翠の匣

アニメや読んだ本(漫画・ラノベ)の感想を、徒然と書き綴っているブログです。

ココロコネクト

ココロコネクト #13(TV版終)「この五人がいれば」感想5

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一発で気に入って、ひょっとしたらここまでの三曲で一番かもしれない、というくらい良い感じのED曲が三話しか聞けないのは残念だなぁと思いつつも、「カコランダム」編が終了となりました。

ついでに、テレビ放映も最終回。でも、続く「ミチランダム」編への序章と次回予告はばっちりと入っていて、ここで放送終了は何て勿体ないんだ!と思ってしまうところ。これまでも、本編→次回予告→EDの流れが秀逸な作品でしたけど、テレビ放送分はこれで終了のためか、流れ自体は踏襲しつつも少し変則的な形となった今回のその流れは、この先にここまでの集大成の物語が来るものを予感させる素晴らしいものだったと思ったわけですが……久々に公式サイトを見にいってみたものの、その「ミチランダム」編がどうなるのかのお知らせが見当たらなかったのですが、えーと、以前何かでちらりと目にしていたとおり、ネット配信ということで良いのですかね? まさかBlu-rayを買わないと観られないなんてことはないと思いますが……。

 

まあ、その辺は今後情報が出てくるのを待つとして。唯&青木は前回で解決したということで、ラストは伊織メインのお話。これまでにもちょいちょい描写があった、伊織の問題(二番目の父親がヨリを戻しに来ていた)が明らかとなり、それが解決するまでが描かれました。

これまでの現象によって自分を見つめ直し、今の永瀬伊織を認めつつあった彼女への<ふうせんかずら>からのやり直しへの誘惑は、まさに悪魔の囁きと思えてしまうもので、太一の失言によって制御不可となった状況を終息させ、<二番目>が迷惑掛けたお詫びという体を装ってはいたものの、一枚岩じゃないと言いながらも、<ふうせんかずら>もやっぱり油断ならない奴だなぁというのを再認識した感じでしょうか。どう見ても、<二番目>が作り出した状況をちゃっかり利用していましたからね。それすらも共謀だったら更に恐ろしいところですが。

ただ、伊織を追い詰め、太一と稲葉の必要以上の口出しを阻み(でも、新規OPラストと同じく、太一と稲葉がさっと伊織の手を握るシーンは素晴らしかった!)、しかし伊織が出した答えに嬉しそうな様子を見せていたようにも思えてしまう彼を見ると、相変わらず敵味方の判断に困る相手だよなぁとも思ってしまいます。おそらくは、たぶん彼の思惑と文研部の成長がうまい具合に合致しているだけなのですけど、うっかり彼はそのために文研部に干渉してきているのだと思えてしまいそうになりますから。……その辺の実際のところがどうなのかは、原作最新巻、もしくはその次(?)の最終巻を読めば分かるのかなぁとも思うところではありますが。

 

ともあれ、追い詰められた伊織にみんなが手を差し伸べ、それを見た伊織もみんなへと手を伸ばし、無事解決となったわけですが、ラストでは伊織に再び問題が浮上。家庭問題は解決したし、伊織の人格的な問題も、今回の<ふうせんかずら>への今の自分を認める発言を聞くと解決したようにも思えますが……恋愛問題は確かに片付いていないし、ラストの雰囲気はそれだけなのか?と思わせるものもあって。

ここに来て、文研部それぞれの問題もありつつも、究極的にはここまでのお話がずっと永瀬伊織の物語であったことが表面化したようにも思えるラストでした。しかし、改めてここで物語が一旦切れてしまうのは生殺し過ぎる(笑)。私は原作読んでいるからまだいいけど、未読の人は相当続きが気になって仕方ないんじゃ、って感じですよ。

とはいえ、正直放送開始前は制作会社とかで微妙に不安があったりもしましたが、やや作画面に不安があったことを除けば想像以上に素晴らしい作品に仕上げてもらって、なかなか満足できるアニメ化になっていたかと思いますし、「ミチランダム」編が観られる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

ココロコネクト #12「雪降る街へ」感想5

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……あれ? てっきり1クールだと思っていたけど、実は2クールなのか?

と、ここに来て新しくなったOPを観て思ってしまったところなのですが、本編と次回予告を見ると、予想通り「カコランダム」編は次回で終わりそうな感じで……? そりゃあ、2クールやってくれるなら嬉しいですけど……正直、スタッフの体力的に大丈夫かなという懸念があるので何とも言い難いのですよね。特にそういうわけじゃなく、「カコランダム」編のみの特別OPなら、そんなもの作っている暇があるなら本編に力を注いでくれと思ってしまうところですし……(今回は唯&青木にとって肝の回だからかほとんど良かったと思うけど、前回はアップ以外がちょっとやばいことになっていた記憶が……なので(汗))。

……なんてことをあれこれ考えてしまったわけですが、やっぱり放送開始前にちらりと見かけたとおりに、1クール超で「ミチランダム」編までやって、OPも前期後期である感じなのですかね。個人的には「パラダイム」で気に入っていたので別に変えなくても良いような気もしますが……でも、新規映像は次回以降に改めてじっくり見たらこれはこれで面白そうな気がしますし……うーむ、何とも複雑な気持ちになってきてしまうところです(汗)。

 

まあ、その辺が実際どうなのかは次回を見れば分かるから今は置いておくとして。

前述のとおり、唯&青木の問題が解決される回ということで、彼らの台詞にこっちまで一喜一憂してしまいそうなくらい、刺さったり考えさせられたりする部分が多かった気がします。

一つは、公園での太一と唯のシーン。好きだと言われて、だけど答えを保留している間に告白してきた人の気持ちが変わってしまったらどうするのか。自分にそんな経験はないわけですけど、改めて言われると何だかドキッとしてしまう問いかけです。愛の告白の部分に別の何かを当て嵌めたらそれでも成立しそうな問いだった、というのもある気がしますし、太一・伊織・稲葉の三角関係にも当て嵌まりそうな問いであるように思えてしまったのもあるのかもと思うところで。

今回はそこを深く考える前に、青木がズバッと答えを出してくれたので、その青木のかっこ良さがいろいろ持っていって終わった気もしますけどね(笑)。前回の、電車の中での太一との会話の答えにもなっている青木の出した答えは、昔の気持ちも今の気持ちも肯定するもので、その答えを聞けただけで何となく(もし自分が同じ状況になることがあったらと考えると)未来にちょっと希望が持てそうな気がして来るところだったかも?

 

そんな感じで、今回は自分の在り方を思い出してからの青木がとにかくかっこ良かったわけですが(笑)、こうして改めて観ていると、文研部の男二人の対称性が面白いなぁとも思ったところで。

普段はどこかチャラい感じがする青木だけど、実は一度腹を決めたら揺るがない強さを持っていて、「ヒトランダム」編でこそ良いところがなかったけど、そんな青木のかっこ良さが「キズランダム」編以降徐々に見えてきていて。対する太一は、自分の身すら省みない献身による頼もしさが「ヒトランダム」編ではあったわけですけど、それが強さと同時に脆さや危うさを秘めていることもまた語られていて。「キズランダム」編でも、周囲の助言に助けられた太一と、自力で同じ答えに辿り着いた青木という姿が見られたわけですけど、アニメで改めて見るとこの辺の設定は面白い&上手いなぁと思います。

 

そして、そんな青木の再告白を聞いた唯の反応。周囲の優しさに甘えて最後の一歩を踏み出せなかった自分を情けないと叱咤し、思い切ってその一歩を踏み出してみれば、それは考えていたよりもずっと簡単なことが分かって……そして、かつての自分を取り戻す。

唯は情けないと言ったけれど、楽なほうへ流されてしまうのは人としてはある意味当たり前とも思ってしまうところで。踏み出してみれば何ともなかった一歩も、それは踏み出したからこそ言えることで、実際に踏み出してみるまでは、それはとてつもなく怖くて重いものに思えてしまうのはよく分かるところ。

だから、ぬるま湯のような世界に留まり続けてしまっていた唯が悪いとは思わない。三橋さんは文研部の活動なんかじゃ生きている意味はないと言ったけれど、そんなものは唯の自由だし、見様によっては三橋さんの言い分こそ自分の意見の押し付けでしかないとも思うもの。誰もがいつだってまっすぐ突き進めるわけなんかなくて、立ち止まって迷ってしまうこともあるだろうし、そういう時間が必要なときだってあるだろうと思うわけだから。そもそもここまでを見てきた視聴者になら、文研部で得た絆や<ふうせんかずら>による問題を乗り越えたことで得た強さは、それだけで十分に価値があるものに見えるはずで、それらはそれこそ三橋さんの望む空手の世界から距離を置いたからこそ得られたものなのだから。

だけど、もしも唯自身がそれを停滞と感じ、そこから抜け出すことを、先へと進むことを望むのなら……その結果が唯のあの笑顔に繋がったのなら、それは素直に祝福したいところ。同時に、自分も頑張らないとなぁとも突きつけられている気がしてくるところでもあるのですけどね。つくづく、登場人物だけでなく、視聴者の心も抉っていってくれる作品です(苦笑)。

 

◇次回「この五人がいれば」

 

 

ココロコネクト #11「気づきを与えられて始まったという話」感想4

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「カコランダム」編スタート。

 

「キズランダム」編と同じで大雑把なあらすじはともかく詳細については程良く忘れてしまっているわけですが、残り話数とOPなしで始まったのを見るとこれは相当巻きで来ているかも……と思って原作をざっと確認してみたら、大きな流れはそのままでしたが、やはり本筋と関係ない部分は省いたり別々のシーンでの説明やら何やらをまとめたりといった感じになっていましたね。

とはいえ、前述のとおりなのでそれほど大きな違和感はありませんでしたし、これなら1クール十三話でも……つまりは残り三話でも描き切れるかなとも思えたところでしょうか?

 

まあ、そんなことより、今回の見所は何と言っても「時間退行」によって子供化した(太一以外の)文研部員たちの姿ですけどね(笑)。特に、個人的に一番期待していた子供稲葉の可愛さは、同じく「時間退行」中だった青木以外のみんながメロメロになってしまっていたのもよく分かるもので。稲葉の場合、子供バージョンに加えて、現在の姿のときでも隙を見つければすかさず太一に対してデレていた感じだったので、そういう意味では全体的に可愛い稲葉の姿が見られた気もしますが。

 

そんな感じでみんなの子供姿に頬を緩ませながらも、それだけでは済まないのが今回のお話。

まずは何より、<二番目>の登場。彼女の登場によって、<ふうせんかずら>が単体ではないこと、彼以外にも文研部に関心を持ってちょっかいを掛けてくる似たような存在がいることが明らかになったわけですが、個人的にはそんな彼らの生態以上に、<二番目>がそうしてちょっかい掛けてきたことが一番怖いところだったり(汗)。

何というか、原作を読んだときの印象が、<二番目>はこれまでの<ふうせんかずら>よりもタチが悪いというか厄介というか、これまでの<ふうせんかずら>なら、伊織を身投げさせようが稲葉に誤情報を与えようが、みんなが正解を出せれば何とかなるし、正解を出せる余地をちゃんと残していた(さり気なく誘導していた?)感じなのが(だからといって<ふうせんかずら>が良い人かというとそういうわけでは全然ないのですが)、<二番目>はノーヒントに近いくせに間違ったら即駄目みたいな、まあ要するに<ふうせんかずら>はまだマシだったんだなぁと思えてしまうようなものがあったわけで(あくまで私個人の印象ですけど)。今はまだ「時間退行」に翻弄されているばかりの文研部ですけど、これまでの<ふうせんかずら>のパターンのように再び誰かに憑依して出てくることがあったら……と考えると、どうなるのか今から怖いです。

 

勿論、そんな謎の存在のことだけでなく、「時間退行」現象そのものも文研部員たちには波紋を投げかけていて。現象そのものも、特に話の通じない子供になってしまうと、ちょっと目を離した隙にどうなってしまうか……という問題もありますが、それ以上に厄介なのが、「時間退行」現象の起こった人は、つまりは太一以外の四人は、若返ったその当時の年齢の記憶や気持ちが蘇ってしまうこと。

今回それが露骨に見えたのが、青木と伊織。青木は唯とかつての恋人の面差しが似ていることが唯にバレ、自分自身も気持ちに揺らぎ(?)が生じ、伊織は自分自身を見失っていた頃の気持ちを思い出してしまう結果になりそうで。というか、伊織の場合、信号待ちのときの様子を見ると、現在においても何かしら問題を抱えているのではないかということが窺えて(おそらく「ヒトランダム」編のときにちらっと張られていた伏線関係かと思いますが)、二つが変な化学反応を起こしそうなのが怖いところ。

逆に、今のところ子供に戻ったことによって生じた弊害はないものの、現在で問題が発生してしまったのが唯。三橋さんは空手少女時代に因縁のあった相手ということで、当時に「時間退行」すればやっぱり両方で問題を抱えることになるかもですが、青木の件は青木の側で発生した問題が飛び火した感じもあって、端から見ている分には何も二つが重ならなくても……と思えてしまうところかも。妹に空手少女時代の唯が好きだったと言われて泣き出してしまったところなんか、そんな状態だからこそそこまで追い詰められてしまったようにも見えてしまいましたし。

 

……そんな感じで唯&青木がメインの一角であることは窺えるし、これまでのEDのパターンからすると「カコランダム」編のEDは唯メインな感じかと思っていましたが、ラストだからか五人全員……というか、ラストを見ると太一・伊織・稲葉よりな印象も。今回を見る限り伊織もメインの一人っぽいから、これはこれでアリなのかな?とも思うところですが。何にしても曲の雰囲気は一発で気に入ったので、これは次回以降も楽しみです。

 

あと、↑のような感じでいろいろ詰め込まれていた感じもした十一話でしたが、個人的に一番印象に残ったのは、電車での太一と青木のシーン。

かつての彼女・ナナへの気持ちを思い出して、かつて彼女を好きだった気持ちは何処へ行ったのか、そして今の唯を好きだという気持ちは……? そんな青木の呟きは妙に考えさせられるところだったし、今後の展開的にもここでこういう話をしているのは面白いなとも思えてしまったところで。青木がこの独白にどんな答えを出したのか、詳しいことは忘れてしまったので、そのシーンが来るときが楽しみになったかもしれません。

 

◇次回「雪降る街へ」

 

 

ココロコネクト #10「それを言葉にするということ」感想5

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「キズランダム」編終了。

この「キズランダム」編のEDが稲葉仕様だったのに改めて納得するくらい、まさに稲葉メインの締めのエピソードでした。最後の吹っ切った稲葉がかっこいいやら可愛いやらで、それだけ見ていても何だか楽しくなるところでしたが、今回の一番の見所は何と言っても、校外学習での稲葉と伊織の口論のシーンでしょうね。

途中で伊織に「欲望解放」が起こったり、稲葉が堪え切れずに泣き出したりと、当事者の二人の感情が昂ぶって大変盛り上がる展開となっていたわけですが、画面のこちら側で見ている自分も稲葉に釣られて泣きそうになっていましたねぇ。稲葉が自分の不安を吐露して、やっとできた仲間も、親友(伊織)も失いたくないと心から思っていることが分かって、そして、そんな稲葉の本音を聞いた伊織は、自分も親友(稲葉)のことが大好きで、ずっと友達でいたいと思っている気持ちを伝える。「ステップタイム」収録の二人が友達になるまでを描いた短編を読んでいるせいか、余計に涙が出てきそうになりました。そして、稲葉もまた太一を好きになってしまったことを知った伊織とのやりとりは、もう何かいろんな意味で泣けてくるな、と。この三角関係の決着がどういうものになるか、既に知ってしまっていますからねー……。

しかし、この二人のシーンと、ラストの稲葉の告白シーンを描いた以上、やっぱりそこまでアニメでやって欲しくなるところですが、どうなるんでしょうね。放送開始前にテレビで三巻分までやって四巻分はネット配信なんて話を目にしたこともありましたが、さて……。

サブタイトル的には次回から三巻に突入しそうな感じですが、1クール十二話だとすると尺が足りないような……? いや、十三話まででも厳しい気がしますけど。各エピソード五話ずつなら、二クールやっちゃうのが一番な気がしますけど(本編全二十話+αで足りない分は短編エピソード入れるなり何なりして)……何にしても、ここまでは良い感じにアニメ化されているように思うので、最後の最後に中途半端なことにならないことだけは願いたいところです。

◇次回「気づきを与えられて始まったという話」

 「カコランダム」編突入となるなら、次回からは視覚的にも大変楽しい話になりそうなのは楽しみなところです。「ヒトランダム」編とはまた違った声優さんたちの技量が観られそうなところも(笑)。同時に、ここまでとは少し毛色の違うエピソードだったはずなので、そこがちょっと不気味なところではありますけどね……(汗)。

 

ココロコネクト #9「止まらない止まらない止まらない」感想5

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前回、藤島さんとごっさんと話したことで太一が吹っ切り、今回は太一が伊織に謝罪したところから、Aパートでは怒涛のように稲葉を除いた文研部メンバーが復活となりました。



最初の部室のシーン。やはりそれだけ気合の入っているシーンだったのか、二人の会話内容もあり、伊織&太一の美形度が何割か増していたように思えてしまったところなのですが(笑)、本当にそれくらい良いシーンでした。真正面から謝り、改めて傷つけ合ってもみんなでいたいことを告げた太一と、そんな太一の言葉で、一人でも頑張り続けてきたことが報われた伊織。その後のじゃれ合う二人も含めて、こいつら早くくっ付いちゃえよとか思ってしまうシーンでもありましたが(苦笑)、何はともあれ、そんな二人の仲直り(?)から始まるAパートの展開は、前回までで壊れに壊れていただけに、観ていて気持ち良いものでした。



伊織の次は、青木とも仲直りとなったわけですが、青木のほうもちゃんと自分を省みて、太一に謝ろうとしていた辺り、やっぱり青木は普段のやられキャラ的なポジションと違い、中身はけっこうちゃんとしているんだよなぁと改めて思ったところ。太一との差が、助言者が側にいたかどうかだとするなら、そんな人がいてくれる太一の人柄というかこれまでの行いの良さを感じてしまうところだけど、藤島さんたちの言葉があったからこそ一歩進めた太一に対し、青木は自力で辿り着いたのだとしたら、それはそれで青木は凄いなぁと思ってしまうところでもあるのかも?

そして、続く唯の救出で、ようやく青木のターンですよ(笑)。「ヒトランダム」編では太一に奪われてしまったポジションを、今回は唯に想いを寄せている彼だからこその論法(笑)で果たしてくれました。まあ、完全に彼一人ではなく、太一の屁理屈(笑)のアシストもありましたが、引きこもっている女の子を男二人が説得して外へ連れ出すことに成功するって、それだけでも文研部の仲の良さというか、信頼関係が窺える気がして、凄いなぁと思うと同時に、羨ましくなるところでもあるかもしれません。



そんな感じで唯も無事復活し、残るは稲葉。最初にひきこもりはNGということを確認していたからこそ、唯のように家に閉じこもることはせず、学校には行き続けていた彼女でしたが、<ふうせんかずら>直々に、精神的ひきこもりもNGですよというダメ出しが来てしまいました(汗)。しかも、そんな稲葉を揺り動かすために、稲葉が抱えていた問題を浮き彫りにまでして。

……この、今回<ふうせんかずら>が指摘した件について、そこが「キズランダム」編のラストに焦点が当たる部分であることは覚えていましたが、稲葉が文研部メンバーを避ける選択肢を選んだ理由の一つ……ひょっとしたら最大のものでもあったかもしれないことは覚えていなかったので、何故稲葉がああも頑なに拒み続けるのか、それも一番仲が良いはずの伊織が説得に回っているにも関わらず……というのが一気に氷解した感じです。そりゃあ伊織じゃ逆効果でしかなくて……でも、伊織じゃないと解決できないよ、って感じで(思えば稲葉の最初の「欲望解放」はアレだったわけで、そう考えるとうまいなぁと唸ってしまったところ。全然違うことをやっているように見えて、実は稲葉と唯って全く同じ状態だったわけですよね。不特定多数の相手への危害を恐れたから家に引きこもった唯と、文研部と、そして伊織との関係を壊したくなかったからこそ、それらを徹底的に避けた稲葉ということで、どちらも壊したくないものから距離を取ったことには変わりないわけですから)。

そして正に、次回予告ではそこに焦点が当たるだろうことが窺えて、残す展開(と残り話数)を考えてもおそらく次回で「キズランダム」編は終わりかなと思いますし、伊織と稲葉、そして太一が「欲望解放」にどう決着をつけるのか、楽しみにしたいと思います。



◇次回「それを言葉にするということ」

 

 

ココロコネクト #8「そして誰もいなくなった」感想5

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藤島さん無双(笑)だった第八話。

そして、基本的には駄目な大人っぽい様子を見せながらも、珍しく先生らしいアドバイスをしてくれたごっさんの活躍が光った回でした。

 

今回の話を見ると特に感じることですが、「キズランダム」編の肝はやっぱり「視野を広げること」なんだろうなぁと思います。太一が言っていたとおり、世界は文研部の五人だけでできているわけじゃない。「ヒトランダム」編では、文研部メンバーの中でも、ぶっちゃけてみないと分からない部分があることが描かれて、そして、この「キズランダム」編では、五人だけで解決できないことでも、更に外の世界へと踏み出すことで、狭い世界の中にいたのでは見えない部分が見えてくる。

この「視野」に関しては、部室で太一たちが相談→言い争いをしているところでも感じられたところで。引きこもってしまった唯や、目の前の人を助けることを第一とする太一は、文研部メンバーの中ではたぶん視野が狭いほうなのですよね。「ヒトランダム」編では、太一のそうしたところがうまく作用して女子陣を救う結果になったわけだから、そうして目の前のことに一生懸命になれることも悪いわけじゃないけれど、今回はそうはいかない。そして、二人に比べれば、たぶん青木や稲葉のほうが視野は広い。けど、この二人も、平常時ならともかく、好きな女の子(唯)のこととか、自分の臆病さとかが絡んできて切迫した状況になってしまうと、逆にその中途半端な視野の広さと狭さが足枷になってしまっているように見える。

 

……藤島さんの言を借りれば、「視野の広さ」というよりは、「自分にとって一番大切なものをきちんと認識しているか」が鍵という気もしてくるところで、それが一番しっかりしているのが、文研部メンバーの中では伊織である、というのが見えた回でもありましたけどね。

視聴者にとっては、一人きりで部室で待ち続けている姿も、水面下で進行しているっぽい伊織母の再婚話(たぶん)も見えてしまうからこそ、余計に伊織の強さを感じてしまったところだったかも。そんな問題を抱えながらも、そして自身も「欲望解放」に振り回されながらも、それでも、またみんなで過ごした時間を取り戻したいからこそ、みんなを信じて待ち続ける。太一が戻って来たときに彼女の姿が無かったときはドキッとしましたが、黒板に残されたメッセージからは、伊織がまだ諦めていないことが十分伝わってきたし、そんな彼女が改めて好きになったところでもあります。

 

そんな伊織に比べれば、今回はダメダメなところが目立ってしまった太一だったけれど、ごっさんと藤島さんと話したことで一番大切なことに気づけたのはホッとしたところ。最初から視野の広さとか心の強さとかを持ち合わせていたらそれはそれで良いことなんだろうけど、そうやって気づくことができたのなら、それだって同じくらい価値あることだよね、と思えるところで(ひょっとしたら、そんなふうにアドバイスをくれる人が周囲にいることと、それを素直に聞けることのほうこそ得難い資質なのかもですし)、そんな太一が次回どう行動していくのか楽しみになるところです。

太一と同じく今回は暴走気味だった青木も、次回予告では太一と腹を割って話して解決に向かっていきそうな気配があったと思いますし、三人が唯と稲葉をどうやって引っ張り上げるのか、そして今回の現象をどう乗り切っていくのか、楽しみにしたいと思います。

 

◇次回「止まらない止まらない止まらない」

 

 

ココロコネクト #7「バラバラと崩れる」感想5

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前回はEDが変更されたばかりということで、「ヒトランダム」編のEDに比べると、次回予告からの流れのインパクトが薄いかなぁとも思いましたが、二回目にして慣れたのか、それとも私が気づかないところで改善があったのか、今回は「ヒトランダム」編同様のわくわく感が感じられるようになっていたかなぁと思います。

 

さて、「キズランダム」編第二話。

冒頭の太一の寝坊に、伊織の奇声と、小さな欲望の解放なら笑って済ませられるような事例が続いたわけですが(太一は寝坊時間によっては救急車を呼ばれかねなかったのでちょっと危なかったですが)、それもだんだんと怪しくなってきました。稲葉の指摘したとおり、平常時からして他人のために命を張りかねない太一のその欲望が解放されたら……と思うとどうなってもおかしくないし、前回の唯、今回の唯のために怒っていた青木、唯を助けるために飛び出そうとした太一を見れば、その形振り構わなさの危険性はひしひしと感じられるもので。

……まあ、そういう意味では、唯のことを考えれば穏やかな気持ちになれるという青木は、何気に頼もしい気もしてくるところですけどね(笑)。唯のためには激しい気持ちも抱く彼だけど、その唯の存在で沈静化できるのなら、いざというときでも一人で自己解決できるか?と思えるとちょっと安心できそうだし、単にスポットが当たっていないだけというオチ(笑)がなければ、今回の現象の被害を、あまり青木は受けている様子が見られないわけで。他のメンバーが追い詰められているのを見ると、案外今回のキーパーソンは青木だったりして、なんて思ってしまうところです。

 

前述のような、欲望が解放されたときの形振り構わなさも危ないわけですが、今回の後半にいくにつれてより危険性を感じたのは、歯止めの利かなさでしょうか。とまあ、言葉だけなら前述のものと似たようなもののわけですが、その“言葉”を口にするときの、平常時なら、相手との関係性だとか、どこまでなら言っていいかの境界線を見極めながらだとかで心の中に留めておくものまでが、勢いのままに口から出てしまう。その結果、稲葉は唯を、太一は稲葉を傷つけ、伊織はクラスメイトに怒鳴ってしまった。

これ、何気に人間関係においては一番危ない気がします。同時に、人間関係というのは、そうやって飲み込む言葉もあるからこそ成り立っているものなのだと改めて認識したところでしょうか。思っていることを言葉に出すことも大事だけれど、言葉にしてしまうと取り返しがつかないことも事実で。それが一過性のものでも、(欲望解放で誇張されたものでも)、言葉にしてしまった瞬間、言われた相手にとっては、それが言った相手の真実(本音)だと思われてしまう。確かにそれも間違ってはいないけれど、それが全てでもないのに。

 

この辺も含めて、今回の話は、今回の現象絡みでもそうだけど、同時に後のエピソードを知っていると、そっちも含めて興味深いところでした。

 

それはそれとして。言い過ぎではあったけれど、稲葉が唯に指摘したことは、けっこう重要でもあるよなぁと思うところ。稲葉が前回、<ふうせんかずら>にひきこもりは有りかと確認していたのは、つまりはそういうことなわけですよね。あの時点でそこまで頭が回る稲葉には舌を巻いてしまうところですが、だからこそ、一人で抱え込んでしまっている稲葉が心配になるところでもあったり。稲葉も唯も、今回はまさにそれで見事な悪循環に陥っているように見えましたからね(汗)。

次回のサブタイトルが今回以上に不吉なことになっているわけですが、今回は部室に留まった三人には是非とも頑張って欲しいところです。……サブタイトルを見ると、次回はその三人も駄目になりそうな気配があるのが怖いところですけど(汗)。

 

◇次回「そして誰もいなくなった」

 

 

ココロコネクト #6「気づいたときにはまた始まっていたという話」感想5

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キズランダム編スタート。

 

「ヒトランダム編」に続き、立ち上がり――<ふうせんかずら>登場前の“何かが起こっている(起こり始めている)”様子――の描き方が上手いなぁと思ってしまった「キズランダム編」第一話。

とはいえ、コミカライズ版でも改めて読んでいた「ヒトランダム編」と比べれば、この辺りの記憶は薄れてきているんですけどね(笑)。大体のイベントを覚えてはいますけど(今回だと、太一に迫る稲葉とか、他校の生徒を伸しちゃった唯とか、太一と伊織の告白絡みの電話とか)、細かい部分は曖昧なので、そういう意味では脚本的におかしくない限りは素直に楽しめるかなぁと思いつつ……。

 

さておき。再び始まってしまった<ふうせんかずら>による現象。今回は「欲望解放」ということで、現象の発生した瞬間、心の中で強く願っていたことをそのまま実行してしまうというもの。その危うさは、特に今回の稲葉と唯を見ればよく分かるところでしょうか。とはいえ、前回の「人格交換」を乗り越えた文研部メンバーなので、みんなの力を合わせれば大丈夫と、前回に比べれば前向きな様子。

……と見せかけて、早速不安に膝を抱える稲葉が映されていましたが。太一のおかげで男性恐怖症が緩和したとはいえ完治したわけではない唯に、相変わらず自分探しを続けている伊織と、他の二人も前回抱えていた問題を程度の差はあれまだ抱えていることが窺えたわけですが……そういえば、こういうところが原作を読んだときに魅力に感じたところだったよなぁというのを思い出したところでもあります。悩みを一つ乗り越えて、でもそれは最初の一歩に過ぎなくて、本当に乗り越えるためにはそうしたことを少しずつ繰り返して行く……そういうところが凄くリアルというか、一回だけで終わりでないからこそ、足掻き続ける登場人物たちに感情移入できるというか。

 

EDを見ると、今回はその中でも稲葉がメインになるのかなぁといった感じに思えるところでしょうか。……これ、何気に次エピソードは唯、その次は伊織と、その巻メインとなる(?)ヒロインを順に巡っていくのかもしれないなぁとか思ってしまったところでもありますが、ともあれ、伊織や唯についても触れられつつも、確かにこの六話を見ると稲葉回にも見えたところかも。

青木に、現象対策として相互協力を提案されたときの彼女は、前回から彼女が抱えていたものをうっかり指摘されたようにも見えましたし、何より、最初の「欲望解放」は、原作と違い、視聴者には稲葉の言い訳が嘘であることが丸分かりでしたからね(笑)。人間不信もそうだけど、むしろ稲葉の恋愛事情がメインになりそうな気配を感じてしまうところです。

恋愛絡みといえば、太一と伊織の携帯越しの会話にはこっちまで照れてしまうものもあったような(笑)。もっとも、何らかの進展が見られる前に再び現象が始まってしまったということで、それについては一旦保留ということに。……この辺、原作を知っていると、心の中でいろんな意味で悶絶しながら観てしまったところです(笑)。

 

◇次回「バラバラと崩れる」

 

 

ココロコネクト #5「ある告白、そして死は……」感想5

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「ヒトランダム」編終了。

 

前回もちらりと書いたとおり、ED曲がけっこう気に入ってきていたので、ひょっとして最後か?という今回じっくり聴けなかったのは残念なところでしたが、しかし相変わらずEDの入り方に関しては特に秀逸な作品だなぁと改めて思ったところでもあります。話の一区切りでED曲を流しながらエピローグというだけならよくある手法ではありますけど、いつもの、EDに入る直前に次回予告という構成が素晴らしいだけに、次回からは新章に突入する今回はED終了後に持ってくるのは、余韻を感じさせつつ次回への期待を持たせてくれる感じになっていたかなぁ、と。

 

さて、今回は青木の唯への(再)告白から始まったわけですが、そこからは分かっていても怒涛の展開でしたね。というか、原作知っているせいも大きいでしょうが、稲葉のフリをする伊織が、これまでの稲葉の人格が入った伊織とはまた微妙に違う演技(伊織が稲葉のキャラを作っている感じ)になっていて、改めて豊崎さんの演技の凄さを感じさせてくれたところです。今回は、<ふうせんかずら>が中に入っている状態もありましたし、ホントこの作品はアニメになって、そういうところは特に、声優さんの好演で化けたなぁと思います。

 

今回焦点となったのは、そんな伊織の演技を見抜けなかった太一が、前回は曖昧に濁してしまった言葉を改めて伊織に告げ、本当の意味で伊織が救われたところでしょうか。

 

一つは、前回の稲葉と同じようなもので。人に合わせた人格を演じすぎて、本当の自分が分からなくなったという伊織。でも、太一はそんな全部をひっくるめて伊織なのだと。自分のように感情表現が豊かでない人間がいる一方で、伊織のように過多なくらいの人間もいる。ただそれだけのことだと思えばいいと。この辺はホント、前回に引き続き、解釈の仕方……というか、考え方次第なんだなぁとつくづく思ってしまうところです。そんなふうに考えられたなら、それはそうなのかもしれない。重く受け止めすぎていたものが、案外大したことなくて、楽に考えられるようになるのかもしれない。

自分一人で抱え込んでいたら見えなかったことが、他人の言葉で――他人から見たら何でもないことなのかもしれないと、思わせてくれる。ある意味一貫しているし、自分がやっぱり稲葉などと同じように難しく深刻に考えてしまう人間だけに、いろいろとハッと気づかされるところです。……まあ、私の側には太一がいませんけどね(笑)。

 

もう一つは、前回し損ねた告白。前述の「そういう全部ひっくるめて永瀬だ」というのも、伊織にとっては目から鱗が落ちるような言葉だっただろうなとは思うけど、やっぱりこの告白は大きいだろうと思います。

誰かに好きだと言ってもらえるのって、それが愛の告白なら尚更、自分を丸ごと肯定してもらえたような気持ちになるんじゃないかなぁと思うのですよね。勿論、友達同士でのそれだって重要ではあるけれど、今回、冒頭で唯と青木のあのやりとりがあって、そして太一から伊織への告白に繋がるのは、やっぱりそれがそれだけ特別なことなんじゃないかなぁという気がします。伊織が、死ぬなら自分が死ぬと言えたのは、そして最後に<ふうせんかずら>がハッとしてしまうような一言を突きつけられたのは、不安定な自分の人格を肯定してもらえたのもあるけど、駄目押しになったのはやっぱり、告白という太一からの最上級の存在肯定があったからかな、と。

 

少し話は逸れますが、そんな太一の告白に対する、稲葉の身体の中にいるときの伊織の返事。そこからキスまでの流れも含めて、原作の先を知っていると、いろいろとうまいなぁと思ってしまうところです。この「ヒトランダム」編は投稿作のはずだけど、作者はどこまで計算していたんだろうな、と。いや、逆に、ここでの流れからよく先のあれらの展開に繋げたな、といったほうが正しいのかもしれませんが。

何にしても、特に伊織絡みでは人格と身体の関係が焦点となっていただけに、心は伊織、身体は稲葉の状態でのキスというのは何だか興味深いところかもしれません。伊織から話を聞いたとのことで、稲葉は身体がしたならそれはファーストキスだと認識している発言をしていたから余計にそう思ってしまうかな、と。

 

それはそれとして。アニメで改めて観ていると、<ふうせんかずら>は実際のところ何がしたかったんだろうなと思ってしまう部分もあったかも。「みなさん、ちょっと良いことあったでしょう?」みたいなことは言っていましたが、どう考えても彼(?)が親切心で今回の現象を引き起こしたわけがなくて。「みなさんはちょっとだけ面白い」なんてことを言っていたけれど、ここまでの話を観て考えるなら、それはみんなの抱えていた歪みだとか(何気にこの人格交換では、青木は他四人のように抱え込んでいた問題を暴かれることはなかったんだよなぁと思うとそれはそれで興味深いところですが)、五人の微妙な距離感や関係とか、そういったものを指していたのではないかと推測できるわけで、それをああいう形で引っ掻き回したのは、「良いこと」があったのは完全に結果論で、<ふうせんかずら>自身はただの愉快犯だよなぁ、と。実際、原作のほうでもそうとしか受け取れない感じだから、アニメで答えが出るとも思えないわけですけど。

だから、愉快犯にそんなことを言われてもというか、ひどいことされたはずなのにそれも事実だから何も言い返せなかった四人を見ていると、何だか煙に撒かれたような気もして、何とも言い難い気持ちにもなってしまうところです。五人の関係としては一応のハッピーエンドに落ち着いた気はするけれど、それを素直に喜んでいいかというと……みたいな。それ自体は(結果として)ありがたいけど、だからといって<ふうせんかずら>にお礼を言うのは絶対的に間違っている、というか。実際、次回タイトルを見れば、今回ラストで稲葉がぽつりと洩らしていた懸念がおそらく……というのが予想できてしまいますしね(汗)。

 

◇次回「気づいたときにはまた始まっていたという話」

 

 

ココロコネクト #4「二つの想い」感想5

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前回の唯に続き、今回は伊織に稲葉と、文研部女子部員を次々と陥落させていっているように見える気もする太一無双が今回も続いていた第四話。

自己犠牲野郎の厄介なところはそこだと言う稲葉の台詞が分かるような気がしつつ、そんな彼の行動の結果がどう繋がるかを知っているとニヤニヤとできてしまうところでもありますが、まあそれはそのうちアニメで描かれるのを楽しみにするとして。

 

太一に救われるということは、それぞれの抱える問題が明らかになるということでもあり。

前回ラストで倒れてしまうほどに稲葉が追い詰められていたのは、人間不信でした。いや、ただみんなを信じられないだけならまだマシだったのかもしれない。心の底から信じ切れない気持ちと同時に、だけど自分はみんなが好きで、仲間だと思っていて……それなのに信じられないことが稲葉を一層苦しめていたわけですから。

とはいえ、解決シーンを見ると、稲葉が必要以上に思いつめていた部分も無きにしもあらず、といった感じも。唯が言っていたように、みんなだって一片の疑いもなかったわけじゃない。実際、稲葉と唯は太一と青木が他に誰もいない部室とはいえふざけたことをやっていたのを目撃しているわけだから、少々の疑いを持つのは自然なこととも言えるわけで。あなたのことが信じられない、なんて言われたら確かにショックだし、それを曝け出すのは勇気がいることだけれど、文研部のように一定以上の関係性が出来上がっているのなら、言ってしまえば笑い話にできることかもしれなくて。

みんなのあっけらかんとした反応を見ていると、世の中って案外そんなものかもしれないなぁなんて思うところで、もう少し楽観的に考えてもいいような気がして来るような、だけど思うほどには簡単にできないからこそいろいろと背負い込んでしまうのも事実で。そんなことを改めて思うと同時に、やっぱり文研部メンバーの中では稲葉が一番共感できるキャラなんだよなぁ……と思ったところでもあるでしょうか。

 

もう一人、伊織のほうは、これまでの母子家庭設定から予想できていた人もいるかもしれませんが、両親の再婚問題に関しての人格形成でした。円満な家庭にするために、新しい父親の望む子供を演じていて、そして演じられてしまったからこそ、自分自身を失くしてしまった。本当の自分がどんなふうだったのか分からなくなってしまった。

懐かない子供を虐待死させた、なんてニュースはそれほど日常茶飯事レベルで聞く気がするけれど、その問題がクリアされても本当の意味での解決ではないかもしれない、というのは、世の再婚問題を抱える人たちは心に留めておいたほうがいいのかもしれないと思ったところかも。一番の問題は伊織の二番目の父親にあって、三番目・四番目については分からないけれど、少なくとも五番目の父親は伊織のそんな歪みを見抜いていて、だけど最後にはそんな伊織を解放しようとしてくれたのだから、たぶん良い人だったんだろうなと思います。そんな人だったのなら、存命中は治せなかったのかとか思う部分もあるけれど、気づいたのがそれこそ死の間際だったのかもしれないからそこは置いておくとしても、そんな彼の言葉が結果的に伊織をより苦しめることになったのは何とも皮肉なものです。だとしても、いつかは誰かが言わなきゃいけないことで、伊織が向き合わなきゃいけない問題だったのだろうと思いますが。

そんな事情を太一に告白し、唯や稲葉と同様に太一に救われたかのように見える伊織。とはいえ、稲葉たちほどにはすっきりとハッピーエンドで締められた感覚は薄く、本当に伊織はあれでトラウマを克服できたのだろうかと思ってしまうのは、一瞬言いよどみどこか無難な言葉で済ませたように見えてしまった太一と、何より次回予告の不穏な空気のせいでしょうか。確実にもう一波乱あるだろうといった感じでしたし、話の進行状況からすると次回辺りが「ヒトランダム」編ラストかなと思いますし、どうなるのか楽しみです。

 

余談。聴いているうちにED曲がかなり気に入ってきたので、Blu-rayのCMを見ながらED曲が欲しいために買おうかどうか微妙に悩んでいるところなのですが、「「ヒトランダム」のED」というナレーションを聴いて、ひょっとして次エピソードになったらED曲変わるのだろうか、だから個別販売ではなく特典扱いなのだろうか、というのがちょっと気になるところだったりします。好きな曲だとあんまり変わって欲しくないですからね。変更後の曲が更に気に入るようなものだと良いのですけど……。

 

◇次回「ある告白、そして死は……」

 

 

ココロコネクト #3「ジョバーとローブロー」感想5

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太一の性質(性格?)が明らかになるのと、唯の男性恐怖症克服(まだ完全にではないでしょうが……)がメインだった感じの第三話。

 

しかしまあ、今回だけ観ていると、太一が文研部の女性陣全員を落とすんじゃないかと思えてきそうなくらいなのが妙に可笑しくなってくるところです(笑)。伊織は、稲葉曰く太一が好き、唯は、今回太一に救われて、そして稲葉は、今回ラストで太一に救われるフラグが立った感じで。

まあそんな文研部の恋模様が最終的にどういう形に落ち着くのかは、原作を知っていると迂闊に言えないので核心部分には触れませんが、取り敢えず改めてこの辺を見ていると面白いなぁと思うところでしょうか。

 

それはそれとして。今回は構成的にも面白いなぁと思ったところ。

前半の、前回から引き続いての校外清掃では、稲葉が太一と伊織の仲人をやろうとしつつ、太一の無自覚な自己犠牲精神を指摘すると共に、今の人格入れ替わり現象の危険性もまた指摘して。このとき、かなり深刻に受け止めている稲葉と、楽観的な太一という構図が見られるわけですが、何故稲葉がそんなに危惧しているのかは、後半の唯の件で見えてくるところで。

これまでの話を観ても、文研部の中で一番頭が切れるのは稲葉だろうというのが見えるわけですが、唯の男性恐怖症を知っていたように、稲葉は更に、それぞれの抱える危うさもまた知っているわけで。今回仄めかして伊織のことも(そう考えると、今回出番は少なかったものの、母親と話していた伊織は次回以降の不吉なフラグという気が……)、太一のことも分かっていたわけですし。だからこそ、不用意に相手の核心に触れかねない人格入れ替わりを稲葉は危惧する。

 

そんな話をした後に、太一と青木によるおふざけシーンが入るのもうまいなぁと思ったところで。

人格入れ替わりの弊害って、前述のこともあるけど、もう一つ、自分以外の誰かが自分の身体に入っているときにしたことが、(そのことを知らない人にとっては)自分じゃなくても自分のしたことになる、というのがあって。それこそ、報復に稲葉が青木の身体でしようとしたことを本当に実行していたら取り返しのつかないことになったように。

そういうのをひっくるめて、稲葉は危険視しているというのが分かるわけですよね。あと、これまでの稲葉の言動を覚えているなら、稲葉の核心がそこら辺にありそうなところも窺えるわけで。

 

そんなふうに、どこか楽観としているというか、泰然と構えているようにも見える男性陣とは裏腹に、稲葉の言うとおり、今彼らの身に起こっている現象は、本当ならそんなふうにしていられるものではない。唯が一人自室で泣いていたのが、それを如実に物語っているように。

しかし、そこから太一の逆転劇が始まるのが面白いところで(笑)。稲葉がラストで呟いたように、下手したら人間関係……更には人格そのものが崩壊しかねない現象を逆手に取って、太一は唯の抱えていた問題を解決してしまった。稲葉には破滅しか見えなかったのに、太一は本当に何とかしてしまった。

一話の中でこれを描いてきたのが凄いし、面白いなぁと思えたところで。同時に、そんな太一を見ていると、今回ラストで倒れた稲葉や、稲葉曰く一番危ない伊織のこともきっと救っちゃうんだろうなぁとか思えてきそうなところですが……実際どうなるのかは、次回を待つところですけどね。

 

◇次回「二つの想い」

 

 

ココロコネクト #2「なかなか面白い人間達」感想5

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第一話の時点では、人格入れ替わりによるトラブルを観て楽しめるような、コメディ色のほうが強いお話になっていたかと思いますが、<ふうせんかずら>の登場と、人格入れ替わりによる弊害が出始めたことで、だんだんとこれがただのコメディでは済まないところが見えてきた感じでしょうか。原作既読者としては、いよいよ始まった〜!といった感じで、登場人物たちには悪いですが、ニヤニヤとしてしまったところです(笑)。

 

前回の感想でも、人格入れ替わり時の声優さんの演技を褒めましたが、<ふうせんかずら>の登場により、実はごっさんを演じる人にもそのスキルが要求されるんだよなぁということに思い至ったところなのですが、そこで抜かることはなく、ちゃんと実力ある人を揃えてきていて、こちらも安心できるところでしょうか。というか、そんな感じなのでメイン五人+一人の時点でかなり豪華なキャスティングになっているのに、今回登場となった太一&唯の友人も最近活躍されている方がキャスティングされていて、何気にこのアニメってかなり豪華のでは……と思ってしまったところかも。

その分、作画のほうが省エネ気味になっている気がしないでもないですが……とはいえ、これに関しては、たぶん他にもっと綺麗なアニメがどんどん増えてきているせいが大きいとは思いますけどね。「けいおん!」で同じキャラデザのもっと高画質を見慣れてしまっているのもありますし。背景なんかはけっこう綺麗だと思いますが……って、本当はこんなこと書いている時点でかなり贅沢言っているんでしょうねぇ……。

 

ストーリーのほうに話を戻すと、今回の要点を挙げるなら、上記の<ふうせんかずら>の登場と、彼による人格入れ替わり現象の(かなり不十分な)説明、そして、人格が入れ替わることにより、身体の本来の持ち主的には奇行に走ったような状況になってしまったり、他人の身体に入ることでこれまで知らなかった一面を発見してしまったりといった弊害の片鱗が見え始めたこと、でしょうか。

まあ、この<ふうせんかずら>が何者なのかとか、人格入れ替わり現象の仕組みとかは、本人が言っていたとおり気にしても仕方がない、原作でも未だに説明がないことなので、そこは注目しなくても実は良いところ。仮に最終巻で明かされるとしても、少なくとも今回のアニメ化ではそこまでやらないでしょうしね。

 

なのでやはり、注目すべきは人格入れ替わりによる弊害のほうなのでしょう。

今回だけでも、原作を知っていると各キャラの言動やちょっとした反応にもいろいろとニヤニヤとできてしまったところなのですが、それが徐々に明らかになっていくであろう次回以降が楽しみになるところです。取り敢えず次回予告とサブタイトルの時点で、唯と太一のあのシーンが来るだろうなぁ……というのが予想できるだけでも楽しみが増すところですし(笑)。

 

◇次回「ジョバーとローブロー」

 

 

2012年7月新番組感想(8)「ココロコネクト」 #1 気づいた時には始まっていたという話5

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今期本命三つ目がスタート。

我ながら本命いくつあるんだよって感じですが(笑)、一期の出来からどうしても期待が高くなる「ホライゾン供廚法原作が好きだからこそアニメになるのが嬉しい「ココロコネクト」に「SAO」と、自分的に期待度の高いタイトルが一気に始まるんだからしょうがないということで。特に「ココロコネクト」は、つい最近も最新巻の感想を書いていたように、何気に現状唯一感想を書き続けているラノベでもありますしね。もっとも、新規アニメの常として、始まる前は期待半分、不安半分でもあったわけですが。

 

そんなわけで、第一話目。

番組タイトルが出るところに思い切り「ヒトランダム」の副題が付いているのを見ると、これは次エピソードになったら変わるのか、それともまさか一巻の内容しかやらないのか?という辺りがちょっと気になってしまったところですが、まあ順当に考えるなら前者ですかね(区切りとしては四作目「ミチランダム」がちょうどいいから、二クールやるならそこまでの可能性が高い?)。

あと、同じ日にこれの前に「ホライゾン供廚琉賚辰筺TARI TARI」の二話などを観たため、それらと比べるとどうしても作画(パッと見の単純な綺麗さ)が劣って見えてしまったのが困ったところですが(とはいえ、背景が敢えて水彩調(?)な感じになっていたりするのは、原作イラストからするとむしろ合っている気もして良かったと思いますが)、それ以外は満足できる第一話だったと思います。原作読んでいるときは、稲葉の声が頭の中では小林ゆうさんの声に変換されていたので、沢城さんでどうなるかがちょっと心配でしたが、一話の時点では特に問題もなかったですし。

 

SAO」の感想でも書きましたが、既読のラノベ作品だと、文章媒体をどう映像媒体に落とし込むかが見所の一つなわけですが、「ココロコネクト」でもここは良い感じにやってくれたかと。文研部五人のそれぞれの家での光景がさり気なく描かれたり、太一のモノローグに合わせて文研部メンバーが紹介されたり(これについてはOPでもやってくれているのが良い感じで)。そんな紹介に合わせて、唯と青木が部室に来る前に現象の確認をやっていたシーンにもなっていたのも良かったですし。又、一応主人公は太一ですが、文研部五人の物語でもあるということで、テンポ良く五人の光景が切り替わっていった冒頭から、五人が揃うところもいいなぁと思えたところで。

 

そしてやって来る、原作を読んだときからして、この作品は文章媒体よりも映像媒体のほうが絶対映えるだろうなぁと思っていた最大の瞬間、人格入れ替わり。

前述のとおり日常の部分でもうまい感じでの視点の切り替わりはありましたが、人格が入れ替わった瞬間も、(私が原作知っているのもあるとは思いますが)今度はそれとは違う何かが起こったのだと分かる形になっていて、アニメ化された甲斐があったなぁと思えるもので。

勿論、映像面だけでなく、この人格入れ替わり現象が最大限に活きるには声優さんたちの演技も必須なわけですが、一話では取り敢えず太一と伊織だけでしたけど、そこも問題なし、というところが観られて、まずはそこだけでも今後の展開に十分期待が持てたところでしょうか。同時に、メイン五人のキャスティングがよく名前を見かける人たちで揃っているのも納得。ガチで入れ替わり後の演技もやるなら、それだけの実力のある人を集めるのは当然ですからね。太一と伊織の場合、他のメンバーに指摘されていたとおり、表情も動きも全然違うので、ホントその二つ――映像と声優さんの演技が相乗効果で期待以上のものになっていた感じでした。

 

一話は取り敢えず、何か知らんが急に人格入れ替わりなんて現象が起きたぞ、というところまでで終了でしたが、次回予告では早速それが今回限りではないことや、虚ろな目をした某人物も登場していたということで、果たしてこの現象は何だったのかが説明されて物語が本格的に動き出すだろう次回以降が楽しみになるところでしょうか。

あと、何気にOP&EDが「ヨスガノソラ」コンビだったのが何となく画面の前でニヤリとしてしまったところ(笑)。まあ、それ以上に、EDが伊織メインな感じになっていたのが一番嬉しかったところですけどね。原作感想でも書いていますが、私は伊織が一番好きなので。一話でも、他のメンバーが家族と程度の差はあれ仲良くやっていたのに対し、伊織だけが一人淋しい感じだったのがさり気なく描かれていたのも、分かりやすく彼女の抱えるものの一端を見せられた感じで期待してしまうところですしね。

 

◇次回「なかなか面白い人間達」

 

 

「ココロコネクト ステップタイム」 庵田定夏(著) 感想

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短編集第二弾。

全部で四つの短編が収録されていたわけですが、そのうちの三つの(簡単なものですが)感想です。

 

 

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「ココロコネクト ユメランダム」 庵田定夏(著) 感想

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発売から一月ほど経ってしまいましたが、ようやく「ユメランダム」を読み終えました。三月中は読み終えても感想書く暇が無さそうだったので後回しにしていたら、ホントに一ヶ月後になってしまいましたが……その分、読み始めたら早かったですかね〜(笑)。

 

 

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「ココロコネクト ニセランダム」 庵田定夏(著) 感想

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取り敢えずは、「祝・アニメ化決定!」な「ココロコネクト」シリーズ第六巻。

ファミ通文庫の次のアニメ化作品がこれになるとは思っていなかったので、店頭で帯のアニメの文字を見たときは予想外過ぎてきょとんとしてしまったものですが、FB onlineのPV(?)を見た感じだと、少なくとも映像は期待できそうで、これは続報が楽しみなところでしょうか。特に第一巻は、文章媒体よりも漫画やアニメといった絵が付いたほうが遥かに映える内容ですし。

 

ドラマCDは聴けていないのでキャストについては何とも言えませんが、原作のどの辺りまでアニメ化するのか、又、オリジナルストーリーは入るのかなどは気になるところ。一応、各巻ごとにある程度の区切りはあるかと思いますけど、受賞作の第一巻、一年生編として区切りの付く第四巻辺りがキリとしてはちょうど良いかなぁ、と。でも、新入部員ズも映像で観られるなら観たいよなぁとも思ってみたり……何にしても、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

 

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「ココロコネクト クリップタイム」 庵田定夏(著) 感想

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「ココロコネクト」シリーズ初の短編集が発売となりました。FBonlineに掲載されていた短編三本と、書き下ろしの中編が収録されているわけですが、その書き下ろしの「ペンタゴン++」についての感想です。

 

 

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「ココロコネクト ミチランダム」 庵田定夏(著) 感想

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あらすじや冒頭部分を読んだだけでも、この「ミチランダム」の表紙は秀逸だなぁと思ってしまったところですが、読み進めていって改めて表紙イラストを見ると、秀逸なんて言葉では足りないレベルで心が震えるものがあった気がします。それくらい、これ以上ないくらいにぴたりと嵌っているカット。

 

 

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「ココロコネクト キズランダム」「ココロコネクト カコランダム」 庵田定夏(著) 感想

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現在刊行されている三巻まで読了。二巻「キズランダム」を読み終えたときも感想書こうかと思いつつ、何だかんだで書きそびれてしまったので、「カコランダム」とまとめて感想です。

 

 

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「ココロコネクト ヒトランダム」 庵田定夏(著) 感想

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第11回えんため大賞受賞作として出版された三作品(「B.A.D.」「空色パンデミック」「ココロコネクト(※本書)」)は、発売当時も裏表紙のあらすじなんかを読んでいるとけっこう気になっていたのですが、積読本も多かった当時(今もむしろ増えてるけど……)としては、未読の本をまず片付けてからにしよう……と見送ったわけですが、そうこうする間に続刊が続々と発売し、このままでは読む前に巻数に阻まれてしまう(汗)ということで、少し前からまずは「B.A.D.」シリーズを読み始め、この「ココロコネクト」シリーズの第一巻まで辿り着きました。

 

というわけで、「ココロコネクト ヒトランダム」の感想です。……あ、ちなみに感想は書いていませんが、「B.A.D.」も既刊三巻を、間を置かずに読み進めてしまうくらいに面白かったですよ?

 

 

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主題歌・OST→
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「笑顔のチカラ」 羽山ミズキ(後藤麻衣)
「願いのカケラ」 雨宮優子(中島裕美子)
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