フロムA原稿書き。

 ニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』を聞いていたら、
 高田先生が、風邪の高熱でお休み。
 立川志の輔さんが、代役。
 禁煙話だが、俺も相棒も比較的、パッとやめられたので、
 人の話しを聞くにつけ、そんな困難なことかと思う。
 

 18時、銀座・お江戸日本橋亭入り。
 高田文夫プロデュース『日航名人会』
 ここでも、司会のはずの高田先生は欠席。
 昇太師匠が、司会の代役。
 昇太師匠、志らく師匠と、久々に顔合わせ。
 楽屋話に花咲く。
 志らく師匠の離婚、初めてここで聞いた。
 学生結婚で、子供も3人いたというのに…
 そういうものだ。

 『想い出ラーメン』20分。
 日航のオンエアーが2月予定のため、
 時事ネタにならないよう、
 気を使いながら…。
  お客さんの年齢層が高かったが、受けた。 

 池尻大橋に出物放出往来。

 山中伊知郎 著
 『ラジオの鉄人・毒蝮三太夫』(風塵社)
 
 資料的価値も高いが、文章も分析も的確。
 山中伊知郎の芸人ものには、外れがないなぁ。
 毒蝮さんが、子役出身なのは、知らなかった。
 また、蝮さんが絶対的に嫌うものが、
 ハプニングに頼った安易な番組づくりであること。
 そういう風に見えないだけに、
 プロの職人だと思う。

 この本のなかの引用の引用となるが、
 談志師匠の毒蝮評がオモロなので、
 書いておく。
 「雑エンターテイメントの人込み芸人」

 「こ奴のあまりと言えば馬鹿々々しさ、面白さ、
  それは粋とか、洒落てる、とかとはまるで違う次元の代物で、
  何んというのかなぁ、ナンセンスがそれに近い表現になるのだが、
  それをもっと超越した、呆れ返ったバカバカしさなのだ。
  それはきっと人間がいちばん始末に負えないもの、
  それを認めちまうと社会生活が成り立たない、と思われているもの、
  非常識を含めて、もっと人間の非条理なものの世界であり、
  私自身、長年それらを求め、“それは一体何なのだ”と悩み、
  四方八方からそれにぶつかり、挑戦し、
  それと落語の持つ「人間の業の肯定」と、
  大衆芸能という、大衆という文字で表されてしまっている
  社会常識の肯定との葛藤に苦悩し、
  その裏というか、底に流れるナンダカワカンナイ人間の不完全さを、
  毒蝮の言動に私は認めたのだろう。
  逆に言やぁ、一番求めていた芸能の本質を
  マムシの野郎は持ちあわせていたのだ」