愚禿道化のえっちらおっちら

日常のよしなしごとを鈍い感性で綴る自称末期高齢爺の独り言のページ

カテゴリ: 果実・花・植物・畑作物

このところの雨で、この間から乾燥させているドクダミが、せっかく乾き始めたのにまたシナっとなってしまった。
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我が家の庭にもご多分にもれずドクダミが取っても取っても毎年出てくる。
それがしはそれを薬用茶にしているからそれでもいいのだが、それにしても丈夫な草だ。
ネットにはドクダミ駆除の仕方がいろいろ出ているが、決定打はないようだ。もちろん除草剤を除いてだが。
今年も出てきたので花が咲くタイミングを見計らって採り、乾燥させた。
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もう少し乾燥させようと思っていたところに雨が続いたのでまたしんなりしてしまったが、今日は晴れているので外に出した。
今日の強い日差しでカラカラになれば完成かな。

それがしの健康の一助になっている(と思う)ドクダミなのであります。

関東地方も梅雨入りした。鬱陶しい空模様が続く。体にもカビが生えそうだ。
里芋やヤツガシラやノラボウの葉は雨粒をはじいて水分を調節しているようだ。カビが生えないようにしているのだろうか。
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里芋類は水分が他の植物より必要らしいのになぜ葉は水をはじくのだろう。
根から十分吸水するから間に合っているのかも知れないが、梅雨時はともかく、渇水の真夏などは水分が足りないだろうから葉からも吸水した方がいいと思うがどうなんだと里芋に訊いても答えてくれなかった。
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3カ月ほど前に親戚のセミプロ農家からいただいた里芋とヤツガシラを庭の片隅に植えといたら芽が出て育って来た。
うちの狭い庭は最近超ミニ菜園になってしまった。
ヤツガシラが3本と里芋が4本出て来た。
葉には雨粒が残ってはいるがほとんどはじいている。
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なぜか今頃一本だけ威勢がよくなってきたノラボウ菜の葉も里芋の葉ほどではないが雨粒をはじいている。
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偉い学者はもうすでにこの葉の持つ撥水能力を衣服やその他防水に応用していると思うがどうなんだろう。

さて、それはともかく、このヤツガシラ、里芋は秋に収穫できるようになるだろうか。

その昔、果物などなかなか手に入らず、珍しくパイナップルなんてものが食べられることがある時などは、この世にこんな美味い物があるのかと感激したものだ。

今でもそうたびたび味わうこともないが、それでも子供の頃よりは値段も含めて手に入りやすくなった。

先日どなたかにそのパイナップルを頂いた。甘い!美味い!すぐ食べてしまった。
そしてその上の葉と茎の部分は、もったいない教の教祖のそれがしが捨てないのは言うまでもない。
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切り取った茎を鉢に植えてみた。
さあこれでやがてこれが育って大きくなってあの甘いパイナップルを家で収穫できるぞ!
なんて淡い期待を込めて余った鉢があったので植えたのでした。

しかし、前にも植えたことがあって、根付いて少しは育ったのだがあまり大きくならず、もちろん実は生らないまま枯れてしまった。
まあ今回もそうなる公算大だが、観葉でもいいと思って植えたのだ。

こんなものでも希少な期待感があるとボケを遅らせることができるかもしれないと、末期高齢者のパイナップルでした。

120年ぶりの開花で全国的に淡竹(ハチク)が枯れているという記事が出ていたが、確かにいつも行く河川敷の淡竹竹藪は全滅で、先日はタケノコ1つ採れなかった。

淡竹と真竹(マダケ)は似ているが、タケノコは淡竹の方が早く出て真竹は今頃からが最盛期だ。
淡竹は全滅だったが、まさか真竹まで枯れてはいないだろうと、昨日、いつものジジイ3人は真竹筍を期待して行ったのだった。
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この河川敷の竹藪は淡竹と真竹が隣り合わせで繁茂していたが、右側の淡竹はすっかり枯れて黄色い風景、左の真竹藪は青々と茂って、鬱蒼として人間の侵入を拒んでいるようだった。
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肝心のタケノコはというと、ありました、出始めが。
薮の中のはまだ小さく、藪が途切れる辺りの境界近くは陽当たりがいいので大きいのが出ていた。
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集めたタケノコの皮を爺様が剝く。
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昨日は大鍋で7回煮た。
採取もさることながら、帰って来てからの作業の方が時間もかかるし大仕事だ。

セオリー?通りに糠を入れて煮る。
糠は入れなくてもアクは抜けるらしいが、入れた方が味が良くなるような気がするのでいつもそうしている。気がするだけかな?
糠は糠漬け用のが常備してあるのでいつでもOKなのだ。
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タケノコを煮ながら例によって宴会だ。
昨日の肉は石焼ではなく、電熱両面焼きで焼いた。
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小ぶりのサザエのニンニクバター壺焼き。世の中にこんなに美味いものがあるのかというおいしさ、大げさか。
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煮あがったばかりのタケノコの刺身は山葵醤油でいただく。旬の味を今年も味わうことが出来てよかった。
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鯖の腹にネギ味噌と日本酒を混ぜた物を詰め込みホイル焼きする。上の写真は焼けてから鯖を開いたもの。
飛び入り参加の近所の親戚の青年は、今まで食べた鯖で一番おいしい鯖だと絶賛していた美味しさで、
あっという間に骨だけになってしまった。
鯖、1尾350円也。

来週は梅もぎ、天気はどうかな。

埼玉県入間市は昨日は清掃デー、それがしは毎朝家の前の道路を清掃しているので特別な清掃はしないで済むのだが、また生け垣が道路に張り出してきたのでそれを剪定することにした。
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先日やったばかりなので、道路側に伸びてきた枝を少しカットしておしまい。切り落とした枝は上の娘と隣の婿殿が手伝って片付けてくれたので早く終わった。

清掃デーなので出たごみ類は自治会の役員がトラックで回って回収して行ってくれる。
ちなみにそれがしの軽トラも借り出されて活躍していた。
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ついでにバラのアーチも刈り込んだ。もう花は終期なのでちょうどいいタイミングだ。
バラの剪定枝は棘だらなので始末に困るが、昨日は回収車が回ってくるのでゴミ袋をそこへ置いて置けばいいから助かる。
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さらについでにキウイの蔓が伸びて電線に絡み始めたのでそれもカットした。キウイ棚の下の端の方は既にジャングル状態だ。
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そんなキウイ棚の下に以前剪定して放置しといた太い枝に少しだがキクラゲが出ていた。
これはお昼のうどんに入れて美味しくいただきました。

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で、清掃作業も早く終わったので夕方から隣家の教授とごくろうさん会を催したのでありました。
金目鯛の開きは先日小田原で買って冷凍しといたもの、焼き鳥は連れ合いに急遽串刺ししてもらったもの、アオリイカのゲソはもちろん先日師匠からいただいたもの。

それらを居ながら両面焼き器で焼きながら賞味して、角ハイボールを味わったのでありました。
なお、どうでもいいけど、焼き鳥の味付けはヒマラヤ岩塩とベトナム黒コショウ。
イカゲソは醤油とレモン。

来週の日曜日は真竹の筍採りかな。

日一日と草木が伸びる今日この頃、柿も桑も葉を茂らせて道に張り出してきた。それを剪定しなければいけないのがこの季節の習わしだ。

桑は自然に生えてきたもので、鳥かなんかが実をそこらに排泄して行ったのが成長したのだろう。そういうのに限って成長が早い。
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切り落とした桑と柿の葉。
なにしろ常日頃からもったいないを身上としているそれがしは、手に入れた物は空気でも吐き出したくないと思っているくらいなので、つまり吝嗇なので、もちろん切り落とした枝葉をゴミに出したりはしない。
これを枝付のままホースで勢いよく水をかけて埃を落とし、乾燥させて柿・桑茶にするのだ。ただ乾燥させてお茶にする、こんな簡単なことはない。
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今回は、ちょっと日数がかかるが日陰干しにすることにした。
柿と桑では乾燥の進み具合が違い、桑はあっという間にカラカラになる。特に陽に乾すとそうなるので、今回は少し時間をかけて乾燥だ。
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とりあえず手が届くところだけ剪定したが、上の方にはまだまだ道路に張り出している枝がある。
実が大きくなって通行する車や人に落下してはいけないので、やがてはそれも切り落とすようだ。

柿の葉茶は去年作ったものがまだ1年分くらい残っているが、今年の新しいものができたらそれは廃棄することにするようかな。
もちろんただ捨てたりはしない、肥料かかまどの燃しつけにするのだ。


やっといろいろな花が咲き出し、いい季節になって来ました。
草木は芽吹きが遅かったので、季節を取り戻しているようです。春が短く夏が長くなるようなので、慌てているのかもしれません。
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紫蘭も、地植えだったり鉢だったり、庭のあちこちで咲き出しました。
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家の入り口に数年前に据え付けた物干しざお掛け用鉄柱転用のアーチのバラも咲き出しました。
左が種類は分からないが前からある普通(普通って何だ?)のバラ、右は野バラのようなバラ。
両方とも花は地味だが数あればまあ見えるのだ。花は地味だが棘だけは立派なのが癪だね。

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アーチの左側のバラは薄いピンクで、去年、花が咲いた後すぐ剪定したせいか、今年は蕾の数が多い。
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右側の野バラはもうとっくに咲き出していて、香りをあたりに振り撒いている。
このまま咲き続けて左のバラとの共演にこぎつけられるだろうか。

イングリッシュガーデンというものがどんな庭かよく知らないけれど、何となく響きがいいので、このバラのアーチをその入り口と称しているのだ。
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アーチをくぐると蠟梅の実が迎えてくれます。イングリッシュガーデンに蠟梅は似合わないかな。

昨夕、いつもより遅い実成りの山椒を摘んだ。小さい実なので手袋をつけて摘むとやり辛いので素手でやったら棘に刺されて痛い。でもたまには刺激があっていいかなと。痛さを感じるということは生きている証拠だ、アハハ。
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いつも大量に採れる古い山椒の木が枯れてしまった。これからはこの木が主役だ。この若い木にどのくらい生っているだろうと思いながら採ったのだが、意外にあった。
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古い葉は取り除き、新葉は一緒に入れて洗い、水に2時間程さらした。
その後水を切って5分ほど茹でた。
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下茹でした山椒をすぐ冷水にさらし、それをすぐに新しい水適量、醤油適量、味醂適量、鰹節適量、日本酒がなかったので砂糖をパラパラ入れてさらにグツグツ煮た。
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煮汁がある程度残っているところで火を止めて出来上がり。

いつもは下茹ではしないで水にさらしたあとはそのまま味付けをして煮るのだが、今回は下拵えとして素茹でしてみた。

試食したら、最初は山椒と煮汁の旨みがジュワッときて、その後にピリピリ感が襲って来た。ただし、ちょうどいいくらいのピリピリなので、1年にほぼ一回の自己流実残照の佃煮、うまくできました。




毎年この時季になると某河川敷へ淡竹(ハチク)の筍採取に出かける。
先日、今年は全国的に120年ぶりに淡竹に花が咲き枯れているとニュースにあったが、なあに、いつものところは大丈夫だろうと、昨日ジジイ3人で様子を見に行って来た。

土手を越えて少し歩くと、竹やぶの前に我々より高齢の男性が二人座っていたので、「採れましたか」と訊くと、「全然ない、全滅だ、花が咲いて枯れている」と言っていた。え、やっぱりここも駄目?全国的というのは本当なんだと思いながらも、ウォーキングのつもりでさらに歩いて行くと黄色く変色した竹やぶが現れた。
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以前行っていたところも数年前に花が咲いて枯れてしまったので最近はここへ来ていたのだが、ここも全滅とは・・・。
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120年ぶりに咲いて枯れるのだったらもっときれいな花を咲かせてほしいものだ。

河川敷に竹があるのは、張り巡らされる地下茎の護岸効果のために植えられたという説があるが、ここら一帯の淡竹が枯れてしまっては護岸効果も全く無くなってしまう。

全く手入れしない竹やぶでは増水時には逆効果ではないかとも思われるがどうなんだろう。

他の場所の枯れ竹やぶは枯れるに任せてそのままになっているが、国も河川敷の枯れた竹を始末するような予算はないのだろう。

淡竹は枯れたがまだ真竹がある。
真竹は6月始め頃に筍が取れるが、まさかそれも枯れるんじゃないだろうなあ。

今年は柿も柑橘類も去年に比べて花が多いので、実も多く生るような感じだ。
特に夏蜜柑は異常ともいえる花の付き方で、毎年よく花が咲き実も生るのだが、今までで一番花が咲いているのではないか。
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去年の実は相変わらずまだまだ落ちずにある。先日下の方の実はかなり採ったのだが、上の方の届かないところにしぶとくぶら下がっている。
上の写真は1週間ほど前の状態で、今では花弁が開ききって落ち始め、地面を白くしている。
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辺りに甘いいい香りを振り撒きながら小さい実になっていき、去年の実と今年の実が同居する数か月になる。

これほど花が咲くということは、寿命で最後の花盛りを演じているのだろうか。

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