<< 今週の展望 1 >> NY市場

■ NY市場 : ギリシア問題しだいの波乱含み

先週のNY市場は、緩やかな景気回復を示唆する米経済指標や企業決算に加え、ECBによる 第二次長期資金供給オペ期待や好テクニカルを背景に08年5月以来の高値水準まで上昇。しかし、節目の13,000ドルを前に利益確定売りが上値の重しとなっていたところに、コンセンサスを下回った 米ミシガン大学消費者信頼感指数やギリシア債務問題が懸念視され 週末は−89ドルの反落に。1週間では61ドル安。

【NY市況概況 2/10】
NYダウ 12,801ドル −89、ナスダック 2,903 −23  
77.58円/ドル、102.24円/ユーロ、1.3170ユーロ/ドル  
米10年債 1.971% −0.066、CME225 8,940円
NY原油 98.67 −1.17、金 1725.3 −15.9

■ テクニカル : 短中期上昇トレンドをキープ
右肩上がりの13週・26週線がサポートする中長期 上昇トレンドを維持。日足レベルでも「25日線を支持線としての上値模索」がメインとなりますが、連日13,000ドルに抵抗感を示した経緯からは、直近の12,700ドル台半ばから12,900ドル前半のレンジ相場の継続により“日柄調整”をこなすか、25日線から12,500ドル前後までの下落により“値幅調整”をこなしてからの13,000ドル超えが想定されます。

NY

【今週の主な欧米経済イベント】
2/14(火) 独2月ZEW景況感調査、米1月小売売上高
2/15(水) ユーロ圏10−12月GDP、決算:BNPパリバ、
     米2月NY連銀景気指数、2月NAHB住宅市場指数、
     FOMC議事録、1月鉱工業生産
2/16(木) 米1月住宅着工件数、2月FF連銀景況感指数
2/17(金) 米1月消費者物価指数

■ 需給トレンドは良好
2/10のNY市場ではリスク選好ポジションの手仕舞いが目立ちましたが、以下のユーロドルのチャートが示すように現況の好需給が即時陰転する可能性は今のところは少ないため、「利益確定売りを重しとして2,3日の調整はあったとしても、FRBの金融緩和スタンスを好感した好需給が上昇トレンドを継続させる流れ」がメインシナリオ。

『ドラギ・マジック!』
補足としては、就任から100日を経過したドラギECB総裁の手腕に対するビッグマネーの信頼の厚さも株高に大きく寄与しているといえそうです。(ビッグマネーが彼を送り込んだわけですので当たり前ですが。)

12月の欧州版QE1ともいえる資金供給策に続く、先週のECB理事会後の会見での更なる緩和スタンスへの言及は、トリシェ氏時代には構想だけで3年はかかるところを 1,2か月で実践まで移しているスピード感があります。

更に余談ですが・・・、世界経済を大不況に陥れる欧州金融危機を回避できるとすれば、一連の件で100年後の教科書に欧州サイドの立役者として先頭に紹介されるのはドラギ氏となるでしょう。

ユーロドル

■ ギリシア第2次支援問題に一喜一憂
3/20のギリシア国債大量償還をスムーズに通過させるためには、先週の政府によるEU・IMFが要求する財政緊縮策の受け入れ(1)に続き、「今週前半までには民間債権者との債務削減交渉(2)の合意が不可欠」とされています。


“秩序なき破綻”
については、欧州諸国も自国の金融システム防御のために是が非でも回避してくると想定されますが、ギリシア国内で大規模化しつつあるデモを踏まえれば財政緊縮策の受け入れ(1)も万全とは言えない状況です。

よって、リスクシナリオとして、上記スケジュールの遅延など更なる環境悪化の際に、上記の“調整許容型”のテクニカル要因も重なって12,500ドル前後までの大幅安となる流れを警戒したいところ。


今週の想定レンジは12,●●0〜13,100ドル

■ トレンド陰転の場合
上記の欧州懸念により株高トレンドが陰転した場合、 大まかには〜(略)〜なら中長期上昇トレンドを継続、〜(略)〜ようであれば「QE3など政策サイドの新対策までは下値を削る」展開が想定されます。 

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◆ 日経平均(大引け) 8,947円 −55

本日の日経平均は、外部環境は良好だったものの自動車・機械など大型株を中心に利益確定売りが先行。引けにかけてもNYダウ先物のじり安基調を受けて売りが先行し、結局一日の安値で取引を終了。

日経平均  8,947円 −55、 Topx  779 −5、 
225先物  9,010円 、NYダウ先物 12,793ドル 
為替 77.61円/ドル、102.92円/ユーロ、1.3261ユーロ/ドル 
 
東証中小型株は、値上がり10%超えがエコナック(3521)、廣済堂(7868)、池上通信機(6771)の3銘柄止まりに。新興市場は、スタートT(3092)が買い方のテコ入れから大幅高となった他、ミクシィ(2121)、エヌピーシー(6255)など主力どころが堅調に推移。ジャスダックは決算を機にチョウチン筋の投げが出た☆Dガレージは売られたものの、フェローテック(6890)、サムシング(1408)などが買われて両指数ともに3日続伸。

□ 後記 :来週は「3/20ギリシア国債大量償還」に絡めた欧州情勢が相場のカギ。 直近のユーロ市況の動きからは波乱なき通過が期待されますが、テクニカルの節目目前に迫っている日米株価指数からは「欧州を建て前に崩そうと思えば崩せる(篩おうと思えば篩える)」体勢も整っていることから、今週同様にGOサイン、STOPサインをしっかり意識して 日々の売買に落とし込んでいきたいところ。

来週の展望は日曜午前中まで、無料メルマガ ご登録はこちら は同15時配信予定です。

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◇ 前場概況  小幅安

前場の日経平均は、ECBの追加緩和策示唆やギリシャ問題の進展を背景にNYダウ・ユーロ市況が堅調に推移したことで小高く始まったものの、徐々に昨日からの利益確定ムードが優勢となり、9,000円を割り込む小幅安水準で推移。SQ値は概算で9,011円。

東証主力株は、バルチック指数の4日続伸を好感した海運セクターが堅調な他、個別の好材料からソフトバンク(9984)、ヤマダ電機(9831)が買われて指数を下支え。金融・機械・自動車セクターは利益確定売りが先行。

中小型株は、小型株の一角が局所的に買われていますが、全体としては盛り上がりに欠ける流れ。新興市場はスタートT(3092)、ブレインパッド(3655)、フェローテック(6890)など割安放置株へのテコ入れが顕著に。

□ 午後の展望 : 弱含み
週末要因によるポジション調整売りが優勢の弱含みの展開がメイン。

□ 午後の戦略 : 戦略の中で!
ユーロ・NYダウの堅調さを背景とした大局買い目線と、ギリシア問題を睨んだ短期慎重策の共用が得策。よって、引けにかけては3割+アルファの余力確保を徹底しつつ、絞り込んだ売買条件抵触の際には 淡々と行動に移していってください。

【気になるニュース・銘柄】
3893 日本製紙G
昨日の買いは、先週からお伝えしている『東証主力株への循環物色』の一端。中小型株の場合はトレンド重視が正攻法であるように、東証主力株は 引き続き‘待ち伏せ買い・押し目買い’をベースに。

4406 新日本理化  
ご関心をお持ちの方が多く、多方面からの話も(当方にとって不要でも)多いだけに継続注目としていますが、本日は4日続伸にて700円台から900円台まで上昇してきました。買えてる方は良かったですね!

短期派の方は、昨晩の会員サークルやメルマガで触れた銘柄群も継続的にチェックしておいてくださいね。

☆ 9107 川崎汽船  
本日は173円までの上昇により10月高値を突破!だんだんこの株の動きにも慣れてきたころではないでしょうか。昨年3月からほぼ一本調子で下げてきましたので上ヒゲ連発は想定内。3時間後に悩んだら3日後をイメージして取り組んで下さい。

☆ 4819 デジタルガレージ 
この株にとって決算は、株価至上主義資金層が売らせるためのイベントのようなもの。下がって良しとするつもりはありませんが、会員サークルでお伝えしているように23万円台は売るにも買い増すにも中途半端な価格帯でしたので、先に「材料出尽くし」という謎の建て前で投げが出るなら・・・!

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★ 本日の戦略 : 短期的には脇を締めながら!

NY市場は、ECB総裁による第二次長期資金供給オペへの言及に伴う‘金融緩和策拡大期待’や、ギリシャ与党3党による緊縮財政策の受け入れの合意に伴う‘ギリシア支援の前進’に加えて、米週間新規失業保険申請者件数(35.8万件、予想37万件)が‘雇用環境の緩やかな改善基調’を示したことで12,900ドル前後での堅調な推移に。節目の13,000ドルを前に上値は重くしたものの、小幅ながら3日続伸にて取引を終了。

NYダウ 12,890ル +6 、ナスダック 2,927 +11  
77.67円/ドル、103.17円/ユーロ、1.3283ユーロ/ドル 
米10年債 2.040% +0.058、CME225 9,030円
NY原油 99.84 +1.13、金 1741.2 +9.9

その他のマーケットも、債券安(金利は上昇)、円安、商品高の“プラスのリスク志向”を強める展開

■ 雑感 : 昨晩のNY市場での“リスク志向の進展”については、ユーロの上昇はギリシア問題の進展よりも、ECBの更に踏み込んだ金融政策への言及に因ることろが大きいと判断。それにしてもドラギ氏の総裁就任以降のECBは動きがだいぶ警戒になっていますね。

ギリシアの「3/20の国債大量償還問題」については、EU・IMFからの財政削減策受け入れと 民間債権者との債務削減交渉の合意が両輪となるわけですが、昨日解決したのは前者のみ

その前者さえギリシア国内で頻発するデモを見るとすっきり解決したとは言えませんが、更に難航しそうなのがこの債務削減交渉。極力シンプルにお話すれば、単に債権者だけの問題ではなく これをデフォルトと認定するか否かなど大量のマネーが動いているCDS市場に直結する事案ですので 利害関係者は見た目の何倍も存在していることが交渉の長期化を余儀なくしています。

とはいえ、実務的には来週水曜日辺りまでに合意に至らないと短期的な市場への影響は不可避と考えられることから、引き続き同時案の行方には注目かつ慎重に取り組みたいところ。

■ 本日の展望 : 強含み
NYダウの高値圏での持合いや円安を好感してCME225(9,030円)にサヤ寄せした堅調スタートの後、引けにかけてもユーロ円・NYダウ先物を睨みつつ強含みの展開がベースとなりそうです。

★ 本日の戦略 : 短期的には脇を締めながら!

■ 大局的戦略はNYダウ・ユーロ円なりの強気堅持!!
ともに上昇基調を継続しているだけに、大局強気目線はそのままに『買いは8,700円前後までを買い下がり、9,000円超では売り過ぎに注意しながら回転をかけていく』スタンスで臨みたいところ。

短期派の方にとっては、週初までのような「飛び乗り即転」が効きにくい地合いになってきていますので、ターゲットは商いのある中堅どころ(以上)に寄せ、回転スパンも‘数日から1週間程度’にまで引き延ばして取り組んでいただくのが得策です。

□ ギリシア問題は未解決!
上記のようにギリシアの3/20の国債大量償還を巡る不安定な欧州金融システム環境は、少なからぬ波乱・破局の余地も残しています。よって、「債務削減交渉のリミットと目されている来週半ば」を意識しながら、『日々大引け時点では3割+アルファの余力確保』を徹底してください。

※ NYダウ・ユーロ円が上昇トレンドを描いている中では、空売りではなく余力確保によるリスクヘッジがベストでしょう。

                  (会員サークルより)

【気になるニュース・銘柄】
9470 学研HD  175円
11年10−12月期経常益が、約5億円の黒字(前年同期は1億4400万円の赤字)に転換したとの報道。一相場を目す超えも聞こえていただけに本日の動きに注目。※ 余談ですが・・・、学習関連銘柄の多くが特定筋(いわゆる仕手筋)の暗躍の舞台となっている昨今の日本市場に将来の不安を感じます。上場している学習塾のほとんどは教育企業ではなく、教育を扱っているコテコテの営業会社。。。なので、上場している学習塾に娘入れることはないだろうと思っています。

3397 トリドール  860円
ロシアに現地法人を設立し、今後5年で100店を出店する計画との報道。

☆ 4819 デジタルガレージ
IT関連のベンチャー企業を集め、技術指導などで早期育成を手助けする施設を米国に開設するとの報道。今の地合いで即座に受け入れられるような事案ではありませんが、Hさんたちの視点は他のIT関連企業の経営者さんたちとは一味も二味も違うと感じています。

『偶然を極力排除して、戦略と規律で資産を育む!』

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◆ 日経平均(大引け)  9,000円台キープ!

本日の日経平均はNYダウは高値圏での持合いに終始したものの、寄り前二発表された機械受注が利益確定売りを誘発し軟調なスタートに。一時8,942円(−72)まで下落した後は、外部環境の良好さを背景に押し目買いが下支えし、引けにかけては9,000円台でのしっかりとした推移に。

日経平均  9,002円  −13、 Topx  784 +2、 
225先物  9,010円 、NYダウ先物 12,831ドル 
為替 77.16円/ドル、102.65円/ユーロ、1.3300ユーロ/ドル 

主力セクターは、金融・不動産が買われた他、個別でもJT(2914)、JR東日本(9020)が買われたように内需系への循環物色が指数を下支え。出遅れ感の強いハイテクに一角も買戻しから堅調に推移。

中小型株は、エコナック(3521)、三菱製紙(3864)、近畿日本ツーリスト(9726)、サクサ(6675)など低位株が人気化。新興市場は主力IT関連が概ね堅調に推移。ジェイテック(2479)、サニーサイドアップ(2180)、ファーマフーズ(2929)、ブレインパッド(3655)はストップ高まで上昇。

■ テクニカル : 上値指向継続!
出来高の急増は低位株物色の再燃の影響も大きいために割り引く必要がありますが、 5日線際まで調整しながら 引けにかけては持ち直して小幅陽線で引けたことにより「利益確定売りをこなしながらの上値指向」をサポートする格好。目先は10月高値(ザラ場9,152円、終値9,050円)が節目として意識されます。

【気になるニュース・銘柄】
上方修正銘柄
3408 サカイオーベ、9312 ケイヒン、4574 大幸薬品、6916 IOデータ、5987 オーネクスetc

下方修正銘柄
5017 AOC、7236 ティラド、6472 京三製作所 etc

4406 新日本理化
3日続伸で880円台回復。やはり持ち直してきましたね!本日引け以後の下方修正を受けた明日の下ブレ時は・・・・・・。
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☆ No.2 4819 デジタルガレージ
フェイスブックのIPO申請やネット関連への悪需給のピークアウトによりにイメージ通りの“1/30からのトレンド陽転”はほぼ完遂。引け後には1000円の復配を発表。ここからも情報と戦略の中で・・・!

☆ No.4 9107 川崎汽船      
1/24 138円 → 2/8 166円 +28  20.2%上昇 
買い方サイドは、月初の勢い重視のテコ入れから、安定した株価統制へとシフトを変えてきていますので、ユーロ&NYダウの騰勢継続中は貪欲に上値を狙っていきたいところ。日替わりスターが生まれる地合いですので「常時即転狙い!」も選択肢の一つではありますが、息の長い上げ相場を想定すれば ポジションの軸になる銘柄は絶対不可欠!

引き続き、☆ライト工(1926)、☆デジガレ(4819)、☆新4千番台、☆5千番台などから、肌に合うものを丁寧に育んでいきたいですね。

情報・戦略の裏付けのある“信念”を持って!
              
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◇ 午後の戦略 : 規律の中で堂々と!

前場の日経平均は、寄り前に発表された12月機械受注が前月の大幅上昇の反動を示したことで 機械株を中心に利益確定売り優勢の展開に。ただし、NYダウ先物やユーロ市況など外部環境の良好さには変化がなかったことから8,900円台半ばでは押し目買いにより底堅く推移。

東証主力株は、JT(2914)、いすゞ(7202)を除き概ね軟調。中小型株は上方修正を材料視したルック(8029)が商いを伴って大幅高となった他、東京機械(6335)、三菱製紙(3864)、サンケン電気(6707)、オエノンHD(2533)などに買いが先行。

新興市場はサイバーA(4751)やユビキタス(3858)が続伸にてテクニカルを良化させている他は、主力はマチマチからやや軟調な展開。

□ 午後の展望 : 利確賛成ムード優勢
今晩のECB理事会やユーロ圏財相会合を前に積極的な売買は手控えられることで、前場同様の利益確定売りが優勢な展開が本線に。

■ 午後の戦略 : 規律の中で堂々と! 
大局的な強気戦略はそのまま。

短期的には、朝方お伝えしたように3/20のギリシア国債大量償還をクリアするための「債務削減交渉の来週半ばまでの決着」を確認するまでは、半歩引いた“日々引け時点で3割+アルファの余力維持”による下ブレを警戒を優先。

既に報道されている、ギリシャのパパデモス首相による「EUとIMFが求めている緊縮策の受け入れについて連立与党3党首と会談し、1項目を除き合意した」との声明は好材料に違いありませんが、まだ片手落ちですので 強引な買い下がりや、過度のストレス玉の保有を避けながら、『攻めると決めた資金枠については戦略と規律の中で堂々と対処』していきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
6367 ダイキン工業、7248 カルソニックカンセイ
主力系の一部に「利食い」の領域を逸脱した売られ方をしている銘柄も散見されます。不用意に銘柄を分散してしまった方や、銘柄集約を徹底していって下さい。

☆ 1926 ライト工業
漫然とした利確優勢ムードの中の押しはコツコツと!

☆ 4819 デジタルガレージ
22万円で止めてきたことでチャートはだいぶ見栄えが良くなっていますね。短期的には明日の動きを見ながら強弱を計っていきたいところ。

□ 雑感
勘助氏のような「金融相場の終焉は近いために徐々に売りにシフト」戦略も、天馬氏の「本格上昇トレンド入りを前提とした強気策継続」のどちらも念頭には置いておきたいですね。

当方にとしては「9,000円台回復からの一段高も念頭に置いているものの、売買戦略としてはそこはおまけの範囲として捉え、短期的にはギリシア不安再燃による下ブレに警戒しながらの強気策継続」がベストと判断しています。

※ まどろっこしくお感じかとも思いますが、ギリシア問題の最終形が見えない以上、極端な強弱感は単なるバクチ。今年の本当の勝負は欧米中当局が金融緩和策へ一歩踏み出した瞬間ですので、その前段階での過度のリスクテイクは避けていただくのが得策でしょう。

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★ 本日の戦略 : 大局戦略と短期戦略の区別!!

NY市場は、ギリシア情勢を警戒した売り優勢のスタートから12,817ドル(−60)まで下落した後、引けにかけては押し目買いが優勢となり小幅続伸で取引を終了。

NYダウ 12,883ル +5 、ナスダック 2,915 +11  
77.00円/ドル、100.81円/ユーロ、1.3143ユーロ/ドル 
米10年債 1.977% +0.000、CME225 9,000円
NY原油 98.71 +0.30、金 1731.3  −17.1

その他のマーケットは債券がマチマチ、為替は「ユーロ>ドル>円」のリスク志向型を継続。

□ 本日の展望 : 9,000円前後の強持合い
昨年来高値更新後も堅調なNY株式市場や、為替の円安基調を好感して9,000円前後でのしっかりとしたスタートへ。寄り前発表の機械受注が9月以降の反発トレンドを踏襲するようなら 売り方の買い戻しを巻き込んだ9,100円台トライも期待されます。

★ 本日の戦略 : 大局戦略と短期戦略の区別!!
ユーロ・NYダウの堅調さから大局的強気スタンスはそのまま。“9,000円台はおまけ”の感覚で臨むべく 買いは必要最小限に留めると同時に、持ち株の売り過ぎにも注意していきたいところ。

その他、『方向感はユーロ円が基準』、『9,000円超はおまけの感覚』、『主力は待ち伏せ買い、中小型はテクニカル重視』などの基本スタンスもそのまま継続。 

『上昇トレンド時の乗り換えは“全体安”を使って!  』についても、昨晩の会員サークル・メルマガを是非参照ください。

大局的な戦略は以上。以下は来週水曜までに特化した短期目線での補足を。

□ ギリシア問題解決までは余力確保を徹底!
目先の下ブレシナリオとして「過熱感からの調整」は恐くありません。上記も踏まえて“買いは8,700円前後までをメドとする”従来方針を継続すればOK。

怖いのは3/20のギリシア国債大量償還に向けたギリシア支援策問題において、“債務削減交渉の合意リミット”と目される来週水曜までに交渉がまとまらずに市場にパニックが広まるケース

昨日もお伝えしたように、現状の株高はギリシアの秩序あるデフォルトを織り込んだものではなく、FRBの追加緩和策を先取りして米株に資金が流れ込み、そこからこぼれたマネーが日本を含める世界中の株式市場に広まっているだけのこと。

※ なお、原油市場が伸びを欠くのは追加緩和の道を残したいFRBの強い意向、債券が堅調なのはFRBの超低金利延長策を受けてのこと。すなわち、ビッグマネーにとって債券、商品は政治的思惑が強すぎるので、余計に株式市場で動くしかないという側面もあります。

この世界的な需給要因を軽視して、「世界経済の回復感、日本株の見直し買い、来期業績のV字期待」などを理由に現状の株高を解説する声は軽視して下さい。理屈で売買しているといざという時に行動が遅れてしまいますので。。。

話を戻すと「期限までラスト約1週間と迫ったギリシア債務削減交渉がまとまるまでは、引けにかけては3割+アルファの余力資金確保を徹底」してください。

【気になるニュース・銘柄】
もう一度、“木よりも森を見る”意識を持っていただきたいために、今朝の当コーナーはお休みします。

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◆ 日経平均(大引け)  9,000円台回復!!

本日の日経平均は、昨年来高値を更新したNYダウや円市場の軟化を好感して買い先行のスタート後、前日の上方修正を材料視したトヨタ(7203)など自動車セクターを中心に鉄鋼・海運・金融株が買われ、約3か月ぶりとなる9,000円台まで上昇。引けにかけても 外部環境の堅調さを背景にしっかりとした推移に。

日経平均  9,015円  +98、 Topx  782 +9、 
225先物  8,990円 、NYダウ先物 12,835ドル 
為替 77.15円/ドル、102.20円/ユーロ、1.3255ユーロ/ドル 

中小型株は、自社株買いを材料視されたDeNA(2432)や、短期資金の矛先が向かったアイフル(8515)、福島銀行(8562)、大東銀行(8563)、みちのく銀行(8350)、きらやか銀行(8520)など金融株が堅調に推移。新興市場は、サイバーA(4751)、ミクシィ(2121)、☆Dガレージ(4819)など主力IT関連が買われ、両指数ともに反発。

■ テクニカル : 中長期トレンド陽転も視野に
過熱感を示唆する指標も増えてきましたが、7日連続で20億株を超えている出来高が利益確定売りを吸収しているために“押し目買い優位”を継続。中長期トレンドとしても「均衡表の転換線と基準線のゴールデンクロス、遅行スパンの実線超え」など強気サインの点灯が視野に。

【気になるニュース・銘柄】
3401 帝人
12-16年度の中期経営計画を材料視して続伸。

8007 高島
ザラ場発表の12年3月期業績の小幅上方修正はさほど影響はありませんでしたが、個人人気の高い銘柄のコツンと来たところは短期狙いに注目。

☆ 9107 川崎汽船  
バルチック指数の続伸にもかかわらず 今一つ盛り上がりに欠ける推移となりましたが、1月のご提案当初の奇手・奇策イメージから 着実なテクニカル良化により・・・〜(略)〜!!
 
              (今晩の会員サークルより)

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□ 午後の戦略 : 押し目買い! ☆ハザマの後継・・・!

前場の日経平均は、NY株式市場の高値更新やユーロ市況の堅調さを背景に寄りから買いが先行。好決算を素直に評価されたトヨタ(7203)を中心にマツダ(7261)、富士重工(7270)、ホンダ(7267)などが堅調な自動車セクターや、指数高に伴う循環物色資金が新日鉄(5401)、JFE(5411)に入った鉄鋼株、 M&Aを好感した一部半導体関連などが指数高を牽引し、一時8,981円(+63)まで上昇。買い一巡後は節目の9,000円を前に利確売りが上値を抑えたものの、前引けにかけても8,900円台後半でしっかりとした展開に。

東証中小型株は、福島銀行(8562)、東北銀行(8349)、大東銀行(8563)、みちのく銀行(8350)など東北地方を拠点とする地銀に目先資金が流入。新興市場は未だ主力IT関連に灰汁抜け感が広がっていない印象。

□ 午後の展望 : 強持合い
週末のSQを意識した玉整理はメドがついているように見受けられることから 国内需給要因での波乱の可能性は低いため、外部要因を睨みながら8,900円台での強持合いの継続が本線。

□ 午後の戦略 : 押し目買い!
短期的には8,700円前後までの調整局面がありうることも念頭に一定の余力はキープ。その備えが整ったら 高値更新後もしっかりと推移しているNYダウ先物、1/16安値後の戻り高値更新目前のユーロ円の状況からも、従来通りの強気戦略の踏襲が正攻法。

目先筋の中心が仕手筋や個人の提灯買いを裏付けとした低位中小型株から、ディーラー筋が出入りしやすい商いとボラのある銘柄に移ってきていることも念頭にポジションを整えながら、肩の力を抜いて上げ相場に乗り続けていきたいところ。

短期派の方は地方銀行など低位金融株を一泊二日で攻めるのも面白そうです。

【気になるニュース・銘柄】
6310 井関農機
昨日のメルマガでは不二家(2211)ルートと近しい仕掛けが入っているとお伝えさせていただきましたが、本日はその片鱗が・・・!関連銘柄とともに注目。

3632 グリー、2432 DeNA 
短期狙い分は利益確定もOKですが、連日お伝えしている経緯から 安く拾えている方はチャート軟化までは鬼ホールドも一考。 同テーマの本命はもちろんあれです!♪

4406 新日本理化・7999 MUTOH
相場はおわていないはずです。楽しみの範囲の株数で上値追い継続!

8515 アイフル 
GS氏注力中。昨日寄り付き122円からでも前場147円にて25円、20%強の上昇!昨日寄り前に会員サークルで触れたとはいえ、正直完全に侮っていました。強烈ですね。

GS氏の本日からの新銘柄も寄りから買って速攻14%高!しかも動意づいている銘柄ではなく、昨日から商いを8倍近くに増やしての明確な仕掛けによる急騰。

しばらくはGS氏の動向にも注意しようと思います。

☆ Sラボ銘柄 〜ハザマの後継〜
1/10からの参戦後に11日で22%高を達成し、年初相場のとっかかりを作ってくれたハザマ(1719)の後継銘柄として、2/1 491円からの会員サークルでのご提案。

シンフォニア、高岳製作所、黒崎播磨など短期大幅高を狙った銘柄群とは一線を画すべく 当初から中期保有を前提とし、最近の『ポートフォリオ戦略』でも「A 復興関連」の先頭で触れてきました

そして、本日前場高値にて連日の年初来高値を更新!!!

銘柄は今だけこちらで公開中!♪
    
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ハザマの動きを確認したうえでの後継となれば買える株数が違いますので たかだか8%の上昇でも恐る恐る攻めた銘柄の20%高より大きなリターンを上げることは可能でしょう。

本日から仕込み開始の☆新スポット銘柄もご期待ください!

では 午後もよろしくお願いします!

                                
 
※ Sラボ「2/1〜10スタートコース」の募集は本日で締め切らせていただきます。ご了承ください。     >> Sラボ参加概要 

★ 本日の戦略 : 肩の力を抜いて!

NY市場は連日のテクニカル調整や難航しているギリシア債務削減交渉を警戒して売り優勢でスタートしたものの、引けにかけては そのギリシア問題解決に向けた楽観的なムードや市況関連の堅調さを背景に買いが優勢となり、2008年5/19日以来ほぼ3年8か月ぶりの高値圏で取引を終了。

NYダウ 12,878ル +33 、ナスダック 2,904 +2  
76.70円/ドル、100.81円/ユーロ、1.3143ユーロ/ドル 
米10年債 1.975% +0.074、CME225  8,940円
NY原油 98.41 +1.50、金 1748.4 +23.5

その他のマーケットもリスク志向の高まりから債券が軟調に推移(金利は上昇)し、為替もユーロが買い戻された他、商品も概ね買い優勢の展開。

□ 雑感 : ギリシア問題は織り込んだか
来週水曜が交渉の期限とされるギリシア債務削減交渉について、現場の混沌さとは裏腹にユーロ、株式市場の堅調さは続いています。この表面的な流れをもって「ギリシア問題はマーケットに織り込まれている」との見方もあるようですが、あくまでも「昨年後半の欧米ビッグマネーによるリスク回避による換金売り & マイナスのリスク志向による売り攻勢の反動」に加えて「実質的にスタートしている米追加緩和策を背景とした過剰流動性相場」が現況の上昇背景でしょう。

すなわち、需給改善が不安材料としての欧州金融危機を一時的に霞ませているだけであり、需給良化一服やギリシア交渉決裂や更なる欧州問題浮上の際には 逆回転による下げ相場も念頭に入れてマーケットに対峙していきたいところです。

□ 本日の展望 : 強気優位
NY株式市場の騰勢やユーロ円市況のリバウンド基調が下支えをしながら、9,000円トライのきっかけを待つ押し目買い優位の展開がメイン。

★ 本日の戦略 : 肩の力を抜いて!
ユーロ市況・NY株式市場の騰勢継続が確認されていることから“今週の戦略”の踏襲がメイン。

□ 9,000円超はおまけ!
「9,000円が天井」とは考えていませんが、現況の上昇要因は、復興期待や割安感などではなく、あくまで「欧州資金の換金売り入り順からの機械的なプラスのリスク志向による需給改善」であることから、賞味期限の中期化へ期待をかけすぎないように「9,000円超はおまけ」の感覚で。

よって、寄りから買い優勢の展開が想定される本日は 軽めにポジション調整を計りながら、明日以降の押し目買いに備えたいところ。※ ポートフォリオ戦略についても、直近のコメントを参照ください。

【気になるニュース・銘柄】
7203 トヨタ
昨日の決算を市場がどう評価するかは、目先の日経動向を占う試金石。

6723 ルネサス
富士通(6702)、パナソニック(6752)とともに半導体主力事業の統合について交渉中との報道。元祖日の丸連合体のエルピーダ(6665)が迷走を続けているだけに、日本の活路を見出す一手となることを期待。

☆ 9107 川崎汽船
バルチック海運指数は先週末までの34営業日続落から、今週は月曜・火曜続伸中!

☆ 新Sラボスポット銘柄
先日の☆日東製網(3524)に続くべく、本日からは新たなる銘柄の仕込みに着手!是非初動から乗ってください!!
                       >> Sラボ参加概要   

『 乗り換え重視より 肌に合うものを深く熱く! 』

では、本日もよろしくお願いします!
             
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◆ 当ブログについて
会員制情報サークルでの当方の注目銘柄を Sラボ銘柄と総称しています。 そして、その目的や売買戦略別に★ Sラボ・主力銘柄と☆Sラボ・スポット銘柄とに分類。ブログ上では銘柄色を紺色で統一してます。

それ以外は、ウォッチ銘柄、もしくは「気になる銘柄」として、上方向で考えている銘柄を グリーン、下向きのものを紫で表示。

当ブログでのコメントは 銘柄名のみでなく‘全体戦略’から落とし込むトップダウンのイメージで臨んで頂くのが効果的!

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