2005年08月04日

実録、飲食店の顧客満足戦略

 私の友人が経営している飲食店では、セットメニューを開発しています。
そもそもセットメニューを開発しようとした動機は、新規顧客の集客と売上
アップを目的としたものでした。

そのセットメニューは千円で、小鉢、お刺身、焼き鳥、おでん、生ビール
がセットになっていました。
お店の外には3台のPOPで、このセットメニューを訴求しました。


当然のことながら、常連のお客もセットメニューを注文しました。
また、初めてのお客さんもセットメニュー目当てに来店し、セットメニューを
注文しました。

ところが、常連のお客も初めてのお客も、そのセットメニューの品数の多さに
驚きの声を例外なく発するのです。

「こんなに品数を多く出して、儲かるの!」
「もう少し品数を減らしてもいいのでは、千円では安すぎますよ!」
「へえ〜、まだ出てくるの!」

と言いながらも、お客は来店する度ににセットメニューを注文するのです。
当然のことながら、飲み物も追加注文が出てきます。
そして、お店中のどのテーブルも、セットメニューを注文するお客で埋め尽くさ
れていました。

これは千円に対する「意外性」を見越した戦略のもとで、開発した商品だった
のです。
開発段階で試食を頼まれ、このセットメニューについて友人に助言を行い、
「意外性」「驚き」という感情に訴えることが出来るように設計したのです。


これが、結果として「顧客満足」という状態を作り出したのです。

今は一歩先を見越して、秋、冬に向けてのセットメニュー開発に取組んでいます。







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