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学びの森

札幌の家庭教師 学びの森―経営方針―

【札幌の家庭教師 学びの森通信】

澤田さまのブログです。
学生を子供に持つ、親御さんに読んで欲しいと思えるブログです。

ひとつしか紹介できないのが口惜しいですが、
今日は、澤田さまのポリシーが垣間見れる、とある記事を紹介したいと思います。

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落ちた子の気持ち
2008年 03月 08日

高校受験は何とか第一志望に引っかかりましたが、
大学受験では「確実」とまではいかないまでも、
「まず大丈夫だろう」と言われていた第一志望に落ち、
自分としては不本意な大学に行くことになりました。

今となっては、「それで良かったんだ」と素直に思えますが、
やはり落ちた瞬間は、
「目の前が真っ暗」「この世の終わり」といった感覚を味わいました。
しばらくの間は、外を歩くのさえ恥ずかしかったのを覚えています。

私たち大人からすれば、
「たかが受験」「単なる通過点」に過ぎないことであっても、
やはり受験生にとっては、目の前にある受験が全てです。

今まで頑張ってきた努力が報われなかった。

「自分の力が到らなかっただけ」というのは頭では分かっていても、
その現実を真に受け入れられるまでには、それなりの時間がかかります。

ですから、そんな状態のときに、
「合格したー!」とはしゃいでいる人を見れば、
その人を恨みたくなる気持ちも、私にはよくわかります。

もちろん合格した人には何の責任もありませんが、
人間の感情は、なかなか理屈通りと言うわけにはいきませんからね。

先日、ある進学校に通う生徒が学校通信を見せてくれました。
そこには、「医学部にすでに○○人合格、すごいぞ○○生!」
といった見出しが書かれていました。
何だか塾の宣伝チラシみたいです。

その生徒は、その通信を見ながらこんなことを言ってくれました。

「落ちた人だっているはずなのにね」
「学校は落ちた人の気持ち、考えないのかな?」と。

さすがは私の教え子です!

合格ではしゃいでいる学校側よりも、
その生徒のほうが、よっぽど大人の考え方が出来ていると思いませんか?

学校内では決して「優等生」ではありませんが、
私はそういった考え方が出来る生徒が大好きですし、
そういった生徒が自分の教え子であることに誇りを持っています。

この時期、あちこちで「合格報告」がなされています。

「○○高校(大学)○人合格」
「○○君が見事○○大学に受かりました!」

おめでたいことを報告したくなる気持ちは私にもよくわかります。

でも、その陰で泣いている子がいるのも確かです。
その子たちの気持ちを考えたら、とてもはしゃぐ気にはなれません。

ですから、これからも私は「合格報告」は一切しないし、
受験ネタもなるべく書かないようにしたいと思います。

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家庭教師派遣会社の新聞等の広告、ホームページを閲覧していると、
合格率90%!! 等、輝かしい実績を明記してあるところは多いです。

同時に、合格者の方々の体験談が羅列してあります。
当然、志望校合格という”成功者”たちなので、
喜びのコメントにはこちらも嬉しくなります。

ただ、合格率90%の裏には、10%の失敗者がいるという事実があります。

恥ずかしながら、私自身、この手の広告をこういう視線で見たことはなかったと思います。
気付きを与えてくれた、私にとっては貴重なブログになりました。


この部分だけ抜き出すと誤解がありそうなので明記しますが、
澤田さまが受験合格を軽視しているという訳ではありません。
他の記事を読めば一目瞭然です。それだけは追記しておきます。

札幌の家庭教師 学びの森

【札幌の家庭教師 学びの森】


講師歴延べ14年の澤田様が個人でやってらっしゃるよう。
学校の補修から大学受験まで、また中高一貫校のプログレス21にも
対応という表記の他に、私が驚いたのは、Q&Aの以下の記載。

>>入院中ですが、病院内でも授業は受けられますか?
>はい、できます。
>ただし、事前に病院の許可を得てください。

こういう記載、あまり見かけないですよね。

学校に何らかの理由で通えていない生徒に対しても、
小学生で、まず学習習慣から見直したい生徒に対しても、
中学校3年生で、高校受験間近の生徒に対しても、
また、北嶺や藤女子で、最初から難関大学を考えている生徒に対しても、

まず、生徒さんありきで、その上で指導というものが成り立つ。
そういう澤田さんのポリシーが垣間見れます。

実は私は検索より、澤田さんのブログをまず拝見し、
その記事のひとつに非常に心動かされたのですが、
長くなるので別の機会に書きます。

札幌の家庭教師 学びの森 http://manabino-mori.hp.infoseek.co.jp/