、そうでもないと、もう絡みようがないような気がしてしまうのですが。

 

それと一つ気になるのが、”欠片“は別の平行世界にそれぞれ存在していたというのなら、その第一話に出てきたゆかって、もしかして今のゆかとは違うのでしょうか? いや、それを言ったら、あの場で明らかに異質な力を持っていたのは駆の姉なので(?)、駆も怪しくなりますが。

それとも、二人ともが姉に関する記憶を有し、そこから先の過去もまっすぐに繋がっているのなら、あれは”欠片“が一つの世界に集まった後の出来事なのでしょうか? だとしたら、それはそれで駆の姉が鍵を握っていそうな気もしてしまいますが……菊理はゆかの創り出した虚構の存在だったようですし(その点では、意味ありげに登場しつつも大して深く掘り下げられないまま退場となったのはある意味納得なのですが)、あれも意味ありげに見えて実はそうでもなかったシーンなのか、それとも残り数話で何かどんでん返し(あるいは種明かし)があるのか……。個人的には後者を期待したいところですけど、どうですかねぇ……。

……というか、一つ嫌な可能性に思い至ってしまいましたが、菊理がゆかの創り出した存在だったというのなら、駆も実は……なんてことはないですよね(汗)。姉と一緒に駆もあのとき死んでいて、だけどそれをゆかが……みたいな。

 

今回、栞が語るリーゼロッテと対応させるように描かれていたと思われるゆか。リーゼロッテ=リゼットと明かされ、実際にリゼットがそうして目覚めたのを見ると、ゆかは魔女とは無関係のようにも見えますが、わざわざそんなふうに描かれていたのと、怖いくらいのゆかのヤンデレぶりと、リーゼロッテ覚醒の手助けをした点を考えると、ゆかをただの“欠片”として片付けるのは無理があるような気がしてきます。そもそも、あの世界がゆかの世界である、という時点で、何かありそうだと思ってしまいますし。“欠片”が集うことになった理由はゆかにある?なんてのは真っ先に浮かぶところですし、ゆかとリゼット(リーゼロッテ)の間には、駆たちの知らない何かがあったのか、なんて疑いも出てきますし。それに、そんな存在が、リーゼロッテがかつて愛したヴェラードと同じ瞳を持つ存在の側に寄り添っているというのも、こうなると引っ掛かってしまいます。

取り敢えず、今回はリーゼロッテが覚醒したところで終わりましたし、そこのところが実際どうなっているのかは、次回を待つところですかね。

 

◇次回「滅亡という選択」

物語開始時に好きだった駆とゆかの関係が変質し(三角関係が泥沼化してきたとも言うかも)、物語の種明かしは(取り敢えず)終わり、好きなキャラは次々と退場して、ハッピーエンドで終われるとはとても思えない状況になってきた以上、微妙に視聴意欲が下がりつつもあるのですが、ラストの魔女覚醒でちょっと面白くなってきたかなぁ、とも。サブタイトルからすると、リーゼロッテは封印される前の願いを叶えようと動きそうではありますが、どちらにしても、魔女が目覚めたことでそれぞれがどうなるのか、その辺りは楽しみです。

 

 

11eyes #09「壊れた絆」感想3

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美鈴と賢久。戦闘能力的にも精神的にも支柱的存在だった二人を真っ先に折ってきたスペルヴィアのやり方は、これから一層協力して敵に当たらねばならない駆たちの連携を崩すという意味では、最も効果的なやり方だった……ということでしょうか。

その代わりに、実は敵ではなかった栞が味方につきそうですが、どちらかというと解説役として合流したっぽい彼女(そもそも欠片ではないでしょうし))が“赤い夜”での戦いでどこまで“仲間”として役に立つかは未知数かと。一応、黒騎士を一人で倒せる程度の力は持っていそうですが、それでもスペルヴィア相手は無理と思われますし。

 

前回のラストでほぼ無理だろうとは思いつつも、それでも死亡確認はまだなので生きている可能性が全くないわけでは……と思っていた彩子でしたが、やはり死亡確定のようで。そんな彼女の死を目の当たりにして賢久が暴走するところまでは予想できましたが、その果てに雪子に討たれることになるとまでは思いませんでした。彩子に拾われる前の賢久に関しては、今回彼が語ったことしか明らかになっていないため、その力が何なのかとか破壊衝動とかはよく分かりませんが、彩子の死が引き金を引いてしまったようで、現実世界の町を破壊しまくる結果に。

炎に包まれた町と泣きじゃくる子供の光景には、雪子にとっては故国を思い出させるものなんじゃないかと思うと、そんな中を駆け抜けて賢久を探す彼女の姿に悲しいものを感じずにはいられませんでしたが、その先に待っていたのは、たぶんそんなものの比ではない悲しみで。できれば、そういう直接的なものでなく、彩子のような存在に雪子がなれることを期待していたのですが、まだそこまでの存在にはなれていなかったようで。二重の意味で悲しい結末になってしまったような気がします。

 

……とはいえ、これがアニメということを考えると、直接的な死亡描写がない=実は死んでいないor後に復活する、なんて可能性を考えてしまうのですが、賢久の場合はどうなのでしょうね……。

何となく、“赤い夜”を終わらせるためには、タイトルどおりの十一個の瞳が揃っていないと駄目なんじゃないかと思っていましたが、そういうわけではないのでしょうか。だとすると、この後も他のメンバーが脱落する可能性が出てきてしまうし、それで誰か特定の人間だけが残って全てが終わってもとてもハッピーエンドどは言えないような……そう考えると、ゆかが言っていた「二人は幸せに暮らしました」という童話などの終わり方って実は歪なもののようにも思えてきてしまうのですが。

後は単純に、絆が壊れてしまったからこそ、修復される展開を望んでしまうのがある、というのがありますが……。もしもこれで賢久が黒騎士として復活するようなことがあったら、現在の黒騎士たちのことが少し分かるかも、なんて思惑もありつつ、暫くはその辺も含めて見守りたいところです。

 

それとは別に、ゆかさんが怖いです(汗)。栞も早速ゆかの態度に不審を覚えていましたが、いよいよ精神的にヤバイところに来ている感じです。彼女の中ではもう本当に自分と駆しか存在していないようで、駆さえ無事なら後はどうでもいいと、援護にも行かず、戦闘の余波が襲ってきても笑顔で駆との話をし続ける……楽しそうな分、見ているこちらに冷たい汗が流れそうです。

スペルヴィアとの戦闘が終わった後も、美鈴が打ちひしがれている横で楽しそうにしているゆかは、「これで駆君を守れるのは私だけ♪」とか考えていそうで、スペルヴィアが手を出すまでもなく、彼らの絆はもうとっくに相当やばいレベルになっていたことを感じさせるというか。……これからどんどんみんなも壊れていくのか、それとも残ったメンバーだけでも修復することができるのか。どちらにしても、ゆかの進退が鍵になりそうな気がします。

 

そして、細々とはいえ、裏で密かに進行している菊理のエピソード。今回は栞に「何故存在しているのか」みたいなことを聞かれていましたが……場面が同時進行しているので、美鈴への援護が遅れたのはわざとなのか、時間軸的には相応なのかが分からないところもまた謎を煽るところで。というか、そんなことを尋ねるということは、栞は菊理について何か知っているということなのか、この辺もまだまだ目が離せません。

 

◇次回「魔女覚醒」

リゼットやリーゼロッテなど、既に魔女に該当するキャラは出てきているわけですが、わざわざ「覚醒」と付くところに、次回でゆかが魔女として目覚めたらどうしようと不安になるところです。そもそも、よく似ているようには見えるものの、リゼットとリーゼロッテが同一人物という話はありませんし、実はゆかが……なんて可能性も否定できないものが。駆がアイオンの眼を持っている、というのもありますし。

とはいえ、ストーリー的には大きな進展がありそうなタイトルなので、物語がどう動くのかは楽しみです。

 

 

11eyes #08「逢魔が時」感想3

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表面的には和やかだった分、見え隠れする不穏な気配にハラハラしながら見ていたのですが、最後になっていろいろと畳み掛けてきた感じです。

どうやら第三勢力だったっぽい百野さんがようやく動き出したのも気になるところですが、ダビングする際うっかりちらりと見てしまっていたとはいえ、ラストの彩子先生の惨状はかなりショッキングなものでした(何故にわざわざあんな格好で……というのも含めて(汗))。

 

以前のゆかの誤解、美鈴は何となくその理由を察しているんじゃないかと思っていたのですが、そんなことはなかったようで、今回更に誤解させるような展開が(汗)。視聴者としては、美鈴が片肌脱いだ時点からゆかが目撃するというオチはもう見えてしまっていたわけですが、それだけに何で駆と美鈴はわざわざ誤解させるような方向に話を持っていくかなーと思ってしまうところ。

……いやまあ、本人たちにはその手の意識が一切ないからだ、というのは分かっていますけどね。今回も、肌を露にした美鈴を見ても、駆は赤面するどころかかけらも動揺していなかったわけですし。

とはいえ、前回のはさすがにゆかが早とちりし過ぎじゃないかと思う部分もあったものの、今回ばっかりは誤解しても仕方ないかと。治療という名目もないですし、よろけて抱き合ったように見えた前回と違い、今回のは自発的な行動ですし。それに、あの後理由を説明したとも思えないし、今更したところでゆかの耳には届かないでしょうしねぇ。そもそも、そうしたことに詳しくない人間にとっては、何でそうする必要があるの?って感じでしょうし。血を飲ませる必要があるにしても、それだけだったら直接舐めなくても、皿か何かに一滴垂らせばいい話ですから。

 

そんな感じで駆・ゆか・美鈴の三角関係がどんどんやばい方向に向かっているため、余計に雪子と賢久のやりとりには和むものがあるのですが、今回ばかりはもう端から彩子先生が標的になるぞという予兆がこれでもかと散りばめられていたので、和む反面それが壊れるときが怖くて仕方なかったです。しかも、それでもせいぜいこれ見よがしに人質に取るとか、目の前で殺して無力さを痛感させるとかそんな手段に出るのかと思いきや、着いたときにはもう事が終わった後とは……。

いや、ひょっとしたらあれでもまだ生きているのかもしれませんが、次回予告を見た感じだと、最終的な末路は同じような……。日常サイドで死亡者が出るとは思っていなかったので、これはかなりショックです。そしてこうなると、駆たちの友人二人も決して安全とは言えなくなったような、重要度から言えば黒騎士に狙われる可能性は低いような……何とも微妙な感じになってきました。

 

とはいえ、そうしたこと以上に重要なのは、スペルビアが“赤い夜”でもないのにこちら側に来て活動しているということでしょうか。これは、その気になれば黒騎士たちはこちら側の世界に来られるということなのか、黒い月が地上に近づいていることで可能になったのか、それとも、スペルビア=草壁操だからなのか。

そもそも、スペルビア=操となると、何故そんなことになったのかということからして謎なのですが、わざわざこちら側へ来て、最初に標的となったのが賢久だったというのも気になるところ。

単に、六人の中で真っ先に(“赤い夜”関係者でない)大切な人の存在を知れたのが賢久だったから、という可能性もありますが、六人の現状を見ている側としては、一番精神的に堅固なところを崩しに来たようにも見えてしまうわけで。スペルビアがそこまで把握しているとも思えないのですけど、少なくともこれまで相対してきた中で、一番精神的に強いというか、その点で揺らぎがないのは賢久であることくらいは気づいていてもおかしくない気がしますし。美鈴とのやりとりなんかを考えても、一番何も考えずに(黒騎士たちの目的などよりもまず自分たちの生存優先という意味で)戦っているのは彼ですしね。

 

今回からとうとう本格的に動き出した百野さんの目的は、やはり駆……というか、アイオンの眼の持ち主にあるようで。いきなり攻撃してきたところを見ると、その抹殺が目的かと思うところですが、それが眼そのものなのか、駆を消せば目覚めてしまった悪魔とやらがどうにかなるということなのかは分からないところ。そもそも、悪魔が何を指すのかも不明ですし。

ただ、彼女がその台詞を吐いたことで、例のスケッチブック=菊理はミスリードだったということになりそうです。菊理には過去の記憶がないらしいことを考えると、あれはあれで菊理だった可能性も否定はできませんが、少なくとも彼女には覚えがないことのようですし、取り敢えず彼女自身が意識している部分では違うものとして良さそうなのかと。もっとも、そうなると、菊理に関する手掛かりがまた無くなってしまうことになりますが。そろそろ菊理関連が掘り下げられるのかと思ったらそんなこともなく、むしろ賢久&雪子のエピソードに移行した感じですし、やはりそれだけ菊理関連は核心に近いということなのですかねぇ……。

 

◇次回「壊れた絆」

本分中にも書いていたとおり、これまで一番泰然としていた賢久が彩子先生を喪ってしまってどうなるのか……。このままダークサイドに落ちないことを祈りたいところですが、今回でその大切さを再認識してしまった分、怖いところです。それを賢久に気づかせた雪子が側にいることが救いだと思いたいところですが……。

 

 

11eyes #07「歪んだ覚醒」感想3

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前回のゆかの誤解から、感想サイトを見ているとゆかがヤンデレ化するんじゃ……みたいな意見を見かけていましたが、本当にそんな展開になってきました。やはり今回のサブタイトル「歪んだ覚醒」とはゆかのことだった、ってことでしょうかね。

 

美鈴の説明によれば、ゆかの能力は敵味方区別なくの無効化能力。保健室から逃げたゆかのシーンで襲い来る敵がやられていたのも、雪子がゆかを探す途中で発見した敵も、その力で無力化された、ということなのでしょうね。

そして、今回の様子を見た感じだと、その能力はゆか自身も感情のままに使うだけでコントロールできていないようで。しかもその範囲は広く遠距離からの使用も可能となると、確かにこれは厄介そうな能力です。これでゆかの精神状態が正常ならばまだ手の打ちようがあるのかもしれませんが、今のゆかは駆を傷つけるもの、自分の邪魔になるものは残らず排除してしまいそうで、ある意味一番手の負えない存在と化してしまったかもしれません。

その発端となった誤解は、様々なことが重なってますます加速しているように見えましたが……そんな彼女の様子を見ていると、ゆかが早とちり過ぎるというよりも、元から彼女はそうした歪みを抱えていた、と考えたほうがしっくりくるような気がします。これまでは、駆の世界にはゆか(と亡き姉)しかいないに等しかったから顕在化していなかっただけで。そういえば、二人が孤児院育ちであることは語られていたものの、何故家族を亡くしたのかといった辺りは語られていないわけですが……案外その辺に、二人が“赤い夜”に飛ばされる理由があるのかもしれません。というか、あからさまに関係ありそうな姉の存在がある駆と違い、そうでもないとゆかが巻き込まれている理由が分からないですからね……。いや、一応ゆかは駆の姉が死んだところを目撃したというのはあるのですけど。

 

とにかくゆかがそんな状態なので、途中で切られた神社のシーンのその後が気になります。正直なところ、雪子の事情を聞いたゆかが彼女の話に心を動かされた様子だったのが、何に動かされたのかがよく分からなくて。むしろ、雪子に抱きついた後のゆかの様子を見ると、本当は何も感じていなかったのでは、なんて疑念も出てきてしまうというか。あるいは、雪子の言いたかったことを曲解したか。あのときのゆかには、CM明けに雪子を殺していてもおかしくない雰囲気を感じてしまいましたから……。

しかし、そんなことは起こらず、雪子は菊理と共に合流し、ゆかは屋上から援護(?)という展開に。雪子がその時点から戦闘モードだったので感情が読み取れないのに加え、何故ゆかが屋上に?という疑問があるため、ますますあの後何があったのかが気になってしまいます。結界に弾かれたナイフが駆に当たったところも、戦闘モードだからそんなことになっても気にした様子がなかったのか、それとも、あれは意図的にやったことだったのか、というのも気になるところですし……。

 

ゆか以外で気になったのは、前回菊理にやられた黒騎士の一人にとどめを刺した相手。はっきりとは語られませんでしたが、あのシルエットに該当するのは百野さんだけだし、今回は終始“赤い夜”で話が進行していたのにEDクレジットに名前があったのを見ると、これまでの話を合わせても、彼女で確定のような。ただ、そうなると、ますます彼女の立ち位置が分からないのですが。

そして、過去のドラスヴェニアと思われるシーンに出てきた魔女。彼女の顔立ちが百野さんを彷彿とさせるのも気になるところ。現在の赤い夜ではリゼットが魔女と呼ばれているわけですが、やはり二人には関係があるのか、実は同一存在だったりするのかなど、ああして出てきた以上、おそらくこれからそちらにも踏み込んでいくと思われるので、その辺が明らかになるときが楽しみです。

 

そして、今回のラストでは、ようやく駆が例のスケッチブックと菊理を結びつけて考えてくれたので、菊理関連のエピソードも進みそうな気配を見せてきました。個人的には彼女の存在が一番気になっているところなので、次回で早速進めてくれると嬉しいのですが。

 

他にも、スペルディア(?)が美鈴と関係がありそうだったり、物語の裏側では雪子と賢久のラブストーリーも進行してそうだったりと、そろそろラストに向けていろいろ明かされ始めそうなのは楽しみなところです。

個人的には、今は駆とゆかの関係が不安定なこともあり、雪子と賢久関連の話をもっと見たいなぁとか思ってしまいますが……、あ、でも、もしも上記したように、神社でゆかと雪子の間に何かあったりしたら、それに絡んで何かあったりするかなぁというのもあるのかな? 何にしても、同じ一人の女の子を想う者同士として、ようやく駆と賢久が和解した様子だったのが、今回の一番の収穫でしたかねー……。

 

◇次回「逢魔が時」

 

 

11eyes #06「心乱れて」感想3

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 何話か前から思っているのですが、OP前の“赤い夜”の説明ナレーションはもう分かったので、あの部分を本編に回せないものなのですかね。けっこうさくさくと進んでいる印象のある本編は、そのテンポの良さは悪くはないのですが、時に駆け足過ぎになってしまっているような気がするので。前回のように、黒騎士たちが大して強敵の印象もないままどんどん倒されていくところなんかが特に顕著かと。時間丸々いっぱい使ってもそうなら、尺の関係で仕方ないのかなぁとも思えるのですが、わずかとはいえOP前に他に回せそうな時間があるのを見ると、どうしてもそんなことを考えてしまいます。

 

さて、その本編は、駆が寝込んでいるところからスタート。覚醒した右目が原因かと前回のラストでは思っていましたが、実際は未来視に対応するために無茶な身体の使い方をしたため、身体中の神経がずたずたになってしまったことだった、と。

ということは、駆の力というのは未来視だけでなく、その力を使っている間は一時的に火事場の馬鹿力を出せるというのもあるのかなぁ……と思いつつ、やはり前回イラを倒したときの動きは無茶なものであったことが示されたのには少しホッとしました。彼の右目が曰くありげなのは当初から分かっていたことなので、それに関する能力なら多少ぶっ飛んだものでも納得できそうですが、それに付随して身体能力も著しく向上するのはさすがにどうかと思うところもありますからね。他の人の能力もいろいろ凄いものではありますが、ちょっと主人公だけ便利過ぎみたいな。……まあ、菊理さんの力はある意味そういうレベルにも見えるのですけど。

 

そんなわけで、美鈴が陰陽術を使って駆を治すことに。これはこれで困ったときは美鈴の陰陽道頼りになってしまっているので、陰陽道便利過ぎだろ、とか思わなくもないですが、まあその辺は、それで本当に回復してしまう駆がやはりどこか特別な存在っぽいことと、何よりゆかに誤解させるための布石と思っておくところでしょうかね。

しかしまあ、治療中の駆が素っ裸っぽいことが分かり、その上で美鈴が上半身を脱ぎ始めた辺りから嫌な感じはしていましたが、ものの見事に、誤解からすれ違う展開になってしまいました。視聴者としては、あの格好であの構図じゃゆかが誤解するのも無理ないよなぁ……と思うと同時に(多少早とちりが過ぎる感がないでもないですけどね)、そんなやばい状態だったにも関わらず顔を赤らめもしない駆はホントにゆか一筋だな……というのが分かるので、見ていて何とももどかしいところです。

呼称の変化に関しても、美鈴は駆に限らず全員の名前の君付けをやめていたので、ゆかの思い込みによるところが大きいと思えるわけですが、さりとてゆかの誤解を察している様子ながらもフォローを入れようとしない美鈴としてはどうなのだろう?と思うところもあって。ただ、美鈴がフォローを入れなかったのは、まずは駆に任せたのと、今の自分が何を言ってもゆかの耳には届かない可能性を考慮したからかもしれないので、何とも言いがたいのですけどね。駆の裸を平然と見ていたのは美鈴も同じですしねぇ……。

 

そんな感じで(主にゆかの誤解から生じた)三角関係のすれ違いが展開されていたので、やっぱり今回も雪子の存在は癒しでしたね〜。すっかり情報要員になっている気がしないでもない賢久も。もっとも、この二人を安心して見ていられるのは、そうしたドロドロした部分からは離れた立ち位置で動いていることに加え、今のところ揺らがないキャラであることもある気はしますが。

 

だんだん飛ばされる間隔が短くなってきている気がする“赤い夜”では、残っている黒騎士たちが総出でお出迎えする展開に。といっても、実際に戦ったのは一人(+賢久が単独で相手をしていた一人)でしたが。まるで残っている黒騎士たちの中では一番の小者とでも言わんばかりに、中途半端なヒントをばら撒いて、結局は菊理さんに貫かれて本体(?)だけ逃げ帰るなんてことになっていましたが……まあ、これは、戦闘そのものよりも、彼のばら撒いたそのヒントと、菊理さんの能力が他のメンバーの前でお目見えしたことが重要だったということですかね。

 

黒騎士たちが駆たちを襲うのは、やはり何か明確な理由があるようで、しかもその理由を駆たちが知ってしまうと不利になるようなものの可能性が高そうです。もっとも、駆だけで考えるなら、夢に出てくるヴェラード(?)や、ドラスベニアの王様の話なんかも絡んだもっとややこしい話になっていそうな気もしますが。何にしても、その辺の理由が明らかになるとき、物語は大きく進展しそう、ということですかね。魔女=リゼット?というのも含めて。

 

そして、視聴者はもう何度も見ていましたが、駆たちには初お目見えだった菊理さんの能力。これ、駆がどんな反応を示すのかが一番気になるところだったのですが、ゆかが行方不明な上に、既に殺されているかもしれないとのことで、即座に駆がゆかを探しに行ってしまったので、スルーされて終わってしまいました。

容姿・名前・能力と、姉を彷彿とさせるものばかりという、怪しさの塊のようなものなのですが……能力に関しては、駆はもう覚えていないから無反応だったのか、それとも、今回のゆかの件が解決した後で改めて浮上してくる問題となるのか……これは次回以降を待つしかないですかね。

 

◇次回「歪んだ覚醒」

駆が力の覚醒に焦る一方、駆の右目のようないかにもなものも何もなく、力の片鱗も見えなかったゆかの存在は気になっていたのですが(OP映像でもそれらしきものがないですし)……今回の展開と次回のサブタイトルを見ると、ゆかが闇側に堕ちる展開とかになってしまうのでしょうか? 夢の中の王様の忠告(?)も、そうなってしまうとズバリ当たっていたことになりますし(実際は別のことを指していそうではありますが)。他のヒロインに一切なびかない駆とゆかの関係は気に入っているだけに、そんなことにはならずに元の鞘に収まって欲しいところなのですが……。

 

 

11eyes #05「友と明日のために」感想4

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 ゆかには特別に優しい顔を見せる駆、雪子には何故か親切な賢久……お互いにひたすら一人の女の子に対してフラグを立てている姿を見ていると、この二人が反発し合っているのは単なる同属嫌悪なんじゃないかと思えてきました(笑)。

 

さて、前回ではとんでもない戦闘能力と、ドラスヴェニアという(視聴者にとっては)詳細もよく分からない国で生まれたことが明かされた雪子に続き、今回は賢久が実はかつてストリートチルドレンであったことが明かされました。駆とゆかは施設育ちで、美鈴は一族と対立する身……“赤い夜”へ飛ばされる条件はハードな過去があることなのかと思ってしまいそうなくらい、みんな何やら凄い過去を持っております。こうなると、駆の姉にそっくりという時点で既に何かありそうな菊理も何らかの重い過去があると考えておいたほうがいいのですかね。……ひょっとしたら、その姉にそっくりという辺りの事情がそれに該当するのかもしれませんが。

 

OPで仲間の一員として描かれている最後の一人、橘菊理が五話にてようやく合流となりました。駆たちと顔を合わせたときに一体どんなことになるのか、というのは注目するところでしたが、姉にそっくりであることに驚きはしたものの、その点については「そっくりさんだったんだぁ」で終わった感じで、意外とすんなりと馴染んでいた様子。もっとも、そうなったのには明らかにこのメンバーのムードメーカーである雪子のおかげであるところが大きい気もしますが。やっていることはセクハラですけどね(笑)。でも、菊理登場前の駆と賢久が険悪な様子になっていたところでも、彼女があわあわと画面中を動き回っているおかげでそのぎすぎす感が緩和されていたのも確かであり、普段の様子においてはホントにムードメーカーだなぁと思います。

 

……話を戻して。そんな感じで仲間に加わった菊理ですが、早速行方をくらますという謎の行動を。帽子が残っていたので、本当にトイレだったという可能性も否定はできませんが、これまでの行動も合わせて考えると、何か意味がありそうと勘繰ってしまうところです。今回の“赤い夜”の間は出番がありませんでしたし、舞台裏で彼女が何をしているのか……やはりその辺が鍵を握る感じでしょうか。

その辺を明らかにするためにも、駆には是非とも例のスケッチブックのことを聞いて欲しかったところなのですが……スルーされた辺り、気づいていないんですかねぇ。菊理の姿を見た直後のスケッチブックと、筆談に使うスケッチブック。可能性の一つとして結びついてもおかしくないとは思うのですが……それとも、これも今回美鈴が指摘した、駆の視野狭窄を示すものの一つということなのでしょうか。

 

美鈴に今の駆に一番足りないものである「冷静さ」を指摘され、ようやく駆が気持ちばかりが急いていた状態から脱し、まともに戦えるところまで来ました。これまでの駆のそうした焦りは見ていてはらはらするところだったので、ようやくそれに気づいてくれたことには安心したところではありますが……都合良く飛んできた刀に、これが飛ばされてきたってことは美鈴がピンチだったりしないか?という辺りが妙に気になってしまいました(汗)。……いや、まあ、次回予告に普通に登場していましたし、たぶん大丈夫だったのでしょうけども。

それはそれとして。前回でその片鱗が見えた駆の“力”は、普段は見えない右目での先見でした。その先見に対応できている動きを見ると、それもまた“力”の一部なんじゃという気もしますが(その場合、直後に駆が倒れて痙攣していたのは、“力”で無理矢理普段は使わない筋肉を動かした反動というオチ……もとい理由が付くような気がするわけですけど)、さすがにそこまではないですかね。リゼットの「目覚めた」という台詞や、駆が見ていると思しき夢のことを考えると、右目の“力”も含めて、駆が“赤い夜”に飛ばされる欠片の中でも特別そうなことのほうと繋がりそうな気がしますし。

 

……まあ、そのことについてはまだ分からないことだらけなので置いておくとしても。

中盤戦での盛り上がりどころと思われる今回の駆の覚醒シーン。自身の至らないところに気づき、そこを克服した上での覚醒に、その力を使っての敵の撃破、そしてそれらを盛り上げるBGMと、燃える要素はあったと思うのですが、というか一応そこそこそうしたところはあったのですが、敵の黒騎士イラがあんまり強そうに見えなかったせいで、何だか微妙に感じてしまった部分も(汗)。黒騎士たちの見分けがいまいちついていないのもあるんですけど、今回なんか偉そうな台詞を吐いた割には瞬殺されているので、むしろこれまで駆たちを数の暴力で苦しめてきた雑魚たちのほうが脅威に見えるというか……そこが残念なところでした。美鈴が相手にしているほうはそこそこ強敵に見えるんですけどねぇ。

 

黒い月が見えていることが明らかになった百野さん。相変わらず駆のことをさり気なく目で追っていたりと、彼女に関してもまだまだ謎が多いところ。考現学部メンバーからは外れているようですが(そもそも、見えてはいても“赤い夜”に飛ばされているのかは未確定ですし)、彼女が今後どう関わってくるのかも気になるところです。

 

◇次回「心乱れて」

 美鈴に何やら封印してもらっているような様子だったので、目覚めたものの、元の世界に戻ったときにその力を制御できない、みたいな感じでしょうか? そろそろ折り返し地点が近づいてきていますし、それに絡んで駆に関する何かが明らかになるのか、それともまだ謎の多い菊理や百野さん絡みの話になるのか……サブタイトルを見ると、今度は目覚めた力のことに関して駆が悩むなんて展開も考えられてしまいますが、とにかく一つの転機を迎えたこの物語がどうなるのか、次回も楽しみにしたいと思います。

 

 

11eyes #04「仮面の微笑」感想4

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雪子&賢久の当番回、ですかね。

 

 前回ラストで仲間であることが判明した雪子が正式に加わり(正確には、駆たちが考現学部に入部したことで彼女の仲間に加わった感じですが(笑))、これで当面の仲間は四人に。その雪子は「赤い夜」に飛ばされる人物を一人知っており、美鈴もそれとは別の一人を知っているということで、視聴者的にはこれで全員に糸が繋がった感じですかね。もっとも、その残った二人はそれぞれ別の理由で手強そうですが。

 

 とはいえ、初登場時の印象がアレだった賢久は、思っていたよりもとっつきやすい人のようで。一匹狼を好むらしく、仲間に加わってはくれませんでしたが、窮地には助けに来てくれましたし、雪子の言うとおり優しい人のようで、彼に関してはあんまり心配しなくても良いですかね。戦力的にも非常に頼もしそうですし、共に行動することになるのも楽しみではあるのですが。

 

 もう一人のほうは、駆の回想に出てきただけで今回は出番はなし。知っていることを話しつつも引き合わそうとしない辺り、美鈴が言っていた「決心がつかない相手」というのは彼女のことだったということですかね。引っ張るなぁ……と思うところですが、それだけキーパーソンなんだろうなぁ、とも。何となく一話の冒頭を見直していたら、駆の姉が使っていた力が彼女の使っていたものとそっくりで、容姿といい名前といい、何か関係あるとしか思えないキャラです。……それと、今回出てきた黒騎士の一人のCVが同じだったのも、何を意味しているのか気になるところです。

 

 以前描かれた雪子の回復力。ひょっとしたら「赤い夜」でつけられた傷は現実に戻ると修復されるのかとも思いましたが、どうやらあれは雪子独特のものだったようで。前回のことがあったにも関わらずピンピンしていた駆を見ると、傷の治りが早くなっている可能性は否定できない気もしますが(単に見た目よりもずっと軽傷だっただけかもですが)、現実に戻ってきた賢久が保健室で手当てを受けていたのを見ると、雪子以外の人は、「赤い夜」で致命傷を負うようなことがあったらかなりヤバイ事態ということになりそうです。

 

◇次回「友と明日のために」

 今回の稽古シーンで駆にも何かありそうな描写がありましたが、次回はとうとう駆が覚醒することになる話ですかね。まあ、主人公が戦闘中見ているだけというのはいい加減どうかというのがあるので、妥当なところだとは思いますが。とはいえ、せっかくの主人公の覚醒シーンとなるのでしょうから、燃える展開を期待したいところです。

 

 

11eyes #03「孤独な誇り」感想4

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今週はOP曲が発売だったわけですが、発売前日にCDショップを覗いてみたら置いてあったので、早速購入して聞きまくっております。大概は置いていないか初回限定版のみの店なので、久々に店頭で目当てのものを見つけられたのは嬉しいところです。……とはいえ、思えば私が何故ゲームを持っていないくせにゲームの主題歌CDは持っていたのかといえば、この店で陳列されていたときに見かけたジャケットイラストに惹かれて手に取ったのがきっかけだったので、ある意味順当な結果ではあるのかな……?

 

さて、本編の感想。

美鈴の過去を中心に、「赤い夜」に喚ばれる者たちには何らかの背負っているものがある、ということが示された第三話だったでしょうか?

今回ラストでようやく仲間であることが明かされた雪子がゆかに語っていたことを考えると、彼女も、彼女が気にしている男子生徒にも何かあるようで、そうなると、気づいていないだけで駆とゆかにも何かあるんだろうなと。というか、駆に関しては謎の夢のことも含めて何かあるだろうことは分かり切っているので、そういう意味ではゆかのほうが気になってしまうところですが……。

 

今回は美鈴の過去と境遇が明かされたわけですが、その語られたことはなかなか重いもので、力と引き換えに一族と対立し、一人で生きているのを見ると、今回のタイトルはまさに彼女のことを指しているのだろうなと思えるもの。そして、そんな彼女だからこそ、駆に剣術を教えるのを渋ったんだろうな、と。

今回の駆はこういった物語の主人公が大概一度は通る道でもある、即席で戦える力を欲する方向へ突っ走ってしまっていたわけですが、美鈴によれば彼に剣術の才能はないそうで、やはり気持ちばかりが先走っている状態のよう。せっかく美鈴が何か教えようとしてくれたのも、その焦りで見ようともしなかった感じでしたし。

……まあ、OP映像とか見ていると、駆もどこかで剣を使うことになるんだろうなーと先読みしてしまうわけですが、少なくとも今の駆じゃそこには辿り着けないんだろうなと、結局逃げることしかできず、それすらも全うできなかった様を見ると思ってしまうもの。「赤い夜」から戻って来るたびに見ている夢のことを考えると、むしろそっち方面の謎の解明を進めていったほうが、駆が戦う術を手に入れるには近道なんじゃないかなーとも思えてしまうわけですが……。

 

三話目ともなるとお馴染みになった、「赤い夜」へ飛ばされるときの、ひび割れる光景。よく見ると、あのひびの入り方が目の形に見えることに気がつきました。以前からそうだったか今回からかはちょっと覚えていないのですが、この物語のタイトルを考えると、最初からそうで、そのことにも意味がありそう、と考えたほうがいいですかね。

その「赤い夜」の行き来の仕組みも、今回見ていて謎が増えたような。何となく漠然と、あの「赤い夜」へと飛ばされるのは、あの世界の住人がやっていることなのでは、と思っていましたが、敵リーダーの台詞からすると、彼らがコントロールしているわけではなさそうで。かといってリゼットがやっているようでもありませんでしたし、これは別の誰かの意志が働いているのか、実はいつ繋がるかは完全にランダムなのか……。駆自身の右目のことや、駆の姉や美鈴が憧れる陰陽師もまた「赤い夜」に関わっていそうなのを考えると、前者の可能性のほうが高そうに思えますが、この辺はまだ分かりませんね。

 

そして、その「赤い夜」の住人たち。

どうやら元人間だったらしい、ということが明かされたのも、一体どういうことなのかと思ってしまうところですが、彼らのリゼットに対する態度もまた疑問に思うところ。助けを求めていたことを考えると、彼らに囚われ利用されているのかと思ってしまいそうになりますが、今回の彼らの台詞を見ると、むしろ彼らはあの水晶の中に彼女を閉じ込めて眠らせることで守っているんじゃないかとも思えるものが。元は人間だったというのなら尚更、何故彼らがそうなったのか、そうなって何をしているのかといった疑問があるわけですが、そこにリゼットが絡んでくるのでしょうか? まだまだ情報が足りないので分からないことだらけですが、単純な悪役とは決め付けないほうがいいのかもしれません。

 

制服から女子生徒であることは分かっていたものの、美鈴を助けたのは雪子でした。駆たちに会うのを躊躇っていたらしい彼女が何をきっかけに顔を合わせることを決意したのかは謎ですが……この辺は次回明かされますかね? 単に、美鈴に聞いた話だけじゃ相手が誰か分かっていなくて、今回のことで駆とゆかのことだと分かったから、なんてことかもしれませんが。

一方、駆たちを助けたのは、駆の姉に瓜二つらしい例の少女。とはいえ、駆が何度か栞に対してもその幻像を見ているので、実は栞だったという可能性も否定はできませんが……OP映像から考えるなら違うかな? 前回ラストのメッセージと言い、「赤い夜」に関して何か鍵を握っていそうな子なので、早いところ合流することを期待したいですが(戦力的にも心強そうですし)……雪子が先に合流したのを見ると、あの男子生徒のほうが先ですかねぇ。もっとも、彼は彼で合流に苦労しそうな感じではあるのですが……。

 

◇次回「仮面の微笑」

 取り敢えず、次回は雪子の「赤い夜」での戦闘シーンが見られそうなのが楽しみです。OPでの戦闘モード(?)の彼女がなかなか良い感じなので(笑)。

 

 

11eyes #02「水晶の少女」感想5

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 1クールだという話を見かけましたが、だからなのか、今回は冒頭でこの物語……というか「赤い夜」の世界についての仕組みがナレーション的な形で語られました。

こういうのを作中で少しずつ出していくか、視聴者に上位視点から明かすのかのどちらが良いのかは悩むところですが、「赤い夜」に巻き込まれているキャラたちもどこまで把握しているか分からないところで、下手したら誰もそこまでの仕組みは知らないかもしれないとなれば、これはこれでありなのかなぁ、と思うところ。……というか、あれがなかったら、敵が言った「欠片」をそういう意味で受け取ったかどうか分からなかったところですしね。

 

 さて、いきなり核心の一つっぽい「水晶の少女」リゼットのところへ辿り着くなど、かなりさくさく進んでいる印象のある第二話でしたが、相変わらず伏線があちこち張られてもいる様子で、そこら辺がどうなるのかは楽しみなところです。又、第一話の時点からちらほらと出てきてはいたものの、「赤い夜」の関係者がそろそろ本格的に顔を出し始めたようで、彼らがどのように集結していくのか、そもそも彼らが選ばれた理由は何なのかなど、そちらも明らかになるときが楽しみでもあります。

 

 今回はっきりと「赤い夜」関係者として登場した草壁美鈴。

彼女の素性に関して、陰陽師というのが当たり前の職業のようにさらっと語られていたのがちょっと気になりましたが、それ以外はなかなか頼りになりそうな先輩でした。現状の駆たちに比べて圧倒的に頼りになる力を持っており、その力を人助けに使うことに躊躇いもない。異常な世界における最初に遭遇した協力者としてはこの上なかったかも? その戦いぶりも、剣術から陰陽道までと多岐に渡り、見ているだけでも楽しかったですしね。気を探れるというのもなかなかあの世界では役に立ちそうな能力ですし。

 

ただ、それが分かるからか、リゼットには最初から懐疑的に接していたのが正解だったのかは分からないところですが。あの世界から帰るための手掛かりかもしれない少女を、端から元凶と決め付けて詳しい事情を自分から聞こうとしないのはどうなのかな、と。リゼットのほうが勝手に喋ったので、そこからあの世界を作ったのはリゼット本人の意思ではなく、他の力が働いたからだと推測したようでしたが。……とはいえ、最初からあっさり信じて助けようとするゆかの反応も、ああした異常事態においては軽率にも見えるので、警戒すること事態は悪いことじゃないとは思いますけどね。

……というか、第一話の冒頭をもう一度見直してみたら、あのとき何かの儀式めいたことをやっていて、炎の中にリゼットと思しき少女を見ていたのはやはり美鈴だったようで。そうなると、最初から懐疑的だったのも分かるような、でも逆に単純に頼りになる先輩として見ていいものかどうかを考えてしまうところですが。

 

 水晶の塔へと向かう途中、実際に描かれたのは美鈴の戦闘シーンと、あとはちらりと映った駆の姉にそっくりらしい少女のシーンでしたが(ちなみに、どっちもかっこ良かったかと(笑))、あちこちで戦闘中らしい光景が遠目に描かれていたのは細かいけれども良かったなぁ、と。駆たちの他にも誰かいることを示しているところでもあるし、力の目覚めていない駆とゆかとは違い、その人たちは戦う術を持っていることを示していたところでもあったかと思いますので。

 

 そして、そうした人物の一人であることが帰還後の世界で描かれたのが、前回保健室で出会った無礼な少年と、その少年に声をかけていた少女・広原雪子。とはいえ、当然お互いにそんなことは知らないので、傷を見られても雪子が誤魔化して終わってしまいましたが。まあ、今のところかなり短い期間の間に「赤い夜」に飛ばされているので、遅かれ早かれ顔を合わせるんじゃないかという気はしますが。というか、美鈴の顔を見た相手が彼女なら、早々に明らかになるでしょうしね。

ただ、彼女がどこまで事態を把握しているのかは微妙なところかと。分からないからこそ、少年に声をかけていた、とも考えられますので……。

 

 ラストでは、駆の姉にそっくりらしい少女が、スケッチブックに謎のメッセージを。「赤い夜」に出現する化け物=悪魔なら、あの「赤い夜」の元凶は駆だと言いたいのかな?と思うところですが……取り敢えず今分かるのは、彼女は現状では一番事情を知っていそう、ということでしょうか。

実際、「赤い夜」や「水晶の少女」絡みで駆の右目に痛みが走り、美鈴の力とも何らなの反応をしていたようで、なおかつ敵のリーダーっぽい奴から一番生きていていけない存在だと名指しされてしまったとなると、駆が事態の中心にいるんだろうなぁということは、主人公ということを抜きにしても分かってしまうわけですが。わざわざその姉にそっくりな少女がそんなメッセージを残したとなると、駆の姉もまた深く関わっているか、あるいはあの少女自身が駆の姉と何らかの関係があるのかと思ってしまうところですが……。

 

 「11eyes」というタイトル、OPの手を伸ばす六人の映像とその直後のカットを考えると、ここまでの六人が「赤い夜」での仲間になるのかなぁと思うところなのですが、そうなると謎なのが百野栞の存在。普通に七人目の仲間なのか、六人とは少し違った存在なのか。

 今のところ、よくいる主人公にだけ何らかの特別な反応を見せる少女の役割になっているので、無関係ってことだけはないでしょうが(OPEDにもばっちり登場していますし)、それがどういう関わりなのかはまだ見えてきません。栞=リゼットだったとしたら、それはそれで話が早いような気がしますが、駆が何故か彼女の姿に姉の姿を見ていたのが引っ掛かりますし。街の案内の途中で消えたというのも、言い訳どおりなのか、「赤い夜」にいたのかという辺りも不明ですしね。そもそも彼女が虹高に転校してきたのも、今のところ判明している「赤い夜」関係者が全員虹高の生徒ということで、単に駆と接触するためなのか、それとも学校自体に何かあるのかとも考えられてしまいますし。何にしても、彼女の動向には注意しておいたほうがいいかもしれません。

 

◇次回「孤独な誇り」

 

 

2009年10月新番組感想「11eyes」 #01「赤い夜」5

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原作未プレイ。ただし、何故か主題歌CDだけは持っています(笑)。彩音さんにAsrielと、歌っている人とジャケット絵に惹かれてのほとんど衝動買いでしたが、どれも当たりだったということで、OPED曲に関しては大いに期待していました。ストーリーのほうは、ゲーム自体には興味があったこともあり、「コンプエース」で連載中のコミカライズを読んでいたものの、そちらでは(つまらないわけじゃないけど)思っていたほどには面白くはないなぁ……というのが正直なところで、それほど期待はしていなかったのですが……。

結論から言えば、第一話を視聴した感想としては、どちらも良かったです。特にストーリーのほうは期待度が低かったこともあってか、かなり面白かったです。今のところ第一話視聴済みの今期開始アニメの中では上位に入るかと。……ちょっとパンチラが多いのは気になりましたけどね(笑)。

 

 いかにもゲームっぽい感じで主人公のモノローグが説明込みで入るのが、最近そういうのを見た記憶がないので微妙に違和感がありましたが、まあ説明してくれるのはありがたいのでいいかなーと流すことにして(基本的に寡黙な感じの主人公っぽいですし)。第一話の内容は、施設育ちの主人公・駆と、同じ施設で育った幼馴染の少女・ゆかを中心に、第一話のサブタイトルの「赤い夜」へと踏み込んでいく序章を描いた、といったところでしょうか。

 

まるで世界がひび割れるようにして反転する「赤い夜」への入り方はなかなか好みな感じでしたが、そこに出てくる化け物はひたすら不気味でした。あんなのに囲まれたら、そりゃあ眠れなくなるし貧血にもなるよなぁ……と思ってしまうもの。しかもその現象の原因も不明ですからね。

視聴者的には、駆かゆか、あるいは二人揃って何かがあるんだろうなと思うところですが。駆の右目なんて、いかにもといった感じですし。そもそも、冒頭で流れた幼い頃の駆と姉のシーンと、Aパートで語られた駆の姉が死んだくだりに既に食い違いが見られるわけで、それを目撃したゆか共々、そこら辺に鍵がありそうなことは確実な気がしますが。

 

 もっとも、「赤い夜」に関わるのがこの二人だけでないことは、OPEDを見るまでもなく、第一話の中でも仄めかされていたわけですが。

最初のほうで儀式めいたことをやっていた袴姿の少女、保健室で出会った無礼な少年、その少年に声をかけていた少女、そして、転校生の百野さん。保健室の先生も見ようによっては怪しいかもしれませんが、それはさておき。

謎の転校生のお約束として駆に近づいた百野さんは、後で尾行していた様子を見た感じだと、駆というよりは、その駆の側に出現していた姉のほうが目的っぽい感じでしたが……。冒頭のシーンも合わせると、「赤い夜」と駆の姉に何らかの関係がありそうで、駆が「赤い夜」に誘われるのはやはりそれが原因?と思ってしまうところ。ただし、第一話ラストで化け物の親玉っぽいのが駆を捜し求めていたような描写があったので、そちらが原因というのもありそうですが。……駆の姉の死がそもそもあの化け物に関係してそうだなーというのもありますけどね。

 

 そんな感じで第一話にて出てきたあれこれを考えつつも、個人的には駆とゆかの微妙な距離の関係を見ているだけでも楽しかったです(笑)。何だかんだでお互いが一番大切な相手ということで、それだけでもニヤニヤしてしまうところですし、ゆか相手にはビシッと決めたところを見せてくれる駆は、何だかそれだけで好感持ててしまうところですしね(笑)。今後キャラが増えてくるとどうなるか分かりませんが、そういったところは変わらずにいて欲しいなぁと思ってしまうところですが……。

 

 というわけで、これは視聴決定の方向でいこうかと。……というか、CMで原作ゲームがPSPでも発売するのを見て、アニメがこの先も面白かったら買うのもいいかなぁ……と思ってしまいました(笑)。

 

 

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主題歌・OST→
「ebullient future」ELISA
「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
ef - a tale of melodies.ORIGINAL SOUNDTRACK ~elegia~



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