*今年の広島カープは去年までと違うぞ。これで10連勝、貯金も14になりついに首位に躍り出た。
新井監督は前監督の佐々岡氏とは明らかに采配が違う。前監督は、まだシーズン始めだというのに初回からの送りバントや投手交代が遅れるなどに象徴されるように、誠に消極的で ’人のいい’ 戦法だった。
新井監督になってからかなり積極的な戦法を取り、盗塁やヒットエンドランも増えている。投手交代や代打の選手起用も場面場面で非常にメリハリが効いていて、それも見事に当たるから見ていて小気味いい。
昨日まで10連勝だが、試合は決して大勝ちではなく、少ない得点でも投手陣が少失点で抑えていて投打のバランスがとれているので、先取点を取られても負ける気がしない。

新井監督の深謀遠慮を表わす采配が昨夜の試合であった。
昨日は対ヤクルト3連戦の最後の試合だ。カープ3点リードの9回表のヤクルトの攻撃で、新井監督は抑えに、今シーズン始めは絶不調で最近やっと復調してきた栗林を投入した。
この起用には驚いた。なぜかというと、栗林は前日の試合で中継ぎとして起用されたが、打者青木に頭部に直接ぶつけるデッドボールを投げていたからだ。青木は転倒、ずっと動けず担架で運ばれた。
150キロ超の速球を直接頭にぶつけられては、いくらヘルメットがあるとはいえかなりの衝撃だろう。その後の青木の状態は分からないが、無事なことを祈るばかりだ。
もちろんその場で危険球投球で栗林は即退場宣告がなされた。
そんな栗林を翌日の抑えに投入とは恐れ入る。栗林も相当動揺していたに違いないし、もちろん故意ではないにしろ、頭部死球というあってはならないことをしてしまった後悔などもあって、しばらくは内角の速球は投げにくいだろう。それが翌日の抑え登板とは、普通なら考えられない。テレビ解説の山本浩二氏もまさか今日はないだろうと思っていたと言っていた。
それがしが新井監督の胸中を思うに、この対ヤクルト戦で栗林のデッドボール・トラウマを払拭しておかないと後々まで引きずってしまうかもしれない、ここは敢えて本来の守護神を行かせようと。
しかも3連戦でここまで連勝している、この試合も3点リードしているし、打たれても逆転まではいかないだろう、仮に逆転されても2連勝で勝ち越しているのでそれはそれで仕方ないだろうと。
結果、栗林は見事期待に応えてヤクルト打線を3者凡退に切って取り、勝利試合を演出したのでした。
期待に応えた栗林もすごいが、彼を起用した新井監督の手腕は大したものだ。並みの監督ではできない采配だと思う。
今年のカープは今までと違う!。(優勝と言いたいところだが、今はまだ我慢しときましょう)
新井監督は前監督の佐々岡氏とは明らかに采配が違う。前監督は、まだシーズン始めだというのに初回からの送りバントや投手交代が遅れるなどに象徴されるように、誠に消極的で ’人のいい’ 戦法だった。
新井監督になってからかなり積極的な戦法を取り、盗塁やヒットエンドランも増えている。投手交代や代打の選手起用も場面場面で非常にメリハリが効いていて、それも見事に当たるから見ていて小気味いい。
昨日まで10連勝だが、試合は決して大勝ちではなく、少ない得点でも投手陣が少失点で抑えていて投打のバランスがとれているので、先取点を取られても負ける気がしない。

新井監督の深謀遠慮を表わす采配が昨夜の試合であった。
昨日は対ヤクルト3連戦の最後の試合だ。カープ3点リードの9回表のヤクルトの攻撃で、新井監督は抑えに、今シーズン始めは絶不調で最近やっと復調してきた栗林を投入した。
この起用には驚いた。なぜかというと、栗林は前日の試合で中継ぎとして起用されたが、打者青木に頭部に直接ぶつけるデッドボールを投げていたからだ。青木は転倒、ずっと動けず担架で運ばれた。
150キロ超の速球を直接頭にぶつけられては、いくらヘルメットがあるとはいえかなりの衝撃だろう。その後の青木の状態は分からないが、無事なことを祈るばかりだ。
もちろんその場で危険球投球で栗林は即退場宣告がなされた。
そんな栗林を翌日の抑えに投入とは恐れ入る。栗林も相当動揺していたに違いないし、もちろん故意ではないにしろ、頭部死球というあってはならないことをしてしまった後悔などもあって、しばらくは内角の速球は投げにくいだろう。それが翌日の抑え登板とは、普通なら考えられない。テレビ解説の山本浩二氏もまさか今日はないだろうと思っていたと言っていた。
それがしが新井監督の胸中を思うに、この対ヤクルト戦で栗林のデッドボール・トラウマを払拭しておかないと後々まで引きずってしまうかもしれない、ここは敢えて本来の守護神を行かせようと。
しかも3連戦でここまで連勝している、この試合も3点リードしているし、打たれても逆転まではいかないだろう、仮に逆転されても2連勝で勝ち越しているのでそれはそれで仕方ないだろうと。
結果、栗林は見事期待に応えてヤクルト打線を3者凡退に切って取り、勝利試合を演出したのでした。
期待に応えた栗林もすごいが、彼を起用した新井監督の手腕は大したものだ。並みの監督ではできない采配だと思う。
今年のカープは今までと違う!。(優勝と言いたいところだが、今はまだ我慢しときましょう)
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