東京市場(9/9) 「36,000円の抵抗感」を控えめに注目!

本日の日経平均は続落。先週末の米8月雇用統計を経た米経済の先行き不安を背景(建て前)に売り先行で寄り付くと、パニック売りも巻き込んで9時台に35,247円(‐1143)まで下落。売り一巡後は月初高値(39,080円)から6日で最大3,832円もの下落の反動、NY株先物やドル円の底堅さなどが支えとなり、36,200円台まで急反発。急速に下値を切り上げる展開に。東証主力株は外需系を中心に売りが優勢。

日経平均 36,215円 −175、Topix 2,579 −17
日経先物 36,200円、為替 142.83円/ドル
NYダウ先物 40,518ドル +111

テクニカル : (期待も込めて)強めの下値メドとお伝えしてきた、8/5安値から直近高値までの上昇幅(7,242)のフィボナッチ(0.382)押しとなる「36,000円水準」が下値抵抗帯として機能。

現在36,900円台に位置する5日線までの乖離を踏まえれば「下値トレンド内の良識的なリバウンド」と捉えるのが正攻法となりますが、先行指標性の高いドル円が5日線(現在143.60水準)を超えてくるなら、本日安値35,247円での底打ち反騰トレンド入りが期待されます。

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中小型株は 連日ウォッチ銘柄として取り上げている 3778 さくらインターネット、4813 Accessの他、5535 ミガロ、2353 日本駐車場開発、4316 ビーマップ、4890 坪田ラボ、7836 アビックスなどに短期資金が流入。全般的に、日経(先物)に比較して底堅い経過に。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△ 3064 MRO、4732 USS
好トレンド中小型株での逆行高狙い、順張り対応で継続注視。さくらインターネット(3778)、5892 Yutori(5892)なども同様。Access(4813)はマネーゲームを利用した即転狙い、テクニカル良化が顕著な27●●は決算前の割り切り対象でケア。

☆ 4385 メルカリ
「A寄りのBタイプ銘柄」として先週火曜2,360円台から参戦 → 翌日2,549円(+7.9%)までの上昇過程で一部利確。先週末2,300円台半ばまでの買い直し → 本日2,300円付近での追撃 → 2,500円付近までの切り返し過程における部分利確により実質2回転目も順調に経過!

明日の押しは2,2●0円までを買い下がりレンジとしながら、マイルドな続伸に際しては(含み損銘柄のロスカットとの相殺を除き)肩の力を抜いて取り組む予定です。

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★ 1570 日経レバ
(大半の方の予想通り)今回も日経暴落局面での買い下がり要員、Aタイプ銘柄として対応中。予定資金を3分割し、先週末23,500円付近でエントリー → 本日22,100円付近で買い増し...と展開中。買い平均を22,800円水準に整えたことで、本日終値23,215円にて既に含み益に。

引き続き、日経平均のテクニカル不安、米物価指標や週末のメジャーSQなどに絡めた下振れリスクに注意は必要ですが、8月暴落局面同様に“逆襲の土台固め”として丁寧に取り組んでいく予定です。

「少しずつ増えればいいと思っているだけなのに、気が付いたら大半が含み損・・・」な方は、ここからでも慌てず急いでこちらに乗り換えを計ってください。※ 売買上のポイントは日々のコメントを参照ください。

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銘柄選別の重要度が高かった2024年前半相場に対して、年末にかけては日経先物を中心とする需給動向・形成判断、売買戦略が重要な相場付きとなります。

今晩のNYタイムにてドル円の騰勢アップを伴って日経先物が36,000円台半ばまで切り返すようなら、明日にも☆★新銘柄に派生する予定です。

良かったらみんなで一緒に正攻法で堂々と!


9/11〜20スタートコースの新メンバー募集は明日まで!
       
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※ 明日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして明日中にID・パスワードをご連絡させていただきます。お急ぎの場合はお手続き後にお声をおかけください。

          


■ 午後の戦略 : 続・リスク回避 → 逆襲への布石!

前場の日経平均は大幅続落。先週末の米8月雇用統計後に急落した日経先物なりに9時台に35,247円(‐1143)まで下落すると、前引けにかけては売り方の買戻し主導で35,800円台まで反発した末、35,613円(‐778)で前場を終了。東証主力株はほぼ全面安。

中小型株は 5535 ミガロ、2353 日本駐車場開発、7836 アビックス、6836 ぷらっとホーム、4890 坪田ラボ、2586 フルッタフルッタなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢 ± 先物需給

35,300−35,800円レンジの売り優勢の展開が本線。NY株先物やドル円の底堅さに追随した36,000円台までの急反発も期待される反面、売り直しによる二段安 → 36,000円割れをリスクシナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : 続・リスク回避 → 逆襲への布石!

結果として、8月序盤の暴落局面は「無策放置」も有効な戦略となりましたが、運任せのハイリスク戦略。

よって、弱テクニカル銘柄は手仕舞い条件の徹底により、更なる地合い悪化、底打ち後の戻り売り優位の展開、好テクニカル銘柄への乗り換えによるリカバーなどに備えてください。攻撃面でも★☆ 2銘柄を軸とする“逆襲への布石”狙いを継続。

☆ 4385 メルカリ : 会員サークルでのご提案は、先週2,500円台での一部利確 → 水曜2,340円までの買い下がり → 本日2,300円付近で買い増し → 2,400円台後半での一部利確...と展開。

午後以降も押しは2,2●0円までを買い直し目線で臨みつつ、マイルドな上昇局面は肩の力を抜いて対応する予定です。

★ 先週木曜からの新銘柄 : 寄りからの買い増し →リバウンドにより既に含み益に。

では 午後もよろしくお願いします。
   
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★ 本日の戦略 : 一段安への備え → 逆襲への布石!

おはようございます。

先週末NYタイム後の日経先物は、市場予想を下回った雇用統計後のNY株とドル円の軟化を背景に、投げ売り・アルゴ売りが膨らみ35,150円(−1210)で取引を終了。本日は35,000円台前半での大幅続落スタート後、引けにかけてもリスク回避ムードの濃い展開が予想されます。想定レンジは(かなり広めの)34,800−35,800円。

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★ 本日の戦略 : 一段安への備え → 逆襲への布石!

短期的な下値の見えにくさや連鎖的投げ売りリスクに加えて、乗り換えによる早期リカバー狙いを念頭に、弱テクニカル銘柄(特に中小型株)は手仕舞い条件の徹底や早め見切りで対応。同時に、A.日経連動タイプの突っ込み買い、B.好トレンド銘柄の買い条件内の仕込みスタンス...での逆襲の布石も丁寧に。

【ウォッチ銘柄】

△ 8308 りそなHD、7189 西日本FH
今回も「日銀会合前の急激な地合い悪化局面」では銀行株の買い下がりも妙手。※ 日銀会合(9/19,20)に関しては現状維持が本線となりますが、サプライズ利上げへの対応策としても有効。近似観点では三菱重工(7011)、IHI(7013)など防衛関連もケア。

△ 5026 トリプルアイズ、3778 さくらインターネット、5892 Yutori
好トレンド中小型株での逆行高狙い、順張り対応で継続注視。USS(4732)、Access(4813)も同様。

『 選択肢を確保して思考停止を回避! 』

では 本日もよろしくお願いします
!☆
     


★☆Sラボ銘柄の経緯と戦略方針はこちらを参照ください。A・Bタイプのハイブリッド銘柄として対応中の☆ メルカリ(4385)の下押しはもちろん強気に!

          

★ 今週の戦略(抄) : 基本通り、ステージ1戦略にて底打ち待ち!

★☆8月半ば以降のSラボ戦略

□ 反騰トレンド初期(8/14〜16): 戦略の第2ステージ

日経平均の終値10日線超えを合図に、短期的な上値メドを38,000円に設定した強気スタンスに移行。日経レバ(1570)の複数回転による効率アップを計りつつ、同時にBタイプ銘柄(好トレンド東証準主力・中小型株)での短期回転狙いとして、2317 システナ(8日で13%高)、 7071 アンビス(9日で9%高)2銘柄に派生。

□ 騰勢一服期(8/19〜): 戦略の第3ステージ

日経38,000円超えをきっかけに、持ち合い相場入りを前提とした中小型株(B・Cタイプ銘柄)での短期回転狙いに傾斜。4583 カイオム(6日で13%高)、5026 トリプルアイズ(5日で18%高)、☆ 先週水曜からの新銘柄...に派生。

□ 9月序盤 : 日経平均の持ち合い上放れに備えた‘戦略の第4ステージ’に移行を始めた直後の日経急落により、9/4(水)以降は8月暴落の再来に備えてギアを一段引き下げ。

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★ 今週の戦略 : 基本通り、ステージ1戦略にて底打ち待ち!

短期的な全体相場の下値の見えにくさ、個別全般での連鎖的投げ売りリスクに警戒すべく、8月序盤同様以下のイメージでの守備的陣形(ステージ1戦略)にて「底打ち確認」を優先。

リスク管理 : 先週末前場のリバウンド局面での戻り売り、2,3割の余力残しで対応いただいたら、手仕舞い条件の徹底・ストレス玉の大胆な縮小...を丁寧に。※ 手仕舞い条件の基準(終値orザラ場株価)、売却手法(指値or  成り行き)、株数(全株 or 半数程度)などの分散を意識。

逆襲の足場固め : 今回も暴落過程 〜 リバウンド序盤にかけては、★☆ 新規買い対象2銘柄 (4385 メルカリ + アルファ)をポジションの中核に据えた逆張りスタンスで対応。

 (補足)中長期展望・戦略イメージ : 新たなウネリが生じやすい12月手前まで ≒ 11月までは(1)38,000円台を天井圏とするボックス相場、(2)上値・下値をともに切り下げる三角持ち合い形成が本命視されます。
いずれにしても、買値が高いままのストレス玉の無策放置はハイリスク。継続を決断した弱テクニカル銘柄に関しては逆張りによるリカバーを丁寧に。また、以下のSラボ戦略ビジョンの修正にも繋がりますが、何となく安心に見える投資先・不用意な長期スタンスでの対応は相対的に後手に回る可能性に要注意。

□ 日経が40,000円を超えなければ延々と含み損が延々と...

□ 相場環境が悪化してきた気がする...

□ 今回の下げこそチャンスに変えたい!

『 ビジョンと具体的な戦略で周囲に差をつける!』

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■ 日本株展望 9/9−13:下値模索トレンド ± ドル円・先物需給

■ 今週の展望 :下値模索トレンド ± ドル円・先物需給

先週の日経平均は、根強い米景気後退懸念を背景とするNY株安と米金利低下に伴うドル円の軟化のWパンチ、月初需給の売り傾斜などがネックとなり、39,000円台で寄り付いた後、週末には36,200円台まで急落。先週末ナイトセッションの日経先物は、米8月雇用統計を経たNY株安・ドル円安の加速により35,150円(−1,210)で取引を終了。

テクニカル : 日本株需給の先行指標性の高いドル円は、右肩下がりの10日線をレジスタンスとする下落トレンド継続...優位の形状。節目の140円を割り込むようなら、仕掛け売りによる一段安に警戒したいところ。

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日経平均に関しても、8/5安値から直近高値までの上昇幅(7,242)のフィボナッチ(0.382)押しとなる「36,000円水準の壁」は週初にも瓦解する可能性が高いため、下値模索トレンド入り...優位とみるのがスマート。

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今週の日経平均は、テクニカルと市場マインドの軟化による売り優勢の展開をベースに、下値余地を残すドル円に加えて、週末のメジャーSQや来週の日米中銀会合に絡めた先物需給を加減した推移へ。想定レンジは34,000−35,800円。

リスクシナリオとしては、米大統領選テレビ討論会(9/10)においてマーケット軽視のハリス氏が優位に立つ場合の他、米物価指標(9/11 CPI、9/12 PPI)に絡めた米長期金利の一段安、自民党総裁選で争点の一つとなっている金融所得課税強化への過剰反応などに起因する34,000円割れまでの下振れに要注意。

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※ 今週の★☆Sラボ戦略(抄)は18時更新予定です。

          
 

 

■ NY株展望 9/9−13: 売り優勢 ± FOMC前需給

おはようございます。

昨日のNY市場開始前に発表された8月雇用統計は、失業率が前月の4.3%から4.3%に低下した一方、非農業部門の雇用者増加が市場予想の16万人を下回る14.2万人で着地。6月分が17.9万人から11.8万人、7月分も11.4万人から8.9万人に大幅に下方修正され、総じて雇用環境の軟化を示唆。※ 好不況の分かれ目としては雇用者数の20万人増加を基準とするのが一般的。

NY株は雇用統計発表直後こそリスクイベント通過、過度の景気後退懸念の緩和などを背景に買いで反応したものの、月初からの債券買い(金利低下)株式売りに歯止めがかからず、10時台に40,500ドルを割り込むと、午後は40,300ドル付近から40,400ドル台半ばで持ち合う展開に。ウォーラーFRB理事による労働市場の更なる悪化リスクへの言及もリスク回避トレードを促進。

NYダウ 40,345ドル −410、ナスダック 16,690 −436
米10年債利回り 3.713% −0.020、為替 142.32円/ドル
日経先物 35,150円 −1210

□ テクニカル : 5日・10日線のデッドクロス、高水準でのMACD陰転などが、8月末高値41,563ドルを天井とする調整トレンド継続を示唆。下値は、8月安値から高値までの上昇幅2,860ドルのフィボナッチ(0.382)押しとなる40,400ドル台(現値水準)、26週線が控える39,500ドル付近がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

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米長期金利は4月からの下落トレンドを継続。3%台前半まで下値を切り下げるようなら、当面は3.75%水準が上値の壁に。

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【主な海外政治・経済イベント】
9/9 (月)中国8月物価指標
9/10(火)米大統領候補テレビ討論会
9/11(水)米8月消費者物価(CPI)
9/12(木)ECB理事会、米8月生産者物価(PPI)
9/13(金)米9月ミシガン大学消費者信頼感指数

■ NY株展望 : 売り優勢 ± FOMC前需給

9月第1週のNY株は、NY株展望(9/1)にて「短期上昇トレンドの最終局面。長期金利の停滞が示すように、8月後半の上昇は景況感の回復ではなく短期需給の買い傾斜が主要因なため、米重要マクロ指標次第では(FRBの利下げに対する期待感を上回る)景気の先行きを懸念した株安トレンド入りに警戒」とお伝えした通りの流れに。

週末の雇用統計が金利低下・株安を加速させた経緯から、9月第2週のNY株は売り優勢の展開をベースとしながら、先物におけるFOMC前の需給調整を加減した推移が予想されます。想定レンジは39,500−40,800ドル。

注目イベントは(1)米大統領候補のテレビ討論会、(2)米物価指標。

(1)に関しては、トランプ氏とハリス氏の罵り合いによる実りなき内容が予想され、米政治経済の未来予想の手掛かりとはなりにくいものの、短期的な乱高下要因としてケア。

(2)物価指標(CPI、PPI)に関してはインフレ基調の落ち着きを示す内容が本線。本来であれば、インフレ鈍化 → FRBの利下げ期待 → 株高...が期待されるものの、「インフレ鈍化 = 景気後退」を煽られるケースや、需給要因、すなわち内容に無関係に売り込まれるケースに要注意。

※ FOMC前のブラックアウト期間に入るため、FRB要人発言に起因する乱高下は気にせずOK。ECB理事会については、追加利下げを含む市場予想通りのハト派な内容で着地 → 日米株への影響は限定的...が本線。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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