2005年06月07日

中小企業の経営者向け個人情報保護対策Q&A No.003

Q.当社では、複数人の社員が顧客データの登録を行っています。
  当然、顧客データを漏洩させることの怖さは、折に触れ伝えている
  のですが、それでも会社に反発をもった社員が意図的に顧客データを
  漏洩させるのではないか、との不安が消えません。
  従業員から顧客データを守るためには、まず何をすればよいでしょうか?

 【回答】
  先ずは、社員に個人情報の漏洩防止に関する誓約書を提出させて下さい。
  その内容として、損害賠償の義務と、即刻懲戒解雇する旨を盛り込んで
  下さい。

  これは社員だけでなく、パートやアルバイトの従業員にも適用してください。
  労働基準法の解雇権の乱用にならないように、就業規則にも盛り込んでおく
  ことをお勧めします。

  また、従業員間でも内部牽制機能がはたらくような仕組みを考える必要があ
  ります。
  内部牽制機能とは、互いにチェックできる体制を意味しており、従業員ごと
  に許容された権限内の範囲で、業務の前工程と後工程の担当者を別の者に
  して権限外のことを行うのを防止することができるようにしておくことです。

  内部牽制機能が機能しているかを見るには、非定期に業務監査を行うことが、
  個人情報の漏洩防止にも役立ちます。

  会社に反発をもった従業員が意図的に個人情報をもらすことは、十分に
  考えられることです。

  そのような従業員を雇っている事自体、大きなリスクを抱えていることに
  なり、あなたの精神衛生上よくありません。

  会社が大事か、そのような従業員が大事か早めに決断して下さい。

  



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/s_akiterujp/24491408