■ NY市場 : ギリシア問題しだいの波乱含み
先週のNY市場は、緩やかな景気回復を示唆する米経済指標や企業決算に加え、ECBによる 第二次長期資金供給オペ期待や好テクニカルを背景に08年5月以来の高値水準まで上昇。しかし、節目の13,000ドルを前に利益確定売りが上値の重しとなっていたところに、コンセンサスを下回った 米ミシガン大学消費者信頼感指数やギリシア債務問題が懸念視され 週末は−89ドルの反落に。1週間では61ドル安。
【NY市況概況 2/10】
NYダウ 12,801ドル −89、ナスダック 2,903 −23
77.58円/ドル、102.24円/ユーロ、1.3170ユーロ/ドル
米10年債 1.971% −0.066、CME225 8,940円
NY原油 98.67 −1.17、金 1725.3 −15.9
■ テクニカル : 短中期上昇トレンドをキープ
右肩上がりの13週・26週線がサポートする中長期 上昇トレンドを維持。日足レベルでも「25日線を支持線としての上値模索」がメインとなりますが、連日13,000ドルに抵抗感を示した経緯からは、直近の12,700ドル台半ばから12,900ドル前半のレンジ相場の継続により“日柄調整”をこなすか、25日線から12,500ドル前後までの下落により“値幅調整”をこなしてからの13,000ドル超えが想定されます。

【今週の主な欧米経済イベント】
2/14(火) 独2月ZEW景況感調査、米1月小売売上高
2/15(水) ユーロ圏10−12月GDP、決算:BNPパリバ、
米2月NY連銀景気指数、2月NAHB住宅市場指数、
FOMC議事録、1月鉱工業生産
2/16(木) 米1月住宅着工件数、2月FF連銀景況感指数
2/17(金) 米1月消費者物価指数
■ 需給トレンドは良好
2/10のNY市場ではリスク選好ポジションの手仕舞いが目立ちましたが、以下のユーロドルのチャートが示すように現況の好需給が即時陰転する可能性は今のところは少ないため、「利益確定売りを重しとして2,3日の調整はあったとしても、FRBの金融緩和スタンスを好感した好需給が上昇トレンドを継続させる流れ」がメインシナリオ。
『ドラギ・マジック!』
補足としては、就任から100日を経過したドラギECB総裁の手腕に対するビッグマネーの信頼の厚さも株高に大きく寄与しているといえそうです。(ビッグマネーが彼を送り込んだわけですので当たり前ですが。)
12月の欧州版QE1ともいえる資金供給策に続く、先週のECB理事会後の会見での更なる緩和スタンスへの言及は、トリシェ氏時代には構想だけで3年はかかるところを 1,2か月で実践まで移しているスピード感があります。
更に余談ですが・・・、世界経済を大不況に陥れる欧州金融危機を回避できるとすれば、一連の件で100年後の教科書に欧州サイドの立役者として先頭に紹介されるのはドラギ氏となるでしょう。

■ ギリシア第2次支援問題に一喜一憂
3/20のギリシア国債大量償還をスムーズに通過させるためには、先週の政府によるEU・IMFが要求する財政緊縮策の受け入れ(1)に続き、「今週前半までには民間債権者との債務削減交渉(2)の合意が不可欠」とされています。
“秩序なき破綻”については、欧州諸国も自国の金融システム防御のために是が非でも回避してくると想定されますが、ギリシア国内で大規模化しつつあるデモを踏まえれば財政緊縮策の受け入れ(1)も万全とは言えない状況です。
よって、リスクシナリオとして、上記スケジュールの遅延など更なる環境悪化の際に、上記の“調整許容型”のテクニカル要因も重なって12,500ドル前後までの大幅安となる流れを警戒したいところ。
今週の想定レンジは12,●●0〜13,100ドル
■ トレンド陰転の場合
上記の欧州懸念により株高トレンドが陰転した場合、 大まかには〜(略)〜なら中長期上昇トレンドを継続、〜(略)〜ようであれば「QE3など政策サイドの新対策までは下値を削る」展開が想定されます。
(Sラボ会員サイトより >> Sラボ参加概要 )
今週もよろしくお願いします。
応援もよろしくです!☆
先週のNY市場は、緩やかな景気回復を示唆する米経済指標や企業決算に加え、ECBによる 第二次長期資金供給オペ期待や好テクニカルを背景に08年5月以来の高値水準まで上昇。しかし、節目の13,000ドルを前に利益確定売りが上値の重しとなっていたところに、コンセンサスを下回った 米ミシガン大学消費者信頼感指数やギリシア債務問題が懸念視され 週末は−89ドルの反落に。1週間では61ドル安。
【NY市況概況 2/10】
NYダウ 12,801ドル −89、ナスダック 2,903 −23
77.58円/ドル、102.24円/ユーロ、1.3170ユーロ/ドル
米10年債 1.971% −0.066、CME225 8,940円
NY原油 98.67 −1.17、金 1725.3 −15.9
■ テクニカル : 短中期上昇トレンドをキープ
右肩上がりの13週・26週線がサポートする中長期 上昇トレンドを維持。日足レベルでも「25日線を支持線としての上値模索」がメインとなりますが、連日13,000ドルに抵抗感を示した経緯からは、直近の12,700ドル台半ばから12,900ドル前半のレンジ相場の継続により“日柄調整”をこなすか、25日線から12,500ドル前後までの下落により“値幅調整”をこなしてからの13,000ドル超えが想定されます。

【今週の主な欧米経済イベント】
2/14(火) 独2月ZEW景況感調査、米1月小売売上高
2/15(水) ユーロ圏10−12月GDP、決算:BNPパリバ、
米2月NY連銀景気指数、2月NAHB住宅市場指数、
FOMC議事録、1月鉱工業生産
2/16(木) 米1月住宅着工件数、2月FF連銀景況感指数
2/17(金) 米1月消費者物価指数
■ 需給トレンドは良好
2/10のNY市場ではリスク選好ポジションの手仕舞いが目立ちましたが、以下のユーロドルのチャートが示すように現況の好需給が即時陰転する可能性は今のところは少ないため、「利益確定売りを重しとして2,3日の調整はあったとしても、FRBの金融緩和スタンスを好感した好需給が上昇トレンドを継続させる流れ」がメインシナリオ。
『ドラギ・マジック!』
補足としては、就任から100日を経過したドラギECB総裁の手腕に対するビッグマネーの信頼の厚さも株高に大きく寄与しているといえそうです。(ビッグマネーが彼を送り込んだわけですので当たり前ですが。)
12月の欧州版QE1ともいえる資金供給策に続く、先週のECB理事会後の会見での更なる緩和スタンスへの言及は、トリシェ氏時代には構想だけで3年はかかるところを 1,2か月で実践まで移しているスピード感があります。
更に余談ですが・・・、世界経済を大不況に陥れる欧州金融危機を回避できるとすれば、一連の件で100年後の教科書に欧州サイドの立役者として先頭に紹介されるのはドラギ氏となるでしょう。

■ ギリシア第2次支援問題に一喜一憂
3/20のギリシア国債大量償還をスムーズに通過させるためには、先週の政府によるEU・IMFが要求する財政緊縮策の受け入れ(1)に続き、「今週前半までには民間債権者との債務削減交渉(2)の合意が不可欠」とされています。
“秩序なき破綻”については、欧州諸国も自国の金融システム防御のために是が非でも回避してくると想定されますが、ギリシア国内で大規模化しつつあるデモを踏まえれば財政緊縮策の受け入れ(1)も万全とは言えない状況です。
よって、リスクシナリオとして、上記スケジュールの遅延など更なる環境悪化の際に、上記の“調整許容型”のテクニカル要因も重なって12,500ドル前後までの大幅安となる流れを警戒したいところ。
今週の想定レンジは12,●●0〜13,100ドル
■ トレンド陰転の場合
上記の欧州懸念により株高トレンドが陰転した場合、 大まかには〜(略)〜なら中長期上昇トレンドを継続、〜(略)〜ようであれば「QE3など政策サイドの新対策までは下値を削る」展開が想定されます。
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