4時起床。

起きたのだから、
ひたすら『藝人春秋』原稿に目をやる。


原稿、一旦、手離れして、
NHK『あさイチ』へ出勤。

ここまで早起きしていると、
『あさイチ』ではなく、「あさ二」、「あさ三」くらいの感覚だなぁ

7時半、NHK入り。
8時15分、『あさイチ』生出演。
MC:井ノ原快彦、有働アナ。
ゲスト:浜島直子、御一緒。

特集:スゴ技Q 足の隠れトラブル徹底対処法。
解決ごはん:しょうゆ麹(こうじ)&トマト麹

本番前、
イノッチと先日一緒に行った岡村ちゃん話。

「踊りが凄いですね。
 いや カッコイイだけでなく面白い部分があるのが……」

「そこなのよ。
 動きが清水アキラのモノマネみたいなところあるでしょ(笑)」

「博士が気を使ってくださったけど、
 ホントは岡村ちゃんと一緒に写真撮りたかったですよ!」

『あさイチ』の会話、毎回、イノッチ最高!
これ以上、自分からは親しくしないけれども、
彼は心の友だなぁ。


浮き足対策特集。

「浮き足」って言葉を初めて知ったが、
そんなピンポイントの話で1時間やるところが……
流石NHK、マニアックと思っていたが、
VTR、足裏健康法、
ベアフットランニングなどの個人的に研究していた分野にも、
共通するテーマに触れていて、
実に興味深い内容だった。

FAXテーマで
「貴方の浮き足立つエピソード」を募集したが、
浮き足立つの意味が、
「ワクワクして落ち着きを失う」でなく
「不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる」
が正確な使い方であると……本番中に判明。

NHKで朝から日本語誤用していることがわかってからの、
スタジオの「浮き足立ち」ぶりが面白かった。

有働さんも、取り乱し、ドッと脇汗が出た。
そこを照れないでいるのも、凄いなぁ。


解決ごはんのコーナーで、
あさりとエノキと白菜のトマト麹スープを食するが、
エノキ氷以外のエノキを久々に食べた。

それくらいエノキ氷を毎日食べているが、
ちなみに『あさイチ』のエノキ特集の時のゲストが、
今日、ご一緒の浜島直子さんだった。

浜島さんとエノキ料理についての話弾む。

浜島直子さん、
ちょうど先日の『先輩ROCK YOU!』を見てくれて、
朝から装丁話。

『藝人春秋』で表紙を描いて下さる、
切り絵の福井利佐さんも知っていて、トークが続く。
浜島さんも絵本を作ったりされているらしい。

その後、
「昔、博士が帽子を取ったらカツラだった時が衝撃的でした」
「あれカツラKGBの潜入捜査だったんです」
と言うとこれほど朝から笑うのかというほどの爆笑。


今日の『あさイチ』の衣装には、
昨日ポール・ウェラーの公演に行ったスズキ秘書が
お土産にくれたOKAMOTO'Sの缶バッチを付けて出演。
気がつく人はいないわけだが……。
いつも『あさイチ』は何かしら付けているのだ。


このあと午後から、
『80年代伝説』収録。

NHKから現場に向かえば良いところ、
恒例のお迎え出勤をしたいがために、一旦、帰宅。


13時、掟ポルシェ宅、吉田豪宅と巡回しながら、
いつものワイワイガヤガヤの同伴出勤。

案の定、何処にも出先のない業界話を繰り広げながら、
東陽町のホテルイースト21へ。

今回は念願の杉作J太郎さんも参加し、
本番直前まで楽屋トーク。
いや、杉作さん、キュートだわ。

06



歌謡ポップスチャンネル『水道橋博士の 80年代伝説』収録。

♯9 ゲスト:山本晋也監督。

72


80年代に『トゥナイト2』 で紹介する、
歌舞伎町の風俗のお店の数々は、
ボクは身近な場所に居て、
実際に足を運ぶことも多かった。

1981年から84年まで、
区役所通りの軍艦ビルの中にある、
オーダーワイシャツ屋で働き、
歌舞伎町のホストや店員にワイシャツを売っていたからだ。

20代前半、
ボクの暗黒のゴキブリホイホイ時代は、
トゥナイト2と道連れなのだ。

つまり今年73歳になる山本晋也監督のお仕事を、
ボクが素人時代、近い場所でずっと見つめてきたわけだ。

その後、ボクらは漫才師になり、
そして監督が談志師匠に弟子入り。

1995年くらいだろうか? 
監督が「立川談遊」として国立演芸場の独演会を開催した時、
監督からのご指名で、前座で漫才をつとめた。

浅草キッドが国立に?
ボクらも、いいのかな?と思いつつも、
おもいっきり、いつも通りに下ネタ満載で、やり抜けた。
いや、やりにげた。

それが監督にとっても、
そしてボクらも「唯一の」国立体験であることを初めて知った。

当然ながら、あの日の高座は、
国立施設としては、監督も我々も同じく、
大問題になっていたのだ(笑)

その後、二度と呼ばれないはずだ。


日大の応援団出身の「山本晋也芸能界最強説」は、
今まで何度も語られてきたし、
その片鱗は何度か目撃してきたが、
今日ほど具体的にその戦法を明かされたのは、
初めてではないだろうか。

それほど説得力のある告白だった。

山本晋也カントクの顔が、
植田まさしの漫画のようにオデコが出ている理由が、
解明したのであった。

それは"パッチギ"のせいなのだ。


たまたまボクが目撃した、
山本晋也監督が、横山やすしとケンカする、トーク番組。
煙草に火をつける動作から、不穏な空気は始まる。

「その話を覚えているのは博士だけだよ」
と言われつつも、
その後、本当に二人の間に、
実際、火がつき、その後、トイレで決着をつけた話……面白かったなぁ。

73



山本晋也監督が、
世界最年少映画監督としてピンク映画デビューする過程に、
亡くなられた若松孝二監督の存在があり、
大学の同級生であった足立正 生監督と赤軍派、
パレスチナ解放戦線との関わりあいなどの話は、
テレビ視聴者にはマニアック過ぎるだろうが、
誰か伝えていかなければ……。

これには時効なし。
と食い下がって聞き出す。


山本晋也監督と70年代の東京のお笑いの徒花でもある、
面白グループ〈赤塚不二夫、タモリ、高平哲郎、瀧大作、所ジョージ……〉
との関わりあいと一時代についても、
将来は誰も知らない状態になり、
見えなくなる話だろうと思って執拗に聞いた。


山本晋也監督のトゥナイト時代、
「中年晋也の真面目な社会学」のコーナーの影響、
そして最後の砦であった歌舞伎町の
『エンジェル・キッス』話を延々と語ったが、
いったい、こんなトーク、どこにニーズがあるのか?

しかし、いずれは『メルマ旬報』で紹介したい。


本番前、監督の娘さんで、
漫画家の児嶋都さんの話をした。

「監督、先日、娘さんとご一緒させて頂きました。
 彼女のデッサン力は凄いですね」

「そう……彼女どんな感じだったぁ?」

「いやお会いになってないんですか?」

「いや会ってるけど……もうわからないから」

「ボクも娘いるんです けど、歳取ると、そんな感じになるんすか?」

「娘が可愛いのは3歳までだよ!」

「えー!」

監督は70年も娘が可愛くないのか!


二本目
#10 ゲスト:サンプラザ中野くん。

74


杉作J太郎さんも居残り、
バンドブーム時代から中野さんの、
早稲田出身アーティストとしての人脈と変遷、
そしてサバイブぶりや、
ボクの80年代の芸人として、
当時のパンク・バンドへの対抗意識などを全開にしながらの対話。

「出産以外は全部舞台でやった」
当時の中野さんのインタビューを見て、
ボクは、今でも語りぐさの、究極の下ネタ、
浅草プロレスのネタを作ったのだ。


サンプラザ中野くんが『80年代伝説』の中で語っていた、
ラーメンズ小林賢太郎くんとの若き日の出会いの話も、
いい話を聞けたが……。

小林と言えば、
行きの車の中の豪ちゃんのロフトのイベントの
ストロング小林の話術の話も聴き応えあったな。


今日は、この番組、スタート時から念願の杉作J太郎出演。
今、吉田豪との連係は「サブカル最強タッグ」だと個人的に思っているが、
……2本目にして本領発揮し始める。

何を振っても返しがあり、
その当たりが塀越えする飛距離になっている。
それがサブカル者にしか見えないスイングなところに価値がある。

杉作J太郎さんに

「どうやったら墓場プロに入団出来るんですか?」

「1050円払ってもらえれば……いつでも!」

「え、逆契約金そんなに安いんですか、今、払いますよ!」

と電撃入団することになった。

50歳超中年級ドラフト1位指名、
契約金1050円(支払い)男の墓場プロ入団発表。
杉作J太郎オーナーに、
前途を期待され晴れやかな俺の顔バージョン。

07


Jさんは自分で運転して帰途に。

豪ちゃんはケツカッチンで早退、
保育所迎えの掟ポルシェと子持ちサブカル街道を話しながら、
一緒に話ながら帰宅。


帰宅後、
毎回、80年代伝説の収録の後、
掟ポルシェが保育園まで子供を迎えに行く話をしていたら、
カミさんが、

「ホントに掟さんは良いパパ、誰かさんとは大違いだわ!」
とキレられる。

「でも、その掟を車で保育園まで送っていっているのは俺だから……」
と自己弁護。


山本晋也監督と言えば……。
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RT @minamidera548
赤瀬川原平さんが若い頃TVで番組の意図と関係なく自製の精密模写した千円札を燃しアップで映し出されたその画像に抗議が殺到した
「面白かったから夢中で撮った!」
という若いカメラマンは後の山本監督。
↑そうなの!?
赤瀬川さんの偽札事件はボクの偽装免許証に影響を与えている。

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夜、子供たちとベットで、
ワイワイとパジャマ・パーティをくりひろげていると、
娘が顔をフクラませ、

「パパァ。ワタシは明日、ヨウチエンの遠足なんだから静かにして!
 男チームはあそんでいいけど、ワタシにはさわらないで!
 あと夢のなかにも こないでね!」

と言って横を向き本当にひとりで寝入った。