都会というものは誠に便利なもので、私の通う歯科医院は夜の10時まで診療しておられます。

今夜もその歯科医院へ月に一度の定期健診、21時の予約で出掛けました。

待合室で座るやいなや、歯科助手の方に診察の席に誘導され、先生待ちのスタンバイOKです。

そして先生登場。

「北山さん、最近ゴルフどうですか?」

いつも会話はここから始まります。

通常は診療のやり取りは「最近歯の調子どうですか?」もしくは「おかわりありませんか?」
ですよね??

勿論、応じてしまう私も私ですが、先生も先生です。

もう、クラブのシャフトの硬度のレベルやら、1インチ短くしたやら、もうどうにも会話が止まりません。

私はと言えば、歯科衛生士の女性に椅子を倒されリクライニング状態で、よだれ掛けの様なものを首に巻かれ口をあんぐり開けたままの随分と間抜けな状況での会話の応酬。

その後も数十分その状況でのゴルフ談義。

「先生!お仕事お願いしますっ!」心の中で何度訴えかけたことか。

定期検診に行っただけなのに、診療を終えたのは70分後でした。

先生、どんだけ、ゴルフが好きなんですかっ!

食事前の私は少々応えました。

クライアントの方々に、カウンセリングでは、自分の意見はハッキリと相手に示しましょうと常日頃から伝えてる私が。。

実に不覚でした。

そうして会計を済ませている途中でまたまた先生登場。

今度は海外旅行の行った先が一緒ということが判明し、またここから20分!

フト、宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出しました。

今度は混んでそうな時間帯に予約を取る作戦で来月の定期検診に臨む所存です。

でも、ゴルフ好きの話はエンドレス、気持ちは分かるから憎めませんねぇ。


聖心こころセラピー 北山 想