翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

境界線上のホライゾン

境界線上のホライゾン供 13(終)「境渡りの欲深き者達」感想5

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 やっぱり前回ナイトだけ決着が描かれなかったのはナルゼが駆けつけるフラグだったんだ!とばかりに、落ち行くナイトにナルゼが手を伸ばし、新しくなった箒で空を翔ける二人の魔女の姿からスタートした最終話。冒頭から「さすがサンライズ!」と言わんばかりのメカ描写にアクションと、いきなり堪能させてもらいました(笑)。その後の武蔵の後方宙返り(?)も見応え抜群でしたし。

 

そして、それに続くのは、ホライゾンとそれを支えるトーリでの、“悲嘆の怠惰”による砲撃。それを防ぐトレス・エスパニア側も主力が集って力を合わせる展開と熱く応援したくなるようなものになっていましたが、ネシンバラがゲットしてきた二つ目の大罪武装を取り出してからが、武蔵側が更に熱い展開で。

新しい大罪武装を手に入れる=ホライゾンが一つ感情を取り戻す、なわけですから、それも当然といえば当然かもですが、それでもやっぱりその直前のホライゾンとトーリの会話は聞き応え十分というか、相変わらず全裸ながらも、ここぞというときには最善の言葉で過不足なく背中を押すトーリが凄いな、と。戦闘能力は何も持たない彼だけど、やはり彼が主人公なのだと見せつけてくれている感じです。そんな彼に支えられながらも、自分の望みを見つけて歩き出すホライゾンは、同時にそんなトーリを支えてもいて、良いカップルだなぁと改めて思うところでしょうか。

 

そんな二人に続いては、この二期でカップル成立した点蔵&メアリのターン。トレス・エスパニアに致命的な一手を許してしまったか、というところでのエクスカリバーは、シチュエーション的にも、武蔵にまた一つ新たに強力な戦力が加わったという意味でも、燃えるところでしたね。

……無事武蔵の住人となったメアリが、まさかの点蔵と同室というのにはびっくりしたものですが。

 

何とかアルマダ海戦も歴史どおりに終結させ、教皇曰く役割を持って舞台上に武蔵が現れたところで、エピローグ。これでようやく武蔵も一角として認められたかなというのを嬉しく思いつつも、ここは三国それぞれに幸せなエピローグを迎えられたこともまた喜ばしいところで。

いろいろあったけど国に温かく出迎えられたトレス・エスパニア組も良かったですが、個人的には立花夫妻の救済が描かれたのが一番嬉しかったところでしょうか。今期中は最後まで寝っぱなしだったのに、最後に宗茂さんが美味しいところを持っていきましたよ(笑)。役割がなくなってもずっと一緒にいることを誓う二人は、ベタだけど良かったというか、襪気鵑幸せそうならもうそれでいいような気がしてくるところでしたね。

 

……ところで、最後の一枚絵で、武蔵に来たメアリと一緒に立花夫妻も描かれていたということは、この二人も武蔵サイドに来たってことなのでしょうかね。だとしたら、個人的には凄く嬉しいですけど。キャラ的にも戦力的にも、武蔵の仲間にならないかなぁと思っていた二人でしたし、トレス・エスパニアとの戦いが今回で終わった以上、次に別の国と争うことになったら出番がそれこそ今期での教皇くらいのものかそれ以下になりそうで、それは淋しいなぁと思っていましたから。

まあ、この二人が実際どういう扱いで武蔵に残っているのかは、三期があればそこで説明されるかな、ということで。というか、アルマダ海戦の終盤で、原作の表紙イラストを飾っている人たちと思しきキャラクターたちが少しずつ顔出ししていたので、スタッフ的には三期、四期とやる気満々なのかなといった感じで、さすがに今回は最後に三期決定の告知とはいきませんでしたけど、可能性は十分あるのかな?ということで、いつかそれが聞けるのを楽しみにしたいと思います。

でも、その前に。二期も素晴らしいものを見せてくれたスタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

境界線上のホライゾン供 12「居場所の刃傷持ち」感想5

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武蔵vsトレス・エスパニアも終盤ということで、各所で熱い戦いが繰り広げられていた今回。密度が凄まじく濃い分、この物語が1クールなのが惜しいと思ってしまったところかもしれません。

直政と妹&地摺朱雀関連の話とか、立花夫妻の話とか、絶対アニメの尺じゃ語り切れなかった部分があるだろうと思えてしまいますからね。特に立花夫妻の馴れ初めは、三期以降で改めて語られるとかでないなら、映像特典か何かでやってくれないかなぁとか思ってしまうくらい気になるところかも。それだけで十分に一話作れそうな気配がありましたし。二代に負けを認めることにした襪気鵑凌款陲箸も、アニメの台詞だけじゃ摑み切れないから、もっと詳細を知りたいと思ったところだし、その辺の事情を全て理解した上であの戦いをもう一度観たら泣いてしまいそうにも思えたところで。

 

冒頭はまさかの前回のオチの続きから、そして今回ラストは襪気鵑硫鸛曚函△修鵑粉兇犬能わってみれば襪気鷁鵑世辰慎い發靴討靴泙い修Δ任垢、その間には、冒頭の襪気鵑汎鸞紊里笋蠅箸蠅覆鵑頭から吹き飛んでしまうくらいの熱いバトルの連続で。

何気に索敵とか周辺の状況把握とかを艦隊レベルで任せたら実は凄いんじゃないかという鈴さんが発覚してみたり、相変わらずのカレー押しで相手を見事に自分のペースに巻き込んでしまったハッサンがいたり、直接攻撃はできないから破壊力の高い仲間(あれって結局何してたんだろう……)を送り込んだ智の、直接攻撃に参加できないからこその思いが見えたりと、支援役のそれぞれの戦いも熱いと同時に笑いもありといった感じで良かったところ。同じく戦闘参加はしていないトーリも、彼ならではのやり方で、戦況不利で挫けかけていた士気を立て直すところはさすがで。……これで全裸でなければもっとかっこ良かったですのにねぇ(笑)。

でも、そんなトーリ絡みのシーンでは、名前のない一般兵たちの思いが垣間見えたのが面白かったところで。武蔵だって完全に一枚岩じゃないから、不利になれば弱気になったり何のために戦っているのか分からなくなったりする人もいて、でも、それを無理矢理従わせるのではなく、最終的な決定権はそれぞれが持っていて、仲間や総長の言葉や行動が、自然とやっぱり武蔵にいて戦おうという気持ちにさせていくところが観ていて心地良いな、と。それは武蔵だけじゃなくてトレス・エスパニアも同じで、そんな互いの一般兵たちのシーンに尺が取られていることに驚きつつ(笑)、そうした部分もちゃんと描いているからこそ、余計にこの戦いが盛り上がるんだよなぁとも思うところでしょうか。

 

そんな彼らに負けないくらい、勿論名前ありのキャラたちの戦いも熱くて。相変わらずボコられながらも最後には反撃の糸口を見つけ出すノリキも(彼の場合は、術については見破ったけど兄妹愛には負けた感じでしたが(笑))、商人キャラとしてとことん金の力で戦うシロジロも、そして何より、ここでとうとう本格的に参戦を決意して援軍を送り込んできた英国が、前回までは敵対していただけに、余計に盛り上がってしまったところで。コボルドたちがお手伝いとして参戦してくれたのも和んだところだけど、一度は本気で戦ったネイトとあの人形(名前忘れた)が共闘していたのは観ていて嬉しくなってしまったところでしたね。今回途中参戦したのはこの二人だけでしたけど、英国出張組が帰還したところはそれだけでも盛り上がるところでしたし。……そういえば、(私が見落としたのでなければ)ナイトだけ結末が描かれなかった気がするけど、そこはナルゼに最後の見せ場が残されている感じだったりするのでしょうかね?

 

襪気鵑鷲蕕韻鯒Г瓠▲戰淵譽垢気鵑燭舛賄餌爐靴討い辰燭箸いΔ海箸如⊆舂呂砲茲訐錣い郎2鵑能結かなと思うので、あとはアルマダ海戦自体の終結と、その後のエピローグが描かれて終わりですかね。一期最終話のように、更にその後のプロローグがちょこっと描かれて三期決定とかってなると嬉しいところですが、まずは今回の物語がどう幕を閉じるのか、楽しみにしたいと思います。

 

◇次回「境渡りの欲深き者達」

 

 

境界線上のホライゾン供 11「花畑の合格者」感想5

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vs英国(というかメアリ救出)、そしてトレス・エスパニアの問題(総長救出)は今回で解決となり、残すはアルマダ海戦の行方がどうなるかに絞られた感じでしょうか。

 

点蔵vsサムライはもっとじっくり描かれるかと思っていましたが、そこは烏に任せて点蔵は一路メアリの元へという展開に。その先で待つメアリとエリザベスが入れ替わって点蔵を試すのは予想通りでしたが、それを見抜く点蔵の台詞はうまいなぁと思ってしまったところ。

いや、単に台詞だけを抜き出してみると最悪ですけどね(笑)。メアリは本当にこんなのでいいのかとつっこみたくなるくらいには。でも、より重要なのは、それを聞いたエリザベスの「傷以外にも違いができていたんだな」っていう台詞のほうかと思ったわけで。どっちがどっちか分からなくて、傷でしか判別されなかった彼女たちを、それ以外のところで見分けてくれる――彼女たちを個々の存在として見てくれる、必要としてくれる人が現れたことのほうが、彼女たちにはずっと大事なことだったんじゃないかな、と(その判別方法が胸の大きさなのはこの際置いておくとして)。

そして、そうして二人の違いを指摘しながらも、エクスカリバーを抜く場面では、メアリが剣を抜くためにはエリザベスの協力が必要だった(という解釈で良いと思うのですが)というように、二人共が救われるにはどっちの存在も必要であったことが示されて、メアリは点蔵と共に武蔵へ行くことを決めたけれど、最後にはちゃんと姉妹が互いを助けたいと思っていることも愛していることも伝わって、綺麗に大団円に収まったかな、と思えたところ。だからこそ、点蔵が見た笑顔で見送っていた亡霊(?)の姿があったのだし、武蔵のピンチに手を貸してくれるシーンがあったのだろうと思いますしね。

……点蔵の告白シーンは、こっ恥ずかしいのと(肝心なところで台詞を噛むのに)笑いを堪えるのとに大変だったですけど(笑)。

 

フアナさんと総長の件も、何だかんだで丸く収まった感じで、こちらももう安心して良い感じでしょうか。相変わらず決定的瞬間を目撃する襪気鵑良い味出していて、ラストの二代の問題発言といい、オチは今回完全に襪気鵑持っていっていた気がしましたが(笑)。というか、二代の発言は、あれで今回の展開全部が吹き飛びそうになりましたけどね(苦笑)。

 

さておき、それらの問題は片付いたということで、残るはアルマダ海戦。

一気に規模が派手になったのは勿論、チーム戦(艦隊線)・個人戦共に楽しめる展開はやっぱり燃えるなぁと思うところ。ナイト&ナルゼ、シロジロ&ハイディの、別々の場所で戦いながらも互いを信頼している様は見ていて何だか頼もしいですし、盲目という一見ハンデを抱えながらも逆にその聴覚を活かして敵の作戦を見破るきっかけを与える鈴さん&アデーレも良いコンビになってきていて、ここから武蔵がどうピンチをひっくり返して行くのか楽しみになるところ。

個人的には商人キャラのシロジロが野球部相手に何を仕掛けてくるのかが一番楽しみなところですが、ガチの白兵戦としては二代vs襪気鵑癲∈2鵑瞭鸞紊糧言を思うと大変なことになりそうで、どうなるか楽しみですかね。特に後者のカードはどっちも応援したくなるから余計にどういう結末になるのかが気になるかも?

 

◇次回「居場所の刃傷持ち」

 

 

境界線上のホライゾン供 10「劇場の咆哮者」感想5

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相変わらず細かいところまで理解できているわけではないけれど、それでも大いに盛り上がるのだから、「ホライゾン」はやっぱり面白いなぁと改めて思った第十話。おそらく原作だとその辺の説明込みで面白いんだろうなぁと思うと、それ抜きでも面白さを感じさせてくれる映像の力は凄いなぁとも思ったところでしょうか。

 

さて、今回でネシンバラ、ネイト、正純は決着と見て良い感じですかね。

正純は走狗や黒藻の精(で良かったっけ?)との温かい絆と智のオチ(笑)が、ネイトはその技のかっこ良さと可愛らしいオチがついての決着といった感じでしたが、ネシンバラはいろんな意味で凄かったなと(笑)。

 

シェークスピアの言っていた二人云々はシェークスピアの二重人格(というか、イマジナリー・フレンド?)的なものだったのか?とか、巨大な二人の役者の迫力バトルとか、それもそれでいろいろ驚きでしたが、一番びっくりだったのは、点蔵−メアリが恋愛的な意味でのメインと見せかけて、こっちもばっちり恋愛絡みのいざこざだったことでしょうか。いや、たまたま前日に電撃文庫作品の4コマが載っている雑誌(名前忘れた)をちらっと立ち読みしていたので、その中のネタから「あれ? シェークスピアとネシンバラってそういう関係なの?」という前フリが自分の中だけでは微妙にあったのですけど、それでもホントにシェークスピアがデレて決着となったのはいろいろと衝撃的でした(笑)。

とはいえ、これでちょっと二期のラストにも希望が持てるかなぁとも思えたところですけどね。全体的には大団円な感じにはなるだろうけど、点蔵−メアリが悲恋で終わる可能性も考えていたので。でも、ここで武蔵−英国間でのカップルが一つ誕生したなら、もう一組も大丈夫かなぁ、と。そんなふうに思っていて悲恋で終わったらかなり凹みそうですが、どちらにしても、少なくとも二国間の関係は良い感じに終わるかな、と。

うーむ……しかし、今回デレたシェークスピアを見られたことで、二期で登場してから初めて彼女を可愛いと思えた話でもあったかも(笑)。

 

交戦継続中なのが、ナルゼ、武蔵、そして今回ラストでサムライっぽいお兄さんと遭遇した点蔵でしょうか。

それぞれの戦い自体も見応えあるものでしたけど(点蔵&ナルゼの場合は二人の掛け合いですが)、それよりも感じたのが、葵姉弟の存在感……というか安定感の半端なさでしょうか。安心感、と言ってもいいかな。馬鹿だの狂人だの言われていて、実際に攻撃力的には役に立っているわけじゃないんだけど(前回のナルゼをぶっ飛ばしたのがギャグ描写じゃないなら、喜美は何気に攻撃力も持ち合わせているのかもですが)、二人のどっちかが出てくるだけで士気が俄然上がるわけだから、もうこの姉弟の最大の武器はコレなんだな、と。そして、単純な戦闘能力にしろお金の力にしろ、様々な力を仲間が持ち合わせていることは既に分かっているわけだから、そこにこの二人のそうした部分がカチリと嵌るのが本当に見ていて心地よいというか、ピンチに陥れば陥るほど、敵を撃破したとかそういうのではなく颯爽と場の空気を変えていく力に熱くなるなと思うわけで。

こういうところがホント、武蔵サイドを見ていて楽しいところだし、素直に燃えられるところだと思います。今回、トーリの助言に従ってアデーレが助けを求めたら即座に応じる声が上がったように、その個々の力でできることをみんなが一丸となって、足りない部分は補い合っているところも含めて。

 

次回はサブタイトル的には点蔵のターンかな、と思うところですが(今回のエリザベスのフリを見ると、塔に辿り着いた点蔵に「どっちがメアリでしょうか」もしくは「エリザベスがメアリのフリをして待っていたら見抜けるでしょうか」的なゲームを仕掛けそうな感じでしたので)、その前のvsサムライ戦とか、足止め役を引き受けたナルゼの決着とか、罠に嵌ったと思ったら反撃開始したアルマダ海戦などなど、まだまだ見所はあると思うので、それらの決着がそれぞれどんな感じになるのか、楽しみにしたいところです。

 

◇次回「花畑の合格者」

 

 

境界線上のホライゾン供#9「夜空の別離者」感想5

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  残り話数も少なくなってきて、そして各々の状況も整い、とうとうアルマダ海戦が開戦したということで、これまで以上に盛り上がってきた第九話。

ここからは毎回クライマックスくらいに熱い展開が続くのかも……と思うと、楽しみであると同時に、最終回を見終わる頃にはまたBlu-rayが欲しくなっているかもなぁというのが不安になるところ(苦笑)。他に何も無かったらたぶん迷わず買うんだろうなと思うのですが(「Fate/Zero供廚BOXとか「sola」のBOXとか諸々……)、ここ暫くお財布事情が厳しいため、どれを優先すべきかに大いに悩むところです。「ホライゾン」は特典小説に、本編の補完とキャラの掛け合いの両方が楽しめるキャラコメと、特典も充実しているから余計に悩むんですよねぇ……。

 

まあ、それはさておき。冒頭にも書いたとおり、各所で盛り上がってきた本編。

一番はやはり、メアリ救出の覚悟完了した点蔵と、そんな彼の決意を聞くや否や、即座に方針切り替えて全力で応援&支援してくれる仲間たちのシーンでしょうか。前回のトーリ&ヨシナオ王と話していたシーンでもちらりと窺えたところではありましたが、改めて梅組勢揃いで背を押してくれるのを見ると、熱いし嬉しいしで最高潮に盛り上がったところだったかも。直前に喜美のナルゼへのラブ説教(笑)があったから、敢えて「助けに行く」ではなく「告りに行く」という点蔵が余計に熱いし、それを聞くのが一期で正に同じ状況で成し遂げたトーリ&ホライゾンなものだから、更に応援したくなるというか。

あと、エリザベスにしろトレス・エスパニアの総長にしろ、国を優先して自分や大切な誰かの悲しみを切り捨てる選択をしているから、いなくなったら悲しいから助けに行くんだ!と気持ちに正直に動いて、だけどそれで国を蔑ろにするのではなくどっちも手に入れるんだとばかりに駆けて行くのが余計に眩しいんですよね。一番素直に応援できるとも言えるかもですが。

点蔵だけでなく、リベンジ戦となるネイトやネシンバラやナルゼがメアリ救出に同行というのも熱いところで、それぞれの決着が楽しみになるところです。

 

そんな感じで一番肩入れして見てしまうのは武蔵側になってはしまうものの、今回はトレス・エスパニア側も悲劇で終わって欲しくないなぁと思わせてくれるものを見せてもらいました。総長とフアナさんのやりとりとか、こっちが主役でもおかしくないくらいでしたからね。

とはいえ、だからといって彼らを応援すると言えないのは、前述のとおりで。歴史再現を遵守するならトレス・エスパニア側の逆転勝利なんてことにはならないわけで、となると、総長の望むとおりになっちゃったら、悲劇で終わることになってしまいますからね。今回観た感じだと、勝敗の決まった戦いとはいえなあなあでは済ませられないからこそ、自分たち老兵を最小限の被害として配置してしまった感じに思えましたし。フアナさんがずっと隠していた正体明かしてまで止めようとしたけど、それでも引き止めることはできないどころか、最期に彼女を庇った彼の意志を尊重する流れになってしまっていたわけで……。

できれば、メアリ救出も総長たちの生存も叶う、誰も泣かずに済むような結末を迎えられれば良いのですが……そこは静かに見守るしかないですかね。

 

◇次回「劇場の咆哮者」

 

境界線上のホライゾン供 遙検峭盻蠅侶萃蠎圈彜響5

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取り敢えず今回で勢力図は一旦落ち着いた感じでしょうか。

 

P.A.O.D.A.とトレス・エスパニアは武蔵に対して(改めて?)敵対を表明し、P.A.O.D.A.と英国の雇用関係は解消、逆に武蔵と英国の雇用関係が成立ということで、当面は武蔵と英国が同陣営であり、トーリの妖精女王への宣言や、ラストの点蔵などを考えると、メアリの処刑をどうするか……というか、いかにして彼女を救うかのステップに移ったと考えて良いですかね。個人的にも、そのほうがシンプルで分かりやすくて良いってのもありますが(笑)。

 

しかし、会議への乱入といい、エクスカリバー・カリバーンの件といい、全裸でアレなキャラなのにトーリの安定感(最後の最後はこいつが何とかしてくれる感)が半端ないなぁと改めて思ったところでもありますが、ヨシナオ王まで逢引という名目で点蔵をアシストしてくれるとは思わなかったので、これは面白かった(頼もしかった)ところかも。

というか、この辺りのことでちょっと気になったけど、あの剣を抜けるかどうかが実は何気に重要というか、抜けたらいろいろ一気に解決になったりするわけなのでしょうかね。だとすれば点蔵が抜く展開になるのか?とか思うところですが……まあ、この辺はどうなるのか素直に次回以降を楽しみにしますかね。

 

新キャラの利家さん&抹茶(?)が何気に好きな感じのキャラでしたが、それだけに完全に敵対関係になっているのはちょっと淋しいところだったかも……。もし今後仲間になってくれるような展開が来るとしたら、キャラ的にも戦力的にも嬉しい気がするけど、一期でも織田はそのうち強敵になりそうな気配だった気がしますし、公主隠し絡みで何かあるとしたらかなり望み薄な感じですかね……。

何にしても、今期であと残っていそうなのは、メアリの救出とトレス・エスパニアとの決着(までいくかは分かりませんが……)な気がするので、織田関係がクローズアップされるとしたら、(あれば)三期以降かなとも思いますが。利家さん単体が敵として今期中に出てくる可能性は無いとは言い切れない気はしますが、彼のバトルは見たいような、でも敵として出てきたら絶対武蔵側が苦戦しそうなので見たくないような……とちょっと複雑な感じです。

 

◇次回「夜空の別離者」

 

 

境界線上のホライゾン供 遙供峭場の男女」感想5

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  これまで以上にいくつものシーンが目まぐるしく入れ替わり平行して進行していた気がして、微妙に感想が書きづらい感じになっていたように感じた第六話。

というわけで、今回は半分くらい情報整理な感じで。

 

ナルゼ&正純→智と喜美が回収

ネイト→窮地に陥るも、敵と相討ち(?)

襪気鵞ドレイクと互角(?)の戦いを繰り広げ、彼の両腕を切り飛ばすところまでいくも、ナルゼが回収されたことで戦闘中止

アデーレ&鈴→機動殻の中でくつろいでいたが、敵が機動殻をこじ開ける算段がついた(?)のを確認して緊急脱出

二代→アデーレたちが脱出したのを見て、取り囲んでいた雑魚(前回の人に比べれば、でしょうが)をすり抜け、自身もその後を追う

ネシンバラ→マクベスにかつての約束を思い出させられ、その相手のうち一人は既に死亡し、では生き残った自分は誰かと問われる(?)

トーリ&ホライゾン→デート続行。その会話の中で、トーリは武蔵の行く道を決め、ホライゾンは取り敢えず判断を保留することを決定する

智&喜美→ナルゼと正純を回収後、トーリの呼びかけに応じて合流

その他梅組の面々(点蔵除く)→トーリたちと合流するために移動中

点蔵→傷有りに塔を案内されながらいろいろな話を聞く。その後、アデーレたちがぶつかったために崩れた柱の下敷きになりそうだった子供を助け、心配した傷有りに抱きつかれたと思ったら、何とエリザベスだった(笑)。そして、傷有りこそ処刑される予定のメアリであることが判明

 

……取り敢えず、こんな感じですかね。

ネイトと正純が、置かれた状況はシリアスにも関わらず、その脱出方法が妙に身体を張っているなぁと思ったり(笑)、今回は襪気鵑かっこ良かったけど、この後再び敵に回るかと思うと手強いなぁと思ったり、ネシンバラのほうは彼の過去がいろいろと関係してきそうで、単純にマクベスを倒してどうこうという感じではなくなってきたのが、逆にどう決着がつくことになるのか楽しみになってきたりといった感じでしょうか。

トーリとホライゾンの会話は、さすがトーリといった感じで、ああいうところではホント頼もしいなぁと改めて思ったところでしょうか。戦闘力皆無だし、二期に入ってからは半分くらい裸だし、全体的にゆるいキャラに見えるけど、それでもみんなが彼についていこうとするのがよく分かる気がします。

 

傷有りの正体については、まあそうだろうなといった感じで。だからこそ点蔵の言葉に心を撃ち抜かれた(笑)んだろうなぁと思っていましたし。むしろ彼女の正体を知った点蔵がどうするのかのほうが重要ですかね。何だかんだで今のところ彼一人だけトーリたちとは少しずれたストーリーラインにいる感じなので、それがどう交差することになるのかも気になるかも?

……それはそれとして。今回、点蔵と一緒にいたのは傷有りのほうでいいんだよね?というほうが今は気になってしまったところでもありますが。点蔵のところへ駆けつけた時間差からすると、傷有りのほうがいかにも急いで塔を降りてきましたという感じがしましたが……。エリザベスとメアリが、少なくともエリザベスのほうがメアリに成りすますことが可能なことは分かりましたが、それ以上の繋がりがあるかどうかは分からないので(メアリの行動を逐一監視していたから真似られたのか、二人は仲が良くてメアリが点蔵の話をエリザベスにしていたのか、双子(でしたっけ?)故に何らかの精神的な繋がりがあるのか……)、今回だけでは何とも言い難いところです。

 

◇次回「広間の語り部」

 

 

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今回はいつにも増して、「何をやっているのかよく分からない。でも面白い!」といった感じでしたね(笑)。

 

取り敢えず自分にも読み取れた(と思う)ことを挙げるなら、英国が武蔵に対して仕掛けてきたこと、しかし襪気鵑梁羯譴らするとそれは本来ルール違反っぽいこと、とはいえ英国が勝てばそれはそのまま通り、負ければ余興で片付けるつもりであること。

シェークスピアの展開した演劇空間なるものに囚われたのは、正純・ネイト・ナイト・ナルゼ・ウルキアガ・二代の六人であり、一人でも負ければトーリが危なくなること(より正確に言うなら、トーリが、というより、彼と相対するのが可能な状況に持ち込まれるのが、といった感じでしたが)。このうち、ナイトは自力で、ウルキアガはノリキの機転で勝利し脱出、正純・ネイトは未だ交戦中であり、二代は相手が逃亡もしくは撤退(?)、ナルゼは襪気鵑乱入中、と。演劇空間ではないものの、鈴とアデーレは危険を察知して避難中、シロジロとハイディは足止めされ中、智と喜美は各人への援護を模索中、トーリとホライゾンはみんなを信じてデート続行中、といった感じでしょうか。

……あ、あと点蔵も傷有りとデート中……もとい、何かを見に行く様子ですが。

 

前回の感想でも書いたように、ネシンバラとナルゼはリベンジ戦を期待したいところではありましたが……今回の様子を見ると、少なくともここでそれは難しそうですかね。ネシンバラは何か起死回生の策を思いつけばあるいは……と思わなくもないですが(術者であるシェークスピアをどうにかしたらそれこそ一発逆転もありそうな気がして余計に期待したくなるところですが)、ナルゼは一対一で戦うには相性が悪すぎる気が。しかも襪気鵑北欧蕕気譴討靴泙辰燭里如⊆_鵑気っと襪気鵑勝ってしまったらそこで戦闘終了になりそうかも……。逆に、襪気鵑苦戦するようなら、途中で目覚めて、襪気鵑閥ζか援護という形で勝利に貢献する可能性はあるのかなとも思いますが。

何にしても、今回としては、間一髪のところでナルゼとドレイクの間に割って入った襪気鵑かっこ良かったなぁというのが一番な気がしますが(笑)。ここは誰かが助けに来るところだろうとは思いつつも、ここでナイトが助けに入っちゃったら今のナルゼだとまずい気がしたので、まさかの襪気鵑箸いΠ娚粟もあって盛り上がってしまったところです。ガチの戦闘としてはこのカードが次回一番楽しみかも。

 

別の意味で楽しみなのが、正純ですけどね。彼女もトーリらと同様、非戦闘組だと思うので、あの状況をどう切り抜けるのかはいろいろと期待したいところ。独力で何とかするのか、智たちの援護が入るのか……。この辺の、武力以外でどう状況を切り抜けるのかという点では、ネシンバラやシロジロたちも気になるところですが……。

とはいえ、次回サブタイトルからすると、むしろトーリとホライゾンのほうにスポットが当たるかも?というのもありますけどね。それはそれで、トーリがホライゾンにどうやって感情の必要性を感じさせるのか……というか、単純に二人のデートがどうなるのかも楽しみなところですが。

 

◇次回「広場の男女」

 

 

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時折真面目な話も挟みつつも、肌色成分の多い(笑)コメディ回かと思ったら、最後に何か大変なことが起こり始めた感じの第四話でした。

 

シェークスピアが仕掛けてきたのがどういう意図によるものなのか(さすがに独断専行とは思わないので、英国の総意か一部の人間の思惑か)は分かりませんが、あれによって事態がどう動くことになるのかは次回以降が気になるところでしょうか。これまたどういう意図かは分からぬものの、トレス・エスパニアも学園祭に出没していましたし。メアリがいない云々とかもありましたが、単純に武蔵vs英国となるのか、そこにトレス・エスパニアも絡んでくるのか。どうせなら平穏無事に終わる学園祭も見たかった気もしますが、ネシンバラやナルゼはリベンジ戦ともなるかもしれませんし、いろいろと楽しみなところです。

 

とまあ、次回以降もそれはそれで楽しみなところですが、焼肉パーティーから始まった今回のコメディ回も楽しかったです。一期+二期のこれまでの三話で梅組キャラが把握できてきていることもあって、ああいう馬鹿話というか、仲間内ならではのやりとりというか、そういう光景を観られるのが凄く楽しいみたいな。梅組メンバーだけでなく、ヤタガラスやコボルドなんかのマスコット的キャラクターも良い味出していましたし(笑)。

そして、回が進むごとに怒涛の勢いで仲が進展していく点蔵と傷有りは見ていてにやにやとしてしまうところ。というか、点蔵が美味し過ぎる(笑)。既に相方のいるトーリやシロジロ、お子様な東を除いた男性陣が傷有りの正体や彼女とのあれこれを知ったら、真剣に「もげろ」とか思いそうな気がします(笑)。とはいえ、二期が始まってからの彼の行動や言動を見ていると、むしろようやく正当に彼を評価してくれる女性が現れたという気がしないでもないですけどね。

 

大枠としては武蔵vs英国、英国vsトレス・エスパニアが進行している感じですが、細かなところではホライゾンの自動人形故の自己否定問題、艦内にはあるものの行方不明の“悲嘆の怠惰”、英国でも起こっているらしい公主隠し、メアリの処刑、今回は進展がなかったものの前回鈴が聴いた謎の音など、いろいろと進行していることもあり、これら自体がどうなるのかも、これらが大枠の話にどう絡んでくるのかも楽しみなところ。武蔵の方針的な意味でもホライゾンの問題は重要そうで、その答えに繋がるだろうトーリとホライゾンのデートの行く末がある意味一番気になるところではありましたが、今回ラストの展開からすると中断かなと思うと残念に思うところもありますが(それこそ、ネイトたちがこっそり尾行して覗き見するのを視聴者も一緒に楽しみたい的なものとかありましたし)、その代わりバトルで見せてくれるかなぁという期待はあるので、それぞれの戦いがどうなるのか楽しみです。

 

◇次回「猟場の人道主義者」

 

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今回のサブタイトル、要は「土下座」することを指していたんだろうか……なんて思ってしまったくらい、見事な(笑)土下座を見せてもらった第三話。

 

今回のポイントとしては、‥逝△判ありの関係の進展(?)、武蔵と英国の商談、D柑勸くてもトーリへのつっこみは欠かさないホライゾン、の三つですかね。最後の一つは完全に個人の好みな気がしますけど(笑)。あと細かいところでは、鈴さんが聞いた謎の音と、立花夫妻絡みのあれこれでしょうか。

 

,亡悗靴討蓮着々と点蔵がフラグを立てている気がする……(笑)なんてことを思いつつ、傷ありが女の子であったことが明らかになったり、エクスカリバーやらメアリやらの英国側の事情の一端が垣間見えたりしたところに注目しておくところでしょうか。というか、話の流れからすると、メアリ(の一人)=傷ありにしか思えなかったわけですが、だとすると点蔵の言葉は本当に彼女にとってはどストライクだったんじゃないかな、とか思えたりもするわけで、これからもこの二人の関係がどうなっていくのかは楽しみになるところです。

あと、地味にコボルドが良いキャラしていました(笑)。

 

△両γ未砲弔い討蓮⊆茲蟯困┐坤轡蹈献蹐最終的に武蔵側の望むどおりの商談を取り付けたと解釈できればいいかな、といった感じで。

通神が良い補足になっていて、何となく何をやろうとしているのか、双方の思惑がどういったところにあるのかは分かった気がしますし、何よりあの通神画面は、キャラのアイコンが可愛くて、観ているだけでも楽しかったです(笑)。まあ、その辺の細かい部分抜きでも、初めてじゃないかというシロジロの満面の笑みを見れば、彼の思うとおりに事が運んだのは分かるところですが。刺身のカレー掛けとかフライング回転土下座とか、ネタ成分もたっぷりで、話自体は小難しくても、画面的には面白かったのも良かったです。

 

英国絡みとしては、点蔵が主となって傷あり関係の話が進むと同時に、今回の商談の結果、鈴さんを主として謎の音関係のストーリーも進んでいきそうですし、やはりその辺が武蔵と英国の関係の落とし処になってきたりするのだろうかと思うと、それらがどうなっていくのか楽しみです。

 

◇次回「劇場の支配者」

 

 

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第一期OPの印象が強いので、前回新OPを聴いたときはどっちかというと一期のほうが良いかなぁと思わなくもなかったのですが(聴き慣れているかどうかという問題もあったでしょうが)、第二話の放送までに発売された曲を延々と聴いていたら(笑)、こっちも負けず劣らずの好きな曲になってきました。イントロ部分のわくわく感はやっぱり一期OPのほうに軍配が上がるとは思いますけどね。とはいえ、改めてOP映像を観ていると、こちらは確実にパワーアップしているというか、スタッフ力入れ過ぎだろ(笑)と思ってしまうくらい素晴らしいものなので、取り敢えずこのOPを観られるだけでも眼福な気がしてきてしまいます。

 

そして、そんなOP映像で示唆されているキャラ同士の因縁が本編でも出てくると、妙にわくわくしてしまうものが(笑)。

二代vs襪倭芦鵑任盡られた一期から続くもので(とはいえ、今回この二人はどっちかというとギャグ要員な感じでしたが(笑)。特に襪気鵑肇肇譽后Ε┘好僖縫△料軣后福)のやりとりは面白かったです)、ネシンバラvsシェークスピアは、作家対決というだけでなく、過去にも何かしらあることが今回判明となりました。

点蔵は逆に、今回偶然出会った女の子(?)と縁が繋がった感じでしょうか。OPでの点蔵の扱いが何気に大きい気がしますし、その女の子もやはりOPでは意味深に描かれ、ついでにEDクレジットではキャストが伏せられていたキャラだと思うので、何気にこの繋がりが二期では重要な役割を果たすことになるのかも、と思うと今後の展開が楽しみになってくるところです。……キャストが伏せられているってことは、既出キャラ(もしくはこれから出てくる重要キャラ)の誰かと同一人物なんですかね。

因縁の敵キャラというよりは、相棒との関係のほうに重点が置かれそうなのかな、というナルゼも、ネシンバラ共々リベンジするときが来るのが楽しみなところですが。

 

そんな感じで、今のところ二期では一期でそれほどスポットが当たっていなかったキャラの掘り下げが中心になっている気がしますが、梅組メンバーだけでなく、他国陣営の掘り下げも始まっている感じなのが、着地点はどうなるのかが気になるところです。

一期ではホライゾン救出がメインだったため、武蔵を正義側、教皇たちを悪側という単純な構図に落とし込んで観ることができましたが、トレス・エスパニアなどは各人の事情にまで踏み込んだ感じでしたし、英国側もこちらは国としての思惑といった感じでしたが自国の利益のために動いていることに変わりはなく、単純に武蔵を応援すればいいという状況ではなくなってきたようで、その辺を今後迷うことになるかもしれないかも、と。ああでも、“嫌気の怠惰”の影響でホライゾンが……という件があったので、二期もやっぱりそのうちホライゾンが中心になってくる可能性も否定はできませんけどね。でも、そうだとしても、今のところ二期は三国の思惑が絡み合う感じでしょうか。

 

そして、今回初お披露目となったED。SDキャラがとにかく可愛くて良い感じです。これも観ているだけで楽しめるものになりそうです。

 

◇次回「土上の下り者」

 

 

2012年7月新番組感想(7)「境界線上のホライゾン供廖 遙院ー襪両譴良員たち5

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正に一期のラストからそのままダイレクトに繋がる感じでのスタートでした(笑)。「Fate/Zero」と同じく、この作品も二期一話というより実質十四話として捉えたほうがいいのかも?

どっちにしても「ラグランジェ」と違い、二期からの新規視聴者を完全に置いてきぼりにした構成ですけど、一期を観ていた人間としては、やっぱりこっちのほうが嬉しいですね。私の場合、一巻こそ迷ったものの、買うと決めてからは毎月Blu-rayの発売日を心待ちにしていたくらいなので、一期の内容は復習済みとも言えますし(もっとも、細かい専門用語などはさすがに分かるものと分からないものが未だに混在している感じですけどね。ストーリーは大体理解したけど細かい世界観というか設定とかはまだあやふやということで、二期も一期同様、画面から伝わってくる熱を一番に楽しむ感じになりそうですし)。

 

というわけで、今期の本命二つ目、「境界線上のホライゾン供廚離好拭璽箸任后

……余談ですが、「アルカナ・ファミリア」と「トータル・イクリプス」は一話で脱落しました(汗)。

前者は公式サイトを見てみたらキャラデザが割と好みな感じかなぁ……ということで視聴してみたのですが、面白そうな部分もありつつも、それ以上に一話のストーリー(フェリチータの結婚問題に対する二人の反応とか……あれでもし、フェリチータ自身が「じゃあ私が優勝すれば、その話は無しor自分で決めていいのね」みたいなことを言い出していたらまた評価が違ったのでしょうが)や設定説明の見せ方にもやっとするものを感じてしまい、わざわざ時間を割くだけの魅力を感じられなかったかな、と(既に同日に「AW」と「SAO」がありますからね……)。

後者は……面白いと思った人には申し訳ないかもしれませんが、Aパート終わるまで持ちませんでした(汗)。時間無くて溜めていたのを一気に片付けた弊害もありますが、いまいち興味をそそられないプロローグ的な内容が暫く続くのに耐えられませんでした(ちらっと見ただけなのでアレですが、公式サイトでメインキャラっぽく描かれていたキャラがちっとも出てこなかったのも……)。せめて、キャラでも何でも、一つでも興味を惹きつけられるものがあれば違ったのでしょうが……そういうのを見つけられないうちに、私語を注意した(本人は真面目に授業を受けていた)主人公(?)が何故か先生に怒られて、嫌味なライバルが追い討ちを掛けるような展開を見せられては、一気に視聴意欲が萎えてしまったので。これなら、訳が分からないままでもロボットバトルの一つでも見せてくれたほうが興味を惹かれたかもなぁ、と。いやまあ、観なかった後半にそういうシーンがあったのかもしれませんけど。

 

話を戻して。

冒頭でも書いたとおり、一期ラストの、武蔵が攻撃を仕掛けられたところからそのままスタートした二期第一話。一期一話同様、まずは多彩な戦闘シーンをお楽しみくださいとばかりに、バトルの大盤振る舞いでした。もっとも、体育の授業と他国との実戦(?)ではいろいろと違いますけどね。いや、一発当てればオーケーなのと、逃げ切れば、あるいは落とせば勝ちでは違うと言ったほうが正しいかもですが。

ともあれ、そんな感じなので、片方が一方的に無双状態になるようなこともなく、一方が優勢になればもう一方がその対抗手段を持ち出し、それを破れば更に次の手を……といった感じで、見応えのある攻防だったと思います。地摺朱雀がやられたり、正純の弁論がホライゾンによって何故かギャグを言うことになったりしたときはハラハラしたりもしましたが(笑)、全ては重力航行で逃げ切るための布石(時間稼ぎ)と分かると、改めてその駆け引きが面白いなぁと思ってしまうところでしたし。

あと、初っ端からずっと全裸な主人公(笑)が、相変わらずのすっ呆けた活躍をしてくれているのも可笑しいところ。というか、東のシーンといい、何で二期の一話目から下ネタ全開なんだと別のところでつっこみ入れたくなりそうな一話でもあったかもです(笑)。

 

まあ、勿論そんなものばかりではなく、バトルシーンは普通に熱かったですし、特に襭s二代は、二人の因縁――特に襪何故この戦いに参戦していたのかを思い出すと、彼女のほうにも肩入れしたくなるものがあり、今回は武蔵の逃げ切り勝ちになりましたが、いずれ着くことになるだろう決着がどうなるのか楽しみになるところです。もっとも、当面は後半出てきたvs英国が主になりそうなので、それは今期中にあるとしても後半戦かな、とも思うところですが。

その英国側からは、これまた個性的なキャラが出てきた感じで。その中でも重要になってきそうなのは、OPにも出てきた気がするシェイクスピアですかね。単純に一期では指揮担当だったイメージのあるネシンバラが前線に出てきただけでもわくわくするものがあったのですが、作家対決がどうなるのか楽しみかも。その片方が偉人の名を持つとなれば特に。

ネシンバラ以外も、一期はトーリやホライゾン、正純たちがメインだった印象もあり、ナイトたちのような活躍が後半戦になってからだった印象のあるキャラたちが序盤から出番が多いのも、二期では一期出番の少なかったキャラにもスポットが当たるのかなぁと思うと楽しみなところでしょうか。ED曲のCMで点蔵が大きく取り上げられていたのも気になりますし。同時に、初っ端からネタキャラ化している智とか、出番は少なかったものの相変わらずのところを見せてくれた喜美とか、お馴染みのメンバーも盛り上げてくれそうですし、今期もシリアス・ギャグ共に楽しませてくれそうです。一期では基本的に助けられるお姫様ポジションだったホライゾンも早速良い味出していましたしね(笑)。

 

◇次回「舞台上の宣告者」

 

 

境界線上のホライゾン #13(終)「境界線上の整列者たち」感想5

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昨日の疲れが思いのほか残っていたのか、危うく寝過ごすところでしたが、何とかいつもどおりの時間に最終回を見ることができました。

世間的にはホワイトクリスマスとかで盛り上がっていたのかなーといった感じですが、チャリ通の人間にとって積雪は大惨事でしかないですからね……(汗)。車道を走れば車に雪をぶっ掛けられて雪まみれになるし、かといって歩道は走行不可能なほど雪が深くて仕方なく降りて押して歩くことになるか(沿道の木が雪の重みで倒されて道自体を塞いでいるケースも……)、走れても労力の割には牛歩の歩みになるかだし(結局いつもの二倍近く掛かった……まあ、完全に歩きのみだと四倍掛かるのでそれに比べればマシですが)、帰宅時はある程度溶けてきてはいたものの、今度は朝以上に凍結が怖いので暗闇の中じっと目を凝らしながら走ることになるので精神的に疲れるし……。もう降ってしまった分はどうしようもないので、せめて今冬はもう降らないで……いや、降っても積もらないでくれることを祈りたいものです。

 

……何だか愚痴から入ってしまいましたが、気を取り直して「境界線上のホライゾン」最終回の感想です。

 

ホライゾン救出という一番の山場は前回でほぼ終えたも同然でしたし、残るは撤退戦だけという話も見かけていたので、今回は最終回らしく楽しい方向で盛り上がって最後にエピローグで締めて終わりかなぁと漠然と考えていましたが……甘かったです(笑)。まさかこの短い時間の間にもう一つ感動的なシーンが残されていたとは。

二代はちゃっかり(?)“悲嘆の怠惰”を回収していたのか、ということにちょっと驚いたりもしましたが(トーリたちの目的を考えてみれば当然で、そこに思い至れなかった自分のほうが、認識が甘かったのですけど(苦笑))、それによって追撃してくる船を落とす役割がホライゾンに託され、そこからホライゾンが“悲嘆”の感情を取り戻す流れは、その短い時間の中でまた泣かされて、最後の最後までこの作品のスタッフの力量を見せ付けられたところで。

一緒に他の感情を取り戻していこうとか、もう泣けない自分の代わりに泣いて叫んでくれとかのトーリの言葉も胸に来るものはあるんだけど、それ以上に、ホライゾンが“悲嘆”の感情を取り戻す瞬間に回想した一連の映像がもう反則だろうと。黒藻の精とか正純とか、P-01sであった頃に出会った人たちもまた今のホライゾン・アリアダストにとって失くしたくない大切なものであることを見せてくれた一方で、何より最初に、唯一人もう二度と取り戻せない、既に失くしてしまった存在である父・元信が映ったのが……(涙)。あの順番で映されたからこそ、もう二度と大切なものを失いたくないという想いが、それがホライゾンの中に湧き上がったことによって“悲嘆”の感情を取り戻したんだということが視覚だけでも伝わってきて。それだけでもう涙腺決壊しているところへトーリのあの台詞ですからね。もう感動しないわけがないと。

 

……余談ですが、“悲嘆”でこうなるということは、教皇の持つ“淫蕩”を取り戻すときはどうなるんだというのがちょっと興味深かったり(笑)。トーリの言うように、悲しいことや辛いことから取り戻していき、最後に喜びや楽しみといった感情に辿り着くのだとしたら、まさに教皇はラスボスというか、だからこそ彼が持つ“大罪武装”は“淫蕩”の名を冠しているのかと納得できてしまうので、面白い配置だなーとも思うわけですが。

 

撤退に成功した後は勝利を祝しての宴が開催され、これこそ予想(期待?)していた展開ということで、素直に楽しんでいたところ。一話目の時点では、あれだけの数のキャラが一気に出てきて、誰が誰やらでただ展開を追うだけでしたが、今となっては一人ひとりがどんなキャラなのかも分かっていて、そのそれぞれらしい祝杯の様子が楽しかったところでもあります。……こういう光景を見ると、改めて一話目を見返したら全く違う感想を抱きそうな気がして、そのうち時間を作って観直したいなぁと思うところでもありますが……(観たい観たいと思いつつも結局最後まで観そびれてしまった極東講座なども)。さり気にオリオトライ先生にも何やら面白設定があるのかな?といったことも匂わされていて、こちらはこちらで未来の展開が楽しみになるところでしたが(P.A.ODAという新たな(敵?)の存在も)。

 

そんな感じでエピローグとして終わるのかと思いきや、Cパートにて、夫の汚名を晴らすために戦うことを決めた襪気鵑了僂描かれ(立花夫妻はけっこう気に入っているので、彼らの今後は気になるところ)、更には最後に大量に新キャラ登場で攻撃を仕掛けてくると、次への引きが大盤振る舞いなことに(笑)。攻撃方法が運動部な辺り、改めてそういう世界観でもあったっけということを思い出した感じですが、何にしても、そんな彼らに武蔵側も迎撃に出たところで終了。最後のトーリは何で(上半身だけ?)裸なんだというオチ付きでしたが(笑)。

そんな終わり方を見ると、この作品も「俺たちの戦いかこれからだ」ENDに見えなくもないですが、そこまでの本編ががっちりと描かれて綺麗に終わっていたため、どちらかというとボーナストラック的な印象のほうが強かったのが不思議なところ。直後に二期制作決定の報が流れたのも大きいかもですが。

 

何にしても、二期制作決定は嬉しいところ。やって欲しいなぁと思いつつもここまで決定的な情報は出ていなかったので余計にですかね。アニメを観たことで原作にも興味は出たけど、あの分厚い原作に手を出すのは、お財布事情もさることながら、何より時間的に厳しいですからね……(と、積読本の山を見ながら(汗))。とは言いつつも、それとは別に、かなり評判の良さそうなのを見ると、BDのほうを買うかどうかが悩みどころだったりもするのですが。

ともあれ、今は二期放送予定の夏を楽しみに待ちたいところです。

 

 

境界線上のホライゾン #12「平行線上への相対者」感想5

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二代vs宗茂再びと、とうとう審問艦へと辿り着いたトーリとホライゾンの相対がメインだった第十二話。

 

まずは、二代vs宗茂。前回では宗茂が二代を倒し、“悲嘆の怠惰”による“武蔵”砲撃予告というチェックをかけたところで終わったわけですが、そんな彼を止めたのは、一度は敗れたものの立ち上がった二代。

ここはとにかく、ようやく二代が一山超えたなーというのが観ていて盛り上がったところ。三河のこととか、受け継いだ蜻蛉切りのこととかで、見失いかけていた彼女自身のスタイルをようやく思い出せたと言ってもいいかもですが、そうして三度目の正直とばかりに宗茂に土をつけ、そしてそこに辿り着けた二代だからこそ、教皇の一撃を今度こそ蜻蛉切りで断ち切った姿は素直にかっこいいと思えるものだし、武蔵の侍として頼もしかったところでしょうか。

 

そして、今回の何よりのメインは、辿り着いたトーリとホライゾンの相対。取り敢えず福山さんの長台詞(世界征服宣言)が凄かったりしたわけですが(笑)、そこからの二人のやりとりも更に凄いもので。

……とは言っても、実は一回観ただけじゃ二人の論戦がどういったものだったのかは完全には理解し切れていないのですが(汗)、それでも、自分の想いを真摯に伝えるトーリと、いつしか自動人形としての最善の答えでなく、ホライゾン・アリアダストとしての本音を告げ始めたホライゾンの姿には胸が熱くなるものがあったというか。二人のやりとりの最初のほうで、ホライゾンの容赦のない返答から、自動人形だけど彼女は紛れもなくホライゾンだと智たちが納得する様子も良かったですし。

ホライゾンが本音を洩らしたところで、例の壁の仕掛けが(トーリがうっかりその境界を越えてホライゾンの胸(笑)に触れてしまったことで)発動となったわけですが、そこでようやく明かされたのは、ホライゾンの死のきっかけとなった出来事。それは、その後の事故さえなければちゃんと仲直りして、そんなこともあったと懐かしく思えるような思い出の一つになっていたかもしれない些細なすれ違いで、だけどそうはならなかったからこそトーリの中で罪として刻まれてしまったもので。だけど、それを今改めて見せられて、あのときのトーリには分からなかったホライゾンの(推測ではあるもののおそらく間違ってはいない)気持ちを聞かされて。そして、あのときは助けられなかったトーリが、そうなるためには必要だった答えを出すと共に、ホライゾンに手を差し出す。それを聞いて、ホライゾンもその手を伸ばす。そうして、OPラストで何度も観ていて、本編でも実現する日を待ちわびていた光景がようやく現実のものとなる。

 

……何かもう、画面の前で見ているこっちも感無量なシーンでした。トーリが壁の仕掛けを突破するのも、二人の手が届くのも、期待通りの展開なんだけど、何だかそれ以上のものを見せてもらった感じで。中盤戦の三河消失時以来じゃないかというくらい胸に来たというかうるっとなったというか……何かそんな言葉にした時点で既に感じたものが陳腐なものに変換されて聞こえてしまっているんじゃないかという気がしてしょうがないのですが(汗)、とにかくここまで観続けて良かったと心底思えるようなものを見せてもらったと思います。

 

今回は二人の手が届いたところでラストということで、次回は事後交渉的な部分が中心になるのかな?と思うところではありますが(実際どうなのかは見てみないと分かりませんが)、最高潮に盛り上がったこの物語をどう締めてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

 

◇次回「境界線上の整列者たち」

 

 

境界線上のホライゾン #11「武蔵の不可能男」感想5

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直政・ネイトの出陣、トーリの決断、二度目のインノケンティウスと正純の相対、二代vs宗茂と、今回も見所満載だった十一話。

 

取り敢えずまずは、ネイトの豪快な攻撃方法にびっくりしました(笑)。騎士というと剣とか槍のイメージが強いですが、まさか鎖とは。しかもその先に巨大な兵装、あるいは兵士自体を巻きつけて振り回すとか、その武器だけじゃなく、その使い方にも度肝を抜かれた感じです。

……でもまあ確かに、数で押されている武蔵側の切り札的に投入されるのなら、これくらいの戦力を持っているのは当然だったかもですけどね。何にしても、これはこれでかっこ良かったです(笑)。

 

一対一の戦いでは、ノリキ(記事書くために調べてようやく名前覚えました(笑))が見事な活躍を見せてくれました。相対戦のときにも見せられたガリレオの「地動説」「天動説」はかなり強力な術に思えて、果たしてこれに対抗するにはどうするのかというのも気になるところでしたし、ノリキ自身が以前に一度負けていることもあり、ここで雪辱戦となり、以前負けたときすらその上できちんと布石だけは打っていたのかといった感じで、見事KOとなったのは盛り上がったところです。ガリレオ撃破は敵側の兵の士気にも大きく関わってきていましたし、そういう意味でも見事でした。

 

とはいえ、ガリレオ撃破で挫けた士気は、すぐさまインノケンティウスによって覆されましたが。

味方側が劣勢なのを見て取るや、すぐさま現場に出てくるのは、頼もしいと見るべきなのか腰が軽いと見るべきなのかなんてこともちらりと思ってしまうわけですが(笑)、「淫蕩の御身」ですかさず劣勢を覆したところや、前述の部分は前者に思えますが、正純の挑発に乗って相対を受けたことでせっかくの「淫蕩の御身」が解除されてしまったり、特攻してきたりした辺りは後者にも見えるかも?

血走った様子で正純に迫って自分の勝ちだと言い張ったり理不尽な説教を始めたりした辺りは、敵ながら微妙に親しみが湧いてしまうような気もしますが(笑)、視聴者側から見たら、二戦とも引き分けといった感じですかね。彼が突っ込んで来るのを見た瞬間に負けを宣言したことからも、正純の狙いは「淫蕩の御身」の能力解除であり、トーリたちが突破するまでの間、できるだけ彼を引き付けておくことだったと思われますし。

 

トーリといえば、劣勢になっても決して諦めない仲間の姿を見て、副王権限使用に踏み切った姿は、まさしく“王”に見えてしまったところかも。しかし、その姿こそこの上なくかっこ良かったものの、その代償として今後決して悲しむことが許されない、その感情を抱いたら死ぬというのは、トーリの今後が心配になってしまったところでもあるわけで。……間近に、ホライゾンへの告白という、失敗した場合トーリが一番悲しむだろうイベントが控えていますし(汗)。又、仮にそれは成功に終わっても、その後もずっと悲しまないなんてできるのか、というのは普通に考えたら無理だとしか思えませんし、今回の件が無事終わったとしても、その心配がずっと付き纏いそうな感じです。

 

二度目の二代vs宗茂戦。まさかのボケ対決(笑)には和んでしまったところではありますが、いざ戦闘が始まれば、やはりその戦いぶりには一番魅せられてしまったところかも。あのときは本気じゃなかった(笑)と言うだけあり、以前と違って二代もチェックメイトをかける寸前まではいけましたし。

しかし、そこはやはり経験の差はまだまだ大きいということなのか、宗茂のほうも以前忠勝に負けたときの対策から蜻蛉切りの能力を防ぎ、逆転勝ちとなってしまいました。それどころか、砲撃を宣言することで武蔵側に逆にチェックをかけに来たわけで、次回はこれをどう回避するかと、ようやくホライゾンのもとまで辿り着きかけているトーリたちにスポットが当たる感じでしょうか。

……あと、ホライゾンが読んでいた本に空いた穴も地味に気になるところですが。単なる不吉の象徴のようなものなのか、それとも誰かが実際に狙撃したのか。彼女を覆う壁のこともありますし、まだまだ一筋縄ではいかないだろうホライゾン救出がどうなるのか、次回も楽しみです。

 

◇次回「平行線上への相対者」

 

 

境界線上のホライゾン #10「スタートラインのラッパ吹き」感想5

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冒頭で説明されていた、ホライゾン救出を阻む最後の壁。過去の罪を再現云々という話を聞くと、何だかまさにトーリのために用意されているように思えてきてしまうところで。

思えば、ホライゾンが死亡した状況の詳しい説明はまだされていませんし、それを挟みつつ、トーリが過去を乗り越えてホライゾンのもとへ辿り着いたら、これ以上燃えるシチュエーションはないよなぁと、今から楽しみになるところです。過去の罪は否定できないとか何とか言っていた辺りはいまいち理解し切れていないので、そこが不安といえば不安ですが……。

 

それはさておき、とうとうホライゾン救出が始まりました。とはいえ、そのためにはまずホライゾンが捕らえられている場所まで行かないと駄目ということで、今回はそのための、空の敵の排除が描かれていた感じでしょうか。

 

細かい専門用語は分からないものの、縦横無尽に描かれるその空中戦のシーンにただただ圧倒されていたくらい、画面を眺めているだけでも見応え十分な回でしたが、これまでにもある程度スポットが当たっていてその想いが察せられる智や武蔵さんに加え、これまでは宅配屋さん&百合カップルなイメージぐらいだった魔女コンビの活躍が熱かったです。

さらっと語られた二人の境遇を聞きながら、そういえば武蔵はそれぞれの国では居場所のなかった人たちが集まった場所でもあるんだっけということを思い出しつつ、そんな自分たちが自由に生きられる場所でもあるからこそ守りたいとその力を発揮し(余談ですが、まさかこの番組で魔法少女的な変身シーンが観られるとは思っていなかったので、何かいろんな意味でびっくりしました(笑))、二人が劣勢に陥ったときには、同じ境遇で、そして二人の力を認めている人たちからの激励が飛び、その声に応えるように見事逆転しての勝利は素晴らしかったです。単純にその展開が熱かったのもあるし、直接戦闘はしていない人たちも心は一緒だというのが改めて示されたシーンでもあったと思いますし。

 

相変わらずどこまでが計算でどこまでが天然なんだと思ってしまうようなトーリに率いられた地上部隊も、トーリとアデーレのキャラの影響か、状況の割にはコメディ寄りに見えてしまいましたが、それをヨシナオが見つめていることで、同時に感慨深いものも感じてしまうのだから、その辺の絶妙さには相変わらず感心させられてしまったところ。とはいえ、アデーレの鎧のおかげで進めていた彼らも、敵の攻撃で分断されてしまい大ピンチに――といったところで、満を持して直政&ネイト出撃で次回へ。

今回の空中戦も大いに盛り上がったところですが、次回も今度は地上戦で魅せてくれそうです。直政&ネイトだけでなく、二代vs宗茂のカードも見られそうで、次回も楽しみです。

 

◇次回「武蔵の不可能男」

 

 

境界線上のホライゾン #9「高嶺の花」感想5

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ホライゾン救出のための最後の準備回だったのかな、といった感じの第九話。

ガリレオの乱入とか、そもそもインノケンティウスの横槍もあったわけですが、トーリvs正純は引き分けとなり、武蔵王ヨシナオの提案で延長戦が行われることに。

 

そうして最後の障害として立ち塞がることになったのが、二代。

単純な武力勝負となるなら、教導院側には相手になりそうなキャラって誰かいたっけ……?と思ってしまうくらい、敵として立ち塞がるなら強敵となる存在として描かれていたと思われる彼女。しかし、そんな彼女だからこそ、味方に付けられれば心強いわけで、そういう意味でもこの延長戦にはわくわくとしたところ。

 

当然、教導院側としてはそんな彼女と誰が戦うのかという話になるわけですが(何故か擬音で作戦を提案する智たちに、見事につっこみが入っていたのには笑ってしまったところ。というか、その後の「拙者〜ござる」の話含めて、こういうコメディ要素込みの梅組の会話は面白いなぁと改めて思ったところかも(笑))、そこで颯爽と前に出たのが喜美。

これまで描かれた部分からは戦闘系のキャラという印象はないし、本人も持っているのはエロとダンスのみで戦闘系のスキルはないときっぱり言い切ってしまったくらいなので、果たして彼女で二代に勝つことはできるのか、と不安が過ぎりそうなところではありますが、話の流れとして負けることはないだろう、という以上に、トーリが絶対の信頼を置いて彼女に任せたことが、何よりも最終的に良い結果に終わるのだろうと確信させてくれたのが凄いなぁと思ってしまったところ。武力や知力で飛び抜けたものは持っていないけれど、トーリの人を見る目の確かさだけは信頼できるものだと、これまでの展開から視聴者側にもしっかりと伝わっているんだなぁ、と。

 

でも、それ以上に、今回は葵姉弟の魅力が爆発していた回だったなぁ、とも。ホライゾンを失い、自分自身すらも手放そうとしていた弟を力ずくで連れ戻した喜美。そんな彼女だからこそトーリは全幅の信頼を置いているし、周りのみんなも彼女に一目置いている。普段はちゃらんぽらんとかふざけているとかいった印象が強い気がするのに、いざというときのこの姉弟のかっこ良さは凄いです(笑)。

又、そんな二人の過去が語られたことで、これまでの二人――特に、後悔通りに入ろうと頑張っているトーリを見守っていた喜美のシーンとか、改めて見たらまた違った印象を抱きそうな気がしてくるところです。

 

喜美の、二代が真に仕えるべき相手はホライゾンだという言葉に二代も頷き、ヨシナオも最終的には王権こそ譲れないものの取り上げていた権限の返却と副王の設置で援護射撃してくれて、これで晴れてトーリたちはホライゾン救出に赴くことに。

あの格好(笑)なのでてっきりネタキャラかと思っていたヨシナオが意外に重要なポジションにいたことに驚いたところでもありましたが(まあこれは、武蔵王云々からしてよく分かっていなかったのも大きかったですが)、そんな彼の境遇をトーリに被せて彼の抱えるものとトーリの進む先へちらりと不安を見せたところで、自分を犠牲にすることでしかみんなを救えなかったかつてのヨシナオと違い、トーリには迷わず彼の後に続く仲間がいるんだということを見せてくれたのは、何とも心強く、みんなの力を合わせればその手はホライゾンに届くのだと思わせてくれたところ。酒井学長がしっかりホライゾンを受け入れる準備をしていることを示してくれたり、正純がトーリたちと共に行くことを満足そうに見ている父親の姿があったりと、直接的には力を貸せない(?)ものの、大人たちがそうして見守ってくれているのも心強く思えるところですしね。

 

これで、いよいよ次回からは本格的にホライゾン救出が始まるものと思われますが、OPラストのようにトーリの伸ばした手がホライゾンに届くそのときが見られるのを楽しみにしたいところです。

 

◇次回「スタートラインのラッパ吹き」

 

 

境界線上のホライゾン #8「全域の支持者」感想5

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やはりトーリの狙いはホライゾンを救うことの利益や正統性を正純に述べさせることだった、というのが明らかになったところからスタートした第八話。

彼が敢えて先攻を取ったのはそのためだった、というのも含めてトーリの口から語られると、やっぱり彼は馬鹿そうに見えて実は策士なキャラなのか、と思ってしまいそうですが、これまでの感想から窺える原作既読者の認識は「馬鹿そうに見えて本当に馬鹿」なキャラなので、この辺は何とも判断に困るところです。まあ、彼のセクハラの行為の数々を考えると、そこは天然でやったんじゃないと許されないような気がするのですけど(笑)。

 

とはいえ、そうしたことを天然でやってしまう(と取り敢えずは考えておく)ことに加えて、教皇の策略によって一気に正純側が不利になった状況を彼ならではのおちゃらけた行動でぶち壊し、教皇が突きつけた劣勢を、そんなものには左右されない彼自身の何より大切なことを明言することで正純の全面支持を表明したところは、何故トーリがああいうキャラなのにも関わらず人望を得ているのかがよく分かったところな気がします。そして、トーリと正純の二人が手を組むことは、互いの足りない部分を補い合える、良いコンビになれることも。そんな二人が先頭に立つことが頼もしく見えることも。

 

討論の内容については、その駆け引きも含めて全てを完全に理解できたとはいえないので、ガリレオが仕掛けてきたのは交渉決裂後に即座に潰しに来たのか、取り返しがつかなくなる前に不穏の芽を摘みに来たのかいまいちよく分からないところなのですが、取り敢えず、正純がホライゾン救出のために動くことに腹を括り、そこへ二代も駆けつけてきたという展開はそれだけで燃えるところ。さり気にトーリの用意していた質問に正信も紛れ込んでいた辺り、彼らとしても本音はトーリたちに賛同しており、そのための後押しをしてくれそうなのも見えた気がして、更に頼もしく思えるところでしょうか。

……それに、歴史解釈云々とか、その辺の話はともかく、他人の(それも女性の!)身体的コンプレックスを暴露する教皇のやり方は、手段を選ばず相手を追い落とすことを考えるなら有効なんだろうなぁとは思うものの、その辺の駆け引き(こういう討論の場ではどこまで言っちゃっていいのかとか)に詳しくない現代人としては、それってセクハラじゃないのかとか思ってしまったところで(教皇側が悪に傾いたように見えてしまったところでもあるというか)。まあ、この辺は作中の認識がどういうものか分からないし、自分としては正純=女という認識だったのですが、トーリたちは正純を男と思い込んでいたようで、その辺に関しても認識にズレがあるので、どう見るのが正しいのかも微妙なところなのですけど。

 

何にしても、この討論において、武蔵側の利点、そして、ネックとなりそうだった大罪武装の件も、末世を救うために尽力すると他国においても利益となることを示したことで、今回の中継を観ていたトーリたち以外の武蔵を含めた神州の住人が、そして他国の人々がどう考えてどう動くのか、楽しみになってきたところでしょうか。まずはvsガリレオ戦となりそうな感じで今回は終わりましたが、それはそれで、今回は言葉によるバトルでしたが、次回は武力によるバトルが見られるのかと楽しみなところです。

 

◇次回「高嶺の花」

 

 

境界線上のホライゾン #7「武蔵の騎士」感想5

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(※11/15 少し追記しました。)

 

梅組の方針は前回で決まったということで、今回はその決定どおりに臨時生徒総会を開催し、副会長である正純と、そして彼女の側に立ったネイト(騎士)と直政(機関部)を味方に引き込むための相対が行われた回でした。

 

てっきり教導院内部で密かにその辺の説得とか取引とか交渉とかそういったものが行われるのかなぁと思っていたので、思い切り野外、しかも全国中継っぽい状態でやっていたのには驚いたところですが、ひとまず聖連側に立った三人の立場と、梅組だけでなく学院全体の意向がこの相対に掛かっていること、そして次回サブタイトルを考えると、武蔵ひいては極東が一丸となって聖連と敵対する道を選ぶとするなら、確かに必要な手順なのかも、と。シロジロvs直政のときに、戦乱を忌避して武蔵から退避していく人もいるようなことが語られていましたし、特に武蔵(極東)としては、その方針決定を総意のものとすること、そして、そのためにそれがただの無謀ではないことを示すことが必要だったのかな、と。

シロジロvs直政では、極東が聖連の完全支配下に置かれてしまうことで被る不利益と、そして極東ならではの戦うための力があることが示されたかと思いますし(一話から出てきていた、神様の力を借りる術式が、ここで改めて強調されたのも面白いなと思ったところ。神道の術式であり、いかにも八百万の神が存在するとされる日本独特のものといった感じなので、極東だけが持つアドバンテージっぽいのが良いかな、と)、ネイトも相対の結果こそはネイト側の勝利という形ですが、騎士が民を守るという姿をばっちり見せたものと思いますし。そして何より、聖連と敵対するに当たって、武蔵が“飛び続けるための力”と“戦うための力”をちゃんと持っていることを示したのが大事なんじゃないかな、と。

 

そんな感じで、何だかんだで直政(機関部)とネイト(騎士)の協力は取り付けたということで、残るは正純一人。武蔵側は満を持して(?)トーリがそんな彼女と相対することになったわけですが……まさかの「ホライゾン救うのやめない?」発言(笑)。

正純を味方に付けないと始まらないし、だからこれはトーリの作戦なんだろうなぁとは思うものの……そこから一体どうやって話を持って行くのか想像がつかないので、これは素直に次回トーリが何を言い出すのか楽しみにするところでしょうか。正純どころか、中継を見ていた宗茂や教皇までもが呆気に取られるような発言だったようですし、そこら辺が鍵だったりするのかなぁとか考えてみるところではありますが。

(追記)↑の呆気に取られる云々から引き続き考えていてふと思いついたのですが、トーリの狙いは正純に反証させることにあるのかも。

敢えて自分が「やっぱり無理だ」「できっこない」とか否定的な台詞を口にすることで、正純に「そんなことはない」と言わせたいのかも、と。それがうっかり零れ出る本音なのか、トーリの狙いを読んだ上で正純が乗ってくれるのかは分かりませんが、どっちにしても、討論・弁舌が得意だと言われていた正純が、それこそ論理的にホライゾン救出の可能性や道筋を語ってくれたら、トーリが言葉を尽くすよりもよっぽど説得力があるんじゃないかと。そうすれば、“飛び続けるための力”と“戦うための力”だけでなく、“それらをいかに使うか”という具体的なプランまでもが示されることになるし、同時に、正純自身にそれを語らせることで、彼女の気持ちごと武蔵側に引っ張って来るつもりなのかもしれないな、と。

……まあ、仮にそうなったとしても、トーリが本当にそこまで考えていたかは分からないし(今回代表となった二人が何だかんだで最適格者だったのも、意図的なのか天然なのかどっちにも取れそうでしたし)、どっちにしてもその根底には、表向きはともかく心情的には正純は武蔵側だという確信(信頼?)があってこそだとは思いますが。

 

あと、今回さり気に不可侵地域としての“京”の話が出てきたので、東と(そういえば幽霊退治絡みで出てきていた)幽霊(?)の女の子のことも、頭の片隅に留めておきたいところかな、と思います。

 

◇次回「全域の支持者」

 

 

境界線上のホライゾン #6「告白場の代弁手」感想5

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丸々一話を使って、武蔵の置かれた現状の説明と、ホライゾン救出に動くか否かが描かれた回でした。

そして、いよいよ正純・二代の選択が重要な意味を持ってきそうな展開にもなってきたかと。

 

ホライゾンが元信の後継者として認められ、三河消失の責任を取る形で自害することが決定したのは前回ラストのとおり。そのことによって、聖連側が武蔵側のあれこれを取り上げようとしているのも。

この辺のことを再説明してくれた立花夫妻のやりとりには和みつつ(笑)、この二人がこの件に関してどう思っているのかなぁというのはちょっと気になるところでしょうか。どう思っていたところで、将来的に敵対することに変わりはなさそうな気はしますが、今のところ数少ない把握している聖連(というかトレス・エスパニア?)側のキャラというのもありますし、敵対は変わらないとしても、ある程度話ができそうな人たちだなぁというのもあるので。

……まあ、この辺は、何となくのキャラクターは把握できつつも、彼らの背景に関してはいまいち分かっていないから思うことかもしれませんが。

 

さて、そのホライゾンは、今のところ大人しく捕まっているようでしたが、最後に洩らされた本音を聞く感じ、心の底から納得しているわけではなく、叶うのなら青雷亭のウェイトレスに戻りたいと思っていると考えて良いですかね。

となれば、トーリたちが助けに行けば、助けられてくれる可能性が十分にあると思えるところでしょうか。まあ、立場上、助けに来られたからといってあっさりついて行くことは無理な気もしますけど、わずかでも彼女の中にそうした気持ちがあるのなら、助けに行く側としては十分に望みがあると考えて良いかな、と。

……あと、P-01s=ホライゾンが作中で明言されたからか、更新されていた公式サイトのキャラ紹介を見ると、そんな彼女の今後を含めたこの先の展開が大よそ分かる気がして、そういう意味でもやはり物語はそういう流れになるだろうな、とも思うところですが。

 

酒井学長も、本人はのらりくらりとしていましたが、彼と共にいた自動人形も含めて、本音としてはホライゾン救出、ひいては武蔵を守るために動きたいと考えていると思って良さそうかな、と。オリオトライ先生も、さすがに実は聖連側の手先で授業という形で反乱勢力を探っていた、なんてことはないと思うので、あんな作文課題を出してきた時点で、生徒たちが望むのならホライゾン救出に何らかの力を貸してくれそうかな、と。

勿論、どちらにしても、ただ気持ちだけで動くような勝算のない戦いなら支援なんてしてくれないでしょうが(下手に動いて失敗したら余計に立場が悪くなりますし)、トーリたちがしっかりと作戦を立てて望む結果をもぎ取れるだけのものを示せたら、表立ってか影ながらかは分かりませんが、全力でバックアップしてくれそうな気はします。……酒井学長の場合は、武蔵側のトップ(?)と思われるので、バックアップどころではない形で動き出す可能性もあるのかなぁ……とも思いますが。

 

今回のサブタイトルは鈴の作文を代理で読み上げた智のことを指すのかな、ということで、授業課題の作文を通して、そのトーリたち梅組の今後の行動指針が決まった感じで。勿論それは言うまでもなく、「ホライゾン救出」。

最初にそれを問いかけたときはみんな無反応だったけど、それは勝算を弾き出すための判断材料が不足していたのと、発破を掛ける人物が現れるのを待っていた感じでしょうか。そういう意味では、金を第一の基準で考える人が前者を提示し、クラスで一番気弱な女の子が声を張り上げて後者を望んだのは、うまい配置だなぁと思うところでしょうか。そして、そんな鈴の声に応えるように、それまでは落ち込んで突っ伏しているのかと思われていたトーリがあっさりと立ち上がって、言われるまでもなく自分はそうするつもりだったのだと宣言したわけですから、これで梅組の意志は完全に固まったかなーといった感じで。

……まあ、その後の一連のやりとりは、いかにもこれまで観てきたトーリらしいもので、一気にシリアスな空気が弛緩してしまいましたが、重苦しい空気ばかりでは観ているこちらも息が詰まってしまいますし、何よりああいうほうが彼ららしいと思えてしまうので、むしろああいう感じになったほうが彼らの行き先が明るく思えるところかも。

 

とまあ、そんな感じで武蔵側の主要キャラは大よそ「ホライゾン救出」で一致したと思って良さそうですが、そこで最後の鍵を握りそうなのが、冒頭でも書いた正純と二代。

立花夫妻と対峙したシーンを見ると、二代もまた戦う意志を秘めている、とも思えそうですが、彼女の場合それよりも、自身の立場ならそうするべきだという、彼女自身の意志というよりも、常識というか形としての行動にも思えてしまうので、そこら辺がどうなのかな、と。もしも本当に彼女自身の意志での行動だったのならそれでいいかと思いますが、そうでないとしたら、その中途半端さは最悪トーリたちの足を引っ張るものになるかもしれないという懸念もありますし、最終的に彼女が何を選ぶのかは気に掛けておきたいところです。

正純のほうははっきりと、彼女自身の今後の行動を決めかねている様子が描かれていたかと。ホライゾンを直接知っているわけでもなく、梅組とも完全に打ち解けてはいないようにも見える彼女なので、彼らほどすっぱりと決められないのは分かるような気もしますが、そんな彼女だからこそ、彼女が選ぶ道は重要な気がするところかも。唯一権限を残された副会長である、というのも、そのままの彼女で協力してくれるのならいろいろ大きい気がするのもありますが。

 

そんな感じで二人の選択にも注目しつつも、次回は方針を決めた梅組が動き出す様子が見られるのかな、とまずはそこを楽しみにしておく感じでしょうか。臨時生徒総会云々の話からすると、正純の場合は早速選択を突きつけられるような気もしますが、それも含めて楽しみにしたいところです。

 

◇次回「武蔵の騎士」

 

 

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主題歌・OST→
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「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
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